アンゲロイ

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アンゲロイ(Angeloi)

サイデリアルの運用する量産型人型機動兵器。

可動フレームを軸に、柔軟な構造の装甲でそれを覆う形で構成されている。この装甲は外部へのエネルギー放射機構を持ち、変形することで武器としても使用される。その構造を生かした高い運動性と高出力により、地球の機動兵器とは一線を画する戦闘力を持つ。

基本的には数で勝負の機体であり、無人スレイブのデイモーンと共に投入されることが多い。基本的に無人機だが、有人仕様のコクピット設置型も存在。また、所属する部隊ごとにカラーリングが違い、尸空の率いるイドム制御機は白灰色となっている。

名前の由来は「天使」を意味する「Angel」のギリシャ語読み「アンゲロイ」。

アンゲロイGEM

ジェミニスに配備されている別カラーバージョンで、「GEM」は「GEMINIS」の略。色はディオスク同様の紫系統で、性能に差はない。ディオスクを使わない偵察・戦力調査任務において投入されるが、勝手が違うのか「念動コントロールさえ使えれば」とジェミニスが嘆く台詞もある。

アンゲロイCAN

鬼宿に配備されている別カラーバージョンで、副長の尸刻が搭乗。「CAN」は「CANCER」の略。色は赤。

アンゲロイANT

アンタレスに配備されている別カラーバージョン。「ANT」は「ANTARES」の略。色は青。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
GEMは第1話、ノーマルはエピローグから登場。基本的に気力上げ要員でそんなに強くはないが、ジェミニス搭乗機は割りと当てて来る。また、アンナロッタ搭乗機は彼女の能力も相まってそこそこ強く、武装の威力だけなら尸逝天に並ぶ。さらにサイズが1Lと意外に大きいため、思ったよりもダメージを通しにくい。デイモーンと同じ感覚でいると思わぬ痛手を食らうことがあるので、1周目から2周目では甘く見ずに用心してかかるべし。
エピローグで出てくる尸空隷下の機体は本物のザコで、さして苦戦する要素はない。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
鬼宿所属のノーマル型が敵として登場。また尸刻のCANはプロローグ2とかなり早い段階で登場。しかし特にやっかいなのが序盤終り頃に現れる黒いアンゲロイである。元々の機体サイズの上に装甲値が3200と目を疑いたくなるくらいに固い。おまけにHPも18000近くもあるので生半可な威力の武器ではダメージが通らないので序盤から中盤にかけては最低でも1機か2機は武器を10段階改造した機体を用意したほうが良い。

装備・機能

武装・必殺武器

アポイナ・ソード
腕の装甲を変形させて剣に変え、斬り付ける。「アポイナ」とはギリシャ語で「贖罪」を意味する。
メタノイア・ショット
腕を砲身に変えてエネルギーを放つ。「メタノイア」はギリシャ語で「悔い改める」を意味するとされているが、実際は誤訳で、原義は「方向の転換」。もっとも、スパロボ的には前者の意味だろう。

特殊能力

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

1L
実はジェニオン・ガイ並みにデカい。やけに一撃が重いのはこれが理由。

関連機体

デイモーン
この機体とセットで投入される。