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+ | :運動性が極めて高い上にサイズSで、パイロットらも軒並み高水準の回避能力を持つため、無改造でも敵の攻撃をかなり避ける。全機宇宙適応が標準でSなので、宇宙ステージではこれに磨きがかかる。ただし逆にSサイズなせいで、サイズ差補正による火力不足に悩まされがちとなる(反応弾とMDE弾にはサイズ差無視効果があるが・・・)。 | ||
+ | :宇宙に出てパックを装着すると、機体と武器の地形適応が適切なものに変わる他、HP・EN・装甲が若干底上げされる。ただしオズマ機のみ、'''移動力が1下がる'''と言う弱体化部分がある。 | ||
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+ | :ちなみに破界篇の項に在るランカ・シェリルとの同乗だが、本作38話「ジャーニーズ・エンド」では明らかにランカを乗せたまま戦っていた(彼女を降ろしたのは「トゥルー・ビギン」の開幕なので、バトル・ギャラクシー撃墜までは乗せていたことになる)。 | ||
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2013年1月3日 (木) 06:04時点における版
VF-25 メサイア(Messiah)
- 登場作品:マクロスF
- 分類:全領域型可変戦闘機【バルキリー】
- 形式番号:VF-25
- 全長:18.72 m(ファイター時)
- 全高:14.53 m(バトロイド時)
- 空虚重量:8,450 kg
- 動力:熱核反応炉
- 推進機関:新星/ P&W / RRステージII熱核反応タービン FF-3001A×2
- 補助機関:P&W高機動バーニアスラスター HMM-9,ISC(慣性蓄積コンバーター)
- 推力:1,620KN+×2
- 最高速度:マッハ5
- 開発者:新星インダストリー,ゼネラル・ギャラクシー共同
- 所属:新統合軍⇒S.M.Sへ運用
- 補足:以下のデータは「VF-25 メサイア」
- 主なパイロット:早乙女アルト、オズマ・リー、ミハエル・ブラン、ルカ・アンジェローニ、マクシミリアン・ジーナス、ミリア・ファリーナ・ジーナス
- メカニックデザイン:河森正治
次世代全領域型AVFの進化系として新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが共同開発した新型バルキリー。原型は「YF-24 エボリューション」であり、マクロス・フロンティア船団(以下、フロンティア船団と略称)で開発された「YF-25 プロフェシー」を経て、フロンティア船団で生産されたYF-25を「VF-25 メサイア」と命名された。
2040年頃のAVFおけるYF-19やYF-21ではハードスペックにおける限界性能に到達したが、その一方でパイロットが操縦できるレベルを超えてしまった。一つの答えとしてパイロットを排除した無人戦闘機「ゴーストX-9」があったが、無人機では立体的な戦術・戦略に応えることはできなかった。そして、2050年頃にパイロットの問題を解決するため生み出されたのが「慣性重力の制御」である。VF-25には慣性重力を制御する慣性制御システム「ISC(Inertia Store Converter=慣性蓄積コンバーター)」と、パイロットの耐性Gを緩和する特殊パイロットスーツ「EX-ギア」との併用により一応の解決を見た。これにより性能面ではYF-19やYF-21を凌駕しつつパイロットの安全性を確保したわけだが、搭載されたISCには宇宙生物バジュラから採取される希少鉱石「フォールドクォーツ」が必要であり、VF-25もバルキリーとして進化しているが量産へのコストパフォーマンスは依然として解決していない。
フロンティア船団で生産されたVF-25は新統合軍から30機ほどが民間軍事会社S.M.Sへ配備され、2機がマクロス7船団に配備されている。
ペットネームの「メサイア」は一般公募で決定した。
VF-25F
標準仕様の機体で、本作の主人公機。最初はヘンリー・ギリアムの機体だったが、彼の死亡後に早乙女アルトの機体となる。が、TV版ではその後すぐに失われ、同型の新機体に乗っているため、ギリアムの形見というわけではない。カラーリングは白/赤と黒。劇場版(『虚空歌姫』、『恋離飛翼』)ではトルネードパックを装備。
- スーパーパック装着はVF-25F メサイア・SP参照。
- アーマードパック装着はVF-25F メサイア・AP参照。
- トルネードパック装着はVF-25F メサイア・TP参照。
VF-25S
指揮官仕様の機体。劇中ではS.M.S「スカル小隊」隊長オズマ・リーの専用機。頭部は横三面式のアイカメラと4連装レーザー機銃を内蔵。カラーリングはグレー/黄と黒。なお、『マクロストライアルフロンティア』、『マクロストライアングルフロンティア』、『マクロスラストフロンティア』(すべてSRWには未参戦)に赤く塗装された(または紫に塗装された)クラン・クラン専用機が存在している。
