「特機」の版間の差分
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2021年10月22日 (金) 02:46時点における版
概要
ゲッターロボやマジンガーZなどのいわゆる「スーパーロボット」たちを総称した言葉。スパロボで使われる造語で、作中での軍関係者が呼称する事が多い。主に「αシリーズ」で使われた。
恐らく「特別」か「特殊」な機体の略だと思われる。大半がワンオフ機で、単機で戦況を変える事が出来るのが特徴。また、研究中の新エネルギーを動力に使う機体が多く、多くが日本で開発されている。理由は簡単で殆どの原作の舞台が日本だからという理由に他ならない。また、大半が乗る者を選ぶような設定が多く誰でも操縦可能…とは限らないものが多い。
グレートマジンガーのようにデチューンされた量産型が登場したり、グルンガストのように複数機作られたうえ、2号機に追加機能が施されるというケースもある。
OGシリーズ
「特殊人型機動兵器」の略称。『PTで対抗出来ない敵が現れた場合を想定して、圧倒的なパワーで力押しする大型の機体を開発する』というノーマン・スレイが立ち上げた地球圏防衛計画における計画のひとつ、『特機構想』から誕生した。メテオ3の落下から政府は異星人に対抗する為パーソナルトルーパーを開発したが、PTの装備は射撃武器が基本となった為、異星人の技術により弾速が落とされたりする事で敵にダメージを与えられない可能性が考えられた。そこで、質量そのものを活用して運動エネルギーを増し確実にダメージを与えられる機体の開発が開始された。開発コンセプト故、基本的に巨体であり、その大質量を破壊力に転用するために実体武器や機体そのものを武器とした接近戦用の機体が多い。その最たるものが斬艦刀といえる。グルンガスト、ジガンスクード、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン、ソウルゲインなどが該当する。
パーソナルトルーパーやアーマードモジュールでは太刀打ちできない敵に対抗するための切り札となることが求められるため、採算度外視の高性能ワンオフモデルやフラグシップ機として開発された機体が多い。また、敵軍への心理的威圧効果や自軍の士気高揚を目的として、ある種不合理な見た目への拘りを追求している機体もある(ヴァルシオンシリーズやダイナミック・ゼネラル・ガーディアン等)。 なお、グルンガストシリーズ等のPTと操縦規格を統一している機体は複数のパイロットが操縦可能だが、パイロットの技能や適性に左右される特定パイロット専用機の二種類が存在する。
関連用語
- 特機法
- 正式名称は「特殊機動兵器制限法案」。『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』における設定で、特機に該当する機体を扱う為に必要な法律。ただし劇中ではMSでありながら圧倒的な火力を誇る機体(サイコガンダムやデストロイガンダムなど)は特機にあたらないなど法として欠陥があり、軍産複合体であるロゴスに恣意的に悪用されているのが実態であった。
余談
- 「特殊機械」の略として、機械産業では社名・部署名などで用いられている。
- SRWでは『機動警察パトレイバー』の「特車」からの連想で用いられているのかも知れない。
- この言葉が最初に出てきた作品は『スーパーロボット大戦α』で、葛城ミサトの会話中である。『エヴァ』原作で見られる独特の固有名詞の使われ方(あくまで日本語で表現するあたりなど)を踏襲した背景もあるかもしれない。
- 『スーパーロボット大戦W』では、マジンガーらスーパー系の機体でザフト兵と戦闘すると、彼らが「特機」という言葉を使う。
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