「アーケイディア」の版間の差分
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== 機体BGM == | == 機体BGM == |
2019年8月4日 (日) 01:12時点における版
アーケイディア | |
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外国語表記 | Arcadia |
登場作品 | |
デザイン | 藤井大誠 |
SRWでの分類 |
機体 ラストボス |
スペック | |
---|---|
分類 | 人型機動兵器 |
全長 | 22.3 m |
重量 | 44.5 t |
開発 | システム・ネバンリンナ |
所属 | ネバンリンナ個人所有 |
パイロット | ネバンリンナ |
アーケイディアは『スーパーロボット大戦V』の登場メカ。
概要
ネバンリンナが自らの戦闘用ボディとして造り上げた機動兵器。
ガーディム人に失望したネバンリンナがアールフォルツを殺害し、彼の乗っていたバースカルを材料として分解・再構成して一瞬の内に創造した。スレイブナンバー・2044ことナインが収集した様々な世界の機動兵器を参考に製造されている。22mというサイズも、機動性と運動性、必要な火力のバランスを考慮した上での最適解としている。
その姿は白いボディを持つ人型兵器で、スマートで女性的な外観を持つ。背後には機体の全長を超えるプレート状のエネルギー・クリスタルと、攻撃を行うための4機の巨大な後輪のようなユニットが浮かんでいる。
ボディ部分から漏れ出る青白いエネルギー流はフレームにあたるもので、これに装甲を被せてボディを構成しており、その余剰エネルギーが背面のエネルギー・クリスタルを構成している。このため、戦闘アニメでは常に余剰エネルギーが漏れ出すエフェクトが見られる。
艦隊戦を基本としていたガーディムの機動兵器と異なり、高機動・高火力を組み合わせたヴァング・シリーズの機体コンセプトを高い次元で実現した、究極系と言っても過言ではない機体となっている。
最終決戦で地球艦隊・天駆を苦しめたが、ネバンリンナが「愛」という感情を理解できなかった事が敗因となって徐々に押され気味となり、死闘の末に敗北。ネバンリンナが戦意を喪失した事で、彼女と共に消滅した。
登場作品と操縦者
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 通常ルート・困難ルート共に本作のラスボスとして登場。
- 通常ルートでは普通のボスクラスをさらに強化した機体であるが、困難ルートでは一度に25体ものアーケイディアが出現。これを5ターン以内に全滅させることが勝利条件となる。一体一体はHP3万程度と弱体化されているものの、恐ろしい事に全方位&方向指定型MAP兵器を搭載、更にハードモード時にエースボーナスの効果で全機が最大3回行動をしてくる様はまさに地獄。バースカルを撃墜する前にしっかり準備を整えておかないと圧倒されかねない。総力戦を挑むと相当な被害を覚悟しなければならないが、集中的に育成した強力なユニット(マジンガーZEROやブラックサレナ、ヴィルキス等)を単機突入させたほうが対処はしやすい。
- また、ラスボスとしては珍しいシールド防御持ちなので、ランダムにダメージが軽減されてしまう点も注意。ダイレクトアタックを有効活用したい。
- 通常ルートではHPを60%以下にする、困難ルートではアーケイディアを4体を倒すと、ネバンリンナの弱化イベント(更に、困難ルートの場合はヤマトの波動砲解禁イベント)が発生する。波動砲はマップ兵器バージョンでも精神コマンドやスマッシュヒットを併用すれば、一発でアーケイディアを撃破できる火力なので、積極的に使えるようにしたい。なお、このイベントの際に分析やかく乱の効果が切れるので、その点も注意。
- (困難ルートでは)数あるラスボスの中でも、数で押してくるという珍しいタイプのラスボスとなった。
- スーパーロボット大戦T
- エキスパンション・シナリオにおけるラストボスの片割れとして登場。通常ルートでは単体だが、激闘ルートでは『V』ほどではないが10体に増殖して襲い掛かってくる。
装備・機能
武装・必殺武器
- メビウス・ディザスター
- 全方位型MAP兵器。
- 「メビウス」とは無限の環を示す「メビウスの帯」から。
- クライン・クライシス
- 方向指定型MAP兵器。
- 「クライン」とは表裏のない特殊な物体「クラインの壺」から。
- テッセラクト・カタストロフ
- 背中の4機の攻撃ユニットの配置を変え、強大なビームを発射、エネルギー・クリスタルを介してワープし連続攻撃を加えた後、攻撃ユニットを合体させて巨大な剣を作り、両断する。
- 通常ルートで+70%、困難ルートで+60%と尋常ではない命中補正を誇る。
- 「テッセラクト」とは正八胞体(四次元超立方体)の意。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
- バンプレストオリジナルのラスボスとしては一番小型。またシリーズ全体から見ても(無限のフロンティア二作除く)、XAN-斬-、キュベレイに次ぐ小ささである。ネバンリンナ曰く、機動性と運動性、必要な火力のバランスを考えれば、このサイズが最適解らしい。
- その為、大型(Lサイズ以上)ユニットによる攻撃はダメージ増大が期待できるが、『V』は味方大型ユニットの数が少ないのが難儀か。
- このサイズに加えて通常ルートのハードモードでは運動性が200もあり、ネバンリンナも全パイロット中最高の回避と極を併せ持つため、凄まじい回避能力を見せる。
カスタムボーナス
- 敵対軍勢の移動力を-2する。
- ただでさえ少ない移動力を更に少なくする、気力制限も範囲指定もない中々に鬱陶しいボーナス。近づく為には、加速のみならずエクストラアクションの「ブーストダッシュ」やエクストラオーダーの「緊急回収」なども駆使したいところ。幸い、アーケイディアが複数機存在する場合でも移動力減少値が重複しないのは救い。
機体BGM
- 「覚醒する鉄女神」
- ネバンリンナ専用曲で、今作で唯一のボス専用のBGMだが、イベント発生後は優先度が低下する。
- 実はこの曲が最初に流れるのは、第19話でのグーリーの初登場時である。
- 「THE EXCEEDER」
- イベント発生後はこちらになる。
関連機体
余談
- アーケイディアとは、ギリシア神話における「理想郷(アルカディア)」の意(実在の地名としても残っている)。遥かな航路の果てに「理想郷」が待っているというのは物語の必然なのであろう(それが皮肉な内容であったとしても)。
- 実際のゲームでは分からないが、設定画では食い込み気味のTバック型の腰部装甲になっているのが確認できる。
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