「ギル・バーグ」の版間の差分

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:バンカー四天王。第3話では彼の配下として作戦に参加していた。彼の死亡後は後釜として、四天王への昇進を果たす。
 
:バンカー四天王。第3話では彼の配下として作戦に参加していた。彼の死亡後は後釜として、四天王への昇進を果たす。

2022年7月11日 (月) 18:11時点における最新版

ギル・バーグ
登場作品 破邪大星ダンガイオー
声優 千葉繁
デザイン 平野俊弘
初登場SRW スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 異星人(詳細不明・ターサン博士に改造されたサイボーグ戦士)
性別
所属 宇宙海賊バンカー
役職 幹部
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ギル・バーグは『破邪大星ダンガイオー』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ターサン博士配下の宇宙戦士。

同じく彼の作品であり、本来バンカーに最強の戦士として送り出されるはずだったダンガイオーチームが脱走したため、彼らの代わりとして宇宙海賊バンカーの一員となる。

性格は冷酷非情で、自分よりも重要視されるダンガイオーチーム、特にミア・アリスに敵意、対抗意識、そして殺意を持っている。これらの執念を抱くに至ったのは、ダンガイオーチームにターサン博士の生み出した最強兵器としての座を奪われ、その誇りを傷つけられたというのが原因であり、半ば強制的に拉致された上に戦闘兵器に仕立て上げられたダンガイオーチームにとっては、逆恨み以外の何物でもない理由であった。

ダンガイオーチームを追うことに対しての執念は凄まじく、そのために必要なバンカーでの地位を築くためにガリモス大船長への忠誠の証として生身として残っていた自らの片目を抉り取るなど、常軌を逸した行動も全く厭わない。また、彼の肉体は1話での初登場時から既に一部が機械化された状態であったが、同話でダンガイオーに敗北して機体の爆発に巻き込まれた後、生身の部分の大半も機械に置き換えられる。ダンガイオーチームへの恨みのみを糧とし、ほぼ完全にサイボーグとなってまで執念の再生を果たした彼は、第3話で再登場し、再びダンガイオーと相見える。

その際には乗機のギル・ギアの性能も手伝ってダンガイオーを追い詰め、相討ちの形ではあるものの破壊することに成功し生存。自身の左腕を失うも、その功績により同話で戦死した妖将ダァティラの後釜として四天王の一人に昇進を果たす。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

登場回数は多くないが、基本的にはかなりの強敵なので油断していると危険。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
初登場作品。シーン2から度々登場する。キャラクター性、乗機のブラッディIの特徴から、しつこい奴とレッテルを貼られている。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
第1部ほど出番は多くない。第1部ではぼかされていたが、ギャンドラーと手を組んでいる事が明らかになる。ダンガイオーチームに対し、シャザーラを引き連れてくる。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
序盤で敗退し、死亡したかと思われたが、全身をサイボーグ化した第3話の姿で再び登場。復活後は、敵キャラクターでも数少ない2回行動所持の強敵となる。復活後のデータ名は攻略本などで「サイボーグギル」としてデータが載っている。
スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。担当声優の千葉繁氏は今回でスパロボ初参加。
リメイク前と同様に序盤から何度も戦う。逆恨みの技能によって攻撃力が段違いに強化されるため、要注意ボスの一人。その妄執について、とりわけガンダムシリーズのキャラから「ストーカー」(ルー)、「戦士の誇り無し」(ドモン)と批判される事が多いが、極めつけはセシリーが発した「狂ってる…!」であろう。終盤はガリモス大船長より強くなり、手に負えない。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦K
今回は原作展開終了後の設定である為、最初から全身サイボーグ化した姿で登場。バンカーが既に壊滅しており、残党を集めて新生バンカーを旗揚げしていたらしいのだが、直後にオリジナル敵勢力であるイディクスの襲撃に遭い、バンカーは再度壊滅。そのためイディクスに対しても憎悪を抱くようになり、敢えて彼らの配下となって組織内に潜り込みつつ、水面下では独自の行動を取っている……という背景が与えられている(尚、この設定の関係で乗機はいきなりギル・ギア)。このため、数々の敵勢力と独自に繋がっていたり、イディクス幹部の敗北をお膳立てするなど、シナリオ面では敵側の主役といっても過言でないほどの大活躍を見せる。主役のダンガイオーチームは今回少々地味なので、間違いなく彼らよりも目立っている。
しかし自身の作戦が壱鬼馬に邪魔され、更に敗北後は尻尾を巻いて逃げようとしたところをダンガイオーのファイナルサイキックウェーブお披露目の生贄にされてしまう。挙句の果てに散り際の負け惜しみもロールに一蹴されるなど、それまでの活躍に見合わない無様な末路を辿ることに。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
ほぼ原作通りの扱いだが、同じく仇敵に対し強い憎しみを抱く塞臥と手を組み、デクスンティーゴとマルデンティーゴの手駒として復活したり、再び復活した後はイノベイドと手を組むなど、幾度倒されてもカイルス(というよりはミア)への執念深さを遺憾なく発揮した。
メサイア陥落時に死んだと思われたレイに再生手術と記憶操作を施してカイルスの前に繰り出し記憶を取り戻した彼に対し重傷を負わせ嘲笑する、パイの正体を本人達に明かして動揺したところを容赦なく攻め立てる、機動兵器を掌握するためにガリモスを殺害するなど残虐さに磨きがかかっているが最終的にはレイの逆襲を受け、ダンガイオーに倒される。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

