キャニス

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キャニス
外国語表記 Canis
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 明貴美加
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦OG
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 人型機動兵器
全高 19.4 m
重量 59.2 t
浮揚機関 テスラ・ドライブ
開発 ガイアセイバーズ
所属 ガイアセイバーズ
ゴラー・ゴレム隊
パイロット イーグレット・イング
ガイアセイバーズ兵
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キャニスは『第2次スーパーロボット大戦OG』の登場メカ

概要

ガイアセイバーズが独自に開発した人型機動兵器。

インスペクター事件におけるインスペクターの主力機レストジェミラ(地球側のコード:ジェミニラ)の変形稼動部を解析、パーソナルトルーパーなどのデータを基に開発され、量産された。柔軟な駆動系以外に機体性能そのものに特筆すべきものがなく、武装においても種類の違うビーム兵器を撃ち分けられる「ダブル・ガナリー」という携帯武器を標準装備しているものの、この頃の携帯武器は様々な特化機能を備えており、珍しいことでもない。

当初より出自不明の機動兵器として地球連邦軍からもガイアセイバーズの実体と共に得体の知れないものとして捉えられており、後にガイアセイバーズの正体が判明したことを契機に開発のベースがレストジェミラであることが発覚する。ロボット大図鑑でも指摘されている通り、インスペクター事件で鹵獲したレストジェミラを鹵獲、解析、開発、量産に至るまでのプロセスが余りにも短期間であることを踏まえると、開発の経緯について以下の推測が可能となる。ガイアセイバーズの指導者アルテウル・シュタインベックの正体はゼ・バルマリィ帝国エアロゲイター)からやってきた異星人であり、帝国は以前からインスペクターの所属する国家連合ゾヴォークと軍事衝突を繰り返している。その最中に鹵獲したレストジェミラをインスペクター事件以前から保有し、ガイアセイバーズ発足時に地球側の技術を用いて開発した、という筋書きである。なお、交戦した機械化軍団のゼ・バルマリィ帝国の機動兵器は殆ど旧式兵器であり、その中の兵器である「ゼカリア」及びその発展型「エスリム」の流れを組んでいると思われる。ゼカリアとエスリムの機体色はキャニス同様に「緑」をベースにしている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦DD
2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて登場。
バランスタイプと攻撃&命中タイプが登場する。メギロートと同様それぞれで違う通常攻撃が用意されている。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
HPが高く、移動後に全体攻撃のダブル・ガナリーEを使ってくるため中々鬱陶しい。後半におけるガイアセイバーズのパイロットが量産型マシンナリー・チルドレンとなると、攻撃を当てて避けるようになる。サイリオン共々、ガイアセイバーズの手強さに一役買っている。
プロローグでイングの搭乗する機体が操作できるが、味方機としては特筆すべき性能がない。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
宇宙ルート第7話にて、ガイアセイバーズ残党と思われる機体が多数出現するが、後にそれはゴラー・ゴレム隊ヴァルク・ベンの存在を秘匿するためのカムフラージュだった事が判明する。

装備・機能

武装・必殺武器

ロシュセイバー
重力場の刀身を出力する接近戦兵装。ダブル・ガナリーを失うとこれしか攻撃手段がなくなるのが欠点。
ダブル・ガナリーE
主兵装。2種類のビーム兵器を撃ち分けられる。此方は全体攻撃の速射モード。
『DD』ではバランスタイプの通常攻撃に採用。ビーム属性。
ダブル・ガナリーW
此方の場合は高出力の単射モード。
『DD』では攻撃&命中タイプの通常攻撃に採用。特殊属性。

移動タイプ

飛行可能。空の適応はS。

サイズ

M

関連機体

レストジェミラ
開発のベース機。
キャニス・アルタルフ
改造機。

余談

  • スーパーロボット大戦シリーズのプレイヤー間でも話題となっている「バルゴラ」のベース機はキャニスでないかと言われている。名前の由来、機体性能そのものに特筆すべきものがないが、「ガナリー」と呼ばれる多種多様の携帯武器を運用し、駆動系が柔軟に設計されているという点からも拍車をかけられている。その名前の由来「キャニス」とは「こいぬ座」のことであり、本機を含め、ガイアセイバーズで運用される機体には何かしら「犬」「狼」の要素を持つという共通点があるため、設定的に重要なのはむしろこちら。余談ではあるが、「こいぬ座」は「ふたご座」と「かに座」に隣接する星座である。それを踏まえれば、キャニス(こいぬ座)はレストジェミラ(ジェミニラ=ふたご座)をベースにした機体であることに説得力がある。ただしこいぬ座は「黄道十二星座」ではない、特に犬に関係のない機体も複数あるなどの疑問点も出てくる。あるいは、黄道十二星座でふたご座の次の星座であるかに座=「キャンサー」のもじりな可能性もある。この場合は強化機に付く単語がかに座β星である「アルタルフ」であることや、名前がふたご座→こいぬ座→おとめ座という特に関係のない順でなく黄道十二星座で揃う(ただし間にしし座が挟まる)など、説明がつく要素も多い。