「フルメタル・パニック!」の版間の差分

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*2002年1月15日 ~ 6月25日放映(WOWOW) 全24話
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦J]](2005年)
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| 読み =
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| 外国語表記 =
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| 原作 = 賀東招二<br />四季童子
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| 著者 =
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| 作画 =
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| 挿絵 =
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| 監督 = 千明孝一
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| シリーズ構成 = 千明孝一<br />志茂文彦<br />賀東招二
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 堀内修
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| メカニックデザイン = 海老川兼武<br />謂原敏明
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| 音楽 = 佐橋俊彦
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| 制作 = GONZO
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| 放送局 = WOWOW
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| 配給元 =
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| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
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| 出版社 =
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| レーベル =
 +
| 配信元 =
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| 放送期間 = 2002年1月15日 - 6月25日
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 =
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| 刊行期間 =
 +
| 配信開始日 =
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| 話数 = 全24話
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| 巻数 =
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| シリーズ = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]
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| 前作 =
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| 次作 = [[フルメタル・パニック! The Second Raid]]
 +
| 劇場版 =
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| アニメ版 =
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| 漫画版 =
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| 小説版 = [[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦J]]
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| 初クレジットSRW =
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| 備考 =
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| その他 =
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}}
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『'''フルメタル・パニック!'''』はGONZO制作のテレビアニメ作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。
 
原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。
原作小説は2010年に約3年の断筆を経て完結。
 
原作は別作者による外伝『フルメタル・パニック! アナザー』も連載している。原作小説の次巻予告は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の次回予告のオマージュである。
 
  
巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体も現実の戦車と同様にヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。時代設定も伴ってロボット要素を抜けば現実に存在しうる世界観であると思えてしまうのが本作の特徴である。
+
「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」アニメ化一作目である本作は、原作の長編シリーズ第1巻〜第3巻(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)をベースにしており、短編シリーズの一部のネタもピックアップされている。原作長編のこれ以降の物語は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』『フルメタル・パニック! Invisible Victory』(スパロボ未参戦)で、残る短編のいくつかは『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』で、それぞれ一部だけだが映像化されている。
  
この世界では、ソ連でペレストロイカを推進したミハイル・ゴルバチョフ書記長が暗殺されている。そのためソ連が崩壊しておらず、アフガン紛争がロボット兵器[[AS]]([[アーム・スレイブ]])の投入により早期に終結したことになっており、未だにソ連を初めとした東側諸国が勢力を持っているだけではなく、冷戦構造はむしろ拡大され、ドイツ、朝鮮半島、ベトナムに継いで中国までもが南北に分断されている(ただし、ドイツは史実通り統合している)。<br />
+
2017年から2018年にかけては「ディレクターズカット版」と称し、TVシリーズを三部作に分けた[[映画|劇場版]]が公開された。
主人公・[[相良宗介]]が所属する[[傭兵]]部隊[[ミスリル]]は、そんな不安定な国際情勢の中、秩序安定を図る目的で結成された部隊であり、世界各地に姿を現す。
 
また本編である長編とは別に学園コメディーをテーマにした短編シリーズがあり、2004年まで連載された。
 
アニメ第一作である本作は、長編の『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』の3作をベースにオリジナル話と短編からピックアップされた話を加えて構成されており、これ以後の長編は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』で、短編は『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』で、それぞれ映像化されている。
 
 
 
その他、本作はハリウッドで実写映画化のアナウンスもなされており、今後の動向が注目される。
 
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/J]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/J]]
*[[メカ&キャラクターリスト/W]](『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』名義)
+
*[[メカ&キャラクターリスト/W]](「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」名義)
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
 +
原作小説版のみに登場する人物に関しては『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』を参照。
  
