「ヴァルシオーネR」の版間の差分

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新たに[[プラーナ]]をエネルギー源として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装としてクロスソーサーを装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
 
新たに[[プラーナ]]をエネルギー源として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装としてクロスソーサーを装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
  
その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)でテュッティは「改めてみると異色」と評価し、ミオが「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士ゼツは「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕している。
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その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)でテュッティは「改めてみると異色」と評価し、ミオが「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士ゼツは「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕している。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース([[リコ・サンドリーブ|サンドリーブ]][[ニコ・サンドリーブ|姉妹]])がRの外観を絶賛している。
  
 
『α』の開発中、スタッフの一人がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎてしまい、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。
 
『α』の開発中、スタッフの一人がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎてしまい、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。

2013年8月3日 (土) 01:19時点における版

ヴァルシオーネR(Valsione Return)

ラ・ギアスの練金技術を施して改良したヴァルシオーネ(αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「リターン」を差す。主に胴体に改良が施されており、スタイルが向上している。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功していることが記されている。

新たにプラーナをエネルギー源として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装としてクロスソーサーを装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。

その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)でテュッティは「改めてみると異色」と評価し、ミオが「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士ゼツは「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕している。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース(サンドリーブ姉妹)がRの外観を絶賛している。

『α』の開発中、スタッフの一人がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎてしまい、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。カロッゾにプレシア・ゼノサキスがさらわれたのでやむなく敵として登場する。ギリアムもしくはガトーに撃墜されることがある為、マサキによる説得は早めに。総ターン数320以下だと味方から離れる。
最初から全能力が3段階改造されている。
第4次スーパーロボット大戦S
上記に加えプレシアをカロッゾから救いだすシナリオが追加されて、その主力機体となる。最終決戦で離脱はしない。
また本作の仕様により、仲間にすると武器改造は初期化される。
スーパーロボット大戦F完結編
参戦と同時にサイバスターの「サイフラッシュ」が使用可能になるのが大きい。今回は長期的に参戦。サイバスターと同感覚で使える。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアンにより改造され、試作の量子波動エンジンが追加された設定である。今回のヴァルシオーネはイレギュラーな存在。髪が風で揺れ、瞬きまでするアニメーションは多くのプレイヤーに衝撃を与えた。サイバスターに近い性能で水準以上の実力はあるが加入時期が遅めで出撃枠から外されてしまいがち。本作(並びにDC版)のみ、加入の時点で「円月殺法」が使える
スーパーロボット大戦α外伝
後半戦で「円月殺法」が追加される。遠距離と近距離をこなせる機体ではあるが、パイロットシステムがそれを邪魔して使いにくくしている点もある。アニメーションは『α』以上に進化し、PSとは思えないほどに動く。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
「クロスソーサー」と「円月殺法」の攻撃力がアップ。今回もこだわりの演出。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第二章から登場する。修行により「円月殺法」を身につける。基本的に遠距離武器が充実しており、改造すれば魔装機神より化ける。なお、本作で初めて分身が搭載され(この時は正確には特殊技能だったが)、以後のシリーズにも引き継がれることになった。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
デザインを一新。新たに専用の日本刀(ディバイン・ブレード)も付け加えられた。また、ディバイン・アームの装飾がヴァルシオーネの物とは違っているが、原作の阪田氏が新規デザインした物である。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
リューネ待望の合体攻撃を引っ提げて登場。『魔装機神I』(LOE)に比べると、プラーナ消耗扱いのユニットとなったために使い勝手は良くなくなったものの、それでも十分強い。合体攻撃はプラーナを消耗するが、サイバスターポゼッションするとプラーナが全回復するのでリューネ側だけ気を付ければいい。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
ようやくOGシリーズに登場。SDグラフィックではヴァルシオーネより若干頭身が高い。単体版クロスマッシャーのかわりにクロスソーサーが追加されたが、射程と威力が落ちているため反撃・援護性能が弱くなった。一方で全体版クロスマッシャーはダブルアタック可能と、殲滅力が上がっている。『LOE』第二章より前の時間軸だが、「円月殺法」は撃墜数によって使えるようになり、これによって最終的な攻撃力も改修前より高くなる。

装備・機能

武装・必殺武器

ディバイン・アーム / ディバイン・ブレード
SFC版『LOE』で武器のグラフィックがつかなかったため、ながらくその形状が不明であった。「手刀」と思われていたこともある。αシリーズで両刃の長剣であることが判明。『LOE』のリメイクから新たな装飾が書き起こされて専用の鞘まで備え付けられた。魔装機神シリーズでは鞘をパージしてから斬りかかる描写で固定されつつあるが、OGでは『α外伝』とほぼ同じ視覚表現である。
  • ディバイン・ブレード:「ディバイン・アーム」のランクアップ。リューネの趣味か日本刀に拵えてある。
  • ROE:本作で「斬り返し」発動時に(アームとブレードと)2種類のエフェクトを残す唯一の近接兵器。僚機となるサイバスターも2振りの実体剣を所有しているのだが、こちらは常に「ディスカッター」を手にしているため、「斬り返し」で「バニティリッパー」が姿を現すことはない。
  • OG2nd:換装武器であることと、時系列の問題で「アーム」のまま(柄と鍔の部分の拵えが日本刀式でないことは武器換装時に確認可)。ブレード自体は「円月殺法」使用時に確認出来る。R装備時に専用のモーションがあるが、こちらも完全に「円月殺法」の軌道を描いたりする(剣を一回転→飛びかかる→上から両断⇒横一閃で斬り抜け⇒見得切り)。ちなみにラ・ギアスで登場するノーマルのアームも同様の演出。

