「グルンガスト弐式」の版間の差分
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2015年3月3日 (火) 15:18時点における版
SRG-02 グルンガスト弐式(Grungust Type-2)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類
- 特機型パーソナルトルーパー(α)
- 特機型量産パーソナルトルーパー(OG)(グルンガストシリーズ)
- 型式番号:SRG-02-1.2.3
- 全高:50.0m
- 重量:300.0t
- 動力:プラズマ・リアクター
- 装甲材質:VG合金
- 補助MMI:T-LINKシステム(1号機)
- 開発:テスラ・ライヒ研究所
- 所属
- 主なパイロット
- スーパーロボット大戦αの主人公
- クスハ・ミズハ(OGシリーズ)
- アルバーダ・バイラリン、セレーナ・レシタール、ヨン・ジェバナ(DP)
- メカニックデザイン:宮武一貴
地球連邦軍極東支部のSRX計画で開発された、対異星人用のスーパーロボット型パーソナルトルーパー。形式上は特機で、量産にともない、パーソナルトルーパーとして登録されている。開発はテスラ・ライヒ研究所で行われており、同研究所のグルンガストの後継機であると共に量産試作機でもある。
基本的な開発技術や素材はグルンガストを踏襲しているが、後の量産化を踏まえて、機構簡略化とコスト削減の為に重戦車形態への変形や武装の一部がオミットされている。しかし、Rシリーズの変形機構のノウハウを活かして、飛行形態(Gホーク)への変形時間は大幅に短縮されている。総合的な攻撃力は初代には及ばないが、量産を前提とした機体としては十分に高い。
扱いやすさは他のグルンガストシリーズよりは上であるが、困難であることには変わりなく、運動性の低さもさほど改善されていない。そのような弱点を補う為、1号機はT-LINKシステムを始め、ジェネレーターにEOT技術を使用する等、かなりのカスタマイズを受けている。
同型機が2機存在する。
登場作品
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 前半のスーパー系主人公機。一応スーパーロボットのはずだがHP、装甲がMS並に脆弱で、変形しないと飛行できず、その場合さらに打たれ弱くなる。武装はそこそこだがクセがあり、計都瞬獄剣は追加武装で、マキシ・ブラスターが空B、スパイラルアタックが陸Bなので注意。さらに後継機の龍虎王に改造は引き継がれない上に改造に使用した資金も返金されないなど、どこまでも不遇なユニット。ただ龍虎王がそれまでの苦労を補って余りあるほど強力なのでそれまで我慢。
リアル系では恋人専用機として後半味方になり最後まで運用可能。搭乗者のレベルが高い状態で仲間になるため思い切った精神構成にしやすいが、機体の性能はそこそこ程度なので補助役にするのが無難か。 - スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 装甲値が加算され、マキシブラスターとスパイラルアタックの攻撃力も上昇。随分強化されたが無改造での攻略は結構つらい。改造引き継ぎさえあれば…。
OGシリーズ
このシリーズでは汎用機なので、乗り換え可能なパイロットなら誰でも乗れる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- クスハ・ミズハのデフォルト機体として中盤に加入。リュウセイ編・キョウスケ編共に一時クスハが誘拐・洗脳され、敵に回る場面がある。またリュウセイ編のみ、終盤に偽物が登場。グルンガストと比べ武器攻撃力は劣るが、全体的に射程が長く、計都瞬獄剣が使いやすい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- クスハ・ミズハの初期機体として登場。後に彼女が龍虎王へ乗り換えると、デフォルトパイロットがいなくなる。引き続き使うつもりなら他のパイロットの手動乗り換えが必要。本作のみ、Gホークのスパイラルアタックが連続攻撃武器になっている。搭乗機に恵まれないカチーナあたりか、念動力持ちで防御の高いタスクを乗せておくのがいい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 扱いはほぼGBA版OG1&2に準じる。弐式のマキシ・ブラスターが全体攻撃になったが、連続攻撃の撤廃に伴いスパイラルアタックのC属性は消滅。なお、エピローグではアインスト空間からの脱出の際にT-LINKシステムが使えないジガンスクード・ドゥロの代わりとしてタスク・シングウジが搭乗。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 地味に性能が底上げしており相変わらず射程が長く使いやすいが、後継機のグルンガスト参式が登場してOGSより出番が減った。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ユニットとしては未登場。