「ゲベル・ガンエデン」の版間の差分
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− | 男性型のガンエデンであり、元々は[[サイコドライバー|ファースト・サイコドライバー]]の一人であるゲベルが制御をおこなっていたが、後述の理由により現在は彼の器としての役割を離れており、ゲベルにより資質を認められた[[サイコドライバー]]能力者「マシヤフ」がゲベルとリンクすることでその機能を発揮している。現在その役目を務めているのは、バルマーの現霊帝、[[ルアフ・ガンエデン]] | + | == 概要 == |
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かつてゲベルとナシムは地球の人類を育て、その後バルマー星において現在の[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の始祖たる種を創造した。ナシムは地球へと帰還し、それぞれの星で守護神となった(この際、お互いの星を結ぶ直通路として、第一始祖民族の遺物であるクロスゲートが置かれた)。しかし、ゲベルは約500年前、ルアフが降臨した時期にアポカリュプシスで滅んだ者たちの怨霊と融合して[[ケイサル・エフェス]]となった為、ナシムの意思が今尚残留している地球のナシム・ガンエデンと異なり、ゲベル・ガンエデンは思念のない空の器となっている。なお、ルアフはこのことに気づいておらず、ゲベル・ガンエデンの力が想定よりも明らかに下回っていることに驚いていた。ゲベルがケイサル・エフェスとなったのは、タイミング的にルアフに力を与えたすぐ後の模様である。 | かつてゲベルとナシムは地球の人類を育て、その後バルマー星において現在の[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の始祖たる種を創造した。ナシムは地球へと帰還し、それぞれの星で守護神となった(この際、お互いの星を結ぶ直通路として、第一始祖民族の遺物であるクロスゲートが置かれた)。しかし、ゲベルは約500年前、ルアフが降臨した時期にアポカリュプシスで滅んだ者たちの怨霊と融合して[[ケイサル・エフェス]]となった為、ナシムの意思が今尚残留している地球のナシム・ガンエデンと異なり、ゲベル・ガンエデンは思念のない空の器となっている。なお、ルアフはこのことに気づいておらず、ゲベル・ガンエデンの力が想定よりも明らかに下回っていることに驚いていた。ゲベルがケイサル・エフェスとなったのは、タイミング的にルアフに力を与えたすぐ後の模様である。 | ||
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+ | :ハード最終話「今遥か遠い彼方…」では[[ケイサル・エフェス]]によって二体創造される(この際のHPは200000)。戦っても攻撃力がインフレ状態の自軍にとってさほど苦戦する相手ではないが、ケイサル・エフェスさえ倒せば終わりという状況なので、次周回への引継ぎ資金目的で無ければ特に相手にする必要はない。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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ナシム・ガンエデンのエデン・ゴラーに相当する武装がないが、代わりに広範囲のマップ兵器が追加されている。 | ナシム・ガンエデンのエデン・ゴラーに相当する武装がないが、代わりに広範囲のマップ兵器が追加されている。 | ||
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:ガンエデンから発生させる強力な念動弾。ナシムと同じく弾数99発。使用時にはゲベルの等身大のカットインが挿入される。 | :ガンエデンから発生させる強力な念動弾。ナシムと同じく弾数99発。使用時にはゲベルの等身大のカットインが挿入される。 | ||
;キャッチ・ザ・サン | ;キャッチ・ザ・サン | ||
− | : | + | :テフェリンを解放したゲベル・ガンエデンが「ガンエデン・ルアフ」という竜となり、太陽を背に敵対する者へ口から全てを薙ぎ払う光線を放つ。EN吸収の[[特殊効果]]あり。恐らく、前作のナシム・ガンエデンは「フォロー・ザ・サン」の撃ち過ぎでEN切れしてしまう事が多かった事から、制作スタッフ側が取った対策と思われる。本機はEN回復(大)も所持しており、消費ENも低下しているため、敵機に命中すれば実質無限に放てる。 |
;メス・ベリアット・ハオラム | ;メス・ベリアット・ハオラム | ||
