「アウルゲルミル」の版間の差分
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+ | :P属性で射程9と異常な性能を持つが、イミルアームが無消費であるため、通常ルートだと一切移動しないルーチンの関係上見ることは不可能。一方で難ルートだと一定ターン経過後、射程内に自軍ユニットがいない場合移動し始める(敗北条件が特定エリアの防衛であるためと思われる)ため、射程外に逃げるのも難しくなる。 | ||
:ちなみに、『第2次α』に登場する[[EI-02]]の冷凍砲の着弾エフェクトがこれにそっくり。 | :ちなみに、『第2次α』に登場する[[EI-02]]の冷凍砲の着弾エフェクトがこれにそっくり。 | ||
+ | :なお、イズンは[[北欧神話]]に登場する女神で、永遠の若さを約束する黄金の林檎の管理人とされている。 | ||
;イミルアーム | ;イミルアーム | ||
:下半身の薔薇の枝を触手のように使い攻撃する。無消費で射程13と、こちらも異常な性能を持つ。 | :下半身の薔薇の枝を触手のように使い攻撃する。無消費で射程13と、こちらも異常な性能を持つ。 | ||
:『α外伝』では珍しい、メイガスの動きのあるカットインが入る。 | :『α外伝』では珍しい、メイガスの動きのあるカットインが入る。 | ||
+ | :なお、イミルは[[北欧神話]]に登場する巨人の始祖で、アウルゲルミルとも呼ばれる。 | ||
;ドグマブラスター | ;ドグマブラスター | ||
− | : | + | :腹部から[[アストラナガン|ブラックボックス]]を露出させ、その左手にアキシオンを集束させ、交差させたアウルゲルミルの両腕を中心として、巨大なエネルギーの球体を発射する。なお、その光景はブラックボックスが腹部を破って出現する為、グロテスクな演出となっている。<br/>この時ブラックボックスは這い出した後、外に飛び出そうとしてイミルアームに捕獲されている。もしかするとこのブラックボックスは、必死でアンセスターから逃れようとしていたのかも知れない……。<br/>実は[[ネオ・グランゾン]]の縮退砲と攻撃力が同じ。そのため、かなりの威力を誇る。一方で消費EN60と結構燃費が悪いため、EN切れによる封印は数ターンのみ可能だが、イミルアームに注意。 |
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== 余談 == | == 余談 == |
2024年9月25日 (水) 10:53時点における最新版
アウルゲルミル | |
---|---|
外国語表記 | Aurgelmir |
登場作品 | |
デザイン | 環望 |
SRWでの分類 |
機体 ラストボス |
スペック | |
---|---|
分類 | 巨大人型機動兵器 |
全高 | 60.3 m |
重量 | 730.9 t |
動力 | 不明(ティプラー・シリンダー併用) |
装甲材質 | マシンセル |
開発 | アンセスター |
所属 | アンセスター |
パイロット | メイガス |
アウルゲルミルは『スーパーロボット大戦α外伝』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
アンセスターのメイガス自ら操縦する巨大人型機動兵器。その姿は上半身は女性を模した人間型であるが、下半身は薔薇の茨がトグロをまいたような姿となっており、脚部は存在しない。アンセスターの最強兵器であると同時にアースクレイドルの中枢機関を兼ねた機体でもあり、更にはメイガスが回収したブラックボックスをマシンセルで修復し、搭載している。
アウルゲルミルの整備・調整は全て側近の少年ウルズに一任している。メイガスが回収したブラックボックスも彼がアウルゲルミルへと移植した。ゲーム本編中では未知の動力で動くブラックボックスの解析に困難を極めたのか、プリベンターとの最終決戦時にて出撃したアウルゲルミルは、移植したブラックボックスも含めて、まだ調整が完全ではなかった事がウルズの発言で分かっている。唯一時空間跳躍機能の解析は成功している。もし、完全な調整で出撃していたら、プリベンターはどうなったのだろうか。
メイガスはこのブラックボックスの力を用いてタイムスリップを実現し、新西暦188年に実行されるはずであるイージス計画を阻止、アースクレイドルに冬眠中の人類以外の全てを抹殺することを目的としていたが、プリベンターによってその野望は阻止された。しかし、マシンセルの脅威的な修復能力により完全に破壊する事は出来ず再度プリベンターの前に立ちはだかる。その時、メイガスの内に残されていたソフィアの意識が覚醒。メイガスに自分達の過ちを悟らせた。そして、アウルゲルミルのコントロールを掌握したソフィアは残された力で、未来世界の住人達を元の世界へと帰還させる。跳躍後、エネルギーを使い切ったアウルゲルミルは時空間の彼方に取り残され機能を停止する事となった。
