「テキサスマック (OVA)」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(6人の利用者による、間の6版が非表示)
2行目: 2行目:
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = テキサスマック
 
| タイトル = テキサスマック
| 外国語表記 = [[外国語表記::Texas Mac]]
 
 
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}
 
*{{登場作品 (メカ)|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ}}
28行目: 27行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
OVA版の[[テキサスマック]]。顔つきや手足の太さなど、TV版とはほぼ別物と言っていいほど大幅なアレンジがなされている。また、テキサスソードやテキサスハンマーといった格闘戦用の武装も削除されており、TV版に比べてより射撃戦に特化した性能になっている。
+
OVA版の[[テキサスマック]]。顔つきや手足の太さ、[[真ゲッター1]]よろしく巨大な肩パーツなど、TV版とはほぼ別物と言っていいほど大幅なアレンジがなされている。また、テキサスソードやテキサスハンマーといった格闘戦用の武装も削除されており、TV版に比べてより射撃戦に特化した性能になっている。
  
 
頭部のハットマシンにメリーが搭乗する点は変わらないが、シールドに変形する際にはメリーがテキサスマックの頭部内に移動する。
 
頭部のハットマシンにメリーが搭乗する点は変わらないが、シールドに変形する際にはメリーがテキサスマックの頭部内に移動する。
34行目: 33行目:
 
=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
 
;テキサスマック(パスチャーキング騎乗)
 
;テキサスマック(パスチャーキング騎乗)
:馬型支援メカ「パスチャーキング」に騎乗した状態。
+
:[[馬]]型支援メカ「パスチャーキング」に騎乗した状態。
 
:パスチャーキングは[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]を空中から引きずり下ろすほどの馬力の持ち主である。なぜか[[空]]を飛んでいるのに(SRWでは[[宇宙]]でさえ)蹄の音が聞こえる。
 
:パスチャーキングは[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]を空中から引きずり下ろすほどの馬力の持ち主である。なぜか[[空]]を飛んでいるのに(SRWでは[[宇宙]]でさえ)蹄の音が聞こえる。
:余談だがこの「パスチャーキング」はジャックの愛馬の名前で、[[風雲再起 (モビルホース)|風雲再起]]と同じ要領で生きた馬が乗っているという設定である。
+
:余談だがこの「パスチャーキング」はジャックの愛馬の名前で、[[風雲再起 (モビルホース)|風雲再起]]よろしく生きた[[馬]]が乗っているという設定である。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
45行目: 44行目:
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 +
:条件がかなりゆるい(該当のサブシナリオをクリアするだけ)が隠し機体として参入。
 
:今回はパスチャーキングに乗りっぱなしで分離できず、[[シールド防御]]もない(一応防御時にシールドを構えるが、これは演出上のもの。[[部位]]システムとの兼ね合いなのかもしれない)。武装が全て弾数制で、格闘戦ができなくなったため継戦能力は下がっている。
 
:今回はパスチャーキングに乗りっぱなしで分離できず、[[シールド防御]]もない(一応防御時にシールドを構えるが、これは演出上のもの。[[部位]]システムとの兼ね合いなのかもしれない)。武装が全て弾数制で、格闘戦ができなくなったため継戦能力は下がっている。
:フル改造時の単機での攻撃力は'''自軍の中で一番!'''というのもGCでは味方スーパー系の最大攻撃力が何故か軒並み6150で統一されているのだ。そんな中、何故か本機とボロットだけが6150の壁を破る攻撃力(本機が6250、ボロットが6200)を与えられており、正真正銘最大攻撃力の持ち主。……なのだが、技能などでさらにダメージを上げられる[[マジンカイザー]]や[[ファイナルダンクーガ]]に結果的には及ばない。ただ射程はかなり長いので使いやすい。
+
:本作のスーパーロボットのフル改造時最大攻撃力が軒並み6150で統一されている中、本機はそれを上回る'''6250'''(ボロットはそれに次ぐ6200)という意外なポジションを与えられている。……が、技能でさらにダメージを上げられる[[マジンカイザー]]や[[ファイナルダンクーガ]]には及ばない。ただ射程はかなり長いので使いやすい。
:ちなみに、条件がかなりゆるい(該当のサブシナリオをクリアするだけ)のでほぼほぼ取り逃すことは無いのだが、一応隠し機体である。
 
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
 
::基本的に『GC』と変わらないが、[[真ゲッター2]]との[[合体攻撃]]が追加された。シールド防御は相変わらず不可能。
 
::基本的に『GC』と変わらないが、[[真ゲッター2]]との[[合体攻撃]]が追加された。シールド防御は相変わらず不可能。
67行目: 66行目:
 
