トーマス・プラット
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トーマス・プラット(Thomas Pratt)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:宇垣秀成
- 種族:地球人(アメリカ人)
- 性別:男
- 年齢:22歳以上
- 所属:OGシリーズでは一時DCを離脱するも、再び戦いを求めてノイエDCに復帰という扱い
- ディバイン・クルセイダーズ→ノイエDC(OGシリーズ)
- バゴニア連邦共和国(ラ・ギアス)
- 階級:少佐(魔装機神、OGシリーズ)
- キャラクターデザイン:河野さち子
地上人召喚事件によってラ・ギアスに召喚された地上人。元ディバイン・クルセイダーズのパイロットで、バゴニア連邦共和国に傭兵として雇われていた。戦争終結後も地上に帰還せずそのままバゴニア軍に所属し、魔装機神隊と戦いを繰り広げた。
戦争を自分の命をチップにしたスリリングなゲームとしてとらえている。
誰かさんのようなインチキくさい英語を使ったり、星座占いをやたらと気にしたりする。
OGシリーズでは元DC兵という設定から、数少ない『魔装機神シリーズ』からの参戦キャラクターとなり、DC戦争でDC側の戦闘指揮官として登場。上記のように戦争をゲームと考えるのみならず、任務をビジネスと呼び、計算高く自己保身に長けているが、そのためならば平然と部下を使い捨てにする自己中心的な人物。また、リョウト・ヒカワの上官だが戦力として評価していないらしく、爆弾を仕掛けたリオンをハガネに回収させて爆発させる罠の捨て駒にしている。DCの大義やイデオロギーなどには一切関心を持っていない。なお、インチキくさい英語や星座占いを気にする面は見受けられない。
DC残党と連邦軍とのジュネーブでの最終決戦では、DCに勝ち目無しと見て逃げ出した。その後ラ・ギアスに召喚され、バゴニアの傭兵になった。
なお、彼のパイロットスーツがテンザンやテンペストに流用されたため、「DCのパイロットスーツはラ・ギアスのものと同じ」というややこしいことになった(ファングが同じものを着ているため)。DW以降は違うパイロットスーツにすることで解決している。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- バゴニアの傭兵として第二章に登場。ゼツと最期まで行動を共にする。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- OGシリーズに組み込まれたのに伴い、初遭遇時にマサキがトーマスのことを思い出す台詞が追加された。PSP版では音声の追加に伴い戦闘台詞が増加。このなかにアイビー・リーグの出身であることを匂わすものがある。もしそうなら相当なエリート。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
- 主にリュウセイ編に出てくる。
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
- 声の担当が宇垣秀成氏に決定。テンザン共々序盤の強敵という位置付けは変わらないが、ガーリオン・カスタムでのソニック・ブレイカーの掛け声が独特なので一度聞いてみるといいだろう。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- テンザンと行動を共にし、ハガネにガーリオン・カスタムのソニック・ブレイカーを仕掛けるが、サイバスターのアカシックバスターに競り負けた。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 第3話でバゴニアの傭兵として登場。召喚前はノイエDCに戻っていたらしい。すでにインチキ英語を使い始めている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ボス級として優遇されたステータス。
精神コマンド
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ド根性、ひらめき、報復、鉄壁、M吸収、必中
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
- 偵察、必中、加速、直撃、熱血、ド根性、(ツイン)かく乱
特殊技能(特殊スキル)
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 気配察知、斬り返し、再攻撃、分身、2回行動
- スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
- ラッキーL5、インファイトL4、指揮官L3、強運
人間関係
- マサキ・アンドー
- 御存じ風の魔装機神の操者に選ばれた日本人。彼とサイバスターへの強い執着がトーマスをラ・ギアスに残留させたようだ。DS版(PSP版)のOPデモでマサキの相手に選ばれるなど、スタッフからも因縁の相手として認められている。
- リューネ・ゾルダーク
- DC総帥の娘。『三國戦争』(LOE第二章)勃発まで面識をもつことはない。
- シュウ・シラカワ
- かつて会う機会はなかったがDCの同士だった。春秋戦争時には仲間になるよう誘われるが、その誘いを蹴ってバゴニアに居ついた。
地球連邦軍
