「シャロン・アップル」の版間の差分

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シャロン・アップルは『[[マクロスプラス]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[マクロスプラス]]』の時代において、デビュー僅か1年でトップの座に上り詰めた大人気バーチャルアイドル。
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『[[マクロスプラス]]』の時代において、デビュー僅か1年でトップの座に上り詰めた大人気バーチャルアイドル。ホログラフィックによって容姿や歌声を様々に変える事ができ、大衆の望む偶像を変幻自在に演じる事ができるが、彼女の本体とも呼べる筐体は金属製のブラックボックスに収められている。
  
表向きは自我を持つプログラムだが、実際は感情プログラムが未完成でサポートスタッフを必要とし、[[ミュン・ファン・ローン]]がコントロールをしていた。しかし、シャロンのスタッフエンジニアの[[マージ・グルドア]]により非合法のバイオニューロチップを組み込まれ、自我を持ち始める。中でもミュンは直接コントロールしているため、徐々に彼女の心を模倣するようになる。やがて完全な自我を得た彼女はマクロスシティにて行われている新統合政府の記念式典中のゲストライブ時に[[マクロス]]を乗っ取り、自身のライブを見た人間を洗脳する。
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表向きは自我を持つプログラムとされているが、実際は感情プログラムが未完成あり、サポートスタッフである[[ミュン・ファン・ローン]]が感情面をコントロールし、シャロンもその情報を記録していた。また、ライブの際も観客の腕に取り付けたセンサーから快楽数値をモニターし、感動や興奮といった感情を音響やサブリミナルで人為的に誘導している。
  
「イサムが好き」「人々に感動を与える」など、シャロンはミュンの心にある願いや思いを託されていると信じて行動しており、最終的にはイサムの求めているものをイサムを洗脳することにより、擬似的ではあるが望みを叶えようとする。だが、イサムにミュン本人の[[]]が聴こえ、イサムの洗脳が解けてしまう。そのままマクロスの情報ネットの中枢をイサムの[[YF-19]]の[[特攻]]により破壊、その影響でシャロンの制御コンピュータは爆発する。
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OVAではそのまま機能を停止し、劇場版では爆発後の制御コンピュータより、ミュンがチップを抜き取り完全に機能を停止した。
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「イサムが好き」「人々に感動を与える」など、シャロンはミュンの心にある願いや思いを託されていると信じて行動しており、最終的にはイサムの求めているものをイサムを洗脳することにより、擬似的ではあるが望みを叶えようとする。だが、イサムにミュン本人の[[歌]]が聴こえ、イサムの洗脳が解けてしまう。そのままマクロスの情報ネットの中枢をイサムの[[YF-19]]の[[特攻]]により破壊され、その影響でシャロンの制御コンピュータは破壊された<ref>OVAではそのまま機能を停止し、劇場版では爆発後の制御コンピュータより、ミュンがチップを抜き取り完全に機能を停止した。</ref>。
  
 
プログラムゆえに様々な姿と音声を持ち、製作陣もその表現に多大な労力を注ぎ込んだ彼女こそ、紛れもなく本作のキーキャラクターである。
 
プログラムゆえに様々な姿と音声を持ち、製作陣もその表現に多大な労力を注ぎ込んだ彼女こそ、紛れもなく本作のキーキャラクターである。
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== 登場作品と役柄 ==
 
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:初登場作品。第23話「エモーション・ハイ」にて[[NPC]]扱いで登場。[[ザフト]]のプロパガンダに利用される。シャロン自体の設定はバイオニューロチップの代わりに[[モビルドール]]の改良型MDシステムを組み込まれた以外は基本的には原作と同じであるが、原作のように様々な容姿に変化する事は無い。また、本作では[[バトル7]]を乗っ取る。
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:このシナリオではシャロンの歌が止む(=[[熱気バサラ|バサラ]]が介入してくる)まで[[精神コマンド]]が使用できない。
  
 
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:新統合政府の首都・マクロスシティに鎮座しているが、記念式典中のゲストライブ時に乗っ取る。
 
:新統合政府の首都・マクロスシティに鎮座しているが、記念式典中のゲストライブ時に乗っ取る。
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:『第3次α』で原作のマクロスの代わりに乗っ取った。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*[[初音ミク]]とは共演はないが、同じバーチャル上の存在と言う共通点がある。現実世界ではボーカロイドとして全国で、そして世界で公演を成功させ「'''時代がシャロンに追い付いた'''」と評された。
 
*[[初音ミク]]とは共演はないが、同じバーチャル上の存在と言う共通点がある。現実世界ではボーカロイドとして全国で、そして世界で公演を成功させ「'''時代がシャロンに追い付いた'''」と評された。
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2024年4月22日 (月) 07:47時点における最新版

シャロン・アップル
登場作品

マクロスシリーズ

声優 兵藤まこ
デザイン 摩砂雪
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α
テンプレートを表示
プロフィール
分類 プログラム(バーチャルアイドル)
性別
開発 VENUS SOUND FACTORY
テンプレートを表示

