「超電磁マシーン ボルテスV」の版間の差分

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== 登場作と扱われ方 ==
 
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武装や合体方法など似たような点が多いためか、『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』が参戦していたスパロボ旧シリーズでは未参戦。参戦作品が一新され『コン・バトラーV』が未参戦となった『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で初参戦を果たすことになる。その後『コン・バトラーV』単独の参戦が続いた後、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で競演を果たして以降はこのスタイルが定着することとなった。
 
武装や合体方法など似たような点が多いためか、『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』が参戦していたスパロボ旧シリーズでは未参戦。参戦作品が一新され『コン・バトラーV』が未参戦となった『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で初参戦を果たすことになる。その後『コン・バトラーV』単独の参戦が続いた後、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で競演を果たして以降はこのスタイルが定着することとなった。
  
 
原作では最終的にボアザン本星に殴り込みをかけるが、それが再現されたのは[[αシリーズ]]最終作の[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみで、大抵は[[地底城]]攻略でボルテス関連のシナリオは終わる。なお、[[スーパーロボット大戦L|L]]ではここを一歩踏み込んで、「ボアザン星で決着をつけた後」が最序盤から描かれる。
 
原作では最終的にボアザン本星に殴り込みをかけるが、それが再現されたのは[[αシリーズ]]最終作の[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみで、大抵は[[地底城]]攻略でボルテス関連のシナリオは終わる。なお、[[スーパーロボット大戦L|L]]ではここを一歩踏み込んで、「ボアザン星で決着をつけた後」が最序盤から描かれる。
  
;[[新スーパーロボット大戦]]
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=== [[αシリーズ]] ===
:初参戦。中盤まで一定ターンが経過しないと自由に合体が出来ないという制限がつけられている。
 
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
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:ボアザン星が[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を受けているという設定で、シナリオ的には目立っている。ハイネルとの絡みも多く、隠し条件を満たせば終盤でスポット参戦までする。また本作より『[[コン・バトラーV]]』との競演が実現した。
 
:ボアザン星が[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を受けているという設定で、シナリオ的には目立っている。ハイネルとの絡みも多く、隠し条件を満たせば終盤でスポット参戦までする。また本作より『[[コン・バトラーV]]』との競演が実現した。
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
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:今作で始めてボアザン本星に突入。据え置き機では初めてコン・バトラーVおよびダイモスとの[[合体攻撃]]が登場。
 
:今作で始めてボアザン本星に突入。据え置き機では初めてコン・バトラーVおよびダイモスとの[[合体攻撃]]が登場。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
:携帯機初参戦。左近寺博士が初登場。また、コン・バトラーVとの[[合体攻撃]]はこの作品が初めて。
 
:携帯機初参戦。左近寺博士が初登場。また、コン・バトラーVとの[[合体攻撃]]はこの作品が初めて。
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:原作再現は多めだが、その都度バトルチームがクロスオーバーして来ている。今回はハイネルとの決着で終了し、ボアザン本星は未登場。
 
