「ゼルガード」の版間の差分

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異世界[[アル・ワース]]の法と秩序の番人である[[魔従教団]]が開発した[[オート・ウォーロック]]。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。
 
異世界[[アル・ワース]]の法と秩序の番人である[[魔従教団]]が開発した[[オート・ウォーロック]]。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。
  
教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。正式採用機の[[ディーンベル]]と比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能。
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教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。正式採用機の[[ディーンベル]]と比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能<ref>第39話からサブ主人公が同乗する他、第19話では、[[モモカ・荻野目|モモカ]]が同乗して[[ミスルギ皇国]]を出奔している。</ref>。
  
 
前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。
 
前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。
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;[[ゼルガード・ミラー]]
 
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:ホープスが作り出したゼルガードのコピー機。イオリ編でのみ登場する。
 
:ホープスが作り出したゼルガードのコピー機。イオリ編でのみ登場する。
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2018年5月19日 (土) 07:37時点における版

ゼルガード
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 浅井真紀
分類 オート・ウォーロック
全高 26.3 m
重量 37.3 t
開発 魔従教団
所属 魔従教団エクスクロス
主なパイロット イオリ・アイオライト
アマリ・アクアマリン
ホープス
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概要

スーパーロボット大戦X』の主人公機。

異世界アル・ワースの法と秩序の番人である魔従教団が開発したオート・ウォーロック。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。

教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。正式採用機のディーンベルと比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能[1]

前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。

実は魔獣エンデが自身の転生の為に作らせた、謂わば彼の新たな「肉体」である。「エンデの心」である教主、「エンデの生命」であるホープスが融合することで、エンデの新たな肉体の器となり、そこへエンデが憑依することで転生が果たされることになっていた。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦X
本作の主人公機。男性か女性で武器の性能が異なる。ガンレオン以来となる後継機不在型の主人公機で、パワーアップしていく形となる。
性能的には攻撃偏重型のスーパー系に近いもので避けないわけではないが、集中をかけても不安が残る程度で、防御面もシールドこそあれ狙われやすいためやや不安がある。特にこだわりがなければ主人公の誕生日鉄壁を習得するものにしておけば、集中や必中不屈で立ち回ることになるデフォルト誕生日よりも安定するがパターンが4種類しかない。その中で最速で鉄壁を修得できるのは水瓶座(1/20~2/18)のAB型で14。毎度おなじみの特殊誕生日11/11 B型は支援型の上にサブパイのホープスと被りまくり、集中しかないので使いにくい。
射程が長めの武器が多く、主人公が援護攻撃サポートアタックを持つので移動力を補強して味方機と足並みを揃えて進軍したい。
本機最大の特長である特殊コマンド「ドグマ」が強力なので、ある程度鍛えて前線に置いておきたいところ。
なお、本編の成長が一切反映されないDLCマップで唯一ドグマの習得状況が反映されるため為、本機が出撃可能なステージでは、ドグマを多く習得しておくと幾分か楽になる。

装備・機能

武装・必殺武器

全武装に気力制限が存在し、100未満になると何もできなくなる。前述の通り主人公で微妙に性能が変化し、イグネスト、ヴァーテクスはそれぞれ主人公の得意とする属性の方が威力が高くなり、テンペスタ以降の武装は男主人公なら格闘、女主人公なら射撃属性となる。また、式番の数値が大きくなるほど威力が高くなる。

灼熱の壱拾弐式~参拾玖式:IGENEST(しゃくねつのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:イグネスト)
右腕を前に構え、機械式の魔法陣から炎を出す。
旋風の壱拾弐式~参拾玖式:VARTEX(せんぷうのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:ヴァーテクス)
魔法陣から発生した風を腕に身に纏い、刃のように敵を切り裂く。
征嵐の壱拾陸式~弐拾捌式:TEMPESTA(せいらんのじゅうろくしき~にじゅうはちしき:テンペスタ)
魔法陣から雷が混じった嵐を発射させる。
閃光の壱式~伍式:電光切禍(せんこうのいちしき~ごしき:でんこうせっか)
第9話で主人公がライバルとの戦いで、自身の危機の際に新たに生み出した術式。強引に創り出した為機体にかなりの負荷を掛けているらしく、最初のドグマの収縮の際に機体の一部が小規模の爆発を起こしている。
両手に球体のドグマを収縮し、両脚に雷を帯電させて連続で蹴り込み、両手のドグマで連続で殴りつけた後融合させて発射、トドメに右脚に再び雷を帯電させて飛び蹴りで〆る。
飛翔の壱式~参式:比翼天翔(ひしょうのいちしき~さんしき:ひよくてんしょう)
第26話で、ホープスと力を合わせて生み出した術式。
敵機体を「拘束のCOMPRE」で動きを留めてゼルガードの翼を顕現させ、召喚した加速用カタパルトで加速し、突撃する。
創造の零式~壱式:天地真命(そうぞうのれいしき~いちしき:てんちしんめい)
第39話にて、サブ主人公が乗り込む事によって生まれた術式。二人分のオドを収束し、魔法球の中へ敵機を拘束して破壊と創造を司る白と黒の無数の魔法陣からレーザーを撃ち込む。トドメ演出ではゼルガードが腕を静かに下ろすと共に敵機が魔法球の中で完全に消滅する。「気力低下」の効果付き。

特殊能力

シールド防御
実体のシールドではなく、魔力の盾でガードする。
ドグマ
様々な効果をもたらす専用コマンド。それぞれ1マップにつき1回のみ使用可能。全6種類で、ファクトリーの「Magicカスタマイズ」のグレードを解放することでラインナップが追加される。ちなみに力場のPALASはオールキャンセラーに無力な点に注意。詳細は以下のとおり。
ドグマ 効果 解禁条件
意力のSPRITA 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)のメインパイロットのSPを25回復する GRADE1解放
源泉のPOTANT 周囲2マス以内にいる味方ユニット(自機を含む)全てのENを50回復する GRADE2解放
戦陣のAUXLUM 隣接する味方ユニットのExCを1上昇させる GRADE3解放
力場のPALAS 周囲2マス以内の敵ユニット全てのENを-100させ、「運動性▼」「装甲値▼」「照準値▼」を付与 GRADE4解放
跳躍のSALIRA 周囲4マス以内にいる味方ユニット1機を4マス以内の任意の位置へ移動させる
対象ユニットが待機できない位置へは移動不可
GRADE5解放
魂魄のPRODIG 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)に「魂」「気迫」「ダイレクトアタック」「スマッシュヒット」をかける
「スマッシュヒット」の効果は1戦闘のみ
GRADE6解放

移動タイプ

珍しいことに、機体・武器双方の適応オールAを誇る。ドグマは物理的干渉に左右されにくいということだろうか。

サイズ

M

カスタムボーナス

強化パーツのスロット+1
『V』のヴァングレイに引き続く内容。
最大スロット数4を狙えるため、ドグマとパーツ使用に専念する支援機として運用するのも一つの戦略であろう。

機体BGM

「強き心と共に」
イオリ・アイオライトのテーマ。
「旅立ちの季節」
アマリ・アクアマリンのテーマ。
「生まれいずる力、その名は決意」
イオリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。
「振り向かないと決めた日」
アマリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。

関連機体

ゼルガード・ミラー
ホープスが作り出したゼルガードのコピー機。イオリ編でのみ登場する。

脚注

  1. 第39話からサブ主人公が同乗する他、第19話では、モモカが同乗してミスルギ皇国を出奔している。