ディボーティー

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ディボーティー(Dibatee)

謎の機械生命体バルギアスに側近として従うデストルークの女幹部。紺色の髪に、青白い肌が特徴的な容姿の女性。

自身を筆頭に、バルギアスの圧倒的な力と在り様に心惹かれた者達を集め、バルギアスを担ぎ上げる形でデストルークを組織した。バルギアス自身はデストルークそのものにはあまり興味を持っていない為、彼女が実質のトップであり采配を取っている。任務に失敗した部下に対しては、容赦なく制裁を加える冷酷な性格をしている。自らの専用機クレセディアを開発する等、優れた頭脳と技術力を持つ。

バルギアスの目指す「全ての世界を闘争によって支配する」という目的達成の為に、自ら駒となって行動する。

デストルークの目的達成において最大の障害であるファルセイバーを倒す為に、かつてファルセイバーがミケーネ帝国との戦いで失った四つの至宝の一つである「力の至宝」が変貌した機動槍「ブリューナク」を回収し、そこから「デストルークの守護者」としてブルーヴィクターを造りだした。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
バルギアスと共に第1話から登場する。

パイロットステータス設定の傾向

人間関係

バルギアス
デストルークの王として崇める首領。
ブルーヴィクター
ファルセイバーを倒す為に、「デストルークの守護者」として彼を造り出した。
デストルーク兵士
部下。
ファルセイバー
宿敵。

他作品との人間関係

ジャーク帝国ジオン族機界31原種
デストルークの戦力自体、他を圧倒するほどの力は持たない為、目的が当面同じである彼等と手を組む。
ソルダートJ
ブルーヴィクターをただの道具程度にみなしていた為、彼から強い怒りを買う。
海動剣真上遼
彼らからは対峙の度に辛辣な言葉で煽られ、神経を逆なでされる。

名(迷)台詞

「それがどうかしたのですか?あなた達は必要以上の損害を出した。それがすべてでしょう?」
「ようやくこの地へ降り立てたのです。次の機会があるなど考えないように。あなた自身の次が無くなっても良いのなら、それでも構いませんが…」
『BX』第1話。部下に対して容赦なく制裁を加えた時のセリフ。精神を崩壊させたり容赦なく殺害したりするよりは有情とは言え、彼女の性格が一発で分かる場面。
バルギアス「奴の存在を見極めろ、ディボーティー。その先に恐らく…」
「はい、お任せください。すべては、世界をあるべき姿へ戻すために…」
同上。「世界をあるべき姿へ戻す」とは言っているが、別に世界そのものの改変という訳ではなかったようだ。
「では、このゲームをクリアしなさい」
「もちろん、周回引き継ぎ要素は全てカンスト。分かっていますね?」
「そのデータは、バルギアス様へ献上する為のもの。不備は許されませんよ」
「残された時間はあとわずかです。すぐプレイする事ですね」
中断メッセージでのブルーヴィクターへの命令。この余りにもあんまりな命令には、さすがのブルーヴィクターも気力が萎えかけていた。

搭乗機体

クレセディア
ディボーティーが製作し、自ら搭乗する機動兵器。

余談

  • 普段行動できない状態にある首領に代わって、女性幹部がトップとなって指揮を執るその様子がコロスドン・ザウサーの関係に似ている。