「グルンガスト零式」の版間の差分
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;格闘武器の攻撃力+200 | ;格闘武器の攻撃力+200 | ||
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;クリティカル補正+30 | ;クリティカル補正+30 | ||
− | : | + | :『第2次OG』ではこちら。リシュウ自身の技量の高さとエースボーナスに加え、疾風怒涛はクリティカル補正+45とクリティカル回りの効果幅が凄まじく、全て揃えずともほぼ確実にクリティカルが出るようになる。 |
;全武器のクリティカル率補正値+30、機体の全地形適応を「A」に変更 | ;全武器のクリティカル率補正値+30、機体の全地形適応を「A」に変更 | ||
− | : | + | :『OGMD』ではこちら。『第2次OG』から純粋に効果が追加された上位互換。空の地形適応がBという欠点が補われるためかなり使いやすくなる。 |
== 機体BGM == | == 機体BGM == |
2022年9月8日 (木) 15:26時点における版
グルンガスト零式 | |
---|---|
読み | グルンガストれいしき |
登場作品 | |
デザイン | 宮武一貴 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 |
特機 (グルンガストシリーズ) |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | SRG-00 |
全高 | 50.3 m |
重量 | 380.0 t |
動力 | 核融合炉 ⇒ プラズマ・リアクター |
装甲材質 | VG合金 |
基本OS | テスラ・ライヒ研究所 |
開発者 |
ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ リシュウ・トウゴウ |
開発 | テスラ・ライヒ研究所 |
所属 | 地球連邦軍 ⇒ ディバイン・クルセイダーズ ⇒ テスラ・ライヒ研究所 |
パイロット | ゼンガー・ゾンボルト ⇒ リシュウ・トウゴウ |
グルンガスト零式は『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』の登場メカ。
概要
- 地球圏防衛委員会の依頼により、グルンガストシリーズ開発の為先行試作された0番機。ゲシュペンストなどのパーソナルトルーパーでは対応できない、巨大な敵との戦闘を想定して制作された。
- 基本OSはゲシュペンストシリーズの人体操作OS「TC-OS」を採用し、そのプログラム開発には剣の達人であるリシュウ・トウゴウの協力を得ている。フレームそのものにVG合金「(Variable Geometric Alloys)」と呼ばれる形状記憶合金を採用しており、剣を動かす際のモーションや、のちのグルンガストの三段階変形に活用されている。完成体はゼンガー・ゾンボルト用に調整され、特別に「零式斬艦刀」と呼ばれる巨大な大剣を使用できるように改良を重ねた。
- 出力が一般的な特機と比べても高く、DC戦争の折には単独での大気圏突破および突入を実行している(少なくとも突破の際は特殊な装備を使わず、地上から出力のみで戦闘宙域まで上がってきている)。
- 基本的な戦闘スタイルとしては、その斬艦刀や後のシリーズにも共通で採用された腕部射出機構「ブーストナックル」を使用した質量による物理的攻撃で圧倒する、というもの。
- 両肩にはドリルのように前に突き出たパーツがある。この部分には壱式以降には飛行形態用のジェットエンジンが搭載されているが、零式には特に機能はない。これは、敵対する知的生命体に対する心理的威圧効果を狙ったもの……つまりはハッタリである。
- ゼンガー個人の専用機としてDC戦争やL5戦役でも活躍し、L5戦役後はゼンガーによって月に運ばれた。しかしここで、突如出現したヴァルシオンを始めとするDCの機体群の襲撃を受け、辛くもこれを退けるという騒動が発生。
- これを受けてゼンガーがグルンガスト参式の2号機に乗り換えたため、この機体はテスラ・ライヒ研究所に戻された。その後分解修理が行われ、バルトール事件の際に、リシュウの意向で彼専用にOSを書き換えられ、再び戦場に舞い戻ることになる。
- 元々DC戦争以前の機体であるため、クロスゲート事件の時期には既に旧式である。が、元々のポテンシャルの高さと完成度に加え、専属パイロットとなったリシュウの技量によって現役で前線に立ち続け、鋼龍戦隊の重要な戦力として戦い抜いている。
- L5戦役では動力源が宇宙航行艦のサブジェネレーターを流用したものだったが、分解修理の際にプラズマ・リアクターに換装され、全体的に性能が強化された。