 
=== [[ミスリル]]関係者 ===
 
=== [[ミスリル]]関係者 ===
*[[相良宗介]]
+
;[[相良宗介]]
*[[メリッサ・マオ]]
+
:
*[[クルツ・ウェーバー]]
+
;[[メリッサ・マオ]]
*[[テレサ・テスタロッサ]]
+
:
*[[アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン]]
+
;[[クルツ・ウェーバー]]
*[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]
+
:
*[[ゲイル・マッカラン]]
+
;[[テレサ・テスタロッサ]]
 
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:
 +
;[[アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン]]
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:
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;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]
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:
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;[[ゲイル・マッカラン]]
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:
 +
;[[エドワード・ブルーザー・サックス]]
 +
:
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;[[ジョン・ハワード・ダニガン]]
 +
:
 +
;[[グェン・ビェン・ボー]]
 +
:
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;[[リャン・シャオピン]]
 +
:
 +
;[[ジェローム・ボーダ]]
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:
 +
;[[ミスリル隊員]]
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:
 
==== [[ミスリル]]関係の[[AI]] ====
 
==== [[ミスリル]]関係の[[AI]] ====
*[[アル]]
+
;[[アル]]
*[[フライデー]]
+
:
*[[ダーナ]]
+
;[[フライデー]]
 
+
:
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;[[ダーナ]]
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:
 
=== [[陣代高校]] ===
 
=== [[陣代高校]] ===
*[[千鳥かなめ]]
+
;[[千鳥かなめ]]
*[[常盤恭子]]
+
:
*[[風間信二]]
+
;[[常盤恭子]]
*[[神楽坂恵里]]
+
:
 
+
;[[風間信二]]
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:
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;[[神楽坂恵里]]
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:
 +
;[[小野寺孝太郎]]
 +
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;[[工藤詩織]]
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:
 
=== テロリスト ===
 
=== テロリスト ===
 
;[[クガヤマ・タクマ]]
 
;[[クガヤマ・タクマ]]
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;[[ガウルン]]
 
;[[ガウルン]]
 
:[[アマルガム]]のテロリスト。
 
:[[アマルガム]]のテロリスト。
 +
;[[A21 (一般兵)]]
 +
:
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;[[アマルガム兵]]
 +
:
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;[[傭兵 (一般兵)]]
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:
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[赤城龍之介]]
 
;[[赤城龍之介]]
:アニメオリジナルキャラとして登場した陸上自衛隊練馬基地所属の一等陸曹。同隊のAS部隊「練馬レッドドラゴン」の隊長。声こそ違うものの、格好・台詞もろもろがどこからどう見ても[[機動戦士ガンダム|『機』から始まるスパロボでもおなじみのロボットアニメ]][[シャア・アズナブル|『シ』から始まるキャラクター]]をモチーフにしたとしか思えない。
+
:アニメオリジナルキャラクター。登場した陸上自衛隊練馬基地所属の一等陸曹。
 +
:[[シャア・アズナブル]]のパロディキャラ。
 +
;[[練馬RD]]
 +
:
  
 
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/J]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/J]]
*[[メカ&キャラクターリスト/W]](『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』名義)
+
*[[メカ&キャラクターリスト/W]](「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」名義)
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
 +
原作小説版のみに登場するメカに関しては『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』を参照。
  
=== [[ミスリル]]の[[アーム・スレイブ]] ===
+
=== [[ミスリル]] ===
 
*[[M9 ガーンズバック]]
 
*[[M9 ガーンズバック]]
 
**宗介機
 
**宗介機
**マオ機
+
**[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]
**クルツ機
+
**[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]
 
*[[ARX-7 アーバレスト]]
 
*[[ARX-7 アーバレスト]]
 
=== ダナン ===
 
 
*[[トゥアハー・デ・ダナン]]
 
*[[トゥアハー・デ・ダナン]]
 +
*ベイヴ・メア - ミスリルの使用する輸送ヘリ。ASの運搬から人員の輸送まで幅広い用途で使用されている。デ・ダナン搭載の機体には[[ECS]]も搭載されており、姿を消すことが可能。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ボン太くん]]の武器「ボン太くん突貫」でチラッと登場。ECSで姿を消すなど細かい演出が光る。
  
