「アナ・メダイユ」の版間の差分
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2020年1月19日 (日) 03:53時点における版
アナ・メダイユ | |
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外国語表記 | Ana Medaille |
登場作品 | オーバーマン キングゲイナー |
声優 | 鬼頭典子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 8歳 |
所属 | メダイユ公爵家 |
アナ・メダイユは『オーバーマン キングゲイナー』の登場人物。
概要
ドームポリス・ウルグスクの領主であるメダイユ公爵家の令嬢。
キングゲイナー奪取のために公爵家の居城に侵入したゲイン・ビジョウと、それに同行していたゲイナー・サンガの手によって、エクソダスを実行するための「人質」に捕らえられる。とはいえ、その旺盛な好奇心も手伝って、嫌がる様子もなく楽しみながらエクソダスに同行している。年相応に無邪気な性格である一方で、大人びた考え方や口調が表に出ることがある。
家名に恥じぬ聡明な判断を見せ、アスハム・ブーンの非道に対しては絶句させる程に理路整然と説教してみせた。
なお父のメダイユ公爵は、横暴な中央政府やシベリア鉄道に支配されているとはいえ、比較的リベラルな施政もあって「芸術を愛好する温厚な名君」として「芸術公爵」のニックネームでドームポリス市民に慕われている。故に、アナ姫の立場も公爵家の姫や人質としてというよりも、むしろヤーパン・エクソダスのマスコット的な扱いとなっており、幼いながらもヤーパン・エクソダスの指導者である五賢人とほぼ同格の存在として敬意の対象となっている。
リンス・リンナ・リンクという三匹のペットを飼っている。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。NPCだが、担当声優の鬼頭典子氏が『∀ガンダム』のメシェー・クンの役も兼ねていることもあってか声が収録されている。ちなみに没データには、彼女がアカペラで『オーバーマン キングゲイナー』の主題歌「キングゲイナー・オーバー」を歌う、というものが存在する。
- スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
- ストーリーモードで出番が増えている。父のメダイユに電話(UNを使用)する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 前作に引き続き登場。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『破界篇』に引き続きNPC。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- エリアZiのゾイドに興味津々。そのせいか、ルージや同じお姫様のレ・ミィとの絡みが多い。また別の地球に飛ばされた時も一人動じずゲイナーやルージ達をなだめた。
単独作品
人間関係
- ゲイナー・サンガ
- 彼を陽に陰に励ます。
- ゲイン・ビジョウ
- 年齢の差をものともせず、「ゲイン殿」「アナ姫様」と呼び合う良好な関係を築いている。
- サラ・コダマ,ベロー・コリッシュ
- よく護衛をしてもらった。
- メダイユ公
- 父親。彼女の教養は彼の薫陶の賜物である。
- リュボフ・スメッタナ
- 彼女の侍女にして家庭教師。
- リンクス
- ペット。
- アスハム・ブーン
- オーバーマン・ジンバでも彼女の涙は盗めなかった。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- グエン・サード・ラインフォード
- 『Z』ではアナの父が所持するメトロポリスの入手を企てた彼に自身を脅迫同然の取引の材料に利用されてしまい、終盤にパラダイムシティにてアレックスの協力者として姿を現した彼にその事を告げられ大きなショックを受ける。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『X-Ω』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」では旅の途中の彼と出会い、親しくなる。
- レイン・ミカムラ
- 『X-Ω』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」では東方不敗により流派東方不敗の手ほどきを受ける彼女とサラやエウレカ達の特訓に付き合い、応援する。
