プロペラントタンク

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ガンダムシリーズ』や『マクロスシリーズ』に登場するロケット燃料用の増槽(ぞうそう)。

高効率の内燃機関(主に核融合炉)の搭載によって、機体の稼働に必要な燃料を追加装備する必要性はないが、宇宙空間での推進に必要となるロケットモーターの燃料は別に用意しなくてはならない。

現実においては「ドロップタンク」や「フューエル(燃料)タンク」と呼ばれるが、純粋に推進剤のみの搭載を目的としているためか「プロペラント(推進剤)タンク」と呼称される。

主に、長距離侵攻を目的とする機体や、機動性を重視する機体に装備されていることが多い。

プロペラントタンクを装備した主な機体[編集 | ソースを編集]

リック・ドムII
2基装備。原型機リック・ドムの課題であった航続距離や稼働時間の延長に貢献している。
ゲルググM
バックパックに2基装備。シーマ機は4基装備している。
ゲルググJ
バックパックに2基装備。一年戦争期のモビルスーツとしては破格の高機動性を誇る。
ザクIII改
ザクIIIの高機動仕様。2基のプロペラントタンクを上向きに装備している。
α・アジールネオ・ジオング
下半身に追加ブースターとプロペラントタンクが一体化した強襲戦用装備「シュツルムブースター」を装備している。
リ・ガズィ
バックウェポンシステムの翼下に装備。
Hi-νガンダムサザビーナイチンゲールシナンジュ
小型のプロペラントタンクを装備。最大出力可能時間を延長し、機動性を高める目的で装備されている。
フルアーマー・ユニコーンガンダム
バックパックにベースジャバー用のプロペラントタンク兼スラスターユニットを改造した大型ブースターユニットを2基装備。大量の武装の重量により低下した機動性を補うために追加された。
後年ではシェザール隊のジェスタも同様の装備を使用している。
ティエレン宇宙型
脚部に大型のプロペラントタンクを装備。推進剤には水を使用しており、機体を守る盾も兼ねている。
VF-1 スーパーバルキリー、VF-1S ストライクバルキリー他
プロペラントタンクにブースターやミサイル、ビーム砲を追加した「スーパーパック」を装備。攻撃力と推力を同時に高めている。後のバルキリーの追加装備の標準となっている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

多くの作品において使い捨てのEN回復用強化パーツとして登場。上位版のプロペラントタンクSが登場する作品もある。

近年の作品では他の消費系パーツと同様に1マップごとの再利用が可能。

登場作品 効果
旧シリーズ ENを50回復。使い捨て。上位版のプロペラントタンクSは200回復。
αシリーズ ENを全回復。使い捨て。αのみ旧シリーズと同じ。
Zシリーズ ENを全回復。Zのみ使い捨て。第3次Z以降はENを250回復。
VXT三部作、30 ENを250回復。再利用可能。
COMPACTシリーズ ENを全回復。使い捨て。COMPACTのみ旧シリーズと同じ。
携帯機シリーズ ENを全回復。使い捨て。Kを最後に廃止。
SC ENを全回復。コスト500。
SC2 使用ユニットのENを全回復、さらに15秒間EN消費をゼロにする。
64 ENを200回復、さらに弾数を全回復。使い捨て。
MX ENを全回復。使い捨て。
OGシリーズ ENを全回復。OG外伝までは使い捨て。
無限のフロンティア アシェン・ブレイデルの特殊技能。自身に期待の効果を付与する。
スーパーヒーロー作戦 ガンダム系・Rシリーズのテクニカルポイントを300回復するアイテムとして登場。