イクサー3
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イクサー3 | |
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登場作品 | 冒険! イクサー3 |
声優 | キューティー鈴木 |
デザイン | 平野俊弘 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | クトゥルフ(人造人間) |
性別 | 女 |
年齢 | 不明(地球人換算で10歳前後) |
髪色 | 銀 |
髪型 | 癖の強いロングヘアでもみあげ部分だけが縦ロール |
瞳の色 | オレンジ |
所属 | クイーンフジ |
主な搭乗機 | イクサーロボ |
概要[編集 | ソースを編集]
ネオスゴールドとの戦いで傷ついたイクサー1の代わりとして地球に来た、黒いバトルスーツに白いプロテクターのクトゥルフの戦士。イクサー1に負けず劣らず豪快なボリュームの銀髪を振り乱し、小さい身に見合わぬ怪力と未知数のパワー、そして真紅のカラーとなったイクサーロボと共にネオスゴールドの軍勢に立ち向かう。
性格は生真面目な姉であるイクサー1とは異なり、ネオス四天王を「おばちゃん」呼ばわりするほど天真爛漫、もしくはお気楽極楽能天気な性格であるが、インセクトの操る食人昆虫やビグロの支配するエリアの森林地帯に暮らす動物らと友達になれる純粋さも併せ持つ。これは、彼女がイクサー1やイクサー2のような純粋な戦闘型ではなく、銀河に平和をもたらす希望としての役割を担うために創造されたからである。
当初はネオスゴールドの軍勢との戦いを遊び感覚のようにしか捉えていなかったが、パートナーである霞渚との交流、自らの分身であるアトロス、もう一人の姉であるイクサー2との邂逅を経て、地球を守る戦士として成長してゆく。
ちなみに、カセット文庫版では『戦え!! イクサー1』から3年後という設定故か、イクサー1の娘となっており、19歳になった加納渚と共に昆虫人類インセクターの侵略から地球を守るために戦う。ここでの彼女は善と悪の間で揺れ動く赤と青の人造人間カラーのスーツ(ピンクのスーツのイクサー1と紺色のスーツのイクサー2、それぞれの力を受け継いだという設定)を身にまとい、イクサーロボが改造され、ドラゴン形態の変形機能を備えた「イクサードラゴン」を愛機とする。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。イクサー1と入れ替わりに第21話で加入し、ルート分岐以外で離脱することはない。勿論イクサーロボはあるが、イクセリオエネルギーを奪われるイベントからしばらく乗れなくなってしまう。
- 虫の声を聞けるという設定から、ランカ程ではないが、バジュラの気持ちをある程度理解出来る。
- なお、姉のイクサー1同様、渚が消滅してしまう渚バグがある。こちらは強制出撃イベントが無いので、発生したら次の周回まで復活不可能になる。また戦闘時セリフの指定ミスにより、イベント戦闘以外では渚のセリフが出ずにイクサー3単騎での汎用セリフしか表示されないというバグもある。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ツインビーム
- 両手から放つビーム。
- 振り上げ→突き出し→放つ。
- ツインイクサーソード
- ビームソード。
- 両手に持ったまま突き刺し、続けて斬りかかって両断する。
- イクサーボム
- オーラを全身に纏って右肩から突撃・体当たりする。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- イクサーズファイナルアタック
- イクサー1・イクサー2との合体攻撃。連続攻撃の後トドメ演出では光と共に敵を上空に引き上げ、姉二人の連携攻撃からイクサーボムで決める。最後は3人揃ってのカットイン。好き勝手に先行するイクサー2に怒ったり、一貫してマイペースのイクサー1に驚いたりと彼女のドット絵は非常によく動く。
- イクサー3姉妹誰からでも撃てる合体攻撃なのだが、イクサー3から放つ時だけ攻撃力が僅かに高い(設定上の意味がある訳ではなく、イクサー1&2とイクサー3はで武器改造による攻撃力上昇幅が違うため)。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- SS
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- L
-
- 初期:経験値+10%、運動性+5
- 5段階:経験値+20%、運動性+15、射程+1
