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:幾度も対峙し戦闘するが、戦うたびに成長して行く一鷹が[[ラッシュバード]]の力を使いこなしているのを見届けた後は、一鷹を戦いから遠ざけようとする事を止め、グライフ博士の救出に専念するようになる。 | :幾度も対峙し戦闘するが、戦うたびに成長して行く一鷹が[[ラッシュバード]]の力を使いこなしているのを見届けた後は、一鷹を戦いから遠ざけようとする事を止め、グライフ博士の救出に専念するようになる。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == |
2021年12月25日 (土) 12:50時点における版
悠凪・グライフ | |
---|---|
読み | ゆうなぎ・グライフ |
登場作品 | |
デザイン | Chiyoko |
初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
愛称 | 悠 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
所属 | 民間人→LOTUS |
悠凪・グライフは『スーパーロボット大戦L』の登場人物。
概要
主人公・南雲一鷹のライバル。愛称は「悠」で、殆どの人物からこう呼ばれる。
グライフ博士の孫であり助手。序盤にさらわれたグライフ博士を助けるため博士を拉致したGreATをストレイバードで追い続けるが、交戦の末敗北。博士を助けるための手段として、ラッシュバードを狙うことになる。
根は優しく他者を思いやる性格だが、口下手且つ無愛想であり、祖父譲りなのか頑固で意地っ張りなところもあり、良くも悪くも非常に不器用な性格をしている。また、かなりのおじいちゃんっ子でもある。
「絆」をテーマとする『L』の物語において、長くハルノと二人だけで戦い続け、終盤にようやく意地を張り続けるのを止めて弟分の一鷹やその仲間達と共に戦うようになった彼は「絆の大切さを改めて知った者」とも言える。
なお、迷台詞の項で触れているように「戦闘行動をハルノに投げているのでは?」という疑惑がある。これについては、単純に「ハルノに任せる」系の戦闘セリフがやたら多いのが一番の理由だが、単独行動や一鷹を追い詰めるシーンなどから実力者のイメージがある割に実戦経験の量は一鷹よりも下なのではないかと言う疑いもあるためである。一鷹とアリスがラッシュバードに乗った直後の頃ならば何もかも悠の方が上であっただろうが、単独ゆえに隠密行動が主になる悠に対し、大規模部隊に所属し各地を転戦する一鷹では、直接戦闘に関する実戦経験を積むスピードは明らかに違う。となると両者の戦闘力の差を分けているのはパートナーの能力差という事になり、丸投げ疑惑にちょうど納得がいってしまう。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 本編でのライバル。とはいえ、対立はそこまで根深いものではない。スパロボでの一般的なライバルが持つ執着心などはなく、戦う目的自体は主人公の一鷹と同じ(グライフ博士を助け出す)である。しかし同時に弟のような存在である一鷹を危険な戦場から遠ざけるために、「直接戦って敗北させ力を分からせて戦う心を折る事で帰らせる」と言う手段を選んでしまったがために対立してしまう事となる。
- 幾度も対峙し戦闘するが、戦うたびに成長して行く一鷹がラッシュバードの力を使いこなしているのを見届けた後は、一鷹を戦いから遠ざけようとする事を止め、グライフ博士の救出に専念するようになる。
- なお、全くの余談であるが、『L』の世界観では『神魂合体ゴーダンナー!!』があるため、無所属の機体で行動することはメナージュ・ゼロと同じということになる。手配されなかったのはイマジナリィロードのおかげだろうか?(実際、イマジナリィロード展開時は一度もLOTUSに存在を察知された事がなく、毎回突然現れたかのように認識される)
パイロットステータス
能力値
遠距離から当てて避けるリアル系ユニットのパイロットに必要な射撃・命中・回避の能力値は非常に高い、と言うか射撃と回避は全味方パイロット中トップタイ、命中も5位と言う凄まじい能力を誇る。地味に格闘も中の上くらいはある。