- ガロード・ラン、ティファ・アディール
- 『X-Ω』のイベント「交わる水平線、その先に」ではガルガンティア船団にてお世話になっている平行世界からの転移者同士であり、友達になる。
リアル系
- チル
- 『Z』では歳が近いこともあって仲がいい。
- レ・ミィ
- 『K』で出来た友達で、同じお姫様。最初はアナの事を生意気だと言っていた。
- ルウ・ルー
- 『K』で出来た友達。落ち込んでいた所を慰めてあげた。
- ルージ・ファミロン
- 『K』では、珍しい男友達。
- ゼロ
- 『第2次Z破界篇』で、前作『Z』において「ZEUTH」を苦しめた「黒のカリスマ」のことを話し、ゼロが黒のカリスマとは違う人間であることを察する。
- 一方、ゼロ(ルルーシュ)のほうはZEUTHメンバーにギアスを使うことを止めるほど、感銘を受けたようである。ある意味ルルーシュの運命が変わる最初のきっかけを作ったとも言えなくもない。
- ティンプ・シャローン、ジェイソン・ベック、カン・ユー
- 『第2次Z再世篇』の中盤で、女装したロランを連れ、彼等との交渉に赴く。
- エウレカ
- 『X-Ω』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」では東方不敗により流派東方不敗の手ほどきを受ける彼女とサラやレイン達の特訓に付き合い、応援する。
- アンジュ、ヒルダ
- 『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」にて親しくなり、戦いが終わった後に、彼女達にも耳かきをしたと思わしき描写がある。
- レド、エイミー
- 『X-Ω』のイベント「交わる水平線、その先に」ではガルガンティア船団にて彼らの世話になっており、友達になる。
その他の版権作品
バンプレストオリジナル
- ランド・トラビス
- 彼のヒートスマイルを「可愛い」と呼ぶ。
名台詞
- 「私は哀れな人質ですよぉ~」
- 自らの境遇をやや誇張してアピール。丸っきりそんな扱いは受けていない。
- 「このオーバーマンのパイロット!こうやってわたくしを捕らえることが、あなたの目的なのでありましょうか?いいえ、そんなことでわざわざオーバーマンをここに寄越しはしないはずです。キングゲイナーを倒し、ヤーパンの民のエクソダスを止めるつもりでここに来ているのでしょう?それが卑怯にも、女二人を盗み取り、身を盾にすることで、何が叶うとお思いですか!あなたもオーバーマンに乗るほどの
武士 なら、恥を知りなさい!!こんな卑屈な行為で、ピープルの心が変えられるものではありません!」 - アスハムにリュボフと一緒に人質にとられ、その卑劣な行為に激怒して説教した際の台詞。子供が言うにはとても確信を突いているため、アスハムも黙り込んで圧倒されるしかなかった。
- 「お父様は電話を知らない昔の人なの?」
- メダイユ公に対して。富野節が効いた台詞である。
- 「うぅ…お父様、ありがとう! 私、メダイユの娘として立派にやります!」
- メダイユ家を勘当された時の台詞。当然ながら彼女は号泣するのだが、それは父親との縁を切られた故の悲しさではなく、メダイユ家を、何より彼女を守るための判断を下してくれた父に感謝するがゆえのものであった。彼女の知性と想像力は、実年齢よりもかなり高いことを示している(ちなみに隣にいたゲイナーはそのことを理解していなかった)。
- 「お母さんに耳掃除してほしいならそう言えばいいじゃないですか! 私でよければしてあげますよ?」
「うれしいって言葉を知らないのですか!? 五賢人の癖に…チョメ!」 - 実にロリコンホイホイな台詞。
- 「ええ、ようやく告白しているみたいですね!」
「みんな聞いてるんだよ? ゲイナー。」
「『エクソダスする前から好きだったんだー!サラのこと抱き締めていっぱいキスをするー!』」 - プラネッタの一件後、帰還したゲイナーに対して。精一杯茶化した。
- 「お黙りなさい! ピープルを守るために、キングゲイナーを取り戻すことが先のはずです。エクソダスには犠牲がつきものだと言いながら、あなた方ご自身は何もしようとしないのですね。ミイヤの唱えたエクソダスというのは、自らが動き出そうという主張のはずです。逃げ出すためのものではなかったはずなのです」
- 不利になりオーバーデビルとの戦いを回避しようとした五賢人に一喝。近くで聞いていたゲインも気圧されていた。
- 「キ~ング、キ~ング、キングゲ~イナ~ メ~タ~ル~オ~バ~マ~ン、キ~ングゲイナ~♪」
