レスリー・ラシッド

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レスリー・ラシッド
外国語表記 Leslie Rashid
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

声優 西尾徳(EX)
麻生智久(第2次OG)
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 ラ・ギアス人
性別
年齢 33歳
所属 カークス軍
軍階級 中尉
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レスリー・ラシッドは「魔装機神シリーズ」の登場人物。

概要

カークス軍の中尉。魔術が得意な魔術士官。

自己陶酔・独善的な面が目立ち、初歩の術であり、しかも調和の結界が破れたゆえのデモンゴーレム召喚を己の実力と思い込んでチカらに呆れられた[1]。 最終的には背教者シュウの打倒を口実に部下に術をかけてシュウを倒そうとするなどの軍規違反をしたためにラテルとミラに見限られ、アハマドにも寝返られた上でシュウ一行に討たれた。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初登場はマサキの章の第15話「テリウス出奔」(シュウの章では第10話「テリウスの決意」)。影縛りを使いテリウスを封じるが、規格外のテリウスの資質に術を破られてしまう。
戦うことになるのはマサキの章の「テリウス出奔」とシュウの章の第12話以降(テリウスの特訓に何話掛けたかで変動する)の「ジハード」。
「テリウス出奔」ではラテルやミラらとともに量産機のブローウェルに乗ってくるので強くはない。このシナリオの一般兵がガディフォールに乗っているので、兵士のほうがむしろ手強い。
「ジハード」においても搭乗しているのが量産機のガディフォールなのでそれほど脅威にはならないだろう。雑魚ユニットとして同シナリオにでてくるジェノバM9シグ、強化型デモンゴーレムの方がよほど手ごわい。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
ラテルとミラともども声優が変更。正義という言葉を多用するようになった。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
初登場は「ラングラン侵入」。シュウ一行に影縛りを仕掛るが、蘇生を経て魔力が上がっていたシュウにあっさり破られた。
上官と同様、ルールが特殊過ぎる陽動戦「闇の囁き」でSRP獲得し、なおかつ敵全滅を狙う場合には少々面倒な相手。
その後の「敗者達の聖戦」では、「禁忌の術」と称して、デモンゴーレムを召喚してくるのだが、シュウ一行からは当然のごとく冷めた目で見られていた。
今作ではEXの時とは違い、部下に術はかけていない。このためカークス軍兵こそ同ステージに登場するが、全員ラテル、ミラ共々すぐに撤退し、雑魚はノイエDC兵のみとなる。

パイロットステータス

精神コマンド

OG2nd
根性祈り(ツイン)

特殊技能(特殊スキル)

OG2nd
援護攻撃L2 気力+ (ダメージ)

固有エースボーナス

気力130以上で、受ける最終ダメージ-15%
OGシリーズのボーナス。

人間関係

シュウ・シラカワ
人生の最期に戦った強敵。OGDPでは彼とその仲間に対しても「影縛り」を実行したものの、シュウが一人で全員分破ってしまっている。

神聖ラングラン王国

ラテル・アクロス
上官。しかし反りが合わず、命令違反もしばしば。
ちなみに(ラテルが童顔なせいで勘違いされやすいが)レスリーの方が年下である。
ミラ・ライオネス
同僚。階級ではレスリーの方が上。
ミラはラテルに単なる上官以上の感情を抱いているので、そんな彼に反抗的なレスリーとは仲が悪い。
テリウス・グラン・ビルセイア
作戦の対象となったラングランの王子。仕掛けた「影縛り」を破られて逃走を許している。

地上人

アハマド・ハムディ
ラテルとミラが撤退した後は彼と共にシュウの打倒を目論むも、彼からも裏切られることに。
オレグ・ナザロフ
OGダークプリズンでは彼と共にシュウの打倒を目論むが……

名台詞

旧シリーズ

「バ…バカな…影縛りを破るなど…いくら王族の魔力が強いとはいえ…人間ワザじゃない…」
テリウスが影縛りを解いたのに驚き。
「ラクロス少佐、ライオネス少尉、アハマド殿のおっしゃる事はもっともです。ここはアハマド殿の指示に従いましょう」
アハマドの意見に同調して。
「さて、どうでしょうな。やってみもせずにそのような事を言われるとは、少佐も弱気になられたもの」
「相手はあのグランゾン…背教者クリストフ王子です。ならば、正義は我らにあります。正義を行うに、何をためらう事があります?」
シュウとの最後の戦いを前に。ラテルはカークスの下に向かい彼の真意を聞こうとするのだがレスリーはそんな彼を侮り指揮権まで取り上げた。
「フフフ…ムダですよ。すでに兵士全員、我が術中にあります」
「これも正義のため…」
シュウと戦う戦力を補うため部下たちを操って。完全に暴走している。EXでは後半の部分がDVE。
「バ…バカな…この私が…正義が敗れるはずがない!!う!?うわっ!?」
切り札(ただのデモンゴーレム召喚)が通じず、シュウ達に倒された際の断末魔。正義に溺れるあまり、相手が最悪にも程があることを全く自覚できなかった。

OGシリーズ

(何を消極的な……)
「敗者たちの聖戦」にて、「手出ししなければ見逃す」というシュウとの戦いを見送り、カークスのもとに急ごうとするラテルとミラに対して。
「少佐、惑わされてはなりません! そもそも、我々がこのような境遇にいるのも、あの男がテリウス殿下を攫って行ったからですぞ! ここでクリストフを捕らえ、殿下を連れ戻せば、我らの正義を証明することが出来るのです!」
シュウからカークスがヴォルクルス教団と手を組んだ事を聞かされて動揺するラテルに対し。
レスリー「自分もその命令には従えません! 我らの正義のためにも!」
ラテル「正義と無謀を混同するな! この状況下で貴重な戦力を消耗させる気か!?」
レスリー「犠牲を恐れてどうします! 正義に犠牲は付き物なのです!」
カークスへの合流よりも、シュウとの戦いをあくまでも優先しようとする。後半の台詞はもしが聞いたら本気で怒りそうな内容である。
「オレグ大尉、少々時間をいただけますかな。私が魔術にて援軍を用意しますので」
「本来であれば禁忌の術なのですが、手段は選んでいられませぬ」
「これは、クリストフという巨悪を駆逐するための戦い……正義執行の聖戦なのですから」
戦闘開始前に曰く。どうにも「正義」という言葉に酔っているフシがある。
「ば、馬鹿なぁっ! 正義が敗れるなど、あ、あるものか!」
「せ、正義がぁ! 正義がぁぁぁ!!!」
最期。

搭乗機体

ブローウェル
最初はこちらに乗っている。OGシリーズでは最初から最後までこれに乗ることになった。
ガディフォール
EXのシュウの章ではこちらに乗り換える。

脚注

  1. OGDPではセレーナアルバーダには発動する前からそれぞれ「マジックショーか何かか」「今度は驚かせてくれるんだろうな」とあんまりな反応だった。