反面、リアル系のお約束として防御が格段に低い。技量も真ん中辺。一鷹が「何て腕だ・・・」と恐れおののくのは主に命中力の方のようだ。SP量も結構多い方で、総合的にはSクラスと言って差し支えないほどのエースパイロット。
機体の火力と燃費と加入の遅さのせいで、能力値ほどの活躍の機会が少ないのが残念だが・・・。
精神コマンド
特殊スキル
- L
- カウンター、見切り、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L1、アタックコンボL2
- 参入時期の問題はあるが、さすがに優秀なラインナップ。あとはヒット&アウェイ、ガンファイトあたりがあれば戦闘力が上がる。ちなみにこれは味方時のもので、第13話「戦う理由」での敵対時にはなんと特殊スキルを一切持っていない(正確には斬り払いと撃ち落としがあるのだが、システム上「得意度」という固有パラメータ扱いになる)。
パイロットBGM
- 「夜空を彷徨う風 切羽」
- ストレイバード戦闘BGM。「風切羽」ではなく、「風 切羽」とスペースが空けられている。
- 「きっと素直になれるから」
- 味方になってからのフラッド・アサルト使用時BGM。敵の時は普通にフラッド・アサルトを使ってくる事もあるもののいつものBGMしか流れないので、ストレイバードを運用しない人は専用BGMが存在している事にすら気づかずに終わってしまう場合もある。
人間関係
- HL-0 ハルノ
- パートナー。ストレイバードを動かすには彼女の協力が不可欠。完全戦闘用アンドロイドである彼女に全幅の信頼を寄せている。しかし、戦闘以外でも少し贔屓目に見られている。
- 南雲一鷹
- ライバルであり弟のような存在。キツイ言葉をぶつけてしまう事もあるが、彼の事を確かに思いやっている。手加減なしで戦闘した後も本気で彼から敵意を向けられなかったことから、その慕われ振りが察せられる。実はLOTUS合流後は、戦闘マップでの台詞が彼より多い。
- クラール・グライフ
- 祖父。ラッシュバード及びストレイバード製作を手伝う。さらわれた彼を助けるのが悠の目的。
- AL-3 アリス
- 家族。最初は家政婦アンドロイドであり戦闘用でない彼女のアシストを軽視していたが、後に何度も予想を上回られたことで見方を改める。
版権作品との人間関係
スーパー系
- 草薙剣児
- 直接対峙したわけではないが、つばきを追って独断専行した彼の姿に自身の姿を重ねてか「自分たちと同じく、一つの目的に向かって突き進む者」と評価している。
- 沢渡拓郎、アトロス
- LOTUSに合流した際に「今まで散々迷惑をかけたから」と罪悪感故になかなか部隊に馴染めないでいたところ、同じようにかつてLOTUSの敵対者だった彼らから打ち解けるように励まされている。
- 碇シンジ
- 第5の使徒に立ち向かった彼を「いい覚悟だ」と賞賛する。しかし、この行動は明確な命令違反であり、彼自身の感情も覚悟とは非なるものである。事情を知らないので仕方ない誤解ではあるが、この時点ではLOTUSのメンバーとは主義が違うことが分かる。
ガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ、キラ・ヤマト
- グライフ博士を誘拐した組織の手掛かりを得るためにオーブを訪れた際に彼らと共闘している。余談だが、彼らと悠が正式参戦する話は同じ第32話である。彼らの乗機も「翼を持つガンダム(機体)」という繋がりもある。
リアル系
- オズマ・リー
- ブレラが仲間になりランカの兄役を降りようとした彼に、同じ兄役として助言する。
- イクサー2
- 独りで戦う事の限界を思い知り、絆の強さを確かめるためにLOTUSと同行する事を選んだ彼女を、「俺と同じ結論に至ったようだ」と評した。
名台詞
- 「じ、じいちゃん!?」
- 第1話「クロガネに導かれし少年達」より。グライフ博士がさらわれた際に発した台詞。普段は「じいさん」と呼んでいるが、この時に限り「じいちゃん」と呼んでいる。
- 「他人は引っ込んでろ!」
- 同上。ストレイバードで出撃した直後、後を追って来ようとする一鷹を一喝して。恐らく反射的な一言なのだろうが、一鷹は衝撃を受けていた。
- 「ラッシュバードは、俺達が頂く!」
- 第18話「奪還への想い」に於けるイベント戦闘台詞。