- 『キングゲイナー』という作品の最後の台詞。主題歌「キングゲイナー・オーバー!」の歌詞である。
- 『Z』にてオーバーデビル戦を終えた後に挿入され、彼女のこの歌に合わせて、本来ならば可動範囲やスピード的にそんなことは出来ないはずのあの機体等を含めたしかも戦艦までそのステージの出撃機体達が(あくまでマップ上のアイコンではあるが)「キンゲダンス」をする光景が、笑いを誘う。ちなみにこの台詞は、前述の通り没データの中に未使用の音声が入っている。
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
- 「駄目ですよ、メーテル。年頃の女性にとっては、美容はとても重要な問題なんですから」
「ですが私達は育ち盛りですので、ちゃんとご飯を食べましょうね」 - 『ZSPD』ビーター・サービス業務日誌第1話「食べたくて合体」より。ダイエット地獄に難儀するアウトサイダー女性陣へ「バカみたい」と容赦なく斬り捨てたメーテルを窘めるが、アナ姫にとっても「他人事」だった模様。
- 「実は私達ZEUTHは、以前に黒い仮面の怪人に苦しめられた経験があるのです」
「その人物は常に物事に遊び半分で世の中に対して斜に構えているような人間でした」
「ですが、ゼロ…先ほどのやり取りからして、あなたは真面目な方だと私は判断します」 - 『第2次Z破界篇』第28話「放浪のZEUTH」にて、ZEUTHの面々に疑いの目を向けられていたゼロの人物像を評価した時の台詞。しかしゼロの方は、ZEUTHの面々にギアスをかけようと案じた負い目があり、更にC.C.に弄ばれた直後なのでばつが悪そうであった。
- 「女性が苦手とおっしゃってますが、カイメラのあの人とは違うようですね」
- 『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ!」より。事あるごとに「女嫌い」と公言しているクロウに対して。悪い意味で強烈過ぎた女嫌いのレーベンとは異なり、同じく女嫌いではあっても善良な人間性の持ち主であるクロウの姿に安堵しているようにも見える。
携帯機シリーズ
単独作品
- 「みんな、すっかり仲良し…。やっぱりキング・オブ・ハートは、恋愛の伝道師だったのですね!」
「! こうしてはいられません! 早くこのことをみんなに伝えなくては!」 - 『X-Ω』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」より。恋人達の窮地に颯爽と現れ彼女達を救出した、漢として一皮むけたゲイナーとレントン、そして二人を連れて参上したドモン達の活躍を見届けて、事態が全て丸く収まり、皆の成長に満足した東方不敗は再び旅立ち、皆々が恋人達と仲睦まじく去っていく中、感動したアナは急いでこの話を皆に伝えるべく走り出すのだった。こうして、愛の伝道師の伝説は人々に広く流布されていくのだろう。
- 「隠すことはないでしょう。人を好きになる気持ちは、恥ずかしいことではないのですから」
- 『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」より。ドミニクが想い人を助けるためにゲッコーステイトやヤーパンの天井の仲間になった事を話すゲインの言葉に狼狽するドミニクに対して。
- 「その通りです! あなた方もいつまで落ち込んでいるんですか!」
「誰だってお母さんは好きでしょう? それは変なことではないでしょう?」
「あなたも、あなたも、そこのあなたも! そっちのあなたも! みんな、みーんな!」
「お母さんにお耳の掃除をしてもらいたいってずうっと思っていたのなら、みんなまとめて! 私がお耳掃除をしてあげます!!」 - 同上イベントより。「エンブリヲを倒さなければアネモネを助けられない」とエンブリヲに立ち向かっていくギャブレーの言葉に続くように叫んだ台詞。アナの聡明さと優しさと母性が遺憾なく発揮された台詞であり、この言葉で、エンブリヲによる卑劣な精神攻撃によって自身の辛い過去と胸中を暴かれ苦しめられた面々の心を救い、奮い立たせた。この場にいた面々の中には既に親と死に別れる等親との別れがトラウマになっている面々も多く、親を慕う気持ちを全肯定するアナの言葉は、彼らにとって本当に大きな救いとなっただろう。
- 「ええ! みんなのお耳の穴を綺麗にしましたよ!」
- 同上イベントより。エンブリヲが打倒され、クダンの限界が阻止された後に。宣言通り、アナは「みんなまとめて」耳掃除をしてあげたのだった。直後のアンジュとヒルダの様子を見る限り彼女達も完全にアナの優しさと母性に魅了された様子。もしかしたら、彼や彼女もアナに耳掃除してもらったのかもしれない。