「ホイ・コウ・ロウ」の版間の差分
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2019年8月5日 (月) 12:47時点における版
ホイ・コウ・ロウ | |
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外国語表記 | Hoi Kow Low |
登場作品 | 勇者特急マイトガイン |
声優 | 島香裕 |
デザイン | オグロアキラ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 2月2日 |
星座 | 水瓶座 |
身長 | 150cm |
体重 | 67kg |
血液型 | O型 |
所属 | アジアマフィア |
役職 | 頭領 |
ホイ・コウ・ロウは『勇者特急マイトガイン』の登場人物。
概要
中国の暗黒街を牛耳るアジアマフィアの首領。元料理人。「広東風料理拳」という拳法の使い手。
武器の密売や密輸で財を成しており「死の商人」と呼ばれている。ヌーベルトキオシティを中華風の街並みに変える野望を持っており、そのために旋風寺財閥を潰そうと目論む。マフィアのボスらしく目的のためには手段を選ばない冷酷な性格で、各々が悪人ながらもそれなりのポリシーを持つウォルフガングら他のリーダーとは異なり、舞人も彼にだけは暗殺対策のために正体を明かしていない。
物語の中盤頃、マイトガインのパイロットを自身の部下であるパープルと偽ってコンサートを開催しマイトガインを倒す計画を実行するが、勇者特急隊の活躍により計画は失敗。さらに部下のパープルにアジアン・マフィアの財産等を奪われて失脚した。
その後チンジャと二人で生き延びた彼は「サカモト・シンペイ」と名乗り、チンジャの案でラーメン屋台を経営しながら細々と生活していた[1]が、そこに通りかかったサリーや舞人が屋台を手伝い、数日で店は大繁盛となった為パープルが追手を差し向けてきた。その追手から自棄を起こした自分を暗殺者から身を挺して庇うチンジャに心打たれ、追手を撃退。その後は一からやり直すため、チンジャと共に再びラーメン屋台を経営することとなった。最終回のエンドロールでも引き続きラーメン屋に精を出す様子を見せている。
登場作品
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。担当声優の島香裕氏は『GC』以来約13年ぶりの新録となる。概ね原作通りの役回りだが、本作ではウォルフガング、カトリーヌ・ビトン、ショーグン・ミフネらと「デンジャラスゴールド同盟」を結成する。
- 序盤より勇者特急隊を始めとした自軍部隊と交戦するが、原作どおりにパープルの裏切りに遭いアジアン・マフィアを追われてしまう。その後はボーナスシナリオにてヌーベルトキオにてラーメン屋台を経営する傍らで落ちぶれている姿で舞人やアキト達の前に表すが…。なお、この時上記の偽名が「坂本」と漢字読みになっている。
- スーパーロボット大戦X
- 他の犯罪者たちとともに「ブラックダイヤモンド連合」を結成する。今作ではパープルに組織の主導権を握られても追放されず、終盤まで敵として対峙し続ける。終盤のボーナスシナリオ「大地に生きる」では、元BD連合の面々と共に味方として使用可能。
- 担当声優の島香裕氏は2019年7月28日に亡くなられたため、今作が生前最後のスパロボ出演となった。
- スーパーロボット大戦T
- 原作終了後の為か、本編における出番は一切なく、登場はボーナスシナリオ「楽園グルメ紀行」のみ。その為DLCを購入しないとチンジャ共々キャラクター事典に登録されない。
- 原作終了時通り中華料理店を営んでおり、アジアマフィア残党を吸収したレッドドラゴンが、アジアマフィアに関わっていたホイを殺すため街を襲撃してきた際は、自分の城たる店を護ろうという気概を見せた。とはいえ過去が過去だけに、彼とチンジャの顔を知っている舞人には「悪事に戻ったら世界の果てまで追いかける」ことを示唆されて震え上がるシーンも。
- 料理の腕前は相当な物らしく、味覚音痴のヴァンに合った料理を作ってジェットに「中華料理の神」と評され、料理の道をあきらめないアキトにアドバイスを送る場面も。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
人間関係
- 旋風寺舞人
- 面子を潰されたことから叩き潰そうと目論むが、没落後はその彼の激励で再起する。
- 吉永サリー
