RVF-25 メサイア

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RVF-25 メサイア(Messiah)

※この記事ではファストパック装備形態に関しても記述する。VF-25全体の解説はVF-25 メサイアを参照。

電子戦用のチューン機で、レドームを装着している。情報分析能力に優れ、ゴースト QF-4000を随伴機として従える機能も持つ。劇中ではルカ・アンジェローニの乗機として活躍した。カラーリングは緑と濃緑。

登場作品と操縦者

劇場版設定のみで参戦した作品では、QF-4000のユダ・システムは基本未採用。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
今回はバルキリーより小型のATKMFが参戦しているのでサイズM。よって従来の作品より回避率が下がっている。その上、物語が中盤前に終了するということで、反応弾などの強力な武器は装備されてない。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
性能は破界篇からそのままなのでほぼ同じ運用ができるが、オズマ機・ルカ機は加入が遅いため、結果的にメインでの運用がし辛くなっている。終盤でQF-4000のユダシステムが解禁。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
劇場版設定。今作は序盤からの参入。ファイター形態時のアシスト攻撃がゴーストなので威力が高く、照準値ダウンまでつくのでサブ機体として重用される。しかしトルネードパックがないため大気圏内では打たれ弱く、命中率の高い敵には結構な確率で撃墜されるのでフォローが必要。バトロイド形態ではゴーストの威力が上がりALL攻撃になるが、アシスト攻撃がガンポッドになるためマキシマムブレイクで使われる事が多い。また今回は携帯機シリーズ同様に修理装置を装備している他、第38話で反応弾とMDE弾が追加されるが、他の同型機と違いスーパーパックがないと(=宇宙ステージでないと)反応弾が追加されない。その代り反応弾の弾数が他より多く3あり、Bセーブで5になる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初登場。任意での換装システムは無く、地上ステージではパック未装着の標準形態、宇宙ではスーパーパック装着状態に自動的に換装される。
バルキリー全機に共通する特徴として適応SでサイズSで運動性が非常に高いため、無改造でも高い回避能力を誇る。それ以外ではルカ機は他のバルキリーとかなり毛色が異なり、一斉射撃やスナイパーライフル精密射撃のようなバトロイド形態でのみ使える必殺武器に相当するゴーストと追加武装のユダ・システムが性質上ファイター形態のままで使える。それでいて反応弾・MDE弾は全く同様に追加され、他機体より武器威力が低いと言った事も無いため、これだけ武装の充実度が高い。一方で機体のスペックそのものは機体ボーナスが戦闘向きでないものが多い分劣り、パイロットの精神コマンドの関係上最大火力もあまり無いので、総合的には他のバルキリーに比べれば戦闘力で劣る。
それでもバルキリー自体がかなり強力な機体でありそのままでも十分実用に耐え得る水準である上、他のバルキリーに劣る分とでも言うように修理装置を持っており、修理ができる戦闘機として見る事も、戦闘力が高い修理機として見ることも出来る。
スーパーロボット大戦UX
劇場版設定。ユダ・システムやMDE弾の追加が無い代わりに、新たに実装された特殊行動の複合センサーが非常に便利であり、サポート役としての価値が高まった。また、ゴーストの攻撃力が上がりLのユダ・システムと同値に。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第1章中間ミッション「火星基地襲撃事件」より登場。その時点でゴーストは使用できず、第2章で追加される。
今回は「EN補給」を搭載。さらに「ジャミング」があるためサポートに特化した能力となっている。しかし差別化やゲームバランスの観点からか、今回はピンポイントバリアが搭載されていないスカル小隊の他の機体に比べ、被弾した際に脆くなっているので注意が必要。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

25mmビーム機関砲「マウラーROV-25 25mmビーム機関砲」
ファイター形態では機体側面、バトロイド時は腰部に位置する機関砲。実弾兵器の25mm高速機関砲へ換装することも可能(ゲームでは未実装)。
アサルトナイフ「ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ」
近接戦闘用に用意された実体剣だが、ピンポイントバリアで覆うことで切断力を上昇させる。
ガンポッド「ハワードGU-17A 58mm ガンポッド」
バルキリーの主兵装。
マイクロミサイル/ホーミングミサイル
主翼のブースターパックに内蔵。
反応弾
核兵器の一種。
MDE弾
「マイクロ・ディメンション・イーター」の略。物体を消滅させる威力をもつ。Lでは反応弾の上位互換扱いの武装。第2次Zでは投下型のマップ兵器。劇場版では使用していないためUXでは非採用(YF-29 デュランダルの武装名にMDEの名があるため、存在自体はしている模様)。
原作ではマイクロミサイルやガンポッドなどの弾頭がすべてこれに換装されバジュラとの最終決戦に挑んでいる。その他、広域に攻撃が可能な大型MDE弾「ディメンション・カッター」が登場しており、SRWでは後者を再現している(ただし、原作ではディメンション・カッターはメインキャラたちは誰も使用していない)。
EN補給
OEで武装として採用。

