レイズナー

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レイズナー
外国語表記 Layzner
登場作品 蒼き流星SPTレイズナー
デザイン 鈴木雅久(原案)
大河原邦男(アニメ用デザイン)
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 SPT
生産形態 試作機
型式番号 SPT-LZ-00X
全高 9.52 m
全備重量 13.75 t
動力 燃料電池
エンジン出力 217 PU
ロケット推力 12,800 kg×2
アポジモーター 14基
装甲厚
胸部
120 mm
センサー感度 -56.2 dB
OS レイ
フォロン
開発者 ケン・アスカ
パイロット アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
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レイズナーは『蒼き流星SPTレイズナー』の主役メカ。

概要

アルバトロ・ナル・エイジ・アスカの愛機。グレスコ艦隊へと密航していたエイジに因って奪われた経緯が、アーマス・ゲイルの台詞で語られている。

エイジの父、ケン・アスカが開発した汎用試作型SPTで、バックパックの交換によって様々な戦闘が可能。装甲も堅牢で、ある程度なら敵機のレーザード・ライフルの直撃を喰らっても耐えられる。また音声入力式コンピューター「レイ」が搭載され、パイロットが搭乗していなくても、独自の思考回路により行動が可能。

さらに同時期に開発されたSPTの中で唯一、緊急発動システム・V-MAXを搭載し、V-MAX発動時はほとんど無敵。しかしこの機能は秘匿され、隠されたもう一つの思考回路「フォロン」がこれを発動する権限を握っていた。フォロンが操縦権を掌握した場合、常時イエローに灯っていた両眼部がバイオレットへと変化し禍々しさを醸し出す。

高性能を誇る機体ながら物語中盤まではエイジが「不殺」に拘り過ぎていた事も有り、フォロンに因る強制戦闘を除くと目立った戦果は少ないものの、V-MAX発動の権限がエイジに委ねられて以降は本来のスペックを発揮して幾多の激戦を制してきた。

ザカールとの戦いで大破した為、地球製SPTにレイ及びフォロンを移植し強化型レイズナー(ニューレイズナー)として蘇った。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
序盤から使用可能だが、V-MAXは中盤になるまで使用できない。V-MAXと同時に合体攻撃も追加される。合体攻撃は射撃扱いなのでどちらをメインにして能力を伸ばすかは悩みどころ。ルートによってMk-IIか強化型になる。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初出演作品。この時はSPT全体にいえることだがそれなりに装甲も厚く、素で分身できる。V-MAX発動時の体当たりが改造できないのが難。地上編後半でザカールに破壊された後、しばらく出撃不可になった末に最終話直前で強化型レイズナーレイズナーMk-IIとなって復活するが、何と改造が引き継がれない。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
武器のV-MAXが改造可能に。リアル系序盤では最も攻撃力があるため重宝するが、エイジが集中を持たないことが段々とネックになってくる。似たような性能のビルバイン等に比べ、宇宙適応Aで勝っているが、聖戦士補正・愛情補正合体攻撃奇跡付きの妖精オーラバトラーが無理矢理宇宙でも活躍するので、丁度ル・カインが退場した辺りから影が薄くなっていく。今回のみどうやってもニューレイズナー(強化型)に引継ぎとなる。序盤では熱血をかけたカーフミサイルでリアル系中ボスを撃ち落していく事になるだろうが、射程が独特なので注意。
スーパーロボット大戦リンクバトラー
初期ユニットとして登場。AP3で武器もまとまっているので中々優秀。それになにより自身のAP倍+相手のAP半減の効果のV-MAXが強力。大物食いもラクにこなせる。ただし使用後はAP1になるので確実に撃破される…ある意味最も原作に忠実。
スーパーロボット大戦GC
エイジの成長パターンは射撃の方が伸びるタイプなので格闘のV-MAXとかみ合わない上、武器をフル改造していると強化型及びMk-IIになった際に攻撃力が逆に下がってしまう逆転現象が起きる。サイズ差補正が他のシリーズと逆で小さい方の攻撃力が高くなるのがせめてもの救いか。
スーパーロボット大戦XO
移植に際して上記の攻撃力の逆転現象はなくなった。サイズ補正が他のシリーズ同様に戻ってしまったが、その分地の攻撃力が上げられている。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド4から参戦。機動タイプはバランス。第3話からスポット参戦するが、正式加入が第6話終了後と少し後になる点に注意。
従来のシリーズと比べ運動性がそこまで高くは無く、逆に装甲がやや厚めになっている。実際に運用してみるとサイズSの補正もあってそれなりに避けてくれる。
確実に回避してほしいならSSRのV-MAXを装備し、気力120以上にしてメインアビリティのレイを発動させて運動性を底上げしたい。
本機の最大の特徴は移動力とスピードの高さ。エイジの加速もあって自軍での移動力はトップクラスとなる。
追加された必殺技ブルー・コンビネーションは敵の気力を下げながら強化効果を解除しつつ、ブレイクゲージを大きく減らし命中補正+50%と極めて優秀なサポート技なのだが、ステータスはその分やや低めでさらにアビリティにレイズナーそのものの性能を上昇させるものが一切無いので通常戦闘では大きく弱体化するので注意。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ナックルショット
拳に装備された格闘戦用電磁破砕装置。使用時はナックルガードを展開し、電撃を帯びた状態で敵を殴りつける。
原作第28話ではエネルギーをカットした状態でダルジャンに連打を浴びせ、文字通りノックアウトしている。
DD』ではSR必殺技に採用。
カーフミサイル
ふくらはぎ(カーフ)部に装備されたAI搭載型自動追尾ミサイル。
威力・射程共に優秀だが大抵原作に忠実に2発のみで使いどころに悩む。
『DD』ではR必殺技。射程4の長射程で攻撃力低下の状態異常を付加できるため、低レアではあるが使い方しだいで化ける。
速射型レーザードライフル
SPTの標準装備であるカートリッジ式レーザー銃。
速射型ではなく「速射式」(『64』)だったり「連射式」(『GC』・『XO』)になっている場合もある。『DD』では速射型で、通常攻撃に採用。

