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;小隊攻撃の攻撃力アップ+20%~30% | ;小隊攻撃の攻撃力アップ+20%~30% | ||
:小隊攻撃の最終ダメージが上がる。全体攻撃がメインの機体が小隊長機だと相性が悪い。代表的な所持者は[[クワトロ・バジーナ]]、[[ハマーン・カーン]]、[[ロイ・フォッカー]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]。 | :小隊攻撃の最終ダメージが上がる。全体攻撃がメインの機体が小隊長機だと相性が悪い。代表的な所持者は[[クワトロ・バジーナ]]、[[ハマーン・カーン]]、[[ロイ・フォッカー]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]。 |
2017年11月26日 (日) 02:47時点における版
小隊システムが登場した『第2次スーパーロボット大戦α』から登場した要素。
概略
小隊編成時、小隊長となったキャラクターが小隊全体にもたらす能力。なお、小隊を組まなくても効果は発生する。小隊員になると、効果が発揮されないので注意。
『Z』では「隊長効果」という名称。艦長の場合は「艦長効果」となり、戦艦自体と隣接した全ての小隊に効果をもたらす。名称こそ異なるが、艦長が通常のユニットに搭乗すると効果を発揮しない…なんて事はないので安心。エルチやシロッコが例。
小隊長能力は通常初期設定のまま固定だが、一部のキャラはイベント進行によって効果が強化・或いは変更される場合がある。味方と敵の両方のデータがあるキャラも、やはり所属勢力で小隊長能力が異なる事がある。
初期習得の能力にも関わらず、習得に条件のあるエースボーナスより強力な効果を秘めたものも多い。
採用作品
ツインバトルシステムのOGS・OG外伝では、機体特性やキャラクターごとに個別に設定されたエースボーナスが実質的な代替要素となる。ただし、機体特性はツインユニットを組む必要があり、エースボーナスはエースになる必要がある。
代表的な能力
小隊長によっては、2種類の別系統の能力を持っている場合がある。
命中・回避・クリティカル系
もっとも多くのキャラが持つ能力。他の能力と併せ持つことも多い。味方キャラだと大半が精々10%程度だが、この能力は最終命中・最終回避を増加させるため、どんなに弱いパイロットでもこの能力を所持していれば、最低でも命中率が10%は約束される。最終補正の為、並のスキルより強力な場合もある。もちろん、先天技能と重複するため、リアル系パイロットの主役格は更に高い能力を発揮する。20%以上は強力な為か、敵が所持している事が多い。
- 命中率アップ+10%~40%
- カミーユ・ビダン、ツワブキ・サンシローなど多くのパイロットが持ち、代表キャラは絞りづらい。
- 反撃時の命中率+30%
- 反撃時の最終命中率が+30%増加する能力。今の所、習得者はバット将軍(『第2次α|』)のみ。
- 回避率アップ+5%~30%
- アムロ・レイ、オルソン・D・ヴェルヌが代表的。効果が高いものは、『第2次α』のピッツア(+30%)。逆に最も低いのは、『第2次α』のアイビス(覚醒前)で殆ど役に立たない。
- 敵フェイズ回避率+20%
- リーナ・ルーンが所持。ある意味予知の隊長効果版だが、気力は無関係。
- クリティカル率アップ+10%~30%
- デュオ・マックスウェル、破嵐万丈(『第3次α』以降)、ロジャー・スミスなどが代表的。
艦長効果限定
最終与ダメージ上昇系