- 他のグルンガストと比べて険しい顔、張り出した肩、鋭角的なデザイン、黒を基調としたカラーリングなどや、搭乗者のゼンガーが一時敵に回ることもあって、一部では「悪のグルンガスト」と言ったイメージが強い(乗っているゼンガーは「悪を断つ剣」であることを考えると皮肉なイメージである)。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 設定のみの存在。ゼンガーが参式を「新たな剣」と呼んでいたことからすると、プロジェクト・アーク参加前(DC時代)にこれに乗っていたと思われる。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 初登場作品。ゼンガーの専用機で、完全固定型のパイロットになっている。味方時は高火力だが主力武器の射程が短く、敵時は射程が長めの代わり火力は抑えめ(それでも序盤としては高い)。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OG1シナリオとOG2.5シナリオに登場。後者ではリシュウ・トウゴウが搭乗する。ゲームシステムの変更に伴い、ハイパーブラスターが全体攻撃になった。ユルゲン戦での貴重なダメージソースとなるが、燃費が最悪なので補給ユニットを貼り付けるべし。ちなみに本作の予告編ではこの機体でウォーダンと戦っていた。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- OG2.5と同じくリシュウが本機に搭乗する。零式斬艦刀の必要気力も115と下がり燃費も良くなって使いやすくなった(以前は消費ENは80だったが、本作から40になった)。また、ハイパーブラスター、斬艦刀の射程も伸び(威力に関しては2.5より低下しているが)、ある程度離れた敵にも対応できるようになるなど、かなり優遇されている。正式参入時には二人乗りの参式がいるが、使わないには惜しい性能。ルート分岐の際、ゼンガーと別のルートになる為、序盤戦における重要なダメージソースであると同時に、アーマーブレイカーが撤退するボス相手に対して重要である。ちなみにゼンガーを乗せるとOG1同様カットインがある。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ラ・ギアス編終了直後のシナリオで登場後、中盤からリシュウとともに本格参戦する。本作でも最後まで一線を張れる強力な機体であり、斬艦刀のカットインが新規に書き起こされている。単機の性能はさすがに最新鋭の参式やカスタム機の改よりも下だが、リシュウの特殊技能やエースボーナスにより、凄まじいまでの上方修正がかかっている。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 今回は序盤から登場。リシュウ絡みの因縁がほぼ決着したこともあってストーリー面では目立たないが、スペックは据え置きであるため十分に一線が張れる。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
その他
- アイドルマスター シンデレラガールズ
- OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。
- 搭乗するパイロットはヒトミ(丹羽仁美)。
装備・機能
Wゲージを持たないので、換装武器は装備できない。
武装・必殺武器
( )はリシュウの訳。
- アーマーブレイカー
- 敵の装甲値を下げる特殊武器。換装武器ではなく、零式の固有兵装扱い。状態変化にレベルが設けられたOGS以後は、レベル3効果となった。零式自体の攻撃力が高いので、どちらを優先するのかが問題。
- Record of ATXでは零式の脚部から発射されるのが確認できる。外伝を最後にオミット。
- APTGMランチャー
- 第2次OGからアーマーブレイカーの代わりに追加された武器。脚部のパネルを開いて無数のミサイルを放つ。
- 射程1~6の全体攻撃武器となかなか優秀だが、如何せん先生も親分も射撃が低すぎるのが痛い。
- ブーストナックル(噴射拳)
- 両腕をロケットで打ち出す、いわゆる『ロケットパンチ』系の武装。
- ENを消費せずに使えるのがメリット。戦闘アニメでは斬艦刀を手放して右拳を撃つ。
- ハイパーブラスター(超絶熱線砲)
- 胸部に内蔵されたエネルギービーム砲。
- ゲーム中では弐式のマキシ・ブラスター、参式のオメガ・ブラスター同様、重力場による仮想砲身を構築して発射するが、「Record of ATX」1巻では壱式同様中央を変形させての収束モードで使う姿も見られる。
- OGS以降では全体攻撃。射程は短いが格闘属性で移動後に使える。
- 零式斬艦刀
- リシュウとゼンガーの協力で完成した全長82mの巨大な大剣。刃先は高周波で覆われており、超振動によって寸断する。峰や柄にはスラスターを取り付けており、自走飛行や斬撃の加速に使われる。マリオン・ラドムから「出刃包丁」と揶揄された時、リシュウは激怒して、武士の魂だと反論した。