=== その他[[アーム・スレイブ]](一般、[[アマルガム]]) ===
+
=== その他 ===
 
*[[C3-5 ミストラルII]]
 
*[[C3-5 ミストラルII]]
 
*[[M6 ブッシュネル]]
 
*[[M6 ブッシュネル]]
 
*[[Rk-92 サベージ]]
 
*[[Rk-92 サベージ]]
 
*[[Zy-98 シャドウ]]
 
*[[Zy-98 シャドウ]]
**[[Zy-98 シャドウ・ザイード]]
+
*[[プラン1501 ベヘモス]]
*[[ベヘモス]]
 
 
*[[プラン1056 コダール]]
 
*[[プラン1056 コダール]]
*[[プラン1058 コダールi]]([[ヴェノム]])
+
**[[プラン1058 コダールi]](ヴェノム)
 
 
== 主題歌とBGM ==
 
;「tomorrow」
 
:(歌・下川みくに)
 
:オープニングテーマ。ロボットアニメらしからぬ優しい曲調(これは続編2作にも通じる)だが、スパロボではしっかり戦闘BGMとして採用された(Jのみ。Wでは続編2作のOPが採用)。
 
;「枯れない花」
 
:(歌・下川みくに)
 
:エンディングテーマ。
 
;「戦うM9」
 
:劇中BGM。
 
;「特攻野郎?」
 
:劇中・次回予告BGM。スパロボではボン太くんのBGMとして使われているので『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』のものと思われがちだが、初出はこちら。
 
 
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
作品からは宗介、クルツ、マオ、TSRからはクルーゾーが常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるがM9とファルケには合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
:初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公[[紫雲統夜]]や『[[マジンカイザー]]』の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]らが[[陣代高校]]の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[MS]]が配備されるより前に[[ボアザン星人]]を相手にM6の部隊が展開している。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
:『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』という名義で参戦。JとおなじくASが軍の主力となっている。
 
 
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:W以来約8年ぶりに参戦予定。なおかつ初の声付き参戦。PV第1弾にて宗介、テッサ、ガウルンが登場している。
 
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==
=== 技術 ===
+
;[[陣代高校]]
 +
:宗介やかなめが通っている都立高校。
 +
;[[ミスリル]]
 +
:各地の紛争を鎮圧して回る、米軍の十年先の技術を行く秘密の軍事組織。外部の軍事関係者からは正義の味方と揶揄される。
 +
;[[アマルガム]]
 +
:水銀合金の名を冠する秘密結社。世界の経済や軍事を掌握している。
 +
;[[A21]]
 +
:ミスリルと戦ったテロ組織。
 +
;[[メリダ島]]
 +
:ミスリル西太平洋戦隊の基地が存在している島。
 +
;[[ヘルマジスタン]]
 +
:アニメ版でアフガニスタンの代わりに登場した架空の国家。宗介の古巣。
 
;[[アーム・スレイブ]]
 
;[[アーム・スレイブ]]
:略称[[AS]]。『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』の、主力兵器。
+
:略称[[AS]]。「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」でのロボット兵器の総称。
 +
;[[ECS]]
 +
:電磁迷彩システム。
 
;[[ラムダ・ドライバ]]
 
;[[ラムダ・ドライバ]]
 
:物理法則を無視した力場を発生させるシステム。システムの内容はブラックボックスによるもので、登場人物たちも懐疑的な視線を向けている。
 
:物理法則を無視した力場を発生させるシステム。システムの内容はブラックボックスによるもので、登場人物たちも懐疑的な視線を向けている。
 
;[[ウィスパード]]
 
;[[ウィスパード]]
:生まれながらにして、様々なオーバーテクノロジーを『知っている』存在。<br />原作小説版に置いても長らくオーバーテクノロジーを知覚している理由が明瞭にされていなかったが、『せまるニック・オブ・タイム』にてようやく[[ウィスパード]]発生の原理が説明された。
+
:生まれながらにして、様々なオーバーテクノロジーを「知っている」存在。
  