- 普通に考えれば一鷹をラッシュバードから降ろさせるための建前だと思われるが、危険ゆえに一部封印していたとは言えラッシュバードとの連携機能も実在していた訳なので、本当にラッシュバードの機体そのものを欲しがっていた部分もあるかも知れない。
- なおラッシュバードにはアリスがいないと起動しないプロテクトがあるので悠が手に入れても意味が無いのだが、悠はラッシュバードの開発に関わった技術者でもあるので、プロテクトを回避または解除する術を知っている可能性もある。
- 悠「一鷹…。あいつがあれほど成長していたとはな。回り道ばかりしているように見えたが、俺の思い違いだったようだ」
ハルノ「悠さん、それでは…?」
悠「もはや一鷹を止めはしない。あれだけの力があれば、無意味に命を落とす事もないだろう…」
ハルノ「しかし、博士を助け出すにはストレイバードでは限界が…」
悠「…あいつがあれだけ成長したんだ。俺達も安直な手段に頼らず、こいつでやれるところまでやろう。俺には俺のやり方がある…。方法が元に戻るだけの事だ」
ハルノ「了解。どこまでもお供します…」
悠(一鷹、お前はお前の道を行くがいい。そのまままっすぐに…) - 第24話「大いなる力、空を切り裂く時…」より、一鷹の成長を見届けて。
- 「…その必要はない。俺とお前、そしてこのストレイバードなら…! いくぞ…!」
- 第32話「奏でられた曲は」より。LOTUSとの協力を提案したハルノに対して。パートナーと愛機に絶対の信頼をおいていることが伺えるが、同時に「グライフ博士の肉親」という立場から意地になっているのもわかる。
- 「助け合う事で、どこまでも、か…」
「自分達だけで戦う俺達と仲間の絆と共に戦うお前…それが俺とお前の差なんだな…」
「俺は弱かった…力も心も…」
「だから今は見極めさせてもらおう…。共に戦う事の強さを…!」 - 同上。月面での戦闘でHL-1に追い詰められながらも周囲の助けを拒んでいたところを一鷹に一喝されて…。
- 「フッ…どうやら奴も俺と同じ結論に至ったらしいな」
- 第35話「永遠のソルジャー」より。イクサー2が仲間になった時の台詞。
- 「黙れ」
「貴様はじいさんの研究を何一つ理解できていないようだ。だからこそシステムの発展に人間を使う。そこにお前たちの弱点がある。……いくぞ、ハルノ」 - 第36話「正義のために」に於けるマサキとの戦闘前会話。ハルノを「マキナ人間と同じ」と評したマサキに、珍しく怒りを見せる。
迷台詞
- 「敵機か。奴の対応は任せる」
- 戦闘台詞の一つ。悠は何かとこの手の台詞が多く、またハルノの台詞の方が若干多い(悠自身が攻撃を宣言する台詞は驚くほどない)ことから「戦闘をハルノに投げているのでは?」という疑惑が生じている(実際、ハルノの能力がストレイバードの戦闘能力に直結しているのは確かだろうが……)。無論、素直に見れば悠自身も優秀なパイロットであるはずだが。
- 「なるほどな。プラヴァーグレネードか」
- プラヴァーグレネード使用時の戦闘台詞の一つ。上記の台詞からつながる。……これに限っては言い逃れのしようがないほどハルノに丸投げである。
- 「やったか?」
- ガルトデウスを撃墜した時、MAP画面でのLOTUS陣の最初の一言がこれ。壮大なやってないフラグを立てかけるも、直後のハルノの冷静な分析によりフラグを回避する。
搭乗機体・関連機体
余談
- 前述したように、その迷走ぶりや操縦丸投げ疑惑からプレイヤーからは「残念なイケメン」と言われている。ちなみに、悠の愛称は「ニーサン」。
- 悠の立場を他作品のキャラと対比した場合、同じくバンプレストオリジナルのキャラであるメキボスがそれに該当している。血は繋がっていないが弟のような存在である一鷹に慕われている悠と、血は繋がっていながら実の弟であるウェンドロに見下されているメキボスはまさに正反対と言える。
- なお、愛称が「ユウ」というバンプレオリジナルキャラは他にユウキ・ジェグナンがいる。名前こそ被っていないものの、愛称が同じというのはバンプレオリジナルとしては珍しい。
- 「悠凪」と書く単語は存在しないが、旧日本軍の駆逐艦に「夕凪」がいるのでこれが名前の由来と思われる。
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