フィリオ・プレスティ

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フィリオ・プレスティ
外国語表記 Filho Presti
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 上田耀司
デザイン 河野さち子
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 不明(ゼンガーやエルザムの年齢から推測すると、20代後半だと思われる)
所属 ディバイン・クルセイダーズ(出向)⇒テスラ・ライヒ研究所
役職 博士
軍階級 少佐
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フィリオ・プレスティは「αシリーズ」の登場人物。

概要

ディバイン・クルセイダーズ(以下、DC)のロボット工学者であり、リオンシリーズの開発者。かつてはテスラ・ライヒ研究所に所属していたが、ビアン・ゾルダーク博士の地球圏防衛思想に賛同し、DCでリオンシリーズの基礎設計や、EOTの研究を反映したテスラ・ドライブの小型化・改良を行う。程なくして外宇宙探査船の開発計画『プロジェクトTD』を立ち上げ、同計画の責任者となる。DC壊滅後は連邦軍の下でプロジェクトを続行させる。後にテスラ研へ出戻り。

性格は温和で生真面目。プロジェクトTDでも、当初は純粋な平和利用のための宇宙船を制作しようとしていた。だがスポンサーであるイスルギ重工の要望と圧力や、外敵との戦闘想定から兵器としての機体開発を余儀なくされている。

アイドルグループが大好きというマニアックな一面も持っており、その趣味はフェアリオンで炸裂している。

身体を病に冒されており、αシリーズでは既に故人、第2次OGでは物語開始前に死亡している。

明確にはされていないがエルザムの親友である事と、スレイがトロイエ隊にスカウトされたというエピソードからコロニー出身と思われる。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
アイビスの回想で登場。既にこの世を去っているが、アイビスはスレイと会うまでその事を知らなかった。
第3次スーパーロボット大戦α
セレーナルート最終話「終焉の銀河」で真理の下に辿り着いた霊として登場。制限のある「今、遥か遠い未来」には登場しないので注意。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
存命で、プロジェクトTDの責任者。自分の死期が近いことを悟っている。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
OG2第34話「武神装攻ダイゼンガー」影の立役者。ウォーダン・ユミルが投げる参式斬艦刀のデモアニメから2秒弱でダイゼンガーを稼動させる神業を見せてくれる。
スーパーロボット大戦 OG外伝
エンディングでアルテリオンベガリオンがロールアウト直前をアイビスらに話し、宇宙への憧れを語る。その一方で、病状が悪化していることがツグミの口から語られた。
第2次スーパーロボット大戦OG
第1話のダイジェストでOG外伝終了と第2次OG開始の間に死亡したことが語られる。アイビスには病気のことを伝えないで欲しかったらしく、自分に隠し事をされたという事実がアイビスの心に暗い影を落とす原因の一つとなってしまった。

人間関係

ツグミ・タカクラ
優秀な部下であり恋人。αシリーズでツグミがかけている眼鏡はフィリオの形見。
スレイ・プレスティ
妹。ナンバーに固執しているためアステリオンのパイロットには選ばなかったが、アイビスと共に夢をかなえて欲しいと思っている。
アイビス・ダグラス
テストパイロット。席次は4番目だが、誰よりも宇宙を飛びたいと思っていた彼女にアステリオンを託す。第2次αでアルテリオンを手にしたのは偶然か必然か。
エルザム・V・ブランシュタイン
幼なじみであり親友でもある。フィリオは『エル』とニックネームで呼ぶ数少ない人物。
ジョナサン・カザハラ
テスラ・ライヒ研究所主任。彼もテスラ・ドライブ開発の関係者。二人揃って、フェアリオンのモーションをノリノリで設定したという。
ロバート・H・オオミヤ
テスラ・ライヒ研究所時代の後輩。当時フィリオはよく面倒を見ていた模様。パーティの余興で2人でアイドルソングを歌ったりもしている。
ビアン・ゾルダーク
後のDC総裁。フィリオは彼の志に賛同し、リオンシリーズの基礎設計なども行った。
ミツコ・イスルギ
イスルギ重工がプロジェクトTDのスポンサーであることから、何かとフィリオに干渉してくる。プロジェクトTDの機体を兵器(=自社商品)としてしか見ていない。

名台詞

「流星は、闇に落ちていくんじゃない…。夜を切り裂いて飛んでいるんだ」
「流星」というあだ名を付けられ、それを嫌がっているアイビスにフィリオが送った言葉。フィリオが流星の意味を知ったのは脱出直前だったはずだが、何故かアステリオンのレコーダーに記録されている。
「ギリギリで間に合いました。現在のDMLシステムの稼働率は88%……」
ダイゼンガー出撃後DML稼働率が20%で動けなかったが、ウォーダン登場から、投げられた斬艦刀を受取る間にOSの書き換えを終了させるという神業を披露したときの台詞。