- スーパーパック装着はVF-25S メサイア・SP参照。
- アーマードパック装着はVF-25S メサイア・AP参照。
VF-25G
長距離狙撃型のチューン機。スナイパーライフルを装備。ミハエル・ブランの乗機として活躍した。ミシェル死後はクラン・クランが搭乗し、専用のスナイパーライフルをアルトのメサイアに渡し、このスナイパーライフルをもってバジュラクィーンに寄生したグレイス・オコナーを倒している。カラーリングは青と白。なお、劇場版ではミシェルは死亡しない為、最初から最後まで搭乗している。なお、『恋離飛翼』ではトルネードパックを装備。
- スーパーパック装着はVF-25G メサイア・SP参照。
- トルネードパック装着はVF-25G メサイア・TP参照。
RVF-25
電子戦用のチューン機。レドームを装着。ルカ・アンジェローニの乗機として活躍した。カラーリングは緑と濃緑。
- スーパーパック装着はRVF-25 メサイア・SP参照。
VF-25A
一般兵用の標準仕様。基本的な運用はF型に準ずるが頭部はG型と同タイプの形状をしている。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今回はバルキリーより小型のATやKMFが参戦しているのでサイズは”M“。よって従来の作品より回避率が下がっている。その上、物語が中盤前に終了するということで、反応弾などの強力な武器は装備されてない。また、一部の武器(ISCマニューバーなど)が陸適正が”B“で、陸戦ならばバトロイドで戦うか、強化パーツで補強するなどしたい。ようやくアルト機にアーマードパックが追加され、さらに劇場版に登場したトルネードパック(条件)が追加された。ランカとシェリルを搭乗させたまま戦闘行為を行うステージがあるが、原作設定を考えれば非常に危険な行為である。原作でも何度か彼女達をサブシートに乗せていたシーンはあるが、実は激しい戦闘行為は一切行っていない。アルトも彼女達を気遣えないほど頭が回らない性格でもない(原作でも何らかの理由で乗せている時は必ず下ろしてから戦線復帰している)のだが、おそらくアルトとランカ、シェリルの掛け合いをやるためのファンサービスと思われるので深く考えてはいけない(過去にスパロボではαで4人も多く乗せて普通に戦闘したビルバインという例もある)。リアルサイズカットインは残念ながらCGではない。(スコープドッグTC・ISSも同様)
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- アルト機のトルネードパックは序盤で無条件で入手だが、アーマードパックは終盤で入手。また、ミシェル機にトルネードパックが追加(アルト機と同じく序盤で無条件で入手)。性能は破界篇からそのままなのでほぼ同じ運用ができるが、オズマ機・ルカ機は合流前に離脱し、54話で合流。その頃になると既に主力が固まっているはずなので、事実上まともに使えるのはアルト機とミシェル機だけになるので注意。トルネードパックは大気圏内と大気圏外で戦闘アニメが若干変化している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 宇宙ではアルト機、ミシェル機、ルカ機はスーパーパック(SP)、オズマ機はアーマードパック(AP)装着、地上では全機通常形態で統一。中盤から後半にかけて恒例の反応弾とMDE弾、ルカ機はさらにユダ・システムが追加される。本作では残念ながらアルト機のアーマードパックは存在しない。
- 運動性が極めて高い上にサイズSで、パイロットらも軒並み高水準の回避能力を持つため、無改造でも敵の攻撃をかなり避ける。全機宇宙適応が標準でSなので、宇宙ステージではこれに磨きがかかる。ただし逆にSサイズなせいで、サイズ差補正による火力不足に悩まされがちとなる(反応弾とMDE弾にはサイズ差無視効果があるが・・・)。
- 宇宙に出てパックを装着すると、機体と武器の地形適応が適切なものに変わる他、HP・EN・装甲が若干底上げされる。ただしオズマ機のみ、移動力が1下がると言う弱体化部分がある。
- バトロイド形態だとシールド防御とピンポイントバリアを標準装備しているためか、序盤ならば援護防御役としても使える(とはいえ、過信は禁物)。なお、ルカ機は修理機能があり、ボーナスが資金+。修理機としても、資金+持ちとしても本作随一の性能を誇る。
- ちなみに破界篇の項に在るランカ・シェリルとの同乗だが、本作38話「ジャーニーズ・エンド」では明らかにランカを乗せたまま戦っていた(彼女を降ろしたのは「トゥルー・ビギン」の開幕なので、バトル・ギャラクシー撃墜までは乗せていたことになる)。
装備・機能
武装・必殺武器
各機体共通
- 25mmビーム機関砲 「マウラーROV-25 25mmビーム機関砲」
- ファイター形態では機体側面、バトロイド時は腰部に位置する機関砲。実弾兵器の25mm高速機関砲へ換装することも可能(ゲームでは未実装)。