乗機に合わせて射撃格闘をこなせる能力値となっている。『IMPACT』では逆恨みにより、さらに強化されるので注意。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

IMPACT
逆恨み逆切れ(生身時)、反骨心(サイボーグ時)
K
斬り払いカウンター底力L9、アタックコンボL3

人間関係[編集 | ソースを編集]

ターサン博士
創造主。
ミア・アリス
敵対視する。
ロール・クラン
第3話では彼の故郷、惑星ラテシアでバンカーと戦っているレジスタンスの傭兵スケルトンとして、仮面を被り登場。裏切りの汚名を着せられた彼に手を差し伸べ、共にバンカーの要塞へと突入する。
ガリモス大船長
忠誠を誓っている。『CC』ではバンカーの機動兵器を掌握するために彼を殺害している。
バーストフラッシュ
第3話では妖将ダァティラ配下の彼らと共闘していた。
闘将メスティラ(SRW未登場)
バンカー四天王。第1話ではダンガイオーチーム討伐に燃えるギルを自身の旗艦ブレッドに案内し、ブラッディを与える。
妖将ダァティラ(SRW未登場)
バンカー四天王。第3話では彼の配下として作戦に参加していた。彼の死亡後は後釜として、四天王への昇進を果たす。
猛将ゴウティラ(SRW未登場)、賢将サンティラ(SRW未登場)
バンカー四天王。全編に渡り出番が少ない事もありギルとの絡みは薄いが、第3話での四天王入りを聞いた際にはメスティラも含めざわめき立っていた。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

スーパー系[編集 | ソースを編集]

デビルサターンNo.1
『COMPACT2』、『IMPACT』で共演。お互いの組織が協力関係にあるので彼とも幾つかのステージで共闘するが、やはりというか何というかあまり仲は良くない。
ジョウ・マヤ
IMPACT』序盤、ダンガイオーチームからの救援を拒絶した散り際を「或る意味、男らしいかも」と彼に評される。
サスページ
K』における協力者。立場はギルの方が上で、彼を色々とこき使う。
妃魅禍
『K』ではイディクスの使者として彼女に接触し、協力。
壱鬼馬
『K』では一時的に共闘するが、戦いに対する考え方は全く違っていた。
次大帝プロイスト
『K』では彼にも協力。彼の狂気に満ちた本性を目の当たりにした際も、冷静な態度をとっていた。
塞臥
CC』では共闘。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

ドモン・カッシュ
『IMPACT』終盤、テキサスコロニーでミアへの恨みつらみを爆発させた際、彼から「戦士の誇りなど無い!」と斬り捨てられる。
ラウ・ル・クルーゼ
『CC』では地球に初めて襲来した折にミア達に敗北した際、彼に救出される。
シン・アスカ
『CC』においてレイの記憶を操作しカイルスの前に繰り出しただけでなく、瀕死の重傷を負わせ嘲笑したギルに対し激怒している。
レイ・ザ・バレル
『CC』において彼の記憶を操作しカイルスの前に繰り出し、記憶を取り戻した彼に重傷を負わせるが、最終的にはダンガイオーに止めを刺そうとしたところを彼に阻止されている。
リボンズ・アルマーク
『CC』では彼らイノベイドと結託する。

リアル系[編集 | ソースを編集]

ザイリン・ド・ザルツ
『K』では一時的に行動を共にする。
ジーン
『K』では彼に協力しつつも、自身を神と称して驕り昂り自惚れる彼を内心軽蔑し、見下していた。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