オプション装備

バックパックオプション
劇中未使用の追加換装武器。本来レイズナー用にデザインされたものであり、他機体が使用しているのは装備の汎用性を示す為である。
火炎放射器
劇中ではエルダールが使っていた。
SRWでは『新』『64』で実装。
グレネードランチャー
劇中ではガッシュランが使っていた。
SRWでは『新』『64』で実装。
ウィングユニット
SRWでは未実装。

必殺技

V-MAX(体当たり)
フィールドを発生させての突撃。
作品によってはMAP兵器版も装備。『J』ではバリアを発生させて回転しながら急上昇し、敵に連続体当たりを仕掛ける演出になっている。『DD』ではSSR必殺技に採用。
ブルー・コンビネーション
『DD』でのSSR必殺技。
レーザードライフルを連射し動きを止め、ナックルショットで追撃。トドメに更にレーザードライフルを放つコンビネーション技。
気力低下、強化解除、ブレイク強化と極めて優秀な特殊効果を持つ。

合体攻撃

レイズナーフォーメーション
ベイブルバルディとの合体攻撃。『J』で実装。ベイブルのナックルショット、バルディのショルダーカノンの後、レイズナーがV-MAX(体当たり)で攻撃する。

特殊能力

銃装備
撃ち落としを発動。
V-MAX
ビームコート
V-MAX発動時のみ。
分身
V-MAX発動時のみ。『GC』のみ非実装。
DD
『DD』における必殺ユニットパーツ装備時のメインアビリティ。
アビリティ 効果 パーツ
R 攻撃力ダウン付与 I(必殺) 必殺技命中時、2アクションの間、敵ユニットの攻撃力を7.5%減少させる。 カーフミサイル
SR プロテクション II 反撃時、回避を選択すると回避率が6%増加し、防御を選択すると被ダメージを10%軽減する。 ナックルショット
SSR レイ 攻撃力が7.5%増加する。さらに気力120以上の時、運動性が10%増加する。 V-MAX
SSR 音声入力システム(レイ ビーム属性のブレイクゲージ減少量が90%増加する。必殺技命中時、敵ユニットの付与されている一定アクション数継続する強化効果を2つまでランダムに解除し(精神コマンドは対象にならない)、敵ユニットの気力を30減少させる(100より減少しない) ブルー・コンビネーション

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

機体BGM

「メロスのように ~LONELY WAY~」
通常時の戦闘BGM
「迫り来るものへ」
V-MAX時の戦闘BGM。『64』までは「V-MAX」と表記されていた。

関連機体

強化型レイズナー
大破したレイズナーからデータを移植された後継機。
レイズナーMk-II
本来はこちらが後継機の予定であったが、番組打ち切りにより本編非登場。
ベイブルバルディ
この機体のバリエーションタイプである。
レイフォール
『サンライズ英雄譚』シリーズに登場したFT。本機によく似たデザインをしている。
SUN-DRIVE「SPT-LZ-00X レイズナー」
サン娘 Girl's Battle Bootlog』の主人公、七星まあちが装着する本機をモチーフとするSUN-DRIVE。

余談

  • 青と白のツートンカラーや丸い頭部などのデザインから、「ド○○○んガンダム」だとか「かっこいいド○○○ん」、また頭の中身が透けている事から「ハカ○ダーガンダム」などと呼ばれる事がある。

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