:『R』ではパスチャーキング騎乗時の追加武装。『GC』では最初から騎乗しているためこちらも標準装備。
 
:『R』ではパスチャーキング騎乗時の追加武装。『GC』では最初から騎乗しているためこちらも標準装備。
 
;シールド
 
;シールド
:ハットマシンが変形する盾。前述の通り使用時にはメリーは乗っていないためTV版のような危険性はない。
+
:ハットマシンが変形する盾。前述の通り使用時にはメリーは乗っていないためTV版のような危険性はない。作中では[[敷島博士]]らの[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]突入時にネオイーグル号を[[援護防御]]している。
 
;ハイパワーライフル
 
;ハイパワーライフル
:棺桶型のケースに収納した専用の大型ライフル。OVAでは[[ホワイトハウス]]やアメリカ大使館などの敷地から引っ張り出す。地上から宇宙の敵を狙い撃つほどの長射程で、作中では「'''トゥーマッチハイパワー'''すぎて地上の標的には使用できない」という発言がある。
+
:棺桶型のケースに収納した専用の大型ライフル。OVAでは[[ホワイトハウス]]やアメリカ大使館などの敷地から引っ張り出す。地上から宇宙の敵を狙い撃つほどの長射程で、作中では「'''トゥーマッチハイパワー'''で地上への標的には使えない」という発言がある。
 
:SRWではお決まりのようにどこの相手にも使用可能。長射程はSRWでも再現されているが、取り回しの問題か近距離の死角は大きめ。
 
:SRWではお決まりのようにどこの相手にも使用可能。長射程はSRWでも再現されているが、取り回しの問題か近距離の死角は大きめ。
  
87行目: 86行目:
  
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 +
;M
 +
:『R』。単体時、騎乗時共通。
 
;L
 
;L
:
+
:『GC』
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
96行目: 97行目:
 
:ブルは撃退したものの隕石攻撃は続いている。[[ホワイトハウス]]の敷地から巨大な棺桶を引っ張り出すと、取り出した大型ライフルで大気圏外から隕石の雨を降らす攻撃衛星を一撃の元に撃ち抜くのだった。
 
:ブルは撃退したものの隕石攻撃は続いている。[[ホワイトハウス]]の敷地から巨大な棺桶を引っ張り出すと、取り出した大型ライフルで大気圏外から隕石の雨を降らす攻撃衛星を一撃の元に撃ち抜くのだった。
 
:この衛星は、漫画版『[[ゲッターロボ號]]』に登場したビーム攻撃衛星・ギガントX3(SRW未登場)のデザインを元にしている。
 
:この衛星は、漫画版『[[ゲッターロボ號]]』に登場したビーム攻撃衛星・ギガントX3(SRW未登場)のデザインを元にしている。
 +
;VS[[巨大円盤 (ゲッターロボ)|巨大円盤]]
 +
:ゲッタービームが通用せず、反撃の対空ビームで墜落しそうになる[[真ゲッター1]]。しかしアメリカ大使館への落下コースから、カウボーイのような華麗なロープ捌きで軌道を逸らす事に成功するテキサスマック(もっとも、吹き飛んだゲッターは代わりに警視庁に直撃して建物を全壊させてしまったが…)。その後はゲッターと共に敷島博士らの突入をサポート。[[巨大ゴール]]戦には直接介入はできなかったものの、巨大円盤を海上へと引っ張っていって被害の軽減に協力した。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==

2024年8月30日 (金) 22:51時点における最新版

テキサスマック
登場作品

ゲッターロボシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦R
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
全長 50 m
所属 アメリカ軍
パイロット
【テキサスマック】
ジャック・キング
【ハットマシン】
メリー・キング
テンプレートを表示
スペック
(パスチャーキング騎乗)
全長 70 m
テンプレートを表示

テキサスマックは、『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の登場メカ。この項目では「パスチャーキング」に騎乗した形態についても説明する。

概要[編集 | ソースを編集]

OVA版のテキサスマック。顔つきや手足の太さ、真ゲッター1よろしく巨大な肩パーツなど、TV版とはほぼ別物と言っていいほど大幅なアレンジがなされている。また、テキサスソードやテキサスハンマーといった格闘戦用の武装も削除されており、TV版に比べてより射撃戦に特化した性能になっている。

頭部のハットマシンにメリーが搭乗する点は変わらないが、シールドに変形する際にはメリーがテキサスマックの頭部内に移動する。

強化装備形態[編集 | ソースを編集]