- GBA版では使用する度にどこからともなく飛んできていたが、OGS以降は常に右手で持っており、ブーストナックルやハイパーブラスターを使用する際は後方に投げ捨ててしまう。
- 自走能力があるとはいえ巨大な実体剣ゆえの取り回しの悪さが唯一の泣き所で、後にこの反省点を活かす形で参式斬艦刀が作られた
- 「Record of ATX」では射出された斬艦刀を弾道兵器としてそのままメギロートの群れにぶつけたり、空中で障害物的に配置し敵戦闘機をおびき寄せて衝突させたりと、その多彩な運用方法に驚いた読者も多いはず。
- 斬艦刀・疾風怒濤
- 零式斬艦刀を使った必殺技。
- GBA版ではブースト全開で一気に距離を詰め、すれ違いざまに斬り上げて敵を打ち上げる
- OGS版では斬艦刀を構え、夕日を背にして歩み寄って[1]から跳躍の勢いを乗せて振り下ろし、更に斬艦刀のスラスターを起動させて地面に押し付ける、という無茶苦茶な演出になっている。
- OGS以後はバリア貫通属性が追加。
- 斬艦刀・大車輪
- 零式斬艦刀を投げつける。本来はダイゼンガーが参式斬艦刀で使う必殺技だが、「Record of ATX」において逆輸入する形で使用する場面がある。
- 零式斬艦刀・疾風迅雷
- 第2次OGで追加された剣技。零式斬艦刀の柄と峰をそれぞれ掴んで前方に構え、斬艦刀のスラスターも起動して加速し、押し付けるように斬り抜ける。スレードばりの横顔咆哮カットインが入る。
- 零式斬艦刀・疾風怒濤
- 斬艦刀・疾風怒濤の第2次OG版。跳躍し、敵の目前で着地してスラスターを利用した振り下ろしを見舞った後、手首を返して横に振り抜く。この大きさで返しが出来るのか、というツッコミは野暮。
特殊能力
GBA版OG1
- ブレイカーキャンセラー
- ブレイカー系の特殊武器の状態異常を無効化する。
OGS以後
- ロボットブロック
- R系特殊効果(装甲ダウン、EN低下など)を無効。特殊武器のシステムが変更を受けた為、こちらに変更された。
- パイロットブロック
- P系特殊効果(気力ダウン、行動不能など)を無効。OGSの2.5以後追加された。これで事実上、本機は「フルブロック」を持っているのと同じ事になった。
- フルブロック
- 上記の事情もあり、第2次OGでは上記2つの能力を統合という形でこちらに変更されている。今作の味方機でフルブロック持ちなのは本機とヴァイサーガのみ。
移動タイプ
サイズ
- L
- 知能を持つ相手に対して威圧感を与えるため、巨大なフォルムが採用された。
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+200
- 『OGS』『OG外伝』でのボーナス。高い火力がさらに高くなる。
- クリティカル補正+30
- 『第2次OG』ではこちら。リシュウ自身の技量の高さとエースボーナスに加え、疾風怒涛はクリティカル補正+45とクリティカル回りの効果幅が凄まじく、全て揃えずともほぼ確実にクリティカルが出るようになる。
- 全武器のクリティカル率補正値+30、機体の全地形適応を「A」に変更
- 『OGMD』ではこちら。『第2次OG』から純粋に効果が追加された上位互換。空の地形適応がBという欠点が補われるためかなり使いやすくなる。
機体BGM
対決・名場面
- 斬られる前に斬れ
- キョウスケルートの3話にて。輸送機を襲うメギロートを前に鳴り物入りで登場し、完成したばかりの零式斬艦刀にて一刀両断せしめた。なお「Record of ATX」では大群を単機で薙ぎ払い、キョウスケとエクセレンが追いつく前に片付けてしまった。
- 対アルトアイゼン
- 「いつか来るべき日のために」「その男の真意」にて。袂を分かった新旧アサルト1が、信念をかけて激突する。
- 対グレイストーク
- DCの大義を失わせた根幹たるアードラーの乗艦を、怒りと共に一刀両断した。
- 師弟対決
- 「欺かれた観客」「崩壊する理想」にて。テスラ研を強襲したムラタを前に、かつての師・リシュウが一番弟子の搭乗機で出撃。激闘を演じるも決着はつかなかった。
関連機体
詳しくはグルンガストシリーズを参照されたし。
- グルンガスト
- 零式に対し、此方は便宜上壱式と呼ばれる。
- グルンガスト弐式
- SRX計画の一つとして開発された特別なグルンガスト。
- グルンガスト参式
- グルンガストシリーズのノウハウが十二分に生かされた後継機。その割にスパロボでの扱いは悪い。
- 轟龍改、雷虎改
- 明言されていないが、背部スラスターのデザインが全く同じであることから、これらの原型となったと推測される。
余談
- 寺田氏は、グルンガストシリーズで本機が最も好きだと語っている。零式斬艦刀のイラストを見た時には、自分のイメージとピッタリだと喜んだと言う。
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- ↑ この時、敵が驚愕するようにのけぞって姿勢を崩す演出が入る。戦艦だろうとも。