召喚攻撃

ゴースト
複数のゴーストQF-4000を随伴させて、連携攻撃を仕掛ける。Lでは照準値低下の追加効果がある。再世篇では射程はそのままにP兵器になった。
ちなみにルカはゴーストにシモン、ペトロ、ヨハネと名付けている。これはルカ本人と合わせてキリストの4大使徒が由来。
ユダ・システム
QF-4000の自律人工知能のリミッターを外すシステム。シャロン・アップルの事件で暴走したゴーストX-9の出来事を踏まえたシステムで、バジュラ本星におけるバトル・ギャラクシーとの戦闘でQF-4000を完全自律による操作によりX-9と同様の性能を発揮した。なお、小説版ではランカとシェリルの歌に呼応するかのようにQF-4000から歌声が聞こえた、という描写がある。
Lでは通常版のゴースト同様照準値減少効果があるが、より高度な機動で敵機の照準を狂わせるということなのか、効果が大きく上昇しており、P武器になって使い勝手が増した(射程は下がっているが)。再世篇では最終盤で解禁されるが、ファイター形態だとP兵器の上に最大射程7(ルカのエースボーナス込)。
名前の由来はキリストを裏切った十二使徒の1人「イスカリオテのユダ」。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
ピンポイントバリア
バトロイド形態のみ。OEでは未実装。
変形
ファイター形態とバトロイド形態に変形可能。ガウォーク形態はオミットされており、演出でのみ登場。
換装
各種パックに換装可能。第2次Zのみ。
複合センサー
UXで採用された特殊行動コマンド。ENを消費し、1ターンの間、周囲5マスの敵の最終命中率・回避率を30%下げる。移動後使用可能。ナーブクラックと共にキャンペーンマップの要となる。
ジャミング機能/ジャミング(OE)
修理装置
ガウォーク
バトロイド形態のみ。地上移動時に移動力+1される能力。OEで採用。
グループ (GR)
VF-25F メサイア(スーパーパック装備含む)、VF-25S メサイア(アーマードパック装備含む)、VF-25G メサイアとグループ出撃可能。

移動タイプ

宇宙
飛行可能。

サイズ

S
LUX
M
第2次Z第3次Z
Mまたは3
OE

カスタムボーナス

特殊能力『ジャミング機能』の範囲+1
第2次Z破界篇
特殊能力『ジャミング機能』の範囲+2
第2次Z再世篇
特殊能力『ジャミング機能』の効果を隣接チームにも与える
第3次Z

機体ボーナス

L
初期:資金+10% EN+50 特殊効果無効
5段階:資金+20% EN+100 特殊効果無効
10段階:資金+30% EN+150 特殊効果無効
他の3機とずいぶん異なる内容。機体ボーナスだけ見るとサポート用の修理メカに見える。実際、「特殊効果無効」はアカツキのような防御力特化という設定がある機体を除けば殆どが修理装置か補給装置持ちのサポートメカばかりだが、当然それらのサポートメカに比べたらRVF-25の方が戦闘力は圧倒的に高い。
資金ボーナスに加え、ルカ機のみ武装の種類が多い事、パイロットが熱血も覚えない事から、ボスよりもとにかく雑魚を相手にするのに便利な機体と言える。
なおルカ機にあるENを消費する武器は消費5のアサルトナイフだけなので、ENボーナスはPUを組まない限りほぼ死にボーナスである。
UX
初期段階:資金+10% EN+50
第二段階:資金+15% EN+75 スペック低下無効
第三段階:資金+20% EN+100 スペック低下無効 地形適応空or宇宙A
最終段階:資金+30% EN+150 スペック低下無効 地形適応空or宇宙S
一見Lの機体ボーナスに地形適応が加わっただけに見えるが、特殊行動コマンドでENを使うようになったためENボーナスを生かせるようになった。

機体BGM

「トライアングラー」
前期OPテーマ。
「ライオン」
OEではゴースト(バトロイド形態での使用時)と連携攻撃のBGMに採用。

関連機体

VF-25F メサイアVF-25S メサイアVF-25G メサイア
同型機。
VE-1 エリントシーカー
VF-1バリエーションの早期警戒管制機。RVF-25の先祖と言える機体で、同様に大型レドームとアンテナユニットを装備する。ただしこちらは完全に偵察・支援用で武装は非常に貧弱。

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