:原作再現は多めだが、その都度バトルチームがクロスオーバーして来ている。今回はハイネルとの決着で終了し、ボアザン本星は未登場。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:久々の参戦だが、[[いるだけ参戦]]。ただ、「[[ボアザン星|ボアザン本星]]での決着後、地球に帰還するワープの際にトラブルが起き、60年後の世界に現れてしまった。更に2度目のワープ事故に遭い、今度は次元をも超越して異世界に来てしまった」という凄いストーリーがゲーム最序盤から展開されるためか、割と目立つ。なお、このときボルテスチームは『[[マクロスF]]』のフロンティア船団に拾われ、外部協力者という形で[[S.M.S]]所属という扱いになっており、戦闘時には[[バジュラ]]との特殊台詞やS.M.Sメンバーとの援護台詞が存在する。なお、今作で今まで同じ世界の出身として共演してきたコン・バトラーVとは初めて異なる世界の出身としての共演となった。余談だが、本作でのボルテスチームのS.M.Sへの馴染みっぷりは相当なものらしく、マクロスFの小説版を執筆している小太刀右京氏は自身のブログで、'''[http://d.hatena.ne.jp/ninjahattari/20101205 うっかりS.M.Sにボルテスチームがいることを前提に原稿を書きそうになって慌てて修正した]'''ことを暴露している。
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:久々の参戦だが、[[いるだけ参戦]]。ただ、「[[ボアザン星|ボアザン本星]]での決着後、地球に帰還するワープの際にトラブルが起き、60年後の世界に現れてしまった。更に2度目のワープ事故に遭い、今度は次元をも超越して異世界に来てしまった」という凄いストーリーがゲーム最序盤から展開されるためか、割と目立つ。なお、このときボルテスチームは『[[マクロスF]]』のフロンティア船団に拾われ、外部協力者という形で[[S.M.S]]所属という扱いになっており、戦闘時には[[バジュラ]]との特殊台詞やS.M.Sメンバーとの援護台詞が存在する。なお、今作で今まで同じ世界の出身として共演してきたコン・バトラーVとは初めて異なる世界の出身としての共演となった。<br/>余談だが、本作でのボルテスチームのS.M.Sへの馴染みっぷりは相当なものらしく、マクロスFの小説版を執筆している小太刀右京氏は自身のブログで、'''[http://d.hatena.ne.jp/ninjahattari/20101205 うっかりS.M.Sにボルテスチームがいることを前提に原稿を書きそうになって慌てて修正した]'''ことを暴露している。
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:初参戦。中盤まで一定ターンが経過しないと自由に合体が出来ないという制限がつけられている。
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==

2013年5月25日 (土) 21:23時点における版

概要

超電磁ロボ コン・バトラーV』の後番組として放送された長浜ロマンロボシリーズの第2弾。前番組の『コン・バトラーV』の人気を受けて製作されたロボットアニメであるが、混同を防ぐためストーリーに幅を持たせ、なおかつロボットアニメとしても完成させた。

生き別れになった剛三兄弟と父・剛健太郎との親子の情愛、また敵役であるボアザン星人に貴族階級社会という設定を取り入れ、敵の美形司令官ハイネルの悲劇と腐敗したボアザン貴族から民衆を救い出す…というのが主なプロットである。

このロボットアニメは海外でも人気を博し、フィリピンでは特に「国民的アニメ」として支持されたほどである。が、大人からは非難を受け「暴力的な内容だ」として放映禁止にされた(現在は解禁)。裏を返せば、フィリピンの人々にそれほど大きな影響を与えたわけで、ボルテスVの内容が革命を想起させるようなものだったことと、当時のフィリピンの情勢から、政治的な思惑によって禁止されたという説もあるほど。

なお、最後のVはアルファベットの「ヴイ」ではなく、ローマ数字の「5」だが、ローマ数字は機種依存文字であるため、ネット等では代用としてアルファベットが使用される。本項目もそれにならう。

ストーリー

ボアザン星は角の有無により生まれながらに社会的階級が決定される独裁体制がとられている惑星であった。ボアザン皇帝の甥、ラ・ゴールは身分違いの恋が引き裂かれたことをきっかけに母星を脱出。地球で科学者・剛健太郎として生活していた。地球で新たな伴侶・光代を迎え、三人の子供にも恵まれた健太郎。彼はその後、ボアザンに侵略された殖民惑星解放の地下活動を行うために地球を離れ、子供たちは自分の出自も知らずに健やかに育っていった。

しかしある日、母星ボアザンの軍隊が地球を侵略にやってくる。そのことを予想していた健太郎の妻・光代と、地球での理解者である岡防衛長官と浜口博士は、密かに建造していたロボット・ボルテスVを自分の子供達に与え、ボアザン軍を迎え撃つ。

登場人物

スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ビッグファルコン

ボアザン星人

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ビッグファルコン

  • ソーラーファルコン
    • ビッグファルコンとボアザンの反乱軍の旗艦ソーラーバードが合体した宇宙船。Lでようやく名前のみ初登場。
  • 鷹メカ
    • 今のところユニットアイコンのみの登場。

