ヘルルーガ・イズベルガ

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ヘルルーガ・イズベルガ
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 青野武(GC・XO)
辻親八(OGシリーズ)
デザイン 田口栄司
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 パイロット
ラストボス
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プロフィール
種族 ガディソード・ラットマ人
性別
年齢 50歳以上
所属 ガディソード
役職 指導者
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ヘルルーガ・イズベルガは『スーパーロボット大戦GC』および『スーパーロボット大戦XO』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

GC/XO[編集 | ソースを編集]

ガディソードを率いる指導者。元々はエネルギー体「C.U.B.E(『XO』ではX.E.N.O.N)」研究の第一人者でC.U.B.E(X.E.N.O.N)により母星が破壊され、生き残ったガディソード人を纏め上げた。

何者も受け付けない指導力と威厳を備えているように見えるが、その本性は狡猾で、自己の利益のためならどんなものでも犠牲にする人物。事実、C.U.B.E(X.E.N.O.N)を自らの手で暴走させ、母星を破壊している。宇宙の支配者となるべく全宇宙に戦乱を引き起こしたが、最期はホワイトベース隊に敗北する。

OG[編集 | ソースを編集]

ラットマ人の著名な兵器開発者で、ラブルパイラではマルム頭領長に次ぐNo.2の頭官という立場。

各種機動兵器「アラウンザーシリーズ」やラブルパイラ要塞の開発者にしてガディソードにおけるゼモン研究の第一人者で、そのエネルギーを動力とするジーベ・ドライブを生み出す。しかし、ゼモンを「神より賜りし、至上の力」と称するなどクロスゲートの力に魅入られている節がある。

ゴライクンルと結託し、切り札のジーベ・ドライブを用いてクロスゲートの力を我が物にしてガディソードを、多くの星系を支配する強国にしようと企むが、最後は鋼龍戦隊に敗北する。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品。本作のラスボス
担当声優の青野武氏が2012年4月9日に逝去したため、本作が生前最後の音声収録となった。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
声優が青野氏の他界に伴い、辻親八氏に変更されている。今作では行動の動機は『GC』ほど悪辣なものではなくなっているが、その目的はほとんど変わっていない。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

GCXO
底力L8、援護L3(攻撃のみ)、指揮L4、カウンターヒット&アウェイ狙い撃ち
OGMD
2回行動カウンターL5、指揮官L4、底力L8、気力+(ダメージ)戦意高揚

固有エースボーナス[編集 | ソースを編集]

自軍フェイズ開始時に精神コマンド「大激励」がかかる
OGMD』終盤における大ボス級との連戦・第一戦に相応しい内容。通常難易度でも有効なのが恐ろしい。
大量のレオニシスギャノニアが気力最大で襲い掛かってくるのは兎に角脅威。ゴライクンルの増援軍との挟撃もあり、作中有数の難所となっている。SRポイント取得難度が一気に跳ね上がるので、何とか取得してきたユーザーでも一周目は割り切って諦めるか勝負所として取得を目指すか迷うほど。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ガディソード[編集 | ソースを編集]

マルム・クイスード
上官だったが、クーデターを起こして実権を奪い取る。
レジアーネ・ヨゼフィーヌビルゴー・ベルチャー
部下。
ヴォート・ニコラウス
部下。『GC/XO』では洗脳していたが、『OGMD』では彼の方から従っている。
ジーク・アルトリート
部下。後に離反される。
サリー・エーミル
部下。後に連れ戻した際、彼女を騙す。『OGMD』ではその展開はない。
フェアリ・ファイアフライ
彼女を利用して、C.U.B.E(X.E.N.O.N)の研究を推進させた。
『OGMD』ではフェアリはマルム頭領長の護衛官なので直接の関係はほとんどなかったが、母星の真実を知った弟フィーオらを謀殺し、彼女から深い疑惑の念を抱かれる。

その他[編集 | ソースを編集]

ゴモウドッカ・ゴライクンル
『OGMD』での同盟相手。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ムゲ・ゾルバドス皇帝ワルーサ
『GC(XO)』での同盟相手。

名台詞[編集 | ソースを編集]

GC[編集 | ソースを編集]

「7色と化した宇宙…我が星系を飲み込み、いまだに広がりつづけているとは…これぞ『C.U.B.E(X.E.N.O.N)』に秘められし力の発動。この力は、我らの栄光のために使われるべきものだ」
プロローグにて。「C.U.B.E(X.E.N.O.N)」の威力と、己の野心が見え隠れしている。

OGMD[編集 | ソースを編集]

(所詮は環境開発閣臣の発想だな。圧倒的な差がある相手と対等な和平が成立するものか。ましてや、異星人なのだぞ)
宇宙ルート第9話「ガディソード」にて、マルムの駆け引きを考えない「誠実さ」に甘さを感じ、内心ひとりごちる。この時点ではクロスゲート関連の技術がまだ完成には至ってはいなかったのだろうか、慎重ともとれる態度を見せている。
「我らが星に大災厄をもたらしたのは、ゼモンより出現した敵性集団だった。おそらく、この世界でのルイーナと同種の存在であろう」
「当初、アネクス上層部はその事実を隠したが、圧倒的な敵戦力の前に成す術がなく……最終的にラブルパイラによるゼモンの破壊を決断した」
「全てはアネクスが招いた災いなのだよ。北極大陸の地下で眠っていたゼモンを発見し、その解析を進めていたのは我らラットマ。しかし、アネクスの上層部は私にラブルパイラの建設を命じ、ゼモンから引き離そうとした。そして、独自にあれのノウハウを得ようとした結果、あのような大惨事を引き起こしてしまったのだ」
第42話「白光のゲートキーパー」にて、自分達の母星が崩壊した最大の理由について語る。自身をゼモンから引き離した上層部の醜態と、これまでの自身の成果がヘルルーガを傲慢にし、野心に目覚めさせていったのだろう。
なお「北極大陸」とあるが、地球のクロスゲートは南極大陸の地下深くにあった事を鑑みるに、OG本編のクロスゲートが極点に存在している、というのは何か意味があるのだろうか。
「ああ、悲しい事実だ。だが、ラブルパイラの転移によって、貴様達を含む少数のガディソード人が生き延びた事も然り。そして、私はこの星系で再びゼモンと出会った。これは単なる偶然では無い」
「天啓だ。神は私に二度もゼモンを与え、ガディソードの新たな未来を作れと命じられたのだ」
同話にて、母星崩壊後、自身が野心に目覚めた瞬間の説明。
「天に唾棄するこの戦い…無謀を勇気と称賛するは!死を美化する愚者の行為!」
ゲート・デバステイター使用時のセリフ。自らを天に例えている点が、ヘルルーガの思い上がりを端的に示している。
「ば、馬鹿な! ここで散るのか、この私が!?フロラーガがっ!? 私はゼモンに、神に選ばれた男だぞ!!それが! それが!! それがぁぁぁぁぁ!! ぐああああああああ!!!」
撃墜後の台詞。最期まで自らをに選ばれた存在だと盲信していた男は、その野望の象徴ごと地獄の門に堕ちていった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アラウンザー
自らが開発・搭乗するC.U.B.E(X.E.N.O.N)を搭載した機動兵器。