- アルバーダ・バイラリン
- ラ・ギアスで出会った連邦軍人。彼にラ・ギアスにおけるシュウの素性を語った。
ディバイン・クルセイダーズ
- リョウト・ヒカワ
- OGシリーズで持った部下の一人。軟弱そうな外見の彼を疎み、使い捨てにしようとした。リョウトはその後、運よくハガネで匿われパイロット兼メカニックとして頭角を顕すことになる。
- テンザン・ナカジマ
- OGシリーズで持った部下の一人。戦争をゲームと考える点でよく似ているが、死と隣り合わせのスリルを味わうトーマスは、ただ戦闘を楽しめればいいというテンザンを内心小馬鹿にしていた。テンザンとは馬は合っていたものの、その隣で客観的に物事を見ていた。
バゴニア連邦共和国
- ゼツ・ラアス・ブラギオ
- ラ・ギアスで知遇を得た上司。よほど馬が合ったのか、最期まで付き合うことに。
神聖ラングラン王国
- ファング・ザン・ビシアス
- 一時バゴニアに与したファングがあっさりと前言を翻してラングランに復帰した際、傭兵としての立場から彼を激しく批判している。
名台詞
- 「マイネームイズトーマス・プラット。ナイスミーチュー」
- 彼がラ・ギアスで行うようになった自己紹介。ラ・ギアスで一体何があったのだろうか。
戦闘台詞
- 「地上じゃ色々不思議だったが、こっちに来てようやくわかったぜ。ここなら、条件は五分五分だ!」
- 戦闘でマサキと対峙したときの台詞。だが、最新設定でアゲイド・ギンシャス・リブナニッカのアップデート機を以てしても、性能面ではAクラス魔装機サイバスターに劣ることが判明(ラングランのBクラス並み)。契約精霊の加護でもマサキと互角とは到底いえず、意気込みに反して条件は五分五分ではない。
- 「ピンチの時こそ冷静に、だ。ダートマスとの試合を思い出せ!」
- 戦闘で追い詰められたときの言葉。ダートマスはアメリカ合衆国で10指に入る名門大学のひとつ。
- ハーバードやコロンビアといった錚々たる名門校と連盟(アイビー・リーグ)を組んでいる。いずれの競技の試合かは不明だが、団体競技の可能性が高い。現況、命を賭けた状況にしか価値を見出せなくなってしまった彼だが、はたしてどのような学生時代を過ごしたのだろうか。
- 「契約が残ってるのに裏切るとはな! 傭兵の風上にも置けねぇぜ!」
「同じ傭兵として言わせてもらうぜ! てめぇは最低のクズだ!」 - 戦闘でファングと対峙したときの台詞。大儀やイデオロギーのない彼にも奉ずるべき信義があったことがわかる。
- 尤も同じく傭兵である彼辺りからすると人の命をチップにするトーマスこそ外道になるのだろうが。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- トーマス「HAHAHA!楽しいぜ!ジノ、てめえを殺れるようになるとは思わなかったからな!」
ジノ「貴様……なんのためにバゴニアにいる!?」
トーマス「決まってるだろうが。戦争ができるからよ!!」 - E第二章「志士、意気に通ず」より。
- 「バカ言え、戦争ってのはゲームなんだよ。チップは、自分の命だ。これ以上スリリングなゲームがあるかい」
- 同じく第二章「バゴニアの思惑」より。
- 「くそっ!!やっぱりあんなじいさんに付き合ったのが運のつきだったぜ!!」
「ち、またやられちまったい!!気分悪いぜっ!!」
「ちいっ!!何でこう、カッコよく決まらねえかね!」
「ちっ、ここまでか……いや、俺は死なねえ……いつかまた、てめえらと……」 - 最期の台詞だが、なんと4通りの台詞がある(上から「ガッツォーの脅威」「ファング絶叫」「復讐は誰のために」「ガッツォー再び」)。死んだように思える台詞が一つもないが、続編で登場しなかった辺り、死亡した可能性が高い。
OGシリーズ
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- (ふん、ゼンガー・ゾンボルトか。何を考えているかは知らんが…どう考えても負け戦、ご苦労なことだな)
(総戦力投入か。…これはいよいよもって最後だな。グッドラック、DC。俺はゲームから降りさせてもらうぜ) - OG1「ゲイム・システム」にて。LOEではゼツが狂乱しようとも最期まで付き合ったのだが、DCは早々に見限った。テンザンが「楽しめればいい」と言ってゲイム・システムに取り込まれて散った(さらにその後も散々いいように使われた)のを考えれば、テンザンよりは周囲を見る目があったのだろう。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 「各機、聞け。いつまでも傭兵で燻るか、このチャンスを物にしてのし上がるか……二つに一つだ」
「いつの日か地上へ帰還し、ビアン総帥やバン大佐の理想を実現するためにも、あの背教者どもを倒せ。いいな?」
(グッド。もっとも、俺は地上に戻るつもりなんかねえし、DCの再興なんぞに興味はねえ)
(ついでにお前らがどうなろうが、知ったこっちゃねえのさ) - 率いていたノイエDCにかけた言葉と本心。リョウトを利用していたころからちっとも変っていないようである。
- (グランゾンの脅威からバゴニアを守るため、命を賭して戦った……それだけでも名が上がるこのビジネス……どっちに転んでも損にはならねえのさ)
- シュウとの戦闘前会話で。グランゾンの脅威すら利用するあたり抜け目ない彼らしい考え方。
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