射撃兵装

サイコブラスター
「サイフラッシュ」を参考にして開発されたマップ兵器。同一規格に改造したのか、サイバスターの部品と同じものを使っている。輝きは桃色。『魔装機神II』(ROE)ではプラーナのみを消費するかたちで使用する。
メガビームキャノン / ハイパービームキャノン
携行する小銃型の光学兵器。「ハイパービームキャノン」はOGシリーズ換装武器として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。
ツインメガビームランチャー
『魔装機神III』(POJ)から配備される新兵装。銃身を白で染めた美しい2挺の小銃を左右に連結した2連装光線銃。分離状態での連射モードなど、ウイングガンダムゼロの「ツインバスターライフル」を彷彿とさせる。
クロスソーサー / 魔球・ミラージュボール
ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニット(円盤)を回転させながら飛ばす。魔装機神シリーズではフル改造すると別の武器にランクアップする。発動時にふたつの円盤が赤と青に染まる。
  • 魔球・ミラージュボール(1号):『ROE』から「クロスソーサー」のランクアップとして登場する新技。発動時の力を応用した技で、蹴り上げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、右腕のジャンピングサーブ で加速をつけて相手に叩きつける。何でもビアンに見せられたアニメが元になっているらしい。射程2-4のP武器なので便利。
メビウスジェイド
インフィニティ(∞)の軌跡に沿って光の素粒子が続けざまに命中する長射程の攻撃兵器。
  • LOE:「クロスソーサー」のランクアップで使用可。リメイクから、「インフィニティ(∞)の軌跡を描いた蒼紅の円盤が分裂を繰り返して煌く宝石状の弾丸を無数に生み出す」という華やかな描写に固定された。本作ではランクアップ前の攻撃時にあった乳揺れ演出が消える仕様。
  • ROE:通常の追加武装として登場する。前作のアンケートの結果か、「寄せて上げる」ようなカットインになって「揺れる」。
クロスマッシャー / 拡散クロスマッシャー
両腕から青赤の螺旋状のビームを放つ。『ROE』ではプラーナ消耗武器として設定されている(なんと弾数もMG消費もない)。『OG2nd』では全体攻撃になり殲滅力が上がった。なお、単体攻撃は「円月殺法」と「クロスソーサー」があるため援護にも困らない。
  • LOE:「メガビームキャノン」のランクアップ武器。
  • 拡散クロスマッシャー:「クロスマッシャー」のランクアップ。「クロスマッシャー」の放射中に両手を払って複数の螺旋に拡散。分かたれた螺旋の波動が引き寄せられるように一箇所に収束し、一斉に相手を貫く。

必殺技

円月殺法
元ネタは「眠狂四郎」の必殺技「円月殺法」。演出も本家と同じ。『LOE』では例え「ディバイン・ブレード」にランクアップしていなくても、この時のみブレードを使用する(αシリーズでは「ディバイン・アーム」を使用)。『ROE』の演出は、「真一文字に切り下ろした後、返す刀で横一文字に斬り捨て十文字に裂く」というもの。OGシリーズではこの演出を採用している。

合体攻撃

十八番参会名護屋暫(じゅうはちばんさんかいなごやしばらく)
リューネ待望のマサキとの合体攻撃。サイバスターとヴァルシオーネRが斬撃を叩き込む。歌舞伎十八番の一つとして知られ、元々は『参会名護屋』のクライマックスであった一場面が独立した作品となった『暫』が元ネタ。清原武衡ら悪党の手に攫われた加茂次郎義綱ら善男善女らが打ち首にされそうになっている所に、「しばらく~!(意味合いとしては「今からそっちに行くからしばらく待っていろ!」、要は「待てい!」)」と言いながら鎌倉権五郎景政が颯爽と現れ、超人的な力で暴れまわって救うという荒事の見本のような単純明快なストーリー。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
分身(OG)
リューネの技量か、あるいはヴァルシオーネの性能か、分身する。
HP回復(小)
魔装機神シリーズのみ。

移動タイプ

飛行可能。OGではテスラ・ドライブを搭載している。

サイズ

M
腰周りを改修した影響で、全高も3.6 mほど伸張している。

カスタムボーナス

分身の発生確率+20%(OG)
HP+2000、移動力+2、HP回復+30%(魔装機神シリーズ)
装甲値は上昇しないため、よく敵から集中砲火を受ける。「分身」技能のない『ROE』では注意。

関連機体

ヴァルシオン / ヴァルシオーネ