- アサルトナイフ 「ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ」
- 近接戦闘用に用意された実体剣だが、ピンポイントバリアで覆うことで切断力を上昇させる。
- ガンポッド 「ハワードGU-17A 58mm ガンポッド」
- バルキリーの主兵装。
- マイクロミサイル / ホーミングミサイル
- 主翼のブースターパックに内蔵。LではVF-25Sのみ一度に射出するミサイルの数が多い。
- 反応弾
- 核兵器の一種。
- MDE弾
- 小型のフォールド爆弾「ディメンション・イーター」で、物体を消滅させる威力がある。
RVF-25以外
- ビーム機銃 「マウラーROV 217C 12.7mmレーザー機銃」
- 頭部に装備された機銃。Sタイプは4門、Fタイプは2門、Gタイプは1門。RVFは装備せず、代わりにセンサーアンテナが設置されている。
VF-25F,VF-25S(アルト&オズマ機)
- 一斉射撃
- バトロイド形態で用いられる火器の一斉射撃。Lではトドメ演出がある。その内アルト機は、女形のアルトがカットインする。オズマ機は離脱後にオズマがカットインするが、作画の問題で物凄い悪人顔。なお、再世篇ではアーマードパックの専用武器。
- ISCマニューバー
- メサイアの高機動力を生かしたパターンアタック。第2次Zで初実装。
VF-25G(ミシェル機)
- スナイパーライフル 「SSL-9B ドラグノフ・アンチ・マテリアル・スナイパーライフル」
- 長身のライフル。スパロボLではガンポッドに近い感覚で使用する通常版とP属性と引き換えに威力と最大射程が大きく上昇した精密射撃版がある。
RVF-25(ルカ機)
- ゴースト
- 複数のゴーストAIF-7Sを随伴させて、連携攻撃を仕掛ける。Lに於いては被弾した敵の照準値を低下させる追加効果がある。再世篇では射程はそのままにP兵器になった。ちなみにルカはゴーストにシモン、ペトロ、ヨハネと名付けている。これはルカ本人と合わせてキリストの4大使徒が由来。
- ユダ・システム
- AIF-7Sの自律人工知能のリミッターを外すシステム。シャロン・アップルの事件で暴走したゴーストX-9の出来事を踏まえたシステムで、バジュラ本星におけるバルト・ギャラクシーとの戦闘でAIF-7Sを完全自律による操作によりX-9と同様の性能を発揮した。なお、小説版ではランカとシェリルの歌に呼応するかのようにAIF-7Sから歌声が聞こえた、という描写がある。Lでは通常版のゴースト同様照準値減少効果があるが、より高度な機動で敵機の照準を狂わせるということなのか、効果が大きく上昇しており、P武器になって使い勝手が増した(射程は下がっているが)。再世篇では最終盤で解禁されるが、ファイター形態だとP兵器の上に最大射程7(ルカのエースボーナス込)。名前の由来はキリストを裏切った十二使徒の一人「イスカリオテのユダ」。
合体攻撃
- ツインバルキリーマニューバ
- Lで登場。VF-25FとVF-27γ ルシファーの合体技。原作ではバジュラクィーンに寄生したグレイス・オコナーを倒しているシーンの再現およびアレンジである。また、対グレイスのイベントの場合のみは原作最終話の台詞で再現されており、攻撃しているのがバジュラクイーンの頭部のみという特別な演出が組まれている。
- ちなみに戦闘デモ早送りをしない場合、この合体攻撃専用のBGM・ライオンの1ループが終わるのと同時に最後のカットインが入るように合わせられている。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- ピンポイントバリア
- 変形
- ファイター形態とバトロイド形態に変形可能。ガウォーク形態はLのスポット参戦を除けば演出のみ。
- 換装
- スーパーパック、アーマードパック、トルネードパックに換装可能。
移動タイプ
サイズ
- S
- L
- M
- 第2次Z
カスタムボーナス
- 「全ての武器の攻撃力+300」
- 第2次Zにおけるアルト機のボーナス。
- 「全ての武器のCRT+20」
- 第2次Zにおけるオズマ機のボーナス。
- 「『スナイパーライフル(精密射撃)』の攻撃力+400 射程+1」
- 第2次Zにおけるミシェル機のボーナス。再世篇では射程が+2に強化されている。
- 「特殊能力『ジャミング機能』の範囲+1」
- 第2次Zにおけるルカ機のボーナス。
機体BGM
- 「トライアングラー」
- 前期OPテーマ。
関連機体
- VF-27 ルシファー
- VF-27γ ルシファー
- YF-29 デュランダル
- YF-25 プロフェシー
- YF-24から発展した直系の試作機。VF-25が装備できるパックはすべて搭載できるうえに、専用のパックである「SPS-25P/MF25 パラディンパック」というのを装備できる。SRW未参戦。
商品情報
話題まとめ
資料リンク
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