クリティカル、熱血、魂や、マジンパワーなど他の最終与ダメージ上昇効果と効果が重複する。
- 特定の敵に対して攻撃力アップ
- 特定のキャラクターしか持ち合わせてない。敵対組織、男性・女性、敵がいる地形など。破嵐万丈(第2次α)の『メガノイドへの攻撃力+40%』、剣鉄也(第2次α)の『ミケーネ帝国への攻撃力+20%』、タカヤノリコの『宇宙怪獣への攻撃力+20%』、Zのアポロの『対堕天翅への攻撃力+40%』、ホランドの『飛行ユニットへの攻撃力+20%』などが代表的。特定の敵対組織に対して効果を発揮する能力の場合、それらが登場しなくなると無意味となってしまうのが難点。典型例は第3次αのソルダートJで、事実上スポット参戦時にしか効果がない。また、レオナルド・メディチ・ブンドル(第2次α、第3次α)、桂木桂(Z)が取得する、男性(人外も含む)への攻撃力+20%、女性への攻撃力-20%というような、ユニークなものまである。
- 射撃武器の攻撃力アップ+10%
- 射撃属性の攻撃による全てのダメージが○%増加する能力。持っているキャラクターは少ない。代表的な所持者はセツコ・オハラとシュラン・オペル。PLA武器は射撃武器が多い為、小隊員にも有効。
- 格闘武器の攻撃力アップ+10%~40%
- 格闘属性の攻撃による全てのダメージが○%増加する能力。こちらも持っているキャラクターは少ない。代表的な所持者はゴルディーマーグ、ゼンガー・ゾンボルト、トウマ・カノウ。PLA武器は射撃武器が多い為、専ら小隊長を強化する意味合いが強い。なお、格闘武器がPLA武器の機体はスーパー系機体に多め。
- 反撃時の攻撃力アップ+10%~40%
- エネミーフェイズ時に攻撃力がアップ。代表的な所持者はカミーユ・ビダン、張五飛、シン・アスカ、惣流・アスカ・ラングレー。基本的に感情の起伏が激しく、気性の荒いキャラが持つ事が多い(例外はクォヴレー・ゴードン)最も効果が高いのは第2次αのバルバスで、なんと40%も補正が掛かる。
- 自軍フェイズ時の与ダメージ+10%~20%
- 第2次αのコロスとZの天空侍斗牙が持っている。自軍フェイズなら、あらゆる攻撃の最終ダメージが伸びるため、かなり強力な効果。
- 小隊全体に『サイズ差補正無視』の効果
- 第3次αの鋼鉄ジーグが持つ。ジーグも含めサイズの小さいユニットにはほぼ確実にダメージアップに繋がる。なお第3次αでは、この小隊長能力がある為に鋼鉄ジーグは特殊技能のサイズ差補正無視をパイロット養成で取得できない仕様になっている。よって、鋼鉄ジーグは小隊員になるとサイズ補正を無視できない。ただしPLA兵器が強力ではない(使用する機会が少ない)ので、さほど弊害は無い。
- ダメージアップ+10%~50%
- 常時攻撃力がアップする能力。非常に強力な故か、敵かスポット参戦の味方が持っている事が多い。最強は第3次αの敵として登場時の獅子王凱で、「攻撃力+50%」という破格の補正値を持つ。
艦長効果限定
- 隣接した小隊の攻撃力+10%
- ディアナ・ソレル、ラクス・クラインが所持。二機とも隣接させれば、効果が重複する。効果自体は強力だが、どちらも正式加入は終盤。
- 隣接する味方の特定の敵への攻撃力+40%
- 神北兵左衛門が所持。具体的にはガイゾックに対して。特定の相手とはいえ破格の補正値である。
防御系
- ダメージ率低下-10%~30%
- キャラクターによって数値が異なるが、全属性の被弾時のダメージを少なくする。ただし、キャラによってはビーム兵器に限定されるケースもある。防御系能力の一つだが、精神コマンド直撃で無効化できない。代表的なものには兜甲児の『ダメージ-20%』がある。特殊スキルのガード等と効果が重複する為、ボスクラスは非常に硬くなる。敵が所持していると厄介な能力の一つ。