=== 組織 ===
+
== 楽曲 ==
;[[ミスリル]]
+
;オープニングテーマ
 +
:
 +
:;「Tomorrow」
 +
::歌・下川みくに
 +
::ロボットアニメらしからぬ優しい曲調で、これは続編2作にも通じる。
 +
::『J』『DD』で採用。『DD』ではイベント「ただ一輪の笑顔のために」「センス・オブ・トリガー」にてクエストBGMに採用。『V』限定版では原曲を収録。
 +
:
 +
;エンディングテーマ
 
:
 
:
;[[アマルガム]]
+
:;「枯れない花」
 +
::歌・下川みくに
 
:
 
:
;[[A21]]
+
;劇中BGM
 
:
 
:
;[[ヘルマジスタン]]
+
:;「戦うM9」
 +
::『J』『W』『第3次Z』『V』『DD』で採用。『DD』ではイベント「熾天使は女神達と共に」にてクエストBGMに採用。
 +
:;「特攻野郎?」
 +
::劇中・次回予告BGM。スパロボではボン太くんのBGMとして使われているので『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』のものと思われがちだが、初出はこちら。
 +
 
 +
== 登場作と扱われ方 ==
 +
本作からは宗介、クルツ、マオ、『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』からは[[ベルファンガン・クルーゾー]]が常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるが携帯機シリーズの場合、M9と[[ファルケ]]には合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。
 +
 
 +
=== [[Zシリーズ]] ===
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 +
:初の声付き参戦。ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
 +
:第1作のみに登場するキャラクターの絵柄は『ふもっふ』や『TSR』に近い雰囲気に統一されている。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 +
:原作小説版が初参戦。アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターが描き下ろしている。PV第1弾では[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]も登場。
 +
 
 +
=== 携帯機シリーズ ===
 +
;[[スーパーロボット大戦J]]
 +
:初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・[[紫雲統夜]]や『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]らが[[陣代高校]]の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[MS]]が配備されるより前に[[ボアザン星人]]を相手にM6の部隊が展開している。原作再現に関しては細かい点で今一歩のところがある。
 +
;[[スーパーロボット大戦W]]
 +
:『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」という名義で参戦。『J』とおなじくASが軍の主力となっている。
 +
 
 +
=== VXT三部作 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦V]]
 +
:時系列は『TSR』以後のため、実質的に[[いるだけ参戦]]である。
 +
 
 +
=== 単独作品 ===
 +
;[[スパロボ学園]]
 
:
 
:
;[[陣代高校]]
+
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:宗介やかなめが通っている都立高校。
+
:配信当初からの参戦作品。ストーリーにはリニューアル後の第1章から登場。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:序章ワールド3を構成する作品の一つ。ASのデザインは『Invisible Victory』準拠の最新版が採用されている。立ち絵、一部背景はゲーム『戦うフー・デアーズ・ウィンズ』から流用し、それに登場していないキャラは絵柄を似せて描かれている。シナリオは『戦うボーイ・ミーツ・ガール』エピローグ前からのスタートで、『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』のエピローグまでのシナリオが終了している。また、アニメ第1作には登場していない[[レナード・テスタロッサ]]や[[サビーナ・レフニオ]]といった面々が登場している。
  
