「エレ・ハンム」の版間の差分
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2013年9月19日 (木) 10:48時点における版
エレ・ハンム(Elle Hunm)
ミの国王・ピネガン王の娘で、ラウの国王・フォイゾン王の孫娘。平素は世間知らずでマイペースな少女だが、戦いに巻き込まれて成長せざるを得なくなっていく。霊力と称される独特のオーラ力を持ち、予言や邪悪なオーラを感知することが出来る。
ミの国がドレイクに攻めこまれ、父は戦死してしまい、母と共に祖父のいるラウの国に身を寄せる。その後山に籠って修行を行っていた。
フォイゾン王の死後はラウの女王として、巨大戦艦ゴラオンの指揮を執り、反ドレイク側の旗頭として戦う。
地上に出てから想いを寄せた地上人・トルストールの死に泣き暮らし、マーベルやキーンに諭される事もあった。
以後、激しくなる戦いの中で王女として、悪しきオーラを排除する者として、立派に役目を果たしていった。
最終決戦では、黒騎士の悪しきオーラを命懸けで吸収し、そのハイパー化を阻止した。ショウ達にはリムルに母親殺しをさせないように言い残し、力尽きた。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦EX
- 初出演作品。ルート分岐によってマサキの章もしくはリューネの章に登場する。二回行動が早く、友情や愛などの回復系の精神コマンドが重宝する。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シーラ(妖精2人付)&グラン・ガラン(とガラリア)と2択になる。彼女を仲間にするとニー&キーン、(条件次第で)リムルが仲間になる。
が、いずれも聖戦士ではないので、利点はリムルが持ってくるライネックくらいしかないのが痛い……と思いきや、エレ自身もサポート役として優秀な上、搭乗するゴラオンのマップ兵器を使って、彼女自身および同乗する妖精の大幅なレベルアップを狙うことができるので、チャムに奇跡を習得させたいならエレを仲間にするほうがいい。 - スーパーロボット大戦F
- 今回からシーラと両方仲間になり、声が入った。エイブ艦長との掛け合いも見れる。シーラより先に仲間にすると、1マップ多くプレイできる可能性が出てくる(その追加マップは難易度が高い)。覚えるまでが大変だが、レベル26で必中を覚えてチャム・ファウを同乗させるとオーラノヴァ砲で鬼と化す。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ソロシップやヱクセリヲンなど戦艦が増えるため影が薄くなっていく。しかし、激励、再動を覚えるのでサポートには使える。「ハイパー・ジェリル」で非常によく喋るのでシーラより目立っているかもしれない。
- スーパーロボット大戦α
- レベル32の必中を覚えるまではきついが、レアな精神コマンド「大激励」を覚える為、ちゃんと育てると非常に役に立つ。
- スーパーロボット大戦64
- シーラとの二択。選ばなかった場合はスポット参戦をするが、条件次第で原作再現で死亡してしまう(仲間にした場合でも発生可能だが、その場合特に理由もなく復活する)。双方とも一長一短なので、最終的には好みの差か。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第3部で地上に出てしばらく自軍ユニットとして使えるが、宇宙へいけず終盤離脱する。ステータス設定が手抜きなのか、格闘と射撃が145、他が100というインパクトの一部のユニットにみられる能力値となっている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- ゲア・ガリングとデストロイガンダムによるヨーロッパでの虐殺を阻止する為に、原作通りゴラオンをゲア・ガリングに特攻させて命を落とす。この後、ギルバート・デュランダルの演説では、ザフトが撃退した事に摩り替えられてしまい、Aフォースのメンバーは自らの命と引き換えに人々を救ったエレの自己犠牲的行為を踏みにじったデュランダルに怒りを向けた。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
- EX
- 根性、加速、友情、信頼、愛、威圧
- EX(PS版)
- 根性、加速、友情、信頼、集中、再動
- 第4次(S)
- 加速、偵察、探索、集中、信頼、再動
- F・F完結編、64
- 信頼、必中、愛、激励、みがわり、再動
- α
- 偵察、信頼、加速、幸運、必中、大激励
- IMPACT
- 信頼、ひらめき、激励、幸運、突撃、再動
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「ダンバイン とぶ」
人間関係
- フォイゾン・ゴウ
- SRW未登場。ラウの国の国王。エレの祖父。パットフットが駆け落ちしたのと戦時中であったため温かな待遇はできなかったが、内心では互いを思いやっている。
- ビネガン・ハンム
- SRW未登場。ミの国の国王でエレの父。妻パットフットとは駆落ちだった。エレは父が死ぬことを予知し、避難する前に泣いてしまった。
- エイブ・タマリ
- ラウの国の忠臣。ゴラオンの艦長で、フォイゾンの死後、女王となったエレをサポートした。
- ショウ・ザマ
- 地上人がコモンと全然変わらないように見えることに、珍しくないことが珍しいと感想を抱いた。
- ジェリル・クチビ
- 彼女の部下に母親を殺されたり、その増大するオーラ力の脅威を予言したりと、因縁は比較的深い。
- トルストール・チェシレンコフ
- SRW未登場。ソ連の青年将校で恋した相手だったが、死に別れてしまう。
他作品との人間関係
リアル系
スーパー系
- 碇シンジ
- αにて、ゼルエルとの戦闘で、シンクロ率が400%に達しエヴァ初号機に取り込まれたシンジに精神世界で、口述の台詞で彼を激励するように語りかけた。
- 銀鈴
- αではお互いにスタイルの良さを認め合う。
名台詞
- 「あっ…いえ、あまりにも私達と同じでございますから、珍しくないのが珍しいのです。」
- 地上人のショウ達と初めて出会った時の台詞。どんなのを想像していたのか
- 「私は、お別れのときに泣いてしまいましたから…もう泣きません」
- 父ビネガンの死を伝えられての言葉。
- 「オーラバトラーと…赤い…赤い髪の女が…力が強く、危険な力を…」
- オーラ力の上がったジェリルを予知した時の台詞。
- 「トルストール…私は女王をやります!」
- トルストールの死に引き籠っていたところをマーベルとキーンに叱咤され、奮起した。
- 「命をかけてはいけません!世界を救うまでは、死ぬのは無責任です」
- 命をかけるといった兵士達にかけた言葉。64において少々アレンジされて使われている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「命をかけてはなりません。世界に平和をもたらすまでは死ぬことは許されません!」
- 上記の台詞の64バージョン。いつのない気迫のエレにマーベルを狼狽させ、きつい言葉を口にしたことを謝罪するが、カミーユは覚悟のあり方について話したと捉え、直後に礼を言っていた。
- 「死した者の魂は、それがどんな悪党であっても安息の地、バイストン・ウェルに送られねばなりません…それを…」
- IMPACTで戦死した巨烈兄弟の魂をも利用するバラオの所業へ、怒りを露わにする。