− | :キャッチ・ザ・サンを上回る強力な光線で全てを薙ぎ払う。[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]をコアとしたことで発揮された、ゲベル・ガンエデンの真の力とでもいうべき攻撃。広範囲の[[マップ兵器]] | + | :キャッチ・ザ・サンを上回る強力な光線で全てを薙ぎ払う。[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]をコアとしたことで発揮された、ゲベル・ガンエデンの真の力とでもいうべき攻撃。広範囲の[[マップ兵器]]。ヘブライ語でベリアット(バーラー+目的格エーット)は「を創造」、ハオラム(定冠詞ハ+オラム)は「この世界」を意味する。メスは「死」を意味するため、意訳するなら「死の世界の創造」。何気に[[ケイサル・エフェス|本来のゲベル]]の目的を表している。 |
+ | :当初はルアフも使用出来たようで彼が使用すると専用の台詞が出る。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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: | : | ||
− | == | + | == 機体BGM == |
;「TWIN ICON」 | ;「TWIN ICON」 | ||
− | :[[ガンエデン]] | + | :[[ガンエデン]]専用[[BGM]]。 |
;「ZEST SEVEN」 | ;「ZEST SEVEN」 | ||
:シヴァー搭乗時のBGM。 | :シヴァー搭乗時のBGM。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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:「マシアフを使ってガンエデンを操る」という手法をOG世界ではユーゼスが行った。 | :「マシアフを使ってガンエデンを操る」という手法をOG世界ではユーゼスが行った。 | ||
− | + | == 余談 == | |
+ | *「'''ゲペル'''」という誤記をされる事もある。 | ||
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+ | {{バンプレストオリジナル}} | ||
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[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカか行]] | [[Category:バンプレストオリジナルの登場メカか行]] | ||
[[Category:第3次スーパーロボット大戦α]] | [[Category:第3次スーパーロボット大戦α]] |
2022年10月4日 (火) 18:57時点における最新版
ゲベル・ガンエデン | |
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外国語表記 | Gebel Ganeden |
登場作品 | |
デザイン | 土屋英寛 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 |
惑星防衛用機動兵器 (ガンエデン) |
パイロット | ルアフ・ガンエデン ⇒ イルイ・ガンエデン(シヴァー・ゴッツォ) |
ゲベル・ガンエデンは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
遥か昔、地球の先史文明人によって創造された惑星防衛システム「バラル」の中枢制御装置である「人造神・ガンエデン」の一体。
男性型のガンエデンであり、元々はファースト・サイコドライバーの一人であるゲベルが制御をおこなっていたが、後述の理由により現在は彼の器としての役割を離れており、ゲベルにより資質を認められたサイコドライバー能力者「マシヤフ」がゲベルとリンクすることでその機能を発揮している。現在その役目を務めているのは、バルマーの現霊帝、ルアフ・ガンエデン。「ゲベル」とは、ヘブライ語で「男性」、そしてガンエデンは「エデンの園」または「楽園」を意味する。
かつてゲベルとナシムは地球の人類を育て、その後バルマー星において現在のゼ・バルマリィ帝国(以下、バルマー)の始祖たる種を創造した。ナシムは地球へと帰還し、それぞれの星で守護神となった(この際、お互いの星を結ぶ直通路として、第一始祖民族の遺物であるクロスゲートが置かれた)。しかし、ゲベルは約500年前、ルアフが降臨した時期にアポカリュプシスで滅んだ者たちの怨霊と融合してケイサル・エフェスとなった為、ナシムの意思が今尚残留している地球のナシム・ガンエデンと異なり、ゲベル・ガンエデンは思念のない空の器となっている。なお、ルアフはこのことに気づいておらず、ゲベル・ガンエデンの力が想定よりも明らかに下回っていることに驚いていた。ゲベルがケイサル・エフェスとなったのは、タイミング的にルアフに力を与えたすぐ後の模様である。
銀河大戦における顛末[編集 | ソースを編集]
代々の霊帝(ケイサル・エフェスに素質を見こまれた影武者)は、ゲベル・ガンエデンの力をネビーイームやバラルの塔を通じて行使することで、幾度となくバルマーの危機を救ってきた。それゆえ、自身とゲベルの力に対しては非常に強い自信を抱いている。
