ディアブロ
2012年11月6日 (火) 14:18時点における180.26.106.140 (トーク)による版
ディアブロ(Diablo)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 分類:B級魔装機
- 全高:26.3 m
- 本体重量:38.9 t
- 全備重量:48.2 t
- 動力:フルカネルリ式永久機関
- エネルギー:プラーナ、魔力
- 装甲材質:オリハルコニウム
- 守護精霊:大地系低位・森「ディアノス」
- 開発者:ウェンディ・ラスム・イクナート
- 所属:神聖ラングラン王国
- 主な操者:マドック・マコーネル→ミオ・サスガ→プレシア・ゼノサキス
- メカニックデザイン:寺島慎也
ラングラン王国の16機の魔装機の1機。大地系の守護精霊を契約しており、陸戦用の機体で、砲撃能力に優れている。両肩に装備された二連装リニアレールガンが特徴。初代操者はマドック・マコーネル。彼の死後は地上から召還されたミオ・サスガが操者となり、ミオが同じ大地系の魔装機神ザムジードの操者となった後は、プレシア・ゼノサキスに譲られ、現在に至る。プレシアが乗った後は彼女が剣皇ゼオルートの娘という事もあり、ゼオルート譲りの剣技を披露するなど格闘戦でも運用されることになる。本来の機体の設計思想からはかけ離れた運用方法なのだが、これにより、遠近ともに死角の無い戦い方ができるようになった。
ディアブロとはスペイン語で「悪魔」を意味しているが、操者は酔っ払いの老人だったり、漫才好きな女子高校生だったりととても名前からは想像もつかない。極めつけはプレシアだろう。いわゆる『女性型ロボット』ではない本機で可愛らしい女性的な動きで戦う姿は、中々のインパクトがある。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 長射程のリニアレールガンが主兵器。射程外から攻撃を受けることはないので、多分シリーズで最も使えたディアブロだろう。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ゲームシステムの変更により、各魔装機にも必殺技が追加された。ディアブロは射撃系の「緑の墓標」を、さらに条件により「くるみ割り人形」を覚える。だが、プレシアの精神コマンドが援護特化なので、使う分には苦労する。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 残念ながら戦力としてはいまいち。武装は主にハイパーレールガンを使っていくことになるが、プレシアの命中が低く安定しない。移動力も低く、他の大地系魔装機とは違い補給装置もないと、どうにも扱いづらい印象を受ける。そして必殺技の「くるみ割り人形」は新技の「春の祭典」のための伏線になっているのだが、それゆえに「剣の舞」にランクアップせず、「緑の墓標」に下克上されてしまう。トドメとして、ルートによってはシナリオの都合上最終話で説得するまで離脱する上に肝心の「春の祭典」習得が最終話であるため、まともに使えるようになるのは次の周回からになる。皮肉にも、プレシアのストーリー上の厚遇とことごとく逆を行ってしまっている。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 時系列を無視して最初から「緑の墓標」が使え、さらに強化イベントで「くるみ割り人形」「剣の舞」が使える。LOEと違って剣の舞が独立した技となっており、また緑の墓標の仕様が遠距離攻撃となっていることから、武装については燃費・射程・攻撃力ともに申し分ないハイスペック機であり、非常に使いやすい。しかし移動性能の低さと、相変わらずプレシアの精神コマンドは援護特化なのがネック。使うのなら、プレシアの援護攻撃と3つの強化パーツ枠を上手く活用したい。なお、プレシアファンの間で大評判の「くるみ割り人形」の演出は必見。