「エステバリスカスタム」の版間の差分
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2017年7月5日 (水) 19:23時点における版
エステバリスカスタム | |
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外国語表記 | Aestivalis Custom |
登場作品 | 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- |
分類 | エステバリス |
全高 |
リョーコ機:8.23 m ヒカル機:8.24 m イズミ機:8.25 m |
重量 | 1.3 t |
動力 | 重力波アンテナ兼電力バッテリー |
原型機 | エステバリスII |
開発 | ネルガル重工 |
主なパイロット |
スバル・リョーコ アマノ・ヒカル マキ・イズミ |
概要
「重力波コントロールを2個にすれば出力も2倍」という、ほとんど思いつきのようなスバル・リョーコの提案を採用したネルガルがカスタマイズし、実際は新型に相当するスペックを達成した。重力波コントロールの増設やフレームの改良が行われ、熟練パイロットにしか扱えない機体になった。
初期はリョーコ機のみだが、その後はアマノ・ヒカルとマキ・イズミに同型が配備されていたので、既に量産を見通した設計であったことが窺い知れる。
機体
- リョーコ機
- スバル・リョーコの専用機で、カラーリングは赤。指揮官用のセンサーの役割を持つアンテナが特徴。
- ヒカル機
- アマノ・ヒカルの専用機で、カラーリングは黄色。
- イズミ機
- マキ・イズミの専用機で、カラーリングは緑。
- ガイ機
- ダイゴウジ・ガイの専用機で、カラーリングは青。ただし、ガイが劇場版時点ですでに死亡している為、スパロボセミオリジナル機に部類される。デザインはTV版の頭部そのままにカスタムのフレームをくっつけただけ。
登場作品と操縦者
ブラックサレナの素体であるエステバリス・テンカワSPLも「エステバリスカスタム」名義となっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 3人娘の機体が登場(ガイはスーパーエステバリスに搭乗する)。換装はできなくなるが、強化前のエステバリスとほとんど変わらない感覚で使用できる。
- スーパーロボット大戦W
- 第二部から参戦。ダイゴウジ・ガイ専用機が登場。性能はリョーコ機と同じ。ナイフもランサーもなくなるので、格闘が得意なアキト・ガイ・リョーコの場合、考えようによっては弱体化している。2人以外でもこの仕様になったお陰で切り払いがなくなり、単体でバリアを貫通出来る武器がなくなった。代わりに合体攻撃でバリア貫通が可能だが、3人娘・アキト&ガイとも揃うまで話数がかかる。それでもラピッドライフルしか装備のないエステバリスIIと比べれば、単機でもある程度戦える。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- エステ3人娘の機体が登場した。本作ではディストーションアタックがフィールド貫通武器だが、主力は合体攻撃。合体攻撃が燃費・攻撃力の両面で破格の超高性能のため、気力さえ上がれば合体攻撃を3機で連発することが可能。その特性ゆえ、援護攻撃に利用すると相当なダメージ効率が見込める。強化パーツで射程を延ばすと、その使い勝手は更に向上する。因みに、リョーコは「魂」を持つので、リアル系でも最強クラスのダメージを叩き出すことが可能。反面、運動性はそれほど高くないため、強化パーツやEWACでカバーしたい。
- スーパーロボット大戦MX PORTABLE
- PS2版に準拠。お気に入りを3作品指定できるため、本作をお気に入りにするプレイヤーも多いと思われる。
- スーパーロボット大戦V
- エステ3人娘はリョーコ機のみユニット扱いで、他2機は演出のみの登場。
- EN調整がナデシコがいる前提の調整となっているが、重力波アンテナの仕様変更や殆どのステージでナデシコは強制出撃なので、ナデシコが出撃しているステージではEN関連は無視しても支障がないレベル。
- 逆に言えば、ナデシコがいないとすぐにガス欠してしまう。カスタムボーナスの効果がある武装は全て消費ENが50なので猶更。
装備・機能
旧エステバリスの特徴だった換装能力が廃止され、武装も全体的に少なくなった。その代わり『砲戦フレームの長射程と空戦・0G戦フレームの機動力』という、いいとこ取りの性能となっている。機体性能や地形適応も向上しており、戦う場所をほぼ選ばなくなった。ナデシコからの無限エネルギー供給や、強力な合体攻撃も健在である。
武装・必殺武器
武装
- ラピッド・ライフル / ゲキガンショット
- 標準武装で、携帯火器の一つ。
- 大型レールガン / ゲキガンカノン
- 長身の重力レール・ガン。携帯火器の一つ。エステバリスカスタム唯一の長射程武器。
- SRWではナデシコとの同時運用を考えた場合、射程と地形適応が噛み合う事で互いに連携がとり易くなっている。
- 『V』では重力波ビームの距離制限がなくなった関係で燃費が凄まじく悪化しており、初期状態でEN消費が30と重いコストになっている。
- イミディエットナイフ
- エステバリス専用の短刀。
- ゲームでは装備していないため、剣装備がない=切り払いできなくなっている。
- ディストーションフィールド
- 周囲の空間を歪ませるバリア。
必殺技
- ディストーション・アタック / ゲキガンフレア
- ディストーションフィールドによる突貫攻撃。ガイ機は夕日をバックにガイ・スーパーアッパーを決める。シルエットもゲキガンガーになっている。
召喚攻撃
合体攻撃
- フォーメーションアタック
- リョーコ、ヒカル、イズミによる連係攻撃。『W』では攻撃力の高い格闘と、射程が僅かに長い射撃の2タイプが存在し、両者ともバリア貫通属性が追加された。
- 『V』ではリョーコ機の召喚攻撃になった。
- ダブルゲキガンフレア
- ガイとアキトによる友情の必殺技。『W』では、幻の両者劇場版設定のダブルゲキガンフレアが実現した。『W』ではバリア貫通属性がある。
特殊能力
- 銃装備
- 『W』で採用。撃ち落としを発動。
- ディストーションフィールド
- ビーム兵器とグラビティ兵器のダメージを一定値まで無効化し、それ以外の属性のダメージを軽減する複合タイプのバリア。
- 要・重力波ビーム / 重力波アンテナ
- ナデシコB、またはナデシコCを中心とした一定範囲内にいる場合、全回復する。作品によって能力名の表記が異なるが、効果は同じ。
- 『V』では、ナデシコが出撃していれば毎ターンENが全回復する仕様に変更された。
移動タイプ
サイズ
- S
カスタムボーナス
- 全ての格闘武器の攻撃力が+200され、CRT+30。
機体BGM
- 「GO!エステバリス」
- 「GO!エステバリス」、「エステバリス(I、II、III)」の楽曲のアレンジバージョン。『W』以前の作品で採用。
- 「ナデシコのテーマII」
- 『W』で採用されたデフォルトテーマ。
- 「Three Angels」
- 『W』で採用された3人娘用デフォルトテーマ。
- 「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」
- 『W』でダブルゲキガンフレアの使用時に必ず流れるBGM。
商品情報