- 切り払い・シールド防御(ブロッキング)の確率アップ
- 切り払いやシールド防御の発生確率がアップする。Zではブロッキングに統合された。代表的なものには竜崎一矢の『切り払いの発生確率+20%』や壇闘志也の『ブロッキングの発生確率+40%』などがある。
- 防御技能の発生率1.5倍
- シールド防御、切り払い等の技能の発生確率を1.5倍にする。この能力は、第2次αの没パイロットであるレビ・トーラーのみが所持。第3次αでは未採用。
- バリアの効果アップ
- バリアで耐えられるダメージが増える。代表的な所持者は碇シンジ(A.T.フィールド限定)。
- 特殊効果武器無効
- 敵の特殊効果武器を無効化する。各パイロットにより効果が異なり、味方側では大抵○○系のみ無効化というパターンが多く、完全に無効化できるパイロットは非常に少ない。代表的な所持者はヒルデ・シュバイカー(第3次α、パイロット系のみ無効)、ラクス・クライン(第3次α、マインド系のみ無効)、渚カヲル(第3次α、全特殊効果無効)、ランド・トラビス(Z、全特殊効果を完全に無効化、直撃でも無効化されない)など。
艦長効果限定
気力系
- 小隊全体に『気力+ (命中)』の効果
- 今の所、敵専用の隊長効果。
- 小隊全体に『気力+ (ダメージ)』の効果
- 藤原忍、神勝平などが所持。
- 小隊全体に『気力+ (回避)』の効果
- 熱気バサラ、ロラン・セアック、レントン・サーストンなどが所持。技能版とは効果が重複しない。
- 小隊全体に『戦意高揚』の効果
- 技能版と効果が重複し、Zでは合わせると1ターンで+6の気力アップ効果が得られる。ミレーヌ・フレア・ジーナス、ジロン・アモスなどが所持。
援護・支援系
援護攻撃・援護防御効果アップの小隊長能力を持つパイロットの中には、デフォルトで対応する援護技能を持たないキャラもいるので注意。そういったキャラは、パイロット養成で対応技能を取得させる必要がある。
- 援護攻撃のクリティカル率アップ
- 援護攻撃のクリティカル率がアップする。フォウ・ムラサメが所持しているが、同キャラはデフォルトでは援護攻撃を未習得の上に「連携攻撃」を取得した場合、死に能力と化す。
- 援護攻撃の攻撃力アップ
- 援護攻撃の最終ダメージがアップする。代表的な所持者はディアッカ・エルスマン、ルナマリア・ホーク。
- 援護防御時のダメージ減少
- 援護防御で受けるダメージを減少させる。宇都宮比瑪、カトル・ラバーバ・ウィナー、綾波レイが所持。援護防御を行うのは小隊員であり、この能力を持った小隊長を援護防御した隊員の受けるダメージを減らす能力となっている。Zでは戦艦系ユニットを小隊長で援護防御できるようになった。
- 小隊攻撃の攻撃力アップ+20%~30%
- 小隊攻撃の最終ダメージが上がる。全体攻撃がメインの機体が小隊長機だと相性が悪い。代表的な所持者はクワトロ・バジーナ、ハマーン・カーン、ロイ・フォッカー、カガリ・ユラ・アスハ。
- 小隊攻撃の攻撃力アップ+40%
- 小隊攻撃の最終ダメージが上がる。代表的な所持者はシャア・アズナブルとハマーン・カーン。上記小隊攻撃の攻撃力アップの敵バージョンと考えるべきか。
HP・EN系
- 消費EN低下
- 全ての武器の消費ENが低下する。特殊技能のEセーブとの重複可。代表的な所持者はサウス・バニング、ウモン・サモン。EN消費が激しい機体に乗せると、最大限に恩恵に預かれる。便利すぎた為か、現時点で味方が習得出来る作品は第2次α、第3次αのみとなっている。Zではシャギアの専用能力。
- HP・ENの回復量アップ