ミスするとディアブロが盛大にずっこける姿が見られる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 時系列を無視して最初から「緑の墓標」が使え、さらに強化イベントで「くるみ割り人形」「剣の舞」が使える。LOEと違って剣の舞が独立した技となっており、また緑の墓標の仕様が遠距離攻撃となっていることから、武装については燃費・射程・攻撃力ともに申し分ないハイスペック機であり、非常に使いやすい。しかし移動性能の低さと、相変わらずプレシアの精神コマンドは援護特化なのがネック。使うのなら、プレシアの援護攻撃と3つの強化パーツ枠を上手く活用したい。なお、プレシアファンの間で大評判の「くるみ割り人形」の演出は必見。ミスするとディアブロが盛大にずっこける姿が見られる。
装備・機能
射撃兵装
- ミサイル
- 発射口は両肩のバックパック。
- パルスレーザー
- リニアレールガン / ハイパーレールガン / ハイバーレールキャノン
- 両肩に装備された二連装レールガン。本機の主力武器。LOEではランクアップするとハイパーレールガンになる。魔装機神IIではハイパーレールガンからハイパーレールキャノンにランクアップする。
- 多弾頭ミサイル
- 命中率が高いが、一発しか撃てない。魔装機神シリーズでは「ミサイル」名義。
- 対空レーザー
- 空専用の強力なレーザー。EXのみの武装。
格闘兵装
- プラズマソード
- 主力近接武器。
- ブラッシュブレード
- 魔装機神IIでプラズマソードに代わり装備。二本の小太刀(α外伝のプラズマソードがこれと考えることもできる)。
必殺技
- 緑の墓標 / 幽翠の奥津城
- プレシアがジノ・バレンシアから特訓を受け、自身で生み出した必殺技。拳を大地に叩き付けて波状のエネルギーを放つ(α外伝ではさらに球状のエネルギーを撃つ)。プレシア曰く「剣技と魔術の応用技」だが、剣は使っていない。その動作は某有名格ゲーの必殺技によく似ている。幽翠の奥津城は魔装機神IIにおける緑の墓標のランクアップ武器。緑の墓標の最後に上空から拳を打ち下ろす格闘攻撃を加えたもの。低めの必要気力と燃費はそのままに射程が1マス延びる上、最終的にくるみ割り人形よりも攻撃力が高くなる。
- くるみ割り人形
- かつて、プレシアが父ゼオルートから学んだ剣技をうろ覚えで思い出した上でアレンジして編み出した必殺技(別ルートではシュメルに教えてもらえることもある)。原理は不明だが、剣を新体操のリボンのような形状にして、舞を踊るように回転しつつ連続で斬りつける技。α外伝では、スタッフの一部によるヴァルシオーネRの悪乗り演出から始まったとされる一連の異常アニメーション進化の極致ともいえる、可愛いプレシアが動き回るカットインが見られる上に声も付いているため、ファンは必見・必聴である。…恐ろしいことに、10年以上の月日が経ち、PS2等の上位機種で多くのスパロボが出た現在に至っても、これより動くカットインはほとんどないと評されるほどである。
- 剣の舞
- くるみ割り人形のランクアップ武器。α外伝ではくるみ割り人形とは別に使用可能だが、なんとくるみ割り人形より攻撃力が低い。正式な名称を神祇無窮流「浮雲の型」という。
- 春の祭典
- 魔装機神IIで新登場した、くるみ割り人形の真の姿。螺旋の型は本来両手で行う二重螺旋の型が正解であり、マサキにそのことを教わり、習得する。また、二重螺旋の型は魔術的な側面が強く、一度使用すれば遺伝子に組み込まれた異物を看破し、解呪を行うことができる。
合体攻撃
- 大地の桎梏(ガイアズ・バインド)
- 魔装機神IIで追加された、ミオとの必殺技。打撃に魔法陣を組み込んで順番に打ち込むことで、地面から隆起した柱に相手を封じ、二人で砲撃して止めを刺す。なお、プレシアは文字と違う読み方をする中ニ的センスはわからない模様。
特殊能力
移動タイプ
機体BGM
- 「熱風!疾風!サイバスター」
- 初期のEX(SFC)では専用BGMが用意されてないので、代替。
- 「終わりなき戦い」
- LOEでの汎用戦闘BGM。
- 「春風のプレシア」
- プレシア搭乗時のデフォルトBGM。
関連機体
|