- 没落後、屋台ラーメン屋を経営していた時に知り合い、彼女の助力によって一時は繁盛する。
- 吉永テツヤ
- 彼がマイトガインを応援する理由をチンジャ経由で聞かされたようで、再起後は「いずれは金を貯めてマイトガインよりカッコイイロボットを作って人気者になる」というラーメン屋稼業の抱負を決めた。
- チンジャ・ルース
- 側近。忠誠心は高く、没落しても変わらず付き従い続けた。
- パープル
- 部下の一人だったが裏切りに合い、組織を乗っ取られてしまう。
- ブラックガイン
- マイトガインを倒すために生みだしたが、すぐに離反された。
- 雷張ジョー
- 『V』では彼からは手段を選ばないと評されている。
- ピータン
- SRW未登場。ペット。オウムともフクロウとも付かない緑色の鳥で、常にホイの傍らにいる。
- ウォルフガング、ショーグン・ミフネ、カトリーヌ・ビトン
- 『V』では彼らとデンジャラスゴールド同盟を結成する……が、ホイはパープルの手によって、早々に同盟から追放されてしまう。
- 『X』ではブラックダイヤモンド連合から追放されず、主導権を握っているパープルを不快に思い、協力している。
他作品との人間関係
- テンカワ・アキト
- 『V』では料理人時代のホイを知っている。
- 『T』では面識はないが、五感を奪われてからもラーメン屋を目指す夢を捨てないアキトに「ぼすらーめんに行ってみるといい」と薦め、これを受けてか実際にエンディングではボスの元で修行に励んでいる。また自身の過去を踏まえてか、道を外れないようにともアドバイスを送った。
- ホウメイ
- 『V』では料理人時代のホイを知っており、チンジャと共に彼女の店で働く事になる。
- 破嵐万丈
- 『V』では更生させるために彼の店を買い取っている。
- アック・スモッグル
- 『X』では彼にアルバイトとして雇われるが、「下品な成金オヤジ」と馬鹿にしていた。もっとも、勇者特急隊からは「似たようなもの」と突っ込まれたが。
- アンジェラ・バルザック
- 『T』では食事という行為に目覚めた彼女から助けた令として半ば強引に料理を求められたため、T3の面々に料理を振る舞うこととなった。また、ホイの言った「料理は愛情」という言葉から、料理には何が大事かという事を理解することとなる。
- ヴァン
- 『T』ではウェンディの口ぶりから極度の濃い味好みである事見抜いて、料理として成立するギリギリの濃い味のユーリンチ―をヴァンに振る舞い、彼からオリジナル笑顔でお代わりを求められるほどの絶賛を受けた。
名(迷)台詞
- 「暗い翼に殺意を乗せて、灯せ、不幸の赤信号!」
チンジャ「悪者特急ブラックマイトガイン! 定刻破って、只今到着!」
ピータン「トウチャク、トウチャク!」 - 第16話より。ブラックマイトガイン搭乗時の決め台詞。「決め台詞がマイトガインへの合体完了時のそれと(ご丁寧な程に)真逆になっている」点が笑いを誘う。
- 『V』ではピータンが登場しないため、上2行までがDVEで再現される。
スパロボシリーズの 名(迷)台詞
- 「スーパーの安売りロボットなどに負けないネ!」
- 『V』におけるスーパーロボット相手の特殊戦闘台詞。スーパーロボットをこんな風に解釈したのは後にも先にも彼ぐらいであろう。
- 「おのれ! 私達をテレビ漫画の悪役と同じだと思うな!」
- 『V』第18話で総司との戦闘前会話にて、シャオマイを『ゲキ・ガンガー』を引き合いに出されて「いかにもなロボット」と評されての反論。そうは言ってもプレイヤーの視点から見れば当の本人らも「テレビ漫画の悪役」であることには違いないなので、またなんともと感じてしまう。メタ描写を含んだ『マイトガイン』キャラらしいやりとりとも言えるか。
- …それにしても「テレビ漫画」とは、これまた古式ゆかしい表現である。
搭乗機体
- パオズー
- アタッシュケースをコアとし、周囲の金属を取り込みボディを生成するロボット。
- 『V』では量産されており、ホイが搭乗する強化型も登場。
- シャオマイ
- オープニングにも登場している、ホイが最後に繰り出したロボット。機体カラーが赤と青の2機が登場し、前者にはチンジャが、後者にはホイが搭乗する。
- 『V』では後者にチンジャと2人で搭乗する。
余談
- 名前の元ネタは中華料理の「回鍋肉(ホイコーロー)」。
- 後期エンディングのラスト3分割のカットでは、悪役の中でホイとチンジャは登場しないが、これは編集の都合でカットされてしまったためである(あと一人は浜田が入る予定だった)。
脚注
- ↑ もっともホイは酒に溺れて働こうとはしなかった。