- 10段階:経験値+30%、運動性+25、射程+2
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「誓い~ICZER3…君と」
- OP主題歌。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
技量・命中が低い以外は高水準だが、意外にも防御が味方でトップクラス。アトロスと違ってバリアはないが、イクサーロボに乗れば相当堅くなる。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- L
- 脱力、集中、直感、気合、熱血
- いきなり「脱力」。彼女の性格をよく現している。しかもサブパイロットはスキルパーツでの強化が出来ないシステムから、3人しかいない貴重な「集中力・SPアップを付けられる脱力習得者」の1人。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- イクサー1
- 姉。サウンドノベル版では設定が違うため「お母様」と呼んでいる。
- イクサー2
- もう一人の姉と呼ぶべき存在。
- 霞渚
- パートナー。OVA本編から2年後を舞台にしたドラマCD「戦-少女(イクサー・ガール)イクセリオン」ではイクサー3からの贈り物である小型ロボ・イクセルとチャージング(装着)し、イクセリオンとなり新たなる侵略者と戦った。
- 露野人
- 共に戦う仲間だが、当初は無邪気かつ無鉄砲なイクサー3の行動を快く思っておらず、渚を危険な目に遭わせたことを責めることもあった。
- 静可愛
- 共に戦う仲間。「イクサー伝説」ではパートナー。
- ロブ・温和、キャンディ・バーツ
- 共に戦う仲間。
- シスターグレイ
- イクサー1の側近でイクサー3の生みの親。ドラマCD「戦-少女イクセリオン」ではイクサー3の頼みでイクセルを開発した。
- 初見では「シスターピンク」と名前を間違えた。
- アトロス
- イクサー3の分身ともいえる存在。当初は強力なライバルだったが、後に仲間となる。
- ネオスゴールド
- 宿敵。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
リアル系[編集 | ソースを編集]
- アーサー・トライン、オズマ・リー
- 『L』では彼らを「おじちゃん」「おじさん」と呼んで凍りつかせる。
- バジュラ
- 『L』では彼らのことを「虫さん」と呼ぶ。イクサー3はランカほどではないがバジュラの気持ちをある程度理解することが出来るようで、バジュラの感情を自軍の仲間たちに伝える場面もちらほら。
- グレイス・オコナー
- 『L』ではバジュラの気持ちが理解出来る人物の一人として、バジュラを自分の野望の道具にしていた彼女に対して怒りを露わにする。
- あい君
- 『L』のエンディングにてアトロスと共に彼(?)と友達になる。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 加納渚
- イクサー1のパートナー。『L』では「お姉様の渚」と呼んでいる。設定の違うカセットブック版では彼女がパートナーである。
- 阿磨疎
- 『L』で共演。イクサー3曰わく、「変な奴」とのこと。
- 式波・アスカ・ラングレー
- 『L』第23話で「兵器」呼ばわりされてしまう。もっともイクサー3当人は眠っていたので知らない。
- 中島宗美
- 『L』では仲間になる際に「おじちゃん」と呼ぶが、実年齢はおじちゃんどころかおじいちゃんなせいか、他の面子とは違って気にしていなかった。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- ルド・グロリア
- 『L』最終話にて彼の心の孤独さを見抜いた。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「くすくす」
- イクサー3を象徴する迷言。本来軽い笑いを示す台詞のはずだが、中の人が台本をそのまま読んでいるため、本当に「くすくす」と発言してしまっている。
- あまりに印象的な為か、『L』公式サイトにおけるイクサー3の項ですらネタにしている。『L』での初登場時や戦闘アニメでも「クスクスッ…♪」と発言している。アニメに於ける初登場の台詞なため、ここでショックを受けて見るのをやめた人も多く、イクサー3と言えばこれしか記憶にないという人も。
- 「お姉様の遊び相手にはちょっと役不足だよ、おばちゃん!」
- 第1話、ネオス四天王の一人であるファイバーを前にして。いくらなんでも初対面の女性(ネオスの人造人間にしろ)に対して失礼では…。