キョウスケ・ナンブ
『IMPACT』ではミア達に対して、第1部で原作通りに情けをかけられた事を第3部で「戦士としてのプライドを汚された」と非難した際、それを聞いていた彼に「その程度のプライドなど犬にでも食わせてしまえばいい」と一蹴されてしまう。
イスペイル
『K』ではイディクス参加後の同僚。『K』の作中序盤から行動を共にしており、お互いの技術力を利用するが、前述の理由で最終的には死に追いやる(直接手を下したのはミストであるが)。ギル曰く「負けるように細工した」。
ヴェリニー
イスペイル同様にKにおけるイディクスでの同僚。イスペイル同様、前述の理由で最終的には死に追いやる(これも直接手を下したのはミストであるが)。
デクスンティーゴマルデンティーゴ
『CC』ではダンガイオーチームとアークエンジェル隊に敗れ去った後、彼らの手駒として復活させられる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ふざけるな! 情けで譲ってもらうほど落ちぶれてたまるか!」
序盤でバンカーに最強の戦士として送り出されそうになったミアに難癖を付けた際、「海賊は嫌だから代わってあげる」と反論した彼女を逆に責めた。
「待ちかねた…待ちかねたぞ、ミア・アリス!!」
「俺の肉体はちぎれ、裂け、バラバラになった。だが、俺の魂は叫んでいた。貴様らと俺を裏切ったターサンを八つ裂きにするまで、死ぬわけにはいかんとな…!」
第3話で全身サイボーグとなって、ミアと再会した時の台詞。
「お前は俺を憐れみ、情けをかけようとした。俺の戦士としてのプライドを汚し、嘲笑ったのだ!」
上の場面の後、第1話で自身を助けようとしていたミアに恨み言をぶつけた。
「ミア・アリス…どこへ逃げようと必ずお前を殺す」
ラストシーンで本拠地に帰還して四天王の1人に昇進した後、改めてミア・アリスの抹殺を宣言した。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「く‥このおれをなんだと思っている‥。やつらのとどめも刺せず、こんな辺境の惑星に二度も三度も来るはめになるとは‥! コマンダーランキングNo.1だかなんだか知らんが‥なめおって!」
COMPACT2』第1部シーン5のシナリオ「4人の戦士よ、燃え尽くせ」より。コマンダーランキングNo.1というのは恐らくあの人物であり、第1部時点ではぼかされているバンカーとギャンドラーとの結び付きが分かる。
「終わるのか…?ク…ククク…宇宙海賊バンカーに恐れをなしたか」
「…なに?おまえこそミア=アリス、ミア=アリスとしつこいだと?執念深さこそ、宇宙海賊に必要なものなのだ」
「貴様も執念深くプレイするがよかろう…ククク…」
IMPACT』での中断メッセージ
「ほざけ!いつでもひねり潰せる連中を相手にしているほど、俺はヒマではないッ!」
『IMPACT』のルナツー内部戦でパイからの嘲笑を一蹴した時の台詞だが、すかさずミアへと狙いを定めた事で、ジュドージョウからは言動と行動の不一致さを突っ込まれる。
「お前らがどう吠えようが、俺には興味など無い! ダンガイオー…いや、ミア・アリス!貴様をこの手でくびり殺すまで…どんな手を使ってでも追い詰めてやるまでだ!」
『IMPACT』終盤で全身サイボーグ体となって現れ、キョウスケドモンからの辛辣な批難も意に介さず発した恨み節。

K[編集 | ソースを編集]

「俺達のような侵略者が地球の平和を脅かしているという時に、団結して立ち向かうならまだしも…地球人同士でいがみ合い、戦争を始めるとはな…。愚かすぎて笑いが止まらないぜ!ふははは…!」
第13話「変わり果てた地球」にて。ユニウスセブン地球に落下した後の台詞。SRWでは侵略者を前に人類同士で戦争など割といつものことなのだが、ミストにとっては相当ショックだった模様。
「確かに今の俺はミア・アリスへの復讐のためだけに行動しているわけではない…。だがはっきり言っておくが、俺はミア・アリスへの復讐を一時も忘れたことはない!」
第29話「哀しき呪縛を解け」より。ヴェリニーの戦死直後、姿を現しての一言。ある意味ダークヒーローの真骨頂な活躍ぶり。よくよく考えると本作のヴァンや今回出てこないDボゥイにもこの台詞が当てはまる。

CC[編集 | ソースを編集]

「感謝して欲しいくらいさ。奴に居場所は無い。そんな奴に、居場所をくれてやったんだからな!」
「宿命のクロス・ファイト!」にて、記憶を操作したレイをかつての親友であるシンルナマリア達の前に繰り出し、その非道を非難するミア達に対しレイの境遇を皮肉りつつこの一言で一笑に付す。
「隙を晒す方が悪い! だが感動のシーンだったぞ? お得意の対話とやらも、即席の盾は作れるわけだ!」
「宿命のクロス・ファイト!」にて、記憶を取り戻した直後、ギルの攻撃からシンを庇い重症を負ったレイと、そして仲間を救い、他者と分かり合おうとするカイルスの「対話」への姿勢を嘲笑う。一途の望みを打ち砕かれたシンとダンガイオーチームはそんなギルの残虐なやり方に激怒するのであった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ブラッディI
ブラッディII
ギル・ギア