「ライグ=ゲイオス」の版間の差分
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:この展開については漫画を執筆している八房龍之助氏が漫画版にライグ=ゲイオスを先出ししたいと提案し、設定を考えたと寺田氏がTwitterで語っている。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1612330483094007808 寺田貴信の2023年1月10日のツイート]Twitter</ref> | :この展開については漫画を執筆している八房龍之助氏が漫画版にライグ=ゲイオスを先出ししたいと提案し、設定を考えたと寺田氏がTwitterで語っている。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1612330483094007808 寺田貴信の2023年1月10日のツイート]Twitter</ref> | ||
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2024年3月3日 (日) 23:50時点における最新版
ライグ=ゲイオス | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 藤井大誠 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
愛称 | ライグ |
分類 | 上級指揮官用人型機動兵器 |
生産形態 | 量産機 |
全長 |
22.9 m(旧シリーズ) 25.9 m(OGシリーズ) |
重量 |
41.5 t(旧シリーズ) 99.3 t(OGシリーズ) |
開発 | ゾヴォーク(共和連合) |
所属 |
ゲスト(ゾガル) ゴライクンル |
主なパイロット |
グロフィス・ラクレイン ジュスティヌ・シャフラワース ゼブリーズ・フルシュワ テイニクェット・ゼゼーナン イラドーヤ・クジューア |
ライグ=ゲイオスは『第4次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦F』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ゲストが使用する「ゲイオスシリーズ」の上位機種。
ゲイオス=グルードをより高性能に発展させた人型汎用兵器で、全ての面で隙がない。何より恐ろしいのが、これほどの機体でありながら量産機であるという点(後述)。ゲーム内では序盤こそ指揮官専用機だが、後半は一般兵もこちらに乗り、数で攻めてくる。OGシリーズで明かされた設定によると、ゲイオス=グルードを大幅に改造した上級士官(人間の指揮官)用の機体となっており、優れた指揮管制機能も持ち合わせている。反面、ゲイオス=グル―ド同様に生産コストが高く生産数は少ないとされている。
手にはブレード、肩に2門の巨大な砲塔、6枚の羽型スラスターを装備している重装備の機体で、いずれもカラーリングが似通っている。それが説明されず、戦闘デモが本体は静止画であった旧シリーズでは、構造がよくわからなかった。時を経てアニメーションが進化した後に再登場したことで、その構造、機能がはっきりとわかるようになった。
さらなる発展後継機としてオーグバリューとバラン=シュナイルが存在する。 オーグバリューは既に指揮官機として一定の需要を持ち、バラン=シュナイルも少数ながら量産が始まっているため、こちらは対照的に型落ちしつつあるのが現状。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ラスボスのバラン=シュナイルを除いた、最強のゲスト軍兵器として君臨する。HPはフル改造で5万を超え、ゲイオス=グルードにすら苦戦するのにさらに強化されている。他勢力の大ボスクラスの性能を備えているのだが、これも量産されているのだからゲストの戦力が如何に恐ろしいかがよく分かる。なお、ロフらゲスト3将軍以外ではメキボスがイベント登場時にこれに乗っている他、ドン・ザウサーやコロスらメガノイドにも与えられている。また、最終話のみ一般兵も搭乗する。シナリオ「アクシズに散る」においては、3将軍全てのライグ・ゲイオスを撃墜するというもので、3ターンEPでゼブ機、5ターンEPでセティ機が出現。上手くすれば3PPでクリアしてゼブとセティ機とは戦わずに済むが、そのような高等プレイは当時滅多にできないので、多くのプレイヤーがトラウマとして刻まれているシナリオだろう。本作は精神ポイントを回復させる手段がレアな復活しかないため、複数機を相手にするシナリオでは改造やレベルが甘いと精神ポイントが尽きた時点で詰みかねない。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 上記と同様だが、最終面の仕様が変更された為に、倒さなければならない数は増えている。なお、シナリオ「アクシズに散る」ではターン数経過で、3将軍全てのライグ=ゲイオスと対峙せずに済むので、難しいと思うなら回避しよう。