- ちなみに「役不足」の用法が間違っている(「力不足」か、あるいは単に「不足」とするのが正しい)。
- 「ベー! お前なんかに負けるもんか!!」
- 第1話のラスト。ネオスゴールドの高笑いで画面が暗転した後、登場して。実際に舌を出して発音しているらしく、「くすくす」に次いでネタにされることも。
- 「私の勝ちぃっ!!」
- 第2話、イクサーソードを跳ね返すほど強固な装甲を持つインセクトをイクサーボムで破って大喜びのイクサー3。
- 第1話でファイバーの操るアンドロイドモンスターを蹴散らした後、その残骸の山でガッツポーズを取るシーンのように、当初はネオスゴールドとの戦いを遊び感覚のように感じていた事が伺える。
- 「野人のバーカッ! ベーッだ!!」
- 第3話、ネオスゴールド軍襲撃の原因とされて野人に一度独房にぶち込まれるも、脱出しての台詞。
- 「わかったよ、渚。 許してやるっ!」
- 第3話、瀕死の状態となる機械獣イオタに涙し、戦意喪失するビグロ。
- 森林地帯の動物達を怯えさせたビグロとイオタにとどめを刺そうとするイクサー3だが、渚の説得を受けてこの台詞を言った。
- 「あたし達、もう友達だよ!」
- 最終話にて。イクサー2の猛攻とゴーレムからの奇襲を受け、瓦礫に埋もれた自分を救ったアトロスに対して、何の迷いもなくイクサー3は彼女を受け入れた。
- 「やったよ、お姉様。でも、あいつもちょっとだけ可哀想だったかな…争う事しか知らなくて…」
- 最終話にて。ネオスゴールドとの最後の決闘に勝利したイクサー3は、二人の姉にこう告げた。
- 渚との交流、アトロスの喪失が彼女を少しだけ成長させたようだ。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「…でも、お姉様の遊び相手にはちょっと力不足だよ、おばちゃん達…!」
- 『L』第20話妃魅禍追撃メンバーへルート「未知との接触」より。ファイバー、インセクトを相手にして。OVA版の『役不足』から正しい意味の『力不足』に変わっている。
- 「変な奴…。でも強かった…」
- 『L』第22話妃魅禍追撃メンバーへルート「怨念を貫く魂の刃」に於ける阿磨疎撃墜時台詞。実に率直な感想である。
- 「そんなわがままは良くないよ! 戦いって、何があるかわからないんだよ? お姉さんはそんな事もわからないの?」
- 『L』第23話「戦士たちの邂逅」より。EVA弐号機の活動限界が近いにもかかわらず、アンビリカルケーブルの再接続もせずに単独で第7の使徒を倒そうとしたアスカに対して。注意されたアスカは渋々ながらも言うとおりに再接続を行っていた。
- デュオからは「アスカの毒気を抜いちまったぜ」と感心された。
- 「…ねえ、あれって本当にクトゥルフなの? グレイはあんなの、教えてくれなかったよ」
- 『L』第28話「破られた約束」に於ける自軍とレギュラスαと戦闘前会話より。クトゥルフの軍勢の中に混じっていることに違和感を感じて。
- 元々『獣装機攻ダンクーガノヴァ』のメカなのだが、あまりに親和性が高いため、原作未見のユーザーも間違えるほどである。
- 「悲しい戦いだね…。虫さんと友達になれれば一番いいのに」
- 『L』第31話宇宙で警戒任務「星間飛行へ…」シナリオデモより。
- 「お前がアトロスを殺した! そんなでっかいのに乗ってきたって、どんなたくさん来たって、あたしは負けない! 負けちゃいけないんだ!!」
- 『L』第34話「イクセリオの輝き」より。ネオスゴールドによりアトロスが倒された際の台詞。イクサー3が本気で怒りを露にした数少ないシーンである。
- なお、第34話ではこのイベントの後、イクサー3の怒りを表すかのようにマップBGMが「誓い~ICZER3…君と」に固定される(戦闘BGMはそれぞれのユニットの設定されているものを優先)。
- 「いいんじゃない? おじちゃん、なんか優しい感じがするよ」
- 『L』第37話「鋼鉄の華」より。「自分もみなさんと行かせてほしい」と尋ねてきた宗美に対して。
- 「あたしの知ってる動物達はみんな優しい心を持ってたもん! あたしだって感じる! バジュラも同じだよ!」
- 『L』第39話「ジャーニーズ・エンド」に於けるグレイスとの戦闘前会話より。彼女の「バジュラに感情などない」という言葉に対しての反論。
- 「嘘ばっかりだ! じゃあ、どうしておじちゃんの心はひとりぼっちなの!?」
「おじちゃん! 人にやさしくできないから心がひとりぼっちになるんだよ!」 - 『L』最終話「希望の光」に於けるグロリアとの戦闘前会話より。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- アニメ版よりも以前に展開されたカセット文庫版では、室井深雪(現:深雪さなえ)氏が声を担当していた。