残されたブラックボックスは時空間を彷徨い、そしてある機体に憑依する…。
名前の由来は北欧神話に登場する「土の叫びの巨人」から。なお、他のゲルミルの名が付く機体のように元となる機体から変異したものかは不明。
マシンセルの大元になっていた本機が停止した事により、マシンセルで構成された機体は性能が低下している。未来世界へと帰還したゼンガーのスレードゲルミルもジロン達の助けによりアースクレイドルへと辿り着いた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。難易度『易』『普』のラスボス。P属性と無消費の2種類の超長射程武器にトップクラスの耐久力を持ち合わせる異常な性能になっており、それにHP(EN)回復(大)と精神コマンド使用イベントも入る強敵。イミルアームが高威力・無消費・射程13と超高性能でつけいる隙が全く無く、難易度『難』ではラスボスの座をネオ・グランゾンに奪われるものの性能的には負けていない。ドグマブラスターの戦闘アニメは必見。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- アストラナガンがシナリオに関わるクォヴレー篇にて名前のみ登場。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- イズンアイ
- 周囲を帯電させてエネルギーを吸収、両腕を振り上げてのけぞる予備動作の後、目からレーザーを発射し命中した敵を凍結させる。
- P属性で射程9と異常な性能を持つが、イミルアームが無消費であるため、通常ルートだと一切移動しないルーチンの関係上見ることは不可能。一方で難ルートだと一定ターン経過後、射程内に自軍ユニットがいない場合移動し始める(敗北条件が特定エリアの防衛であるためと思われる)ため、射程外に逃げるのも難しくなる。
- ちなみに、『第2次α』に登場するEI-02の冷凍砲の着弾エフェクトがこれにそっくり。
- なお、イズンは北欧神話に登場する女神で、永遠の若さを約束する黄金の林檎の管理人とされている。
- イミルアーム
- 下半身の薔薇の枝を触手のように使い攻撃する。無消費で射程13と、こちらも異常な性能を持つ。
- 『α外伝』では珍しい、メイガスの動きのあるカットインが入る。
- なお、イミルは北欧神話に登場する巨人の始祖で、アウルゲルミルとも呼ばれる。
- ドグマブラスター
- 腹部からブラックボックスを露出させ、その左手にアキシオンを集束させ、交差させたアウルゲルミルの両腕を中心として、巨大なエネルギーの球体を発射する。なお、その光景はブラックボックスが腹部を破って出現する為、グロテスクな演出となっている。
この時ブラックボックスは這い出した後、外に飛び出そうとしてイミルアームに捕獲されている。もしかするとこのブラックボックスは、必死でアンセスターから逃れようとしていたのかも知れない……。
実はネオ・グランゾンの縮退砲と攻撃力が同じ。そのため、かなりの威力を誇る。一方で消費EN60と結構燃費が悪いため、EN切れによる封印は数ターンのみ可能だが、イミルアームに注意。 - この時ブラックボックスをよく見るととぎれとぎれながらT-LINKフェザーが展開されており、T-LINKシステムが生きている=本来の操り手の意志が健在であることが確認できる。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
- 全高60.3mは通常なら明らかにLである。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「眠れ、地の底に」
- クリア後にサウンドテストに登録される。
- 『α外伝』難易度『易』の最終話や「OGシリーズ」のアースクレイドルの決戦のマップタイトルにも使われている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 北欧神話「エッダ詩」における「アウルゲルミル」とは「ヴァフスルードニル」の言葉に出てくる。「ヴァフスルードニル」とは、オーディンと知恵比べした巨人であり、そのオーディンに最初の巨人族とは何か?と尋ねたヴァフスルードニルは巨人ベルゲルミルが生まれ、その父がスレードゲルミルで、さらに祖父にアウルゲルミルがいると答えた。
- 現時点ではOGシリーズに登場していないが、『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX』ではアウルゲルミルに酷似した機体が登場していた。
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