ゴモウドッカ・ゴライクンル

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概要

その姓から、ゾヴォークの戦争商人『ゴライクンル』の元締めかそれに近いと思われる青年だが、素性は不明。キナハ・ソコンコからは「御曹司」 [2]と呼ばれているが、ガヤットーバ・スチェッカ[3]からはゴライクンルの重要人物データにリストアップされていないなど、得体の知れないところがある。 好奇心旺盛な一面もあり、地球の兵器を研究・開発して売り捌くことに関心がある様子。その辺りは死の商人とは言え商人の端くれなのであろう。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
初登場作品。第37話「静死からの帰還」ではゼイドラムに搭乗して自ら出撃する。撃破時[4]に機体から脱出した様子が無いはずなのに後のシナリオでは何食わぬ顔で生存している。転送装置で爆発に紛れて戦線離脱したか、あるいはイノベイド復元者のようなプログラム化した精神を器となる肉体[5]に転送する技術を有しているのかもしれない(イングの戦闘台詞では普通の人間では無い事が示唆されている)。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

同じ天才持ちのシュウ・シラカワと対等の能力を持ち、ガードや高レベルの底力を持つため、なかなかダメージを与えられない。性格はゾヴォークでは初となる超大物。

精神コマンド

OGMD
加速直感直撃感応

特殊技能(特殊スキル)

天才見切りガード底力L7気力+ (ダメージ)戦意高揚
OGMDより。同作では稀少なガード持ちであり、性格と気力上昇系のスキル2つも相まって発動しやすく、それ故にゼイドラムの堅牢さを更に底上げしてくる。本人の回避の高さに加え天才持ちでもある為意外と避けるのも面倒。
SRポイントにも関係する話なので、脱力持ちを用意したいところ。気力を最低まで下げてもあっという間に最大値になってしまうので、トドメを刺す際にガードを機能させないようにしたい。

人間関係

キナハ・ソコンコ
終身刑となり服役していた彼をゴライクンルに復帰させている。法すら捻じ曲げることができるという点で、死の商人としてもイスルギ重工とは格が圧倒的に違うことを示している。
イラドーヤ・クジューア
側近のような役割を務める傭兵。ある報告に対して「聞いてなかった」と返すところから、他の上司との連絡役も兼ねている模様。
シュウ・シラカワ
地球人の中で最も興味を抱いている対象。ゼゼーナンやクェパロク同様に軽く接している節があるが、彼らと異なり侮っているわけではない様子。事実、彼の出現によりゴモウドッカは腰を上げた。
ヘルルーガ・イズベルガ
ヘルルーガのゼモン技術と引き換えに戦力を貸し与える。知り合った経緯は不明だが、野心家かつ自らの力に絶対に自信を持つヘルルーガが認めるほどの器があると認識されていることとなる。

名台詞

戦闘台詞

「枢密院の威光は僕には通用しないよ」
ヨンとの特殊戦闘台詞、ヨンからの被弾台詞。ゴライクンルは枢密院すら跳ね除けるほどの力があるようだ。
「君たちに合わせて、テンションを上げていこうか」
「くらえっ!」
「さあ、仕上げだ!」
「……叫ぶのは疲れるな」
ゼイドラムのバニッシュ・ゲイザー使用時。参考にしたのか、どことなくロフの台詞に似ている。
「ああいう兵器をうちでも作りたいね」
対ネオ・グランゾン。商人の血が騒ぐのだろうか。
「エクゼクスバインも消える運命なのかな」
エグゼクスバイン
「アタック・パターン・データを最適化」
ゾヴォークで使用されるバイオロイド兵と同じセリフを彼が口にする理由とは……

OGMD

「ここまで役者が揃ったら、黙って見ていることなんて出来ないよ」
37話にて戦場に姿を現した理由。プレイヤーからみても、ゴライクンルとの因縁が大きく、そしてクロスゲートが大きく絡む本作において、一番出てくるべきであろう人物がようやく表舞台に出てきたのだから、「役者が揃った」という点においては同意せざるを得ないだろう。

搭乗機体・関連機体

ゼイドラム
量産を想定していない試作機だが、グロフィス・ラクレインの仕様を気に入り、自身用に新造させた。

脚注

  1. ジークは「俺と同じくらいの年齢に見えた」と発言していたため、18歳~20代前半だと思われる。
  2. 第8話共通宇宙ルート「転移航路」から
  3. 第37話「静死からの帰還」の戦闘台詞から
  4. 交戦時はゼイドラムの撃墜がSRポイント獲得条件になっており、HPが規定値を割って生き残った場合はそのまま撤退する。
  5. 旧シリーズのゾヴォークは高度なクローン技術を有する設定があった。