== 主要スタッフ ==
+
== 各話リスト ==
;制作
+
{| class="wikitable"
:GONZO
+
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
;監督
+
|-
:千明孝一
+
|第1話||気になるあいつは軍曹(サージェント)||[[M9 ガーンズバック]]<br>[[トゥアハー・デ・ダナン]]
;キャラクターデザイン
+
| ||
:堀内修
+
|-
;メカニカルデザイン
+
|第2話||守ってあげたい||||||
:海老川兼武
+
|-
:謂原敏明
+
|第3話||ランジェリー・パニック||||||
;音楽
+
|-
:佐橋俊彦
+
|第4話||キッド・ナップ||[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]<br>[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]<br>[[Rk-92 サベージ]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第5話||囁かれし者(ウィスパード)||[[プラン1056 コダール]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第6話||STILL ALIVE||[[ARX-7 アーバレスト]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第7話||ボーイ・ミーツ・ガール||||||J、W、第3次Z時獄篇
 +
|-
 +
|第8話||パートタイム・ステディ||||||
 +
|-
 +
|第9話||あぶないセーフハウス||||||
 +
|-
 +
|第10話||ラン・ランニング・ラン||||||
 +
|-
 +
|第11話||ベヘモス覚醒||[[プラン1501 ベヘモス]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第12話||ワン・ナイト・スタンド||||||J、W、第3次Z時獄篇
 +
|-
 +
|第13話||猫と仔猫のR&R(ロックンロール)||[[M6 ブッシュネル]]
 +
| ||J、第3次Z時獄篇
 +
|-
 +
|第14話||習志野は燃えているか?||||||W、第3次Z時獄篇
 +
|-
 +
|第15話||故郷に舞う風・前編||[[Zy-98 シャドウ]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第16話||故郷に舞う風・中編||||||
 +
|-
 +
|第17話||故郷に舞う風・後編||||||W、第3次Z時獄篇
 +
|-
 +
|第18話||深海パーティー||[[プラン1058 コダールi]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第19話||エンゲージ・シックス・セブン||||||
 +
|-
 +
|第20話||ヴェノムの火||||||
 +
|-
 +
|第21話||ディープ・トラップ||||||
 +
|-
 +
|第22話||ジャック・イン・ザ・ボックス||||||
 +
|-
 +
|第23話||巨人のフィールド||||||
 +
|-
 +
|第24話||イントゥ・ザ・ブルー||||||J、W、第3次Z時獄篇
 +
|}
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*非アニメ化シナリオの内、『磯の香りのクック・ロビン』というシナリオに置いて、「ダイクウマリュウキングガイ」なる架空の貝が登場する。この名前は[[大空魔竜ガイキング|申し訳程度だがアナグラムになっている]]。
+
*本来第1期は2001年秋に放送予定だったが、直前に9.11テロが起きたため、ハイジャックなどのテロ事件が類似している本作の放送は1クール分遅らされている。
*作者の賀東招二氏は大のスパロボファンであり、劇中設定も「スパロボ参戦の際に使用しやすいもの」を考えて作られているらしい。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは[[量産機]]でクリアするタイプだそうである。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
=== Blu-ray ===
 +
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=== DVD ===
 
=== DVD ===
 
*DVD-BOX
 
*DVD-BOX
 
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<amazon>B0009RB7LA</amazon><amazon>B000A2I7GC</amazon>
*単品(通常版)
+
*単巻(通常版)
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+
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*単品(限定版)
+
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*単巻(限定版)
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<amazon>B00007B94O</amazon><amazon>B00007K4QZ</amazon>
 
*Vol.0 EX
 
*Vol.0 EX
 
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2024年5月31日 (金) 09:18時点における最新版

フルメタル・パニック!
原作 賀東招二
四季童子
監督 千明孝一
シリーズ構成 千明孝一
志茂文彦
賀東招二
キャラクターデザイン 堀内修
メカニックデザイン 海老川兼武
謂原敏明
音楽 佐橋俊彦
制作 GONZO
放送局 WOWOW
放送期間 2002年1月15日 - 6月25日
話数 全24話
シリーズ フルメタル・パニック! シリーズ
次作 フルメタル・パニック! The Second Raid
小説版 フルメタル・パニック! (原作小説版)
初登場SRW スーパーロボット大戦J
テンプレートを表示