- スーパーロボット大戦F
- ゼブとセティの最初の機体。ゲイオス=グルードが完結編に持ち越されたのにこいつは出る。性能が第4次以上にとんでもないことになっている上に、味方の戦力も乏しいため恐るべき強敵だが、いずれの登場時もターン経過などで撤退するため、近寄らなければ問題ない。倒すことはかなり困難だが、もし撃破できれば強力な強化パーツが手に入る。ただし獲得資金はたったの5000。今作中、何度か倒す事になるポセイダル軍のオージェよりも安いのである。強力とは言え手に入るパーツが必要で無ければ、無理に倒そうとしない方が良いかも知れない。
- 唯一、ライグ・ゲイオス(セティ機)と交戦するシナリオ「ジェットスクランダー危機一髪」では、HP42000を半分以下にする必要がある。が、運動性は高く当たらない、当たっても装甲でダメージが通らないという、シリーズ中でも屈指の難関となっている。自信がなければ、該当シナリオは事前のルートで「迂回する」を選んで回避しよう。
- なお、一度だけシャピロ・キーツが乗って出てくるが、すぐに撤退するため、実際に倒せるのは『完結編』からとなる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- シャピロ及び親衛隊兵が搭乗。ゼゼーナンとの決戦・ポセイダルルート最終話前半に複数出現。量産機ながら大ボスクラスの性能は相変わらず。基本は目標さえ倒せればシャピロ機1体だけで済むが、ポセイダルルートでのゼゼーナンとの決戦となるシナリオ「運命の炎の中で」では、バラン=シュナイルや装甲値フル改造の3将軍専用機に加え、本機3体も全て倒さなければならない。マップ兵器中心の戦略を取り、精神コマンドの配分に気を配ろう。相対する頃の気力差もあり、さすがにグレイターキンIIを退ける強さではないので、手に余る様ならメキボスに頼ろう。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- さすがに旧シリーズほど無茶苦茶な性能ではなく、ボス仕様はHP7万、雑魚仕様はHP3万弱と過去作に比べれば大人しい性能となった。旧シリーズのプレイヤーを震撼させるような性能はないものの、初交戦の第24話「地球を護る剣」はSRポイントや撃墜条件(HP15000以下)の兼ね合いから、鋼龍戦隊がフルメンバー状態でも倒すのがやっとという状況で、その強さを体感できる。「特異点崩壊」ではゼゼーナンが搭乗するが、撤退条件のHPが高いうえ、味方機が少ないため撃墜は無理。素直に撤退条件まで削ってSRポイントをもらっておこう。量産機という設定は変わらずで、後半は多数登場する。EXハードでプレイすると、『F完結編』以来の恐怖を味わえる。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 終盤はゲスト、及びゴライクンルとの戦いであるため再登場。最初の登場ではキナハが乗っている。撃墜は可能だが、この時はパーツを持っていないので、「何らかの獲得資金増加手段+グラビトロンカノン」でザコを掃討する方がお得。
- 第26話前半戦(ロフ救助)で1機だけ残してHPを削ると、なんと隠しユニットとして入手でき、その後の後半戦で直ぐに改造及び運用が可能。一見ゾヴォークの人間であるヨンの専用機に思えるが、OSを載せ替えたためかセレーナとアルバーダも搭乗可能。OSを変えただけで操縦できる辺り、案外ゾヴォーク製の機体の操縦系はPT等の操縦系と似ているのかもしれない。
- なお、ヨンがEX作中におけるクワトロの代用キャラとしての側面を持つことを踏まえると、この鹵獲はサザビーの鹵獲イベントの代替ということになる。
- 味方仕様としての調整はHP減少と攻撃力強化のみで、他の性能は同一。「ギガブラスター」が強力な上に燃費が非常に安く(EN20)、グルンガスト弐式(あるいはプファイルIII)と共に全体攻撃でザコを蹴散らすことができる。ただし、移動後攻撃はロングレーザーソードのみであるため、その意味でもパイロットは初期からヒット&アウェイを持つヨンを推奨。
- 俗に言う召喚攻撃にも顔をみせており、メッケンノーザの主砲の演出で大量に登場。主砲発射前の牽制として凄まじい数のドライバーキャノンを撃ち込んでくる。そうでなくてもこのステージでは増援を含めて大量に出てくる。ロフ達がいるとはいえ、戦力不足を痛感させられることになる(主にEXハード)。攻撃力や射程もさることながら耐久力20000超えが20機以上いるため、進軍するのも一苦労。
- このように本作では過去作品に登場したボス機体とは異なる経緯でプレイヤーに強烈なインパクトを与えることとなった。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- イラドーヤが搭乗している機体の他に隠し機体としても登場している。