作中ではオーバーホール中だったところ、大破した龍王機の修理用の材料として使われてしまう。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 5話クリア時に赤い2号機を入手、以後アルバーダ、セレーナ、ヨンが乗り換え可能になる。本作では貴重なグランゾン以外のパワー型で、ツインを組ませればBHクラスター&マキシ・ブラスターで敵ツインを片っ端から殲滅してくれる。攻撃力と防御力は高いが鈍足。乗り手としてはPVでも搭乗しており、「加速」「魂」「鉄壁」などの精神コマンドを習得し、「援護防御」とダメージ減少のボーナスを持つアルバーダがあらゆる面からおすすめ。
- 本作でようやく「弐式爆連打」が復活した。ゲームではα以来実に14年ぶりである。
装備・機能
特機なので、OGシリーズでは換装武器が装備できない。
武装・必殺武器
グルンガスト弐式
- アイソリッド・レーザー
- 眼から照射されるレーザー。基本攻撃力は低いが、改造効率は優れている。
- 弐式爆連打
- 敵に接近した後、無数の鉄拳を浴びせる技。OGシリーズでは長らく採用されなかったが、漫画「Record of ATX」で敵にまわったクスハ機が使用した他、DPでようやく復活と相成った。射程は1だが空中適応がAであり、かつ無消費の格闘武器なので、本命殺までの繋ぎとしてはなかなか優秀。
- ブーストナックル
- 前腕部を飛ばして攻撃する武装。壱式のそれとは異なり、拳を握らずに掌を開いたまま、張り手で攻撃する。そのためか「シャッフルバトラー」のハプニングカード「弐式ブーストナックル」は「チャンスマークがグーのカード」に影響を与えるようになっている。
- マキシ・ブラスター
- 胸部から高出力ビームを照射する、壱式のファイナルビームに相当する武装。扱いのややこしい武器で、αシリーズでは射程1の射撃武器、OGシリーズでは射程の長い格闘武器となっている。OGSでは全体攻撃武器。
- 計都瞬獄剣(けいとしゅんごくけん)
- グルンガスト弐式の必殺武器。剣の厚みが原子一つ分しかなく、空間ごと敵を両断する特殊武装。柄の部分を握ると同時に刃が展開する。計都羅喉剣及び、DCから流出してきたディバイン・アームの技術を基に開発されている。αでは中盤に追加されるが、DC版αやOGシリーズでは最初から所持。OGSよりバリア貫通属性追加。
- 計都瞬獄剣・本命殺(けいとしゅんごくけん・ほんめいさつ)
- DPでノーマルと入れ替わりに追加された新技。ファイナルモードを起動して剣を射出、空中でキャッチしたあと刀身を出力→二、三度振り回してから突撃⇒敵の正面に抜けてからその場で一回転して地形ごと叩き斬る、という流れ。グルンガストシリーズの技としてはかなりトリッキーかつ動きのある技であり、デモは必見。
- ちなみに例によって、「本命殺」もまた凶方位のひとつ。
Gホーク
- アイソリッド・レーザー
- グルンガスト弐式のものと同じ。
- スプリット・ミサイル
- PTの物とは形状が違うものの、規格の一部を統一して低コストを図ったと考えられる。機体そのものが量産化を視野に入れたものである点を考慮されているのだろう。
- 低空垂直爆弾
- 真紅のGホークが使用する無誘導爆弾(自由落下爆弾)。誘導型でないため、有効射程は近距離(射程1)限定。航空機形態から投下する関係で空・宙の武器適正はCと劣悪。
- スパイラル・アタック
- Gホーク形態での最強武器。機体前方にエネルギーを集束し、フィールドを形成した状態で機体をドラムロールさせてドリルのように突撃し、敵に風穴を開ける必殺技。計都瞬獄剣よりは威力が劣る。GBA版OG2のみ、連続攻撃に対応する。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 念動フィールドの効果+300
- GBA版OG2以後、OGシリーズで機体の全項目をフル改造すると選択可能。念動フィールドのダメージ無効化値を高める。しかし、それでも2100までしか無効化出来ないため、強敵との戦闘に活用するには「鉄壁」が欠かせない。
- 装甲値+200、最大HP+1000
- 2号機はこちら。耐久力が順当に上がる。
機体BGM
- 「鋼鉄のコックピット」
- グルンガスト弐式のテーマ。初出は初代α。OGシリーズでは、OGS以後採用された。ボーカルバージョンの歌は堀江美都子。
なお、α・α外伝では「鋼鉄のコクピット」名義である(しかもαスーパー系の最初のシナリオタイトル)。
関連機体
- グルンガストシリーズ
- グルンガスト
- 量産型グルンガスト弐式
- 本機を量産化。αシリーズでは量産されたたが、OGシリーズでは見送られた。
- グルンガスト改 (α)
- 弐式から変形機構をカットし、代わりに人型で飛行を可能にしたグルンガスト。登場はαのみ。
- グルンガスト零式
- グルンガスト参式
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