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2018年5月17日 (木) 21:11時点における版
クリス | |
---|---|
外国語表記 | Chris |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | 小倉唯 |
デザイン | 小野早香 |
種族 | 地球人(ノーマ) |
性別 | 女 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 155cm[1] |
体重 | 45kg[1] |
スリーサイズ | B80 / W58 / H82[1] |
髪色 | 水色 |
髪型 | 三つ編み |
瞳の色 | 紫 |
パーソナルカラー | 緑 |
所属 | アルゼナル→エンブリヲ親衛隊「ダイヤモンドローズ騎士団→アルゼナル |
役職 | 整備員[2]→パラメイル第一中隊重砲兵 |
概要
アルゼナル第一中隊の隊員。メイルライダーとなる前は整備員をしていた。前髪で片目が隠れた髪型をしたそばかす顔が特徴の少女だが、顔立ちは整っている。
根暗で引っ込み思案な性格をしており、ネガティブになりがちな言動も目立つ。誰かに見捨てられる事を内心でひどく恐れており、それ故に言いたい事をちゃんと言えない臆病さや、親しい友人の言動にすぐさま便乗する事も多い無節操な面もあり、ロザリーに便乗する形でアンジュへ嫌がらせをしようとしていた事も。一方で幼少期からの付き合いであるヒルダとロザリーの二人は特別な存在で、彼女達の為に時に思い掛けない所で行動力を見せる事もあり、マーメイドフェスタでは競技に優勝して大金を手に入れ、それを使って三人一緒においしい物を食べようと考えていた。
しかし、ヒルダが自分達を見捨ててアルゼナルから脱走してしまった事や、ミスルギ皇国の襲撃によって負傷し、死んだと思われて置き去りにされてしまったのが原因で、ヒルダとロザリーへの不信感が一気に爆発してしまい、自分を救ってくれたエンブリヲだけが「本当の友達」であると思い込むようになり、ダイヤモンドローズ騎士団の一員としてアルゼナルと敵対する事になってしまう。その後、アルゼナルの部隊がアンジュ救出の為にミスルギ皇国へ侵攻してきた際、ヒルダとロザリーの二人に説得されるも、クリスは過去の些細な事を蒸し返す形で反発。その結果、後輩にあたるマリカの機体を撃墜。殺害してしまい、更には自身の流れ弾でエルシャが大切にしていた幼年部のノーマ達も殺害してしまう等、サリアやエルシャより暴走に拍車をかける形で、最後の一線を越えてしまった。
その後、エンブリヲの本性に気付いたエルシャから遠回しに説得されるもクリスはその説得を聞き入れず、エンブリヲの事を妄信したままラスト・リベルタスに挑むヒルダやロザリーと対峙。そこでターニャとイルマの二人がエンブリヲに切り捨てられ、ドラゴンに特攻させられたのを目の当たりにした結果、ようやく自分が騙されていた事実に気付き、完全に自暴自棄に陥ってしまう。敵・味方見境なく攻撃するも、ロザリーが身を挺して飛び込み説得。ヒルダも助けに来た事で、自分が一人では無かった事に気付いたクリスは大泣きしながらロザリーと抱擁を交わし、和解するに至った。アンジュがエンブリヲによって異次元の狭間へ引きずり込まれた際は、自身が乗っていたラグナメイルであるテオドーラをヒルダに託した。全てが終わった後は仲間たちと共に本来の地球へと移住、自らが殺害してしまったマリカを含めて落命した仲間達の墓参りをしており涙を流す姿が描かれている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。能力の低さとハウザーの癖の強さと相まって、アルゼナル組の中では一番使いづらい。中盤、原作通り敵対するがすぐ戻って来る。原作と違い後輩を手にかけるなどの一線を越えてしまうことはない。復帰後も引き続きハウザーに乗る。
- 序盤では数少ない補給装置持ちなため、サポート役に徹しよう。
- スーパーロボット大戦X
- 創界山ルート第14話より加入。能力的にはVとほぼ変わらず、こちらでも後輩や幼年部の子供達の生命を奪うことはなく、エクスクロスに復帰する。
- 敵として登場する第36話では、勝利条件を満たさない限り無限に復活し、撃墜するたびに資金とTacPが入手できるため『V』のエンブリヲよろしく道場として狩られる場合も…。ただあちらと違って敗北条件にターン制限がある為、流石にいつまでもという訳にはいかないのが彼女の救い(?)か。ちなみにこのクリス道場は、『X』と同日発売のユニットデータガイドにおいて、おすすめの全滅プレイポイントとして紹介されている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年5月のイベント「翻弄される少女」でシナリオNPCだが、サポートユニットも登場している。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍、最終回避率+10%。
- 『V』、『X』で採用。数値的にアキトの下位互換。
- ハウザーの性能とは噛み合っておらず、かなり使いづらいボーナス。有効活用するならフルカウンターの習得は必須。
人間関係
- ヒルダ
- 幼少期からの幼馴染であり、よく一緒につるんでいる。しかし、ある出来事が原因で絶交を言い渡し、エンブリヲ側へと付いた事で内心で抱いていたコンプレックスが爆発。完全に決裂してしまう。しかし、それでも彼女は自身を見捨てようとせず、身を挺して助けてくれた事で和解するに至った。
- ロザリー
- 同じく幼少期からの幼馴染であり親友だが、彼女に対してもコンプレックスを抱いており、エンブリヲ側へと付いた事で爆発してしまう。彼女が面倒を見ていた後輩のマリカを殺害してしまった事もあって、絶望的なまでに関係が破綻してしまう。しかし、彼女もまた見捨てようとせず、機体から身を投げ出してまで助けてもらった事で和解するに至った。
- ゾーラ
- お姉さまと呼び慕っていた。
- サリア
- