「リ・ブラスタT」の版間の差分

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(VXクラスター、RAPTORショットの説明文を改稿)
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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;VXクラスター
 
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:ブルーキットで使用されていた、SPIGOTを用いた広域攻撃。ビームを転送して敵部隊を薙ぎ払う。
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:先端に展開したSPIGOT1機にRAPTORからビームを放ち、射出した残り3機にビームを転送して頭上から攻撃する着弾指定型MAP兵器。
 
;RAPTORショット
 
;RAPTORショット
:使用時にSPIGOTを展開し弾丸を発射することで、高速連射を可能になった。
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:リ・ブラスタBのSPIGOT-VXMの前半パートのように、先端部に展開したSPIGOTによる拡散連射攻撃を行う。
 
;ペイオネット・スパイカー
 
;ペイオネット・スパイカー
 
:リ・ブラスタB同様にSPIGOTを使用するが、一つだけを使うのではなくブラスタのSPIGOT-VX(格闘)のように四つ全てを使用して突撃槍を形成する。
 
:リ・ブラスタB同様にSPIGOTを使用するが、一つだけを使うのではなくブラスタのSPIGOT-VX(格闘)のように四つ全てを使用して突撃槍を形成する。

2018年1月6日 (土) 22:44時点における版

リ・ブラスタT
外国語表記 Li-Blasta T
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 小野聖二
分類 DMバスター(対次元獣用機動兵器)/スフィア搭載機
全長 19.5 m
重量 78.7 t
動力 VX(スフィア「揺れる天秤」)
開発者 トライア・スコート
所属 スコート・ラボ
主なパイロット クロウ・ブルースト
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概要

ブラスタの戦闘データを反映して造られた後継機である、リ・ブラスタタイプ・ブルー(B)タイプ・レッド(R)を統合並びに新たなアプローチを組み込んだ実験機。

基本的な戦術コンセプトは射撃戦用の「ブルー」を踏襲しているため、全体的なシルエットは「ブルー」に酷似している。なお、カラーリングは初代ブラスタを踏襲している。

また、「レッド」で得たデータを活かすために、前面の装甲と関節部を強化し格闘戦にも対応しており、リ・ブラスタR・Bの機能特化という開発コンセプトに反しているが、スフィアの次元制御を積極的に武装に反映させること、射撃戦・格闘戦を選ばずに戦うオールラウンダーであるクロウの戦闘スタイルを積極的に活かす方向性の融合であり、結果としてあらゆる局面でリ・ブラスタR・Bを上回る戦闘力を発揮するようになった。

しかし、増加した重量を補うため出力が向上し、結果速度は上がったが小回りが利かなくなったため、クロウに求められるテクニックはより難度の高いものとなっている。デザインは大型機めいているが意外にもスフィア搭載機の中で、バルゴラと並びもっとも小さい機体である。膨大なエネルギーを運用する上で大型化するジェニオンと違って、子機の併用で極めてコンパクトなサイズに抑えるあたり開発者であるトライアの技術の高さがうかがえる。

名前の由来は「libra(天秤座)」。なお「T」は「Trial」を意味するが、開発者のイニシャル(『l』を抜くと名前其の物)でもあるためクロウは不機嫌であった。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
終盤に差し掛かる第11話で参入。味方の中で唯一移動後に全体攻撃が使えるため殲滅役に向く。反面武器の射程が全体的に短く援護攻撃は活かしにくい。
天獄篇本編とスペックは変わらないがジ・アンブレイカブル・フルクラムは使用不能。また、再世篇のリ・ブラスタと比べると(一概に比較は出来ないが)、装甲が大幅に上がった代わり運動性がガタ落ちしているため、そのままだと被弾しやすい。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
スフィア搭載機の中では参入がもっとも遅く、宗介救出ルートならば第20話のステージ中、離脱ルートならば第23話クリア時に参入する。
MAP兵器と移動後に使用できる全体攻撃が強力で、基本的には再世篇のBと同様の運用で構わない。ただ、最強武器は非P属性の射撃武器なので、運用法を絞らないと器用貧乏になる。P兵器は両方とも格闘なので、突っ込んでの殲滅に回すなら格闘を、援護に特化させるなら射撃を鍛えた方がいい。
技量の養成が必須だが、クロウに再攻撃を覚えさせれば弱点の半分は解決する。
最終決戦時に廃棄寸前までダメージが積もっているが、クロウ自身の懇願により修理をされている。尤も、その修理費用で再び100万Gの借金を背負うことになるが…(但し、これは本来の経費の20%で残りはラボが立て替えている)。

装備・機能

AX-99 RAPTOR
本機の主武装。次世代兵器研究向け新型電磁加速銃精度試験モデルで、「ブルー」に搭載されていた「AX-98 RAPTOR」の発展・強化版と思われる。
SPIGOT
「スピゴット」と呼称されるリング状の随伴装備。リ・ブラスタBのAX-98 RAPTORと同じく、小型化されたものの4つがAX-99 RAPTORのマズル部分に搭載されている。
また脚部にも装備されており、分離展開し突入する事で突撃時に敵機との距離を縮め、威力をダイレクトに与えることが可能になった。
バンカー
左腕に装備しているシールド。二段構造になり、更に外殻部分はブースターを内蔵し牽制用に射出操作が可能になっている。内側の小さい方は有線接続の他に無線接続も追加されている(前者はSPIGOT-VXMで、後者はペイオネット・スパイカーで確認できる)。
CDS
再世戦争時にクロウが「揺れる天秤」の反作用に対処するため搭載していた「コイン・ドロップ・システム」。金の音を鳴らすことでクロウの意識を引き戻し、「揺れる天秤」の出力を一定値以上に上げないための装置。『天獄篇』では使用毎の借金が無くなった上に、サード・ステージ突入で反作用を克服した後も外されておらず、一種の『やる気スイッチ』のような働きをしている模様。
相方の性格に影響されたのかリ・ブラスタ自身もコインの音を好むらしく、真化融合後はクロウがドン引きする勢いで作動させていた。

武装・必殺武器

VXクラスター
先端に展開したSPIGOT1機にRAPTORからビームを放ち、射出した残り3機にビームを転送して頭上から攻撃する着弾指定型MAP兵器。
RAPTORショット
リ・ブラスタBのSPIGOT-VXMの前半パートのように、先端部に展開したSPIGOTによる拡散連射攻撃を行う。
ペイオネット・スパイカー
リ・ブラスタB同様にSPIGOTを使用するが、一つだけを使うのではなくブラスタのSPIGOT-VX(格闘)のように四つ全てを使用して突撃槍を形成する。
バンカーを射出して敵を牽制しながら空中に打ち上げ、その間に脚部のSPIGOTを展開してカタパルトを形成、スパイカーを構えた本体を射出して貫く。レッドキットの「アンブレイカブル・フルクラム」を導入したアクションなのもミソ。
SPIGOT-VXM
SPIGOTを応用してACPファイズを仕掛ける。全体攻撃
背中からミサイルを連射、同時にRAPTORを射撃して牽制しつつワイヤーつきのバンカーを射出して敵を捕捉、引き戻す勢いで円運動しつつ本体と武器側のSPIGOTで集中砲火をかけ、最後にベイオネット・スパイカーで突撃。ブラスタやファイヤバグのACPファイズと比較すると、集中砲火の部分をターゲット固定から回り込むまでのアクションに統合したことでよりスピーディかつ洗練された動きになっている。
なお、真徒の乗るアンゲロイ・アルカに対して使用すると、なぜか撃墜していないのにトドメ演出が入るバグがある。
ジ・アンブレイカブル・フルクラム
CDSを稼働させ、「揺れる天秤」の力を最大まで引き出し、一撃必殺のビームで敵を「狙い撃つ」。
ブルーキットの「アンブレイカブル・フルクラム」と異なり、ブラスタのSPIGOT-VX(射撃)やリ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVXのように直列配置したSPIGOTに弾を通す工程と、一度拡散したビームが螺旋状に収束する演出が加わっている。
射程が長いのでクロウの援護攻撃が活きる。

特殊能力

盾装備
リ・ブラスタBと同じく、左腕のシールドバンカーでシールド防御する。これのおかげで多少守りは堅いが、元々打たれ強くはないので過信しないように。
スフィア・アクト(揺れる天秤)
天獄篇中盤で解禁される。気力150以上で、味方全ての命中を+10する。素早い敵の多い天獄篇ではありがたい。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M
前述の通り大型に見えるデザインだが、見かけよりかなり小型の機体である。天獄篇の強敵は総じてサイズが大きい為、ダメージ低減に悩まされる。クロウにサイズ差補正無視を覚えさせたいところ。

カスタムボーナス

移動力+1、特殊能力「EN回復(小)」を得る
スフィア搭載機は全てこのボーナス。

関連機体

ブラスタ
この機体のデータを基に創られた機体の発展機が本機。カラーリングは当機を踏襲している。
リ・ブラスタリ・ブラスタBリ・ブラスタR
この機体を統合した最終完成形が本機。なお、本機とは違い、射撃型の「ブルー」と格闘型の「レッド」に換装して機体コンセプトを特化させることができるようになっている。
ガンレオン・マグナバルゴラ・グローリーSアリエティス聖王機ジ・インサージェミニアジェニオン尸逝天プレイアデス・タウラアン・アーレス次元将ヴィルダーク(次元将形態)シュロウガ・シン
その他のスフィア搭載機。