「勇者」の版間の差分

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読んで字の如く、[[勇気]]ある者を指す称号。ファンタジー作品においてはRPG『ドラゴンクエスト』等の影響もあり、世界の危機を救う[[救世主]]の代名詞として定着している。
+
'''勇者'''および'''ヒーロー'''は、[[特殊技能]](特殊スキル)のひとつ。
  
スパロボ的にはタカラ(現タカラトミー)がスポンサーとなって展開されたロボットアニメ作品『'''[[勇者シリーズ]]'''』が最も有名。<br>
+
== 概要 ==
現在はシリーズ1作目『[[勇者エクスカイザー]]』、4作目『[[勇者特急マイトガイン]]』、8作目『[[勇者王ガオガイガー]]』(及びその続編)がそれぞれ参戦している。
+
[[勇者シリーズ]]」などの作品のパイロットが習得する[[特殊技能|先天技能]]で、[[命中]]/[[回避]]/[[クリティカル|CT]]率・[[装甲]]に補正がかかる効果を持つ。初出は『[[スーパーロボット大戦α]]』だが、前述の効果で採用されたのは『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』が初となる。
  
== 勇者(特殊技能) / ヒーロー ==
+
一部のパイロットは「'''ヒーロー'''」表記での習得となる(効果は「勇者」と同一)。また、『[[勇者警察ジェイデッカー]]』のパイロットは本技能ではなく「[[ブレイブポリス]]」を習得する<ref>なお、パイロット側のスキルの扱いが大きく異なる作品『X-Ω』にのみ参戦している『エクスカイザー』のパイロットも、本技能を習得していない。</ref>
先天性の[[特殊技能|特殊技能(スキル)]]。<br>
 
勇者と呼ばれるキャラクターは様々なタイトルに存在するが、スパロボでは『α』の主人公を除き上記の「勇者シリーズ」出身や[[NG騎士ラムネ&40]]といった一部作品に対してのみ採用される。<br>
 
また『マイトガイン』や『[[魔神英雄伝ワタル]]』の場合は「'''ヒーロー'''」表記になっているが、扱いは同じ。<br>
 
『マイトガイン』はOPテーマのタイトルが『嵐の勇者(ヒーロー)』であることにちなむ。
 
  
=== 採用作品 ===
+
なお、[[グリッドマン]]が習得する「'''HERO'''」は本項のものとは異なる。
 +
 
 +
== 採用作品 ==
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[主人公]]と恋人限定の特殊技能。あらゆる味方パイロットと[[信頼補正]]がかかるようになる。技能レベルはない。
+
:初登場作品。本作では[[主人公]]および恋人限定の[[特殊技能]]となっており、味方全員と[[信頼補正]]を発生させる効果を持つ。技能レベルはない。
:終盤ありったけのユニットを主人公機の周りに固めて「[[魂]]」をかければ「[[捨て身]]」に匹敵する特大ダメージを叩きだすことが可能。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]以降のほぼ全ての採用作品
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]、[[スーパーロボット大戦W]]、[[スーパーロボット大戦BX]]
+
:技能レベルに比例して[[命中]]/[[回避]]/[[クリティカル|CT]]率・[[装甲]]に補正がかかる。補正値は作品によって異なる。
:技能レベルに比例して[[命中]]率・[[回避]]率・[[装甲]][[クリティカル]]率に補正がかかる。『BX』のみ他タイトルと効果幅が異なる。
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で本技能を必要とする武装が初めて登場した<ref>ガオガイゴーの武装「ヘルアンドヘブン(G+J)」に必要。</ref>。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:技能レベルに比例して、[[攻撃]][[命中]][[防御]]が上昇する。
+
:技能レベルに比例して[[攻撃]]/[[命中]]/[[防御]]が上昇する。
;[[スーパーロボット大戦V]]、[[スーパーロボット大戦X]]、[[スーパーロボット大戦T]]
 
:『第2次α』や『W』と基本は同様。ただし装甲補正は元の値に対する割合増加ではなく固定値による増加な点が異なる。
 
:『T』では『ガオガイガー』のキャラクターは'''「勇者」'''、『マイトガイン』のキャラクターは'''「ヒーロー」'''とそれぞれ異なる表記で習得するようになっているが、効果は同じ。
 
:[[攻略本]]でも双方のスキルは一まとめにして記載されており、「表記は異なるが根本的には同一のもの」であることが見て取れるようになっている。
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
 