- 毎ターンの自軍行動開始時のHP・ENの回復量がアップする。回復地形の上にいる時や修理・補給ユニットと小隊を組んだ際に効果を発揮。代表的な所持者はファ・ユイリィ、早乙女ミチル(第3次αまで)、クスハ・ミズハ。なお、回復率は加算ではなく乗算(元の回復率が10%で、小隊長能力が+50%の場合、60%ではなく15%になる)である。最大はレイ・ラブロックで、乗機が非武装であるためか「回復量+100%」という非常に高い補正値を持つ。
艦長効果限定
- 隣接する味方機の消費EN低下
- 全ての武器の消費ENが低下する。特殊技能のEセーブとの重複可。フリーデンの艦長(ジャミル・ニート⇒サラ・タイレル)などが所持するが、戦艦自体は弾数制の主砲しか武器がない。
成長系
- 獲得資金アップ
- シリーズやキャラによって倍率は異なる。エースボーナスや強運との組み合わせで獲得額が更に上昇するが、最高倍率は2倍止まりで、精神コマンドの幸運とは効果重複しない(低難易度時の基礎獲得資金補正は例外)。代表的な所持者はジュドー・アーシタ、ガロード・ラン、アラド・バランガ。
- 経験値アップ
- 主に新米パイロットなどが持つ。代表的な所持者はコウ・ウラキ、トビア・アロナクス、カツ・コバヤシ(Z)。
艦長効果限定
- 隣接した小隊の獲得資金アップ
- 戦艦自体にも効果がある。エースボーナスや強運と重複して獲得額は更にアップするが、最高倍率は2倍止まりの為、精神コマンドの幸運とは効果重複しない(低難易度時の基礎獲得資金補正は例外)。代表的な所持者はエルチ・カーゴ(艦長時)、シャイア・トーブ。
マップ系
- 小隊移動力+1
- 小隊全体の移動力が+1。代表的な所持者は獅子王凱、アスラン・ザラ、イサム・ダイソン、アイビス・ダグラス。
- 武器の射程+1
- 射程1及びマップ兵器以外の武器の射程を+1する。代表的な所持者はトロワ・バートン、北条真吾、ゼオラ・シュバイツァー。利用にあたっては、強化パーツで射程を延ばした上で、この能力と併用する事で超長射程を実現するのが一般的。
地形適応系
小隊全員の地形適応を引き上げるものだが、小隊長機が貧弱だと、地形適応が高くても戦闘には不向きになってしまうのが難点。αシリーズでは武器の地形適応が変化しないので注意。
- 小隊全員の地形「空」の適応をAまたはSにする
- ユニットの機体と全武器の地形適応に効果がある。流竜馬(ZではS)、ファン・リーが所持。非常に便利かつ強力。
- 小隊全員の地形「陸」の適応をAまたはSにする
- ユニットの機体と全武器の地形適応に効果がある。神隼人(ZではS)、ヤマガタケが所持。陸戦タイプの敵が多ければかなり有効。
- 小隊全員の地形「海」の適応をAまたはSにする
- ユニットの機体と全武器の地形適応に効果がある。車弁慶(ZではS)、ハヤミ・ブンタが所持。有効に活用できる場面がほぼ無いのが問題。
- 小隊全員の地形「陸海空」の適応をAにする
- ユニットの機体と全武器の地形適応に効果がある。鉄甲鬼、イルイ・ガンエデン(第3次α)、ルアフ・ガンエデン、ケイサル・エフェス (人物)が所持。
特殊系
- 特定の敵及び性別に対して攻撃力ダウン
- 男性・女性など。特定の敵に対する攻撃力アップと併せ持っている事が多い。代表的なのは桂木桂やレオナルド・メディチ・ブンドルの「女性への攻撃力-20(50)%(併せ持つ能力は『男性への攻撃力+20(50)%』)」。
- MAP兵器無効
- 自小隊全機がMAP兵器による攻撃を完全に無効化する。イルイ(第2次α)とクラックス・ドゥガチ(偽)が所持。旧シリーズの特殊能力の一つである「MAP兵器無効」と効果は同じ。