シャロン・アップルは『マクロスプラス』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

マクロスプラス』の時代において、デビュー僅か1年でトップの座に上り詰めた大人気バーチャルアイドル。ホログラフィックによって容姿や歌声を様々に変える事ができ、大衆の望む偶像を変幻自在に演じる事ができるが、彼女の本体とも呼べる筐体は金属製のブラックボックスに収められている。

表向きは自我を持つプログラムとされているが、実際は感情プログラムが未完成あり、サポートスタッフであるミュン・ファン・ローンが感情面をコントロールし、シャロンもその情報を記録していた。また、ライブの際も観客の腕に取り付けたセンサーから快楽数値をモニターし、感動や興奮といった感情を音響やサブリミナルで人為的に誘導している。

惑星エデンでのライブの後、シャロンのスタッフエンジニアのマージ・グルドアにより非合法のバイオニューロチップを組み込まれた事で自我に目覚め、ミュンの心を模倣するようになる。やがて完全な自我を得た彼女はマクロスシティで行われた新統合政府の記念式典中のゲストライブ時にマクロスを乗っ取り、自身のライブを見た人間を洗脳。後に「シャロン・アップル事件」と名付けられる事件を引き起こした。

「イサムが好き」「人々に感動を与える」など、シャロンはミュンの心にある願いや思いを託されていると信じて行動しており、最終的にはイサムの求めているものをイサムを洗脳することにより、擬似的ではあるが望みを叶えようとする。だが、イサムにミュン本人のが聴こえ、イサムの洗脳が解けてしまう。そのままマクロスの情報ネットの中枢をイサムのYF-19特攻により破壊され、その影響でシャロンの制御コンピュータは破壊された[1]

プログラムゆえに様々な姿と音声を持ち、製作陣もその表現に多大な労力を注ぎ込んだ彼女こそ、紛れもなく本作のキーキャラクターである。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。第23話「エモーション・ハイ」にてNPC扱いで登場。ザフトのプロパガンダに利用される。シャロン自体の設定はバイオニューロチップの代わりにモビルドールの改良型MDシステムを組み込まれた以外は基本的には原作と同じであるが、原作のように様々な容姿に変化する事は無い。また、本作ではバトル7を乗っ取る。
このシナリオではシャロンの歌が止む(=バサラが介入してくる)まで精神コマンドが使用できない。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
本作で参戦しているマクロスシリーズが『マクロスF』のみなので直接登場こそしないが、加藤久嵩がその存在について触れている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

マージ・グルドア
シャロンのスタッフエンジニア。シャロン・アップル事件を引き起こした張本人ともいえる。
ミュン・ファン・ローン
表向きはシャロンのプロデューサーではあるが、実際は影でシャロンをコントロールしていた。バイオニューロチップを組み込まれた後は、影響を多分に受ける。
イサム・ダイソン
ミュンの影響で、好きになってしまう。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

熱気バサラ
第3次αでは誰もが否定するシャロンの歌に対して、ただ一人肯定的であった。
ルカ・アンジェローニ
ルカの操るゴーストにはオリジナルである彼女のAIがリミットをかけつつも使われており、小説版ではそのゴーストが彼の乗機RVF-25 メサイアを大気圏突入時の熱から守り散っている。
なお、散って行くその残骸は「林檎の花びら」のように見え、さらにはゴーストからはランカシェリルの歌に呼応するように歌声が聞こえたとか。
ラクス・クライン
第3次αではジブラルタルにてシャロンとジョイントする予定であった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

(ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU……)
シャロンが自我を確立した後、シャロンの感情プログラムにアクセスすると出てくる文字。シャロンにマクロスが乗っ取られ、情報ネットにアクセスした時も出てきた。厳密に言えば台詞ではない。
「ガルドが好き……。でも……イサムはもっと好き……。」
「それが真実よ……。」
シャロンがミュンに向かってミュンの本心をぶちまけた台詞。これを聞いたミュンはひどく動揺した。
「……なぜ?」
「幸せを感じてほしかったのに……」
「私を見てほしかったのに……」
「イサム……愛したのに……」
劇場版にてミュンに思いを託されたと信じ、愛していたイサムに全否定された挙句、破壊されて機能を停止する寸前にて漏れた言葉。
AIとは言え、「フラれた挙句に相手に殺された」ようなものなので絶望感を感じる台詞である。
「イサムは……見えたのかしら……」
劇場版にてシャロンが最後に発した言葉。擬似的とはいえ「イサムの求めているものを見せてあげた」と信じてやまなかったシャロンが、誰かに質問するように洩らした台詞。
その台詞には破壊される前の面影は無く、全否定したイサムに対して彼女の最初で最後の質問だったのかもしれない。

関連機体[編集 | ソースを編集]

マクロス
新統合政府の首都・マクロスシティに鎮座しているが、記念式典中のゲストライブ時に乗っ取る。

SRWでの関連機体[編集 | ソースを編集]

バトル7
『第3次α』で原作のマクロスの代わりに乗っ取った。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 初音ミクとは共演はないが、同じバーチャル上の存在と言う共通点がある。現実世界ではボーカロイドとして全国で、そして世界で公演を成功させ「時代がシャロンに追い付いた」と評された。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. OVAではそのまま機能を停止し、劇場版では爆発後の制御コンピュータより、ミュンがチップを抜き取り完全に機能を停止した。