- ただし隠し機体としては1周目での入手はできず、前の周の最終話までにヨンの撃墜数を70以上にしておく必要がある。『OGDP』の時と同じく乗り換えに対応している。
- 味方版の性能は『DP』とほぼ変わらず、ギガブラスターの低燃費も健在だが、代わりに火力は控えめ。必殺武器が全体攻撃であるため、相方はデア・ブランシュネージュやファービュラリス辺りか。
- 当然ながら量産機も登場しており、終盤戦では大量生産されて猛攻を加えてくる。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX
- インスペクター事件の時期であるためこの機体そのものは未登場のはずだが、「#.66コールスタック」においてホワイトスター中枢部に登場。「#.67ゴング」にてその詳細が描かれ、ウォルガではなくウェンドロ個人に商談を持ちかけてきたゴライクンルからβテスト版の試作機3機が防衛機構として秘密裏に持ち込まれていたという設定。
- この展開については漫画を執筆している八房龍之助氏が漫画版にライグ=ゲイオスを先出ししたいと提案し、設定を考えたと寺田氏がTwitterで語っている。[1]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
『OGMD』では武器名に「・」がついている。
- ランチャー・ミサイル
- OGシリーズでは両肩に内蔵。ギガブラスター用のレンズが開き、そこから発射される。
- メガビームランチャー
- 両肩に装備されたビーム砲だが、OGシリーズでは武装欄からオミットされた(武器数の枠の問題でランチャーミサイルに場所を取られたと思われる)。
- 『RoA』に登場する試作機には搭載されているのが確認できる。
- ロング・レーザー・ソード
- 実体剣にレーザーブレードを兼ね備えた大型剣。
- 大口径ビーム砲
- 強力なビーム砲。ゲスト軍の標準装備で、連射可能。OGシリーズでは胸部の球体がオープン、砲身が出現して発射される。
- 『第4次』では最強武器だが、1発しか発射できなかった。
- ドライバー・キャノン
- 高射程のゲスト軍の標準装備。両肩の砲塔からエネルギーを集束して、エネルギー弾を発射する。
- ドライバー・キャノン全てに言えることだが、OGシリーズでは旧シリーズと違いエネルギー弾が球形をとる。
- ギガ・ブラスター
- エネルギーを収束させて黒いビームを発射する。高射程武器。OGシリーズでは機体各部の緑色のレンズからエネルギーを放出、機体前方で収束する。
- ビームの色から重力波武器の可能性もあるが、後継機のギガブラスターを見たところそうとも言い切れない。
- なお『第4次』ではエルガイム系のボス機体であるオージとブラッドテンプルにもこの武器が搭載されている。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
- 見た目は重武装であり、ヴァルシオンに引けを取らないほど威圧感があるのだが、実は地球側のPTと同じか少し大きい程度のサイズしかない。なお、全長は旧シリーズとOGシリーズでは余り変わらないが、重量はOGシリーズの方が倍以上重い。
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- ギガブラスターの射程+2
- シンプルながら非常に強力なボーナス。使用可能なシナリオは少ないが、最初から一定値の改造が施されているので、使うなら即フル改造して入手してしまうといい。
- 射撃武器の攻撃力+300
- 『OGMD』ではこちら。元の火力がやや低いため、ロングレーザーソード以外が全て強化されるのが非常に有り難い。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「ヴァルシオン」
- 『第4次』にて。本機体と対決するとプレイヤー側の機体に関係なくこの曲が流れる。
- 「ジェノサイドマシーン」
- 『第2次OG』では搭乗するパイロットに関わらずこの曲が優先BGMとして流れる。ただしスポット参戦時のロフの「ジェノサイドマシーンII」には敗北する。
関連機体[編集 | ソースを編集]
ゲイオスシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ゲイオス=グルード
- 原型機。
- オーグバリュー
- 発展機。とり回しが軽いため、ゼブを始めとする上級士官はこれを好むことが多い。
- バラン=シュナイル
- オーグバリューの更なる発展機で、ゲイオスシリーズの最終進化型。
その他[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 寺田貴信の2023年1月10日のツイートTwitter
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