その為、ガンエデンの力を真に行使すべき対象である、銀河を滅ぼす災厄「アポカリュプシス」発生時も、現霊帝であるルアフ・ガンエデンはαナンバーズの言葉に耳を貸さず、ゲベル・ガンエデンの力をもって全てを解決する道を選んだ。
しかし、ルアフは力及ばず敗れ去り、叛意を抱いていたシヴァー・ゴッツォに殺害される。その後、シヴァーは兼ねてより確保していたイルイ・ガンエデンをゲベルのコアとすることで、ルアフ抜きでその力を制御することに成功、ゲベル・ガンエデンは彼によって操られることとなった。しかし、イルイの力でその能力を完全に発揮した状態でもαナンバーズの力には及ばず、シヴァーは敗れ、ゲベル・ガンエデンも完全に破壊された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。HP300000に2回行動持ちのパイロットと、大ボス格としての能力は十分備えているのだが、自軍のフルに整った戦力の前では力不足の感は否めない。その前に対戦するゲペルニッチがかなり強い(気力100以上の時にダメージが半減する特殊能力「プロトデビルン」所持のため)点もその印象に拍車をかけている。とはいうものの、EN吸収能力がある主力兵器「キャッチ・ザ・サン」はなかなか厄介で、更にシヴァー搭乗時はマップ兵器が追加されている。攻撃は確実にかわすか、1ターンで倒せるだけのユニット数を揃えておこう。
- ハード最終話「今遥か遠い彼方…」ではケイサル・エフェスによって二体創造される(この際のHPは200000)。戦っても攻撃力がインフレ状態の自軍にとってさほど苦戦する相手ではないが、ケイサル・エフェスさえ倒せば終わりという状況なので、次周回への引継ぎ資金目的で無ければ特に相手にする必要はない。
- なお、シヴァー搭乗時は地味に運動性が5、移動力が3上がっている。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- アダマトロンの攻撃「エルヨウン・イェダ・ドーマー」でユーゼスの「忌憶」の中の知識のひとつ「古き人祖達」として登場。
その他[編集 | ソースを編集]
- アイドルマスター シンデレラガールズ
- 2017年12月に開催されたOGシリーズとのコラボイベント『スーパーロボット大戦CG -奏鳴の銀河へ-』にて登場。今回もルアフが乗るのだが、他のユニットのグラフィックがOGシリーズから流用されているのに対して、OG未参戦の本機は『第3次α』のグラフィックを流用しているため、若干ドットが荒い。第1話で登場するため特効効果を持つ機体が少なく、相対的に中盤以降のボスよりややHPを削りにくくなっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
ナシム・ガンエデンのエデン・ゴラーに相当する武装がないが、代わりに広範囲のマップ兵器が追加されている。
- マヴェット・ゴスペル
- ガンエデンから発生させる強力な念動弾。ナシムと同じく弾数99発。使用時にはゲベルの等身大のカットインが挿入される。
- キャッチ・ザ・サン
- テフェリンを解放したゲベル・ガンエデンが「ガンエデン・ルアフ」という竜となり、太陽を背に敵対する者へ口から全てを薙ぎ払う光線を放つ。EN吸収の特殊効果あり。恐らく、前作のナシム・ガンエデンは「フォロー・ザ・サン」の撃ち過ぎでEN切れしてしまう事が多かった事から、制作スタッフ側が取った対策と思われる。本機はEN回復(大)も所持しており、消費ENも低下しているため、敵機に命中すれば実質無限に放てる。
- メス・ベリアット・ハオラム
- キャッチ・ザ・サンを上回る強力な光線で全てを薙ぎ払う。イルイをコアとしたことで発揮された、ゲベル・ガンエデンの真の力とでもいうべき攻撃。広範囲のマップ兵器。ヘブライ語でベリアット(バーラー+目的格エーット)は「を創造」、ハオラム(定冠詞ハ+オラム)は「この世界」を意味する。メスは「死」を意味するため、意訳するなら「死の世界の創造」。何気に本来のゲベルの目的を表している。
- 当初はルアフも使用出来たようで彼が使用すると専用の台詞が出る。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- EN回復(大)
- 超念動フィールド
- ダメージを2000軽減する。シヴァーがパイロットになると彼に念動力がなくなるため使えなくなる。イルイをコアにしても使用できなかったのは、矛盾とも『イルイの精一杯の抵抗』とも取る事が出来る。ユーゼスは念動フィールドを念動力無しで使えていたのだが。
- フルブロック
- あらゆる状態効果を無力化。直撃で貫通できる。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L
機体BGM[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 「ゲペル」という誤記をされる事もある。
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