フルメタル・パニック!』はGONZO制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。

フルメタル・パニック! シリーズ」アニメ化一作目である本作は、原作の長編シリーズ第1巻〜第3巻(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)をベースにしており、短編シリーズの一部のネタもピックアップされている。原作長編のこれ以降の物語は『フルメタル・パニック! The Second Raid』『フルメタル・パニック! Invisible Victory』(スパロボ未参戦)で、残る短編のいくつかは『フルメタル・パニック?ふもっふ』で、それぞれ一部だけだが映像化されている。

2017年から2018年にかけては「ディレクターズカット版」と称し、TVシリーズを三部作に分けた劇場版が公開された。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

原作小説版のみに登場する人物に関しては『フルメタル・パニック! (原作小説版)』を参照。

ミスリル関係者[編集 | ソースを編集]

相良宗介
メリッサ・マオ
クルツ・ウェーバー
テレサ・テスタロッサ
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
リチャード・ヘンリー・マデューカス
ゲイル・マッカラン
エドワード・ブルーザー・サックス
ジョン・ハワード・ダニガン
グェン・ビェン・ボー
リャン・シャオピン
ジェローム・ボーダ
ミスリル隊員

ミスリル関係のAI[編集 | ソースを編集]

アル
フライデー
ダーナ

陣代高校[編集 | ソースを編集]

千鳥かなめ
常盤恭子
風間信二
神楽坂恵里
小野寺孝太郎
工藤詩織

テロリスト[編集 | ソースを編集]

クガヤマ・タクマ
A21のテロリスト。
セイナ
A21のテロリスト。
ザイード
ヘルマジスタンのテロリスト。
ガウルン
アマルガムのテロリスト。
A21 (一般兵)
アマルガム兵
傭兵 (一般兵)

その他[編集 | ソースを編集]

赤城龍之介
アニメオリジナルキャラクター。登場した陸上自衛隊練馬基地所属の一等陸曹。
シャア・アズナブルのパロディキャラ。
練馬RD

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

原作小説版のみに登場するメカに関しては『フルメタル・パニック! (原作小説版)』を参照。

ミスリル[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

陣代高校
宗介やかなめが通っている都立高校。
ミスリル
各地の紛争を鎮圧して回る、米軍の十年先の技術を行く秘密の軍事組織。外部の軍事関係者からは正義の味方と揶揄される。
アマルガム
水銀合金の名を冠する秘密結社。世界の経済や軍事を掌握している。
A21
ミスリルと戦ったテロ組織。
メリダ島
ミスリル西太平洋戦隊の基地が存在している島。
ヘルマジスタン
アニメ版でアフガニスタンの代わりに登場した架空の国家。宗介の古巣。
アーム・スレイブ
略称AS。「フルメタル・パニック! シリーズ」でのロボット兵器の総称。
ECS
電磁迷彩システム。
ラムダ・ドライバ
物理法則を無視した力場を発生させるシステム。システムの内容はブラックボックスによるもので、登場人物たちも懐疑的な視線を向けている。
ウィスパード
生まれながらにして、様々なオーバーテクノロジーを「知っている」存在。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「Tomorrow」
歌・下川みくに
ロボットアニメらしからぬ優しい曲調で、これは続編2作にも通じる。
『J』『DD』で採用。『DD』ではイベント「ただ一輪の笑顔のために」「センス・オブ・トリガー」にてクエストBGMに採用。『V』限定版では原曲を収録。
エンディングテーマ
「枯れない花」
歌・下川みくに
劇中BGM
「戦うM9」
『J』『W』『第3次Z』『V』『DD』で採用。『DD』ではイベント「熾天使は女神達と共に」にてクエストBGMに採用。
「特攻野郎?」
劇中・次回予告BGM。スパロボではボン太くんのBGMとして使われているので『フルメタル・パニック?ふもっふ』のものと思われがちだが、初出はこちら。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