:『VXT』と基本は同じだがレベルに対する補正率相関が異なり、レベル9まで成長した場合の補正値はわずかに上方されている。
 
:『[[勇者警察ジェイデッカー]]』も参戦しているが、そちらは「勇者」ではなく「[[ブレイブポリス]]」が充てられている。[[グリッドマン]]も「HERO」を持つが、効果は完全に別物。
 
  
=== 技能レベルあり版勇者技能の補正 ===
+
== 技能レベル制の作品の補正 ==
==== αシリーズ、W ====
+
=== [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦W|W]] ===
 
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==== BX ====
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=== [[スーパーロボット大戦BX|BX]] ===
全ての補正が「スキルLv×2+2」という計算式によって表すことができ、[[攻略本]]においてはレベル毎の表ではなく式のみ記載されている。
+
全ての補正値が「スキルLv×2+2」で計算される値になるため、[[攻略本]]では計算式のみが記載されている。
 
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==== V、X、T ====
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=== [[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]] ===
命中・回避・CT率は『αシリーズ』や『W』と同様。<br>
+
装甲の補正が固定値増加に変更された以外は『第2次α』『第3次α』『W』と同様。
装甲値のみ固定値増加に変更されている。
 
 
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==== 30 ====
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=== [[スーパーロボット大戦30|30]] ===
『VXT』と基本は同じだがレベル毎の補正値は異なる。
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基本は『V』『X』『T』と同じだが、レベル毎の補正値は異なる。
  
 
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=== 主なパイロット ===
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== 主なパイロット ==
==== 勇者シリーズ ====
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=== [[勇者シリーズ]] ===
 
;「勇者」名義
 
;「勇者」名義
『ガオガイガー』の[[GGG]]系パイロットと[[勇者ロボ]]全般。さらには、勇者を名乗っているわけでないソルダートJも所持。ただしサブパイロット専属キャラは持たない場合がある。<br>
+
:『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』の[[GGG]]系パイロットと[[勇者ロボ]]全般が習得。さらには、勇者を名乗っているわけでないソルダートJも習得する。ただし、サブパイロット専属のキャラクターは習得しないこともある。
『30』における[[蒼斧蛍汰]][[彩火乃紀]]はGGGに所属する事になったがこちらは未習得。
+
:なお、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』に登場する[[蒼斧蛍汰]][[彩火乃紀]]は習得しない。
 
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:;[[獅子王凱]]
;[[獅子王凱]]
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:;[[天海護]]/[[天海護 (レプリジン)]]
;[[天海護]]/[[天海護 (レプリジン)]]
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::レプリジンは技能レベルが著しく低い傾向にある。
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:;[[氷竜]]・[[炎竜]]、[[風龍]]・[[雷龍]]/[[超竜神]]、[[撃龍神]]、[[幻竜神]]、[[強龍神]]
;[[氷竜]]・[[炎竜]]、[[風龍]]・[[雷龍]]/[[超竜神]]、[[撃龍神]]、[[幻竜神]]、[[強龍神]]
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:;[[ソルダートJ]]
;[[ソルダートJ]]
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:;[[戒道幾巳]]
;[[戒道幾巳]]
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:;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
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:『30』ではレベル99になっても技能レベルは8で止まる。
 
 
 
 
;「ヒーロー」名義
 
;「ヒーロー」名義
:『マイトガイン』の[[勇者特急隊]]メンバーはこの名義で習得。[[雷張ジョー]]はヒーローという柄ではない事もあり一貫して習得しない。
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:『[[勇者特急マイトガイン|マイトガイン]]』の[[勇者特急隊]]メンバーはこの名義で習得。なお、[[雷張ジョー]]は一貫して習得しない。
 
:;[[旋風寺舞人]]、[[ガイン]]
 
:;[[旋風寺舞人]]、[[ガイン]]
 
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==== その他 ====
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=== その他 ===
 
;「勇者」名義
 
;「勇者」名義
 
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:;[[勇者ラムネス]]、[[ダ・サイダー]]
 
:;[[勇者ラムネス]]、[[ダ・サイダー]]
::『[[OE]]』ではハラハラワールドを救う勇者であるこの二人が習得。
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::『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではハラハラワールドを救う勇者であるこの二人が習得。
 
;「ヒーロー」名義
 
;「ヒーロー」名義
 
:
 
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:;[[戦部ワタル]]
 