テキサスマック(パスチャーキング騎乗)
型支援メカ「パスチャーキング」に騎乗した状態。
パスチャーキングは巨大円盤を空中から引きずり下ろすほどの馬力の持ち主である。なぜかを飛んでいるのに(SRWでは宇宙でさえ)蹄の音が聞こえる。
余談だがこの「パスチャーキング」はジャックの愛馬の名前で、風雲再起よろしく生きたが乗っているという設定である。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
初登場作品。火力こそ並だが長射程かつジャックが援護攻撃をL3まで習得するので割と使える。パスチャーキングとは単体合体扱いで、一度撃墜されても分離して戦闘続行可能。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GC
条件がかなりゆるい(該当のサブシナリオをクリアするだけ)が隠し機体として参入。
今回はパスチャーキングに乗りっぱなしで分離できず、シールド防御もない(一応防御時にシールドを構えるが、これは演出上のもの。部位システムとの兼ね合いなのかもしれない)。武装が全て弾数制で、格闘戦ができなくなったため継戦能力は下がっている。
本作のスーパーロボットのフル改造時最大攻撃力が軒並み6150で統一されている中、本機はそれを上回る6250(ボロットはそれに次ぐ6200)という意外なポジションを与えられている。……が、技能でさらにダメージを上げられるマジンカイザーファイナルダンクーガには及ばない。ただ射程はかなり長いので使いやすい。
スーパーロボット大戦XO
基本的に『GC』と変わらないが、真ゲッター2との合体攻撃が追加された。シールド防御は相変わらず不可能。
スーパーロボット大戦Card Chronicle

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
R』のみの武装。敵にパンチやキックを浴びせる。パスチャーキング搭乗時には敵に突撃。

武装[編集 | ソースを編集]

リボルバー
二丁の銃で敵を撃つ姿はまさにガンマン。原作ではほとんどダメージを与えられなかった。
SRWでは通常戦闘でのメイン武器。P属性でTV版のリボルバーより射程が伸びている。『R』ではカットインも存在。
ライフル
原作で合流した時に持っていた武器。連射に優れている。
『R』ではパスチャーキング騎乗時の追加武装。『GC』では最初から騎乗しているためこちらも標準装備。
シールド
ハットマシンが変形する盾。前述の通り使用時にはメリーは乗っていないためTV版のような危険性はない。作中では敷島博士らの巨大円盤突入時にネオイーグル号を援護防御している。
ハイパワーライフル
棺桶型のケースに収納した専用の大型ライフル。OVAではホワイトハウスやアメリカ大使館などの敷地から引っ張り出す。地上から宇宙の敵を狙い撃つほどの長射程で、作中では「トゥーマッチハイパワーで地上への標的には使えない」という発言がある。
SRWではお決まりのようにどこの相手にも使用可能。長射程はSRWでも再現されているが、取り回しの問題か近距離の死角は大きめ。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

East meets West
真ゲッター2との合体攻撃。ハイパワーライフルとミラージュドリルの組み合わせで敵を打ち砕く。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

盾装備
シールド防御を発動。現在のところ『R』のみ。
分離
パスチャーキングから降りる(外装分離扱い)。これも『R』のみの実装。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。通常時、パスチャーキング騎乗時共通。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
『R』。単体時、騎乗時共通。
L
『GC』

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VSブル
降り注ぐ隕石と共にワシントンを襲うメカザウルス。銃と拳で立ち向かうテキサスマックだったが、パワーで勝るブルの前に絶体絶命の危機に陥る。そのピンチを救ったのは日本から駆けつけたネオゲッター2だった。
VS衛星メカザウルス
ブルは撃退したものの隕石攻撃は続いている。ホワイトハウスの敷地から巨大な棺桶を引っ張り出すと、取り出した大型ライフルで大気圏外から隕石の雨を降らす攻撃衛星を一撃の元に撃ち抜くのだった。
この衛星は、漫画版『ゲッターロボ號』に登場したビーム攻撃衛星・ギガントX3(SRW未登場)のデザインを元にしている。
VS巨大円盤
ゲッタービームが通用せず、反撃の対空ビームで墜落しそうになる真ゲッター1。しかしアメリカ大使館への落下コースから、カウボーイのような華麗なロープ捌きで軌道を逸らす事に成功するテキサスマック(もっとも、吹き飛んだゲッターは代わりに警視庁に直撃して建物を全壊させてしまったが…)。その後はゲッターと共に敷島博士らの突入をサポート。巨大ゴール戦には直接介入はできなかったものの、巨大円盤を海上へと引っ張っていって被害の軽減に協力した。

余談[編集 | ソースを編集]

  • パスチャーキングの「パスチャー」は牧場を意味する英単語で、直訳するとPasture King=「まきおう」となる。これは『ネオゲ』でキャラクター・メカニックデザインを担当した鈴木藤雄氏が、競馬アニメ『みどりのマキバオー』でキャラクターデザインを手掛けたことに由来する小ネタ。パスチャーキング自体は、マキバオー(うんこたれ蔵)ではなくそのライバルであるカスケードに似ている。