本作からは宗介、クルツ、マオ、『TSR』からはベルファンガン・クルーゾーが常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるが携帯機シリーズの場合、M9とファルケには合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初の声付き参戦。ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
第1作のみに登場するキャラクターの絵柄は『ふもっふ』や『TSR』に近い雰囲気に統一されている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
原作小説版が初参戦。アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターが描き下ろしている。PV第1弾ではレーバテインも登場。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・紫雲統夜や『マジンカイザー』の兜甲児らが陣代高校の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『機動戦士ガンダムSEED』のMSが配備されるより前にボアザン星人を相手にM6の部隊が展開している。原作再現に関しては細かい点で今一歩のところがある。
スーパーロボット大戦W
『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた「フルメタル・パニック! シリーズ」という名義で参戦。『J』とおなじくASが軍の主力となっている。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
時系列は『TSR』以後のため、実質的にいるだけ参戦である。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スパロボ学園
スーパーロボット大戦X-Ω
配信当初からの参戦作品。ストーリーにはリニューアル後の第1章から登場。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3を構成する作品の一つ。ASのデザインは『Invisible Victory』準拠の最新版が採用されている。立ち絵、一部背景はゲーム『戦うフー・デアーズ・ウィンズ』から流用し、それに登場していないキャラは絵柄を似せて描かれている。シナリオは『戦うボーイ・ミーツ・ガール』エピローグ前からのスタートで、『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』のエピローグまでのシナリオが終了している。また、アニメ第1作には登場していないレナード・テスタロッササビーナ・レフニオといった面々が登場している。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) M9 ガーンズバック
トゥアハー・デ・ダナン
第2話 守ってあげたい
第3話 ランジェリー・パニック
第4話 キッド・ナップ M9 ガーンズバック (クルツ機)
M9 ガーンズバック (マオ機)
Rk-92 サベージ
第5話 囁かれし者(ウィスパード) プラン1056 コダール
第6話 STILL ALIVE ARX-7 アーバレスト
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール J、W、第3次Z時獄篇
第8話 パートタイム・ステディ
第9話 あぶないセーフハウス
第10話 ラン・ランニング・ラン
第11話 ベヘモス覚醒 プラン1501 ベヘモス
第12話 ワン・ナイト・スタンド J、W、第3次Z時獄篇
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) M6 ブッシュネル J、第3次Z時獄篇
第14話 習志野は燃えているか? W、第3次Z時獄篇
第15話 故郷に舞う風・前編 Zy-98 シャドウ
第16話 故郷に舞う風・中編
第17話 故郷に舞う風・後編 W、第3次Z時獄篇
第18話 深海パーティー プラン1058 コダールi
第19話 エンゲージ・シックス・セブン
第20話 ヴェノムの火
第21話 ディープ・トラップ
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス
第23話 巨人のフィールド
第24話 イントゥ・ザ・ブルー J、W、第3次Z時獄篇

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本来第1期は2001年秋に放送予定だったが、直前に9.11テロが起きたため、ハイジャックなどのテロ事件が類似している本作の放送は1クール分遅らされている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

  • DVD-BOX

  • 単巻(通常版)

  • 単巻(限定版)

  • Vol.0 EX

楽曲関連[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

サイト名 取扱いの有無 備考
レンタルビデオ
TSUTAYA宅配レンタル  
DMM  
ゲオ宅配レンタル  
サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV ×  サービス終了
DMM動画 第一話無料
バンダイチャンネル  
GYAO!ストア   第一話無料
東映アニメオンデマンド ×  サービス終了
ユーネクスト   見放題期間あり
ビデオマーケット   第一話無料
フジテレビオンデマンド × 見放題期間あり
Amazonプライムビデオ   第一話無料
dアニメストア   見放題期間あり
ビデックス ×
hulu × 
ひかりTV 見放題プランあり
楽天TV 第一話無料
TELASA × 見放題期間あり
J:COMオンデマンド × 見放題期間あり
milplus × 見放題期間あり
Netflix ×
アニメ放題  

資料リンク[編集 | ソースを編集]