ボアザン軍

獣士

鎧獣士

その他

主題歌とBGM

「ボルテスVのうた」
(作詞:八手三郎、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会)
オープニングテーマ。戦闘時のBGMに使われている。放送当時、女性がロボットアニメの主題歌を務めるのは異例であった。

登場作と扱われ方

武装や合体方法など似たような点が多いためか、『超電磁ロボ コン・バトラーV』が参戦していたスパロボ旧シリーズでは未参戦。参戦作品が一新され『コン・バトラーV』が未参戦となった『』で初参戦を果たすことになる。その後『コン・バトラーV』単独の参戦が続いた後、『α』で競演を果たして以降はこのスタイルが定着することとなった。

原作では最終的にボアザン本星に殴り込みをかけるが、それが再現されたのはαシリーズ最終作の第3次αのみで、大抵は地底城攻略でボルテス関連のシナリオは終わる。なお、Lではここを一歩踏み込んで、「ボアザン星で決着をつけた後」が最序盤から描かれる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ボアザン星がゼ・バルマリィ帝国の支配を受けているという設定で、シナリオ的には目立っている。ハイネルとの絡みも多く、隠し条件を満たせば終盤でスポット参戦までする。また本作より『コン・バトラーV』との競演が実現した。
スーパーロボット大戦α外伝
基本的にいるだけ参戦。
第2次スーパーロボット大戦α
ゼ・バルマリィ帝国の支配を脱したボアザン星が『闘将ダイモス』のオルバン大元帥率いるバーム軍を影から支援しており、ド・ベルガン将軍を派遣して来るという展開になっている。
第3次スーパーロボット大戦α
今作で始めてボアザン本星に突入。据え置き機では初めてコン・バトラーVおよびダイモスとの合体攻撃が登場。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
携帯機初参戦。左近寺博士が初登場。また、コン・バトラーVとの合体攻撃はこの作品が初めて。
スーパーロボット大戦R
原作再現は少なめ。
スーパーロボット大戦J
原作再現は多めだが、その都度バトルチームがクロスオーバーして来ている。今回はハイネルとの決着で終了し、ボアザン本星は未登場。
スーパーロボット大戦L
久々の参戦だが、いるだけ参戦。ただ、「ボアザン本星での決着後、地球に帰還するワープの際にトラブルが起き、60年後の世界に現れてしまった。更に2度目のワープ事故に遭い、今度は次元をも超越して異世界に来てしまった」という凄いストーリーがゲーム最序盤から展開されるためか、割と目立つ。なお、このときボルテスチームは『マクロスF』のフロンティア船団に拾われ、外部協力者という形でS.M.S所属という扱いになっており、戦闘時にはバジュラとの特殊台詞やS.M.Sメンバーとの援護台詞が存在する。なお、今作で今まで同じ世界の出身として共演してきたコン・バトラーVとは初めて異なる世界の出身としての共演となった。
余談だが、本作でのボルテスチームのS.M.Sへの馴染みっぷりは相当なものらしく、マクロスFの小説版を執筆している小太刀右京氏は自身のブログで、うっかりS.M.Sにボルテスチームがいることを前提に原稿を書きそうになって慌てて修正したことを暴露している。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初参戦。中盤まで一定ターンが経過しないと自由に合体が出来ないという制限がつけられている。

用語

ボアザン星人
ボアザン星
獣士
鎧獣士
地底城
ボアザン軍の地球侵略の拠点。中世ヨーロッパの城というよりは、レゴブロックのお城のような風貌である。
ビッグファルコン

主要スタッフ

制作会社
東映(プロデュース)、日本サンライズ(アニメーション制作、現:サンライズ)
監督
長浜忠夫
キャラクターデザイン
聖悠紀
メカニカルデザイン
スタジオぬえ、メカマン(現:デザインオフィスメカマン)
音楽
筒井広志

商品情報