:;[[戦部ワタル]]
::『X』では[[創界山]]を救う[[救世主]]である彼も習得する。
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::『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では[[創界山]]を救う[[救世主]]である彼も習得する。
  
==その他の勇者==
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== 上記以外で勇者と呼ばれるメカ・キャラクター ==
 
;[[グレートマジンガー]]
 
;[[グレートマジンガー]]
 
:「'''偉大なる勇者'''」の称号を持つスーパーロボット。
 
:「'''偉大なる勇者'''」の称号を持つスーパーロボット。
:『V』では同じく[[グレートマイトガイン|偉大な勇者]]繋がりということなのか、グレートの[[パイロット]]である[[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]]が舞人の訓練相手を買って出る。
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では同じく[[グレートマイトガイン|偉大な勇者]]繋がりということなのか、グレートの[[パイロット]]である[[剣鉄也 (真マジンガー)|剣鉄也]]が[[旋風寺舞人]]の訓練相手を買って出る。
:『30』では『INFINITY』と『覇界王』設定でガオガイガーと同席。獅子王凱とのライバル関係となった。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』と『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王]]』設定で[[ガオガイガー]]と同席。[[獅子王凱]]とのライバル関係となった。
 
;[[ライディーン]]
 
;[[ライディーン]]
:番組名からして『[[勇者ライディーン]]』である。ただし「[[αシリーズ]]」でも[[ひびき洸|洸]]はこの技能を持たない(尤も、洸は[[念動力]]を取得しているのでバランス調整の面でもやむを得ない点はある)。
+
:番組名からして『[[勇者ライディーン]]』である。
:そもそも勇者シリーズには含まれない作品ではあるが、『エクスカイザー』のタイトルに「勇者」を冠したのはライディーンへのオマージュである旨がスタッフから語られており、勇者シリーズと全くの無関係というわけでもない。
+
:なお、『ライディーン』は「[[勇者シリーズ]]」には含まれておらず<ref>ただし、「勇者シリーズ」第1作目『エクスカイザー』のタイトルに「勇者」が使われたのは『ライディーン』へのオマージュからであるため、全く無関係というわけでもない。</ref>、パイロットの[[ひびき洸]]も『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』まで習得したことがない。
 
;[[騎士ガンダム]]
 
;[[騎士ガンダム]]
:スダ・ドアカワールドの勇者。『BX』では流石に(専用スキルの枠が自前ので一杯というのもあるが)勇者スキルは持たなかったが、勇者ロボ軍団の復活に心打たれる場面も。
+
:スダ・ドアカワールドの勇者。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では勇者ロボ軍団の復活に心打たれる場面も。
 
;[[勇者ガラダブラ]]
 
;[[勇者ガラダブラ]]
:ミケーネの勇者。しかし残念ながら多くの勇者が集まった『BX』では彼は出番なし。
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:ミケーネの勇者。
 
;[[オーガン (イバリューダー)]]
 
;[[オーガン (イバリューダー)]]
 
:戦闘種族[[イバリューダー]]において同胞から勇者と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていたが脱走。地球へと向かった。
 
:戦闘種族[[イバリューダー]]において同胞から勇者と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていたが脱走。地球へと向かった。
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:アーストに「勇者アズベス」としてその名が知られている。
 
:アーストに「勇者アズベス」としてその名が知られている。
 
;[[ブレイヴ]]
 
;[[ブレイヴ]]
:直接的な絡みはないが、[[ゾンダー]]や[[原種]]相手の特殊戦闘台詞で[[グラハム・エーカー|グラハム]]が「'''ブレイヴもまた勇者の名を冠する機体'''」と称する。
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:直接的な絡みはないが、[[ゾンダー]]や[[原種]]相手の特殊戦闘台詞で[[グラハム・エーカー]]が「'''ブレイヴもまた勇者の名を冠する機体'''」と称する。
 
;[[エルドラメンバー]]
 
;[[エルドラメンバー]]
:[[惑星EI]]にてザウルス帝国と戦った勇者たち。『T』では勇者繋がりでか[[勇者特急隊]]や[[GGG]][[勇者ロボ]]軍団、[[剣鉄也|鉄也]]ら歴戦の勇者たちと関わっていく。
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:[[惑星エンドレス・イリュージョン]]にてザウルス帝国と戦った勇者たち。
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では[[勇者特急隊]]や[[GGG]][[勇者ロボ]]軍団などの歴戦の勇者たちと関わっていく。
 
