概要
百鬼一族の訓練生で白骨鬼の娘。
その優しい心から教官の怒りを買い、百鬼一族に追われる身となった彼女は逃亡中の事故により記憶喪失となってしまう。自らを保護してくれた早乙女ミチルの優しさに感謝するリサだったが、追っ手の百鬼一族の凶弾に撃たれてしまった。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- リョウの撃墜数が一定以上だとパイロットとして仲間にできる。期限がかなり早期で、スーパー系女主人公でスタートしないと難しい。また、使えるのはゲッターQを入手してからになる。能力は控えめだが、貴重な復活を覚える。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- リメイクに際してボイスが収録された。復活が廃止されてしまったので、使っていくには愛がいるだろう。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- リサ自身は未登場だが、キャラクター事典の「ブライ大帝」の項目に「実の娘、リサ」という記述がある。リサがブライ大帝の娘とも取れる表現だが、「実の娘のリサ」ではなく「実の娘とリサ」という意味である。
パイロットステータス設定の傾向
全体的に能力は低い。彼女の強みは精神コマンドにある。
- A
- 自爆、信頼、必中、献身、幸運、復活
- A PORTABLE
- 自爆、信頼、必中、幸運、献身、友情
- 「献身」の消費SP20
- 『A PORTABLE』で所持。
人間関係
- 白骨鬼
- 母親。『A』では娘の目の前で自爆してしまう。
- 早乙女ミチル
- 鬼丸からの逃亡中、彼女によって新早乙女研究所に匿われる。ゲッターチームの激しい糾弾からも庇ってくれた彼女に感謝した。
- 車弁慶
- 白骨鬼が元気を誘拐した事で彼から最も苛烈な批難を浴びせられ、言葉を失ってしまう。
- 鬼丸
- 訓練兵養成所の教官。小鳥を介抱した事を不快に思われ、反逆者に仕立て上げられる。最終的には、鬼丸が指揮する自分と同年代の少年兵達によって、四方八方から銃撃を受けるという凄惨な最期を遂げた。SRW未登場。
- ヒドラー元帥
- 『A』では鬼丸の役回りを演じる。
- 「訓練をさぼって花を愛でていた」との名目で、ヒドラーから兵士失格として処刑されそうになるが脱走した。それから白骨鬼に追跡命令が下り、結果的に彼女が自爆したため、リサはヒドラーを「母の仇」と恨みを向ける。
- ブライ大帝
- 母国の元首。母との5年振りの再会をお膳立てしてくれた恩人ではあるが、鬼丸の密告によって皮肉にも「裏切り者」の烙印を押されてしまう。
- 『A』では「母の仇」と恨みを寄せる。
他作品との人間関係
- 三輪防人
- 『A』にてリサが百鬼一族であることに気づき銃殺しようとするが、流竜馬やキング兄妹に窘められて引き下がる。
- ラミア・ラヴレス
- 神隼人に疑われているところを弁護される。
名台詞
- 「ブライ大帝様のお許しを得て、母と会う約束なんです。それでお花を摘んでいたら、この小鳥が…怪我をしてたもので…」
- 授業を欠席した理由を鬼丸に明かすも、小鳥を助けるという「仏心」が鬼丸の癇に障り、リサは同級生達から追われる破目となる。
- 「やめて!貴女が本当にあたしの母なら、あの人達を殺さないで!お願い…ミチルさんは、あたしの命の恩人なのよ。だからお願い!」
- ミチルがリサを記憶喪失に追い遣ったものと誤解し、怒りを剥き出しにする母へ必死に懇願する。以降、白骨鬼はこの娘からの願いに拘り続ける。
- 「お、母さん…」
- 最後の最期で記憶を取り戻し、母の胸の中でリサは静かに息絶える。
スパロボシリーズの名台詞
- 「お母さん。あたし、戦います。ゲッターチームと一緒に…あたしたちみたいなことが、二度と起きないように…」
- 『A』で輸送機の中、自爆した母に向かって呟いた台詞。
- 「ブライ大帝、母さんのためにも、私はお前たちを倒します!」
「ヒドラー元帥、母さんはお前に殺されたも同じよ!」
- 『A』でブライ大帝とヒドラー元師の戦闘前の台詞。母を殺された彼女の怒りと無念に満ちた台詞である。