ラング・プラート
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ラング・プラート | |
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外国語表記 | Langue Plato[1] |
登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
声優 | 千葉耕市 |
デザイン | 大貫健一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦MX |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(ロシア近辺・バルト3国) |
性別 | 男 |
所属 | ギガノス帝国 → 地球連合軍 |
ラング・プラートは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物。
概要
D兵器ことドラグナー、及びその量産型であるドラグーンの開発者。マイヨ・プラートとリンダ・プラートの父親でもある。
ギガノス帝国総帥ギルトールとは友人関係であったが、理念の違いから袂を分かち、D兵器とともに地球連合軍に亡命[2]、ドラグーンを開発した。以降は1型と2型のカスタム化に着手、カスタムドラグナーを旗印にしたドラグナー遊撃隊を立ち上げ、自ら遊撃隊を支援する。
ギガノス内部では彼の亡命は隠匿されており、死亡扱いとされていた為にリンダとマイヨが生存を知るのは途中からである。
D兵器を開発した故にリンダから当初は快く思われず、マイヨも裏切者と批判していたが最終的には和解することとなる。
好きなものは中華まんで、劇中度々食していた。また、女性のスリーサイズの見立ても得意としており、娘に似合うチャイナドレスの寸法も当てていた。
好好爺ではあるものの、かなり飄々とした人物。ギガノスに狙われる中上海にてチャイナドレス購入の為に外出した際、当時ラングと知らずに偶然出会ったケーン・ワカバらを散々振り回していた。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場作品。愛称は「プラート博士」。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- オリジナルキャラのフェアリ・ファイアフライとは学会で知り合った間柄で、彼女の論文を評価している。今回は自軍に同行し、難しい話をしている時などに出番がある。
人間関係
- マイヨ・プラート
- 息子。ギガノスを裏切ったラングの行動を裏切者と批難したが、最終回にて和解する。
- リンダ・プラート
- 娘。戦争の道具であるD兵器を開発した事で彼女から憎まれていたが、中盤にて和解する。
- ケーン・ワカバ
- 初登場回にて彼に助けられる。また、リンダの仲も公認している。
- タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- ケーンとともに初登場回は彼らにも助けられ、最終話ではマイヨの元へラングを連れて行く役割を果たした。
- ギルトール
- 友人であったが、袂を分かつ。
他作品との人間関係
- クワトロ・バジーナ
- 『MX』ではギガノス亡命時の協力者で、重慶でのドラグーン開発まで対ギガノスに協力してくれていた。
- アムロ・レイ
- 『MX』終盤では原作最終話におけるマイヨとの対話に彼とクワトロも関わる。
- フェアリ・ファイアフライ
- 『GC(XO)』では、学会で知り合った仲で以前から彼女と親交があった。
名(迷)台詞
- 「早く撃たんか坊主! 撃てば当たるように作ってあるんじゃい!」
- 第24話より。タップが攻撃を躊躇する際に、ドラグナー開発者として飛ばした檄。しかし、ドラグナー1型に組み付いたズワイの後ろは空母の艦橋であり、たとえ撃って当たっても余波は避けられないので、それはタップも躊躇するものである…。事実、ドラグナー2型の砲撃でズワイの撃破には成功するが、D-1も艦橋もボロボロ。よく死人が出なかったものである。
- 「君たちにはやってもらうぞ、新しい任務のパイロットとしてな!」
「ドラグナーは生まれ変わるのだ、出力、装甲はもちろん、火力も大幅に向上させよう。ドラグナー3機は生まれ変わって、我が連合軍の守護神となるのじゃ!」 - 第25話より。除隊を放棄して改めてドラグナーのパイロットになった3人達に機体のカスタム化の宣言する。
- 「フフ…そう言うと思ったよ。おかしいじゃろ、今更父親面して説教をぶつなど… お前にとってワシはギガノスの裏切者というわけじゃからな」
「フフ…だからといってワシはお前に謝る気持ちは持ち合わせてはおらん。お前がギルトールに心酔したようにワシも自分の信念を貫いたに過ぎん。男の…生き方の相違というものかのう…」
「しかし、お前はまだ若い。これから地球の復興に役立って貰わなきゃいかん、生き延びてくれ!」 - 最終話より。崩壊しようとするギガノス機動要塞の中でマイヨと再会し、二人で語り合った際の台詞。この二人の語らいでギガノスの崩壊とともに殉じるつもりであったマイヨは父ラングと和解し、新たな道に生きる決意をする。
- 『MX』でも再現されたが、タイミングが異なり機動要塞の崩壊後に再会という形になっており、説得に携わる人物も増えている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「よし、ハッチを開けろ! 真の竜騎兵のお出ましじゃ!」
- 『MX(PORTABLE)』第18話重慶ルート「Burning heart, Flying high」より、カスタムドラグナー初陣の際の号令。ラングが未登場だった『A』においてアストナージ・メドッソが同様のシチュエーションで言い放った台詞のオマージュと思われる。
- 「諸君も階級の意味がわかったようじゃな」
「これで中尉であるリンダへの口の利き方も気をつけるようになるじゃろう」 - 同話より。軍階級が一気に上昇し、ベン・ルーニー軍曹を追い抜いて調子に乗ったケーンとタップに対して。ライトと共に彼らが上がった階級は准尉。つまり、特務中尉のリンダや特務少尉のローズに階級で勝てないため、ケーン達からしたら見事なカウンターで返された形となる。
関連機体
以下の機体は、全てラング開発と明言されているもの。
脚注
- ↑ CHARACTERS、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。
- ↑ この亡命にはローズ・パテントンの両親も関係している。また、ドラグナー1型の胸部に連合の象徴たるマークの意匠があることから、亡命を画策した時期が窺える。