;[[3代目勇者ラムネス]]
 
;[[3代目勇者ラムネス]]
:父親から勇者の血を受け継ぎ、ドキドキスペースを守るため戦った新たなる勇者。ちなみにスパロボ未参戦だが、彼の子供も4代目の勇者となる。
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:父親から勇者の血を受け継ぎ、ドキドキスペースを守るため戦った新たなる勇者。
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:ちなみに、スパロボ未参戦ではあるが、彼の子孫も4代目の勇者となる。
 
;[[ファルセイバー]]
 
;[[ファルセイバー]]
 
:[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ネットラジオ]]でも言及されるほど非常に勇者シリーズを連想させる設定を持ち、終いには[[グレート合体]]まで行う。
 
:[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ネットラジオ]]でも言及されるほど非常に勇者シリーズを連想させる設定を持ち、終いには[[グレート合体]]まで行う。
 
:劇中でも『ガオガイガー』と積極的に絡むなど、さながらタカラ版スパロボである『ブレイブサーガ』のオリジナルキャラのような様相を成しており、プレイヤー各位からそれらしいタイトルを付けられることも。
 
:劇中でも『ガオガイガー』と積極的に絡むなど、さながらタカラ版スパロボである『ブレイブサーガ』のオリジナルキャラのような様相を成しており、プレイヤー各位からそれらしいタイトルを付けられることも。
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== 余談 ==
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*勇者とは[[勇気]]ある者のことを指す言葉であり、また困難に打ち勝った者への賞賛の言葉として「英雄(ヒーロー)」と似たような意味合いで使われることも多い。
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*ファンタジー作品では「世界を救う救世主」の代名詞として定着している。
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
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[[Category:特殊技能]]
 
[[Category:特殊技能]]
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[[Category:小辞典]]

2023年9月5日 (火) 21:27時点における最新版

勇者およびヒーローは、特殊技能(特殊スキル)のひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

勇者シリーズ」などの作品のパイロットが習得する先天技能で、命中/回避/CT率・装甲に補正がかかる効果を持つ。初出は『スーパーロボット大戦α』だが、前述の効果で採用されたのは『第2次スーパーロボット大戦α』が初となる。

一部のパイロットは「ヒーロー」表記での習得となる(効果は「勇者」と同一)。また、『勇者警察ジェイデッカー』のパイロットは本技能ではなく「ブレイブポリス」を習得する[1]

なお、グリッドマンが習得する「HERO」は本項のものとは異なる。

採用作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
初登場作品。本作では主人公および恋人限定の特殊技能となっており、味方全員と信頼補正を発生させる効果を持つ。技能レベルはない。
第2次スーパーロボット大戦α以降のほぼ全ての採用作品
技能レベルに比例して命中/回避/CT率・装甲に補正がかかる。補正値は作品によって異なる。
30』で本技能を必要とする武装が初めて登場した[2]
スーパーロボット大戦Operation Extend
技能レベルに比例して攻撃/命中/防御が上昇する。

技能レベル制の作品の補正[編集 | ソースを編集]

第2次α第3次αW[編集 | ソースを編集]

Lv 命中・回避 装甲・CT
1 +0% +0%
2 +2% +1%
3 +4% +3%
4 +6% +5%
5 +8% +7%
6 +10% +9%
7 +12% +11%
8 +14% +13%
9 +16% +15%

BX[編集 | ソースを編集]

全ての補正値が「スキルLv×2+2」で計算される値になるため、攻略本では計算式のみが記載されている。

Lv 命中・回避・装甲・CT
1 +4%
2 +6%
3 +8%
4 +10%
5 +12%
6 +14%
7 +16%
8 +18%
9 +20%

VXT[編集 | ソースを編集]

装甲の補正が固定値増加に変更された以外は『第2次α』『第3次α』『W』と同様。

Lv 命中・回避 装甲 CT
1 +0% ±0 +0%
2 +2% ±0 +1%
3 +4% +100 +3%
4 +6% +100 +5%
5 +8% +100 +7%
6 +10% +200 +9%
7 +12% +200 +11%
8 +14% +300 +13%
9 +16% +300 +15%

30[編集 | ソースを編集]

基本は『V』『X』『T』と同じだが、レベル毎の補正値は異なる。

Lv 命中・回避 CT率 装甲値
1 +% +% ±
2 +% +% ±
3 +% +% +
4 +% +% +
5 +% +% +
6 +% +% +
7 +% +% +
8 +16% +13% +200
9 +18% +15% +300

主なパイロット[編集 | ソースを編集]

勇者シリーズ[編集 | ソースを編集]

「勇者」名義
ガオガイガー』のGGG系パイロットと勇者ロボ全般が習得。さらには、勇者を名乗っているわけでないソルダートJも習得する。ただし、サブパイロット専属のキャラクターは習得しないこともある。
なお、『30』に登場する蒼斧蛍汰彩火乃紀は習得しない。
獅子王凱
天海護/天海護 (レプリジン)
レプリジンは技能レベルが著しく低い傾向にある。
氷竜炎竜風龍雷龍/超竜神撃龍神幻竜神強龍神
ボルフォッグ/ビッグボルフォッグ
ゴルディーマーグ
マイク・サウンダース13世
光竜闇竜/天竜神
ソルダートJ
戒道幾巳
ルネ・カーディフ・獅子王
「ヒーロー」名義
マイトガイン』の勇者特急隊メンバーはこの名義で習得。なお、雷張ジョーは一貫して習得しない。
旋風寺舞人ガイン
ガードダイバー
トライボンバー/バトルボンバー
ブラックマイトガイン
浜田満彦

その他[編集 | ソースを編集]

「勇者」名義
勇者ラムネスダ・サイダー
OE』ではハラハラワールドを救う勇者であるこの二人が習得。
「ヒーロー」名義
戦部ワタル
X』では創界山を救う救世主である彼も習得する。

上記以外で勇者と呼ばれるメカ・キャラクター[編集 | ソースを編集]

グレートマジンガー
偉大なる勇者」の称号を持つスーパーロボット。
V』では同じく偉大な勇者繋がりということなのか、グレートのパイロットである剣鉄也旋風寺舞人の訓練相手を買って出る。
30』では『INFINITY』と『覇界王』設定でガオガイガーと同席。獅子王凱とのライバル関係となった。
ライディーン
番組名からして『勇者ライディーン』である。
なお、『ライディーン』は「勇者シリーズ」には含まれておらず[3]、パイロットのひびき洸も『DD』まで習得したことがない。
騎士ガンダム
スダ・ドアカワールドの勇者。
BX』では勇者ロボ軍団の復活に心打たれる場面も。
勇者ガラダブラ
ミケーネの勇者。
オーガン (イバリューダー)
戦闘種族イバリューダーにおいて同胞から勇者と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていたが脱走。地球へと向かった。
デビルマン
不動明がデーモン族の勇者アモンと合体したことで生まれた悪魔人間。
アズベス
アーストに「勇者アズベス」としてその名が知られている。
ブレイヴ
直接的な絡みはないが、ゾンダー原種相手の特殊戦闘台詞でグラハム・エーカーが「ブレイヴもまた勇者の名を冠する機体」と称する。
エルドラメンバー
惑星エンドレス・イリュージョンにてザウルス帝国と戦った勇者たち。
T』では勇者特急隊GGG勇者ロボ軍団などの歴戦の勇者たちと関わっていく。
3代目勇者ラムネス
父親から勇者の血を受け継ぎ、ドキドキスペースを守るため戦った新たなる勇者。
ちなみに、スパロボ未参戦ではあるが、彼の子孫も4代目の勇者となる。
ファルセイバー
公式ネットラジオでも言及されるほど非常に勇者シリーズを連想させる設定を持ち、終いにはグレート合体まで行う。
劇中でも『ガオガイガー』と積極的に絡むなど、さながらタカラ版スパロボである『ブレイブサーガ』のオリジナルキャラのような様相を成しており、プレイヤー各位からそれらしいタイトルを付けられることも。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 勇者とは勇気ある者のことを指す言葉であり、また困難に打ち勝った者への賞賛の言葉として「英雄(ヒーロー)」と似たような意味合いで使われることも多い。
  • ファンタジー作品では「世界を救う救世主」の代名詞として定着している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. なお、パイロット側のスキルの扱いが大きく異なる作品『X-Ω』にのみ参戦している『エクスカイザー』のパイロットも、本技能を習得していない。
  2. ガオガイゴーの武装「ヘルアンドヘブン(G+J)」に必要。
  3. ただし、「勇者シリーズ」第1作目『エクスカイザー』のタイトルに「勇者」が使われたのは『ライディーン』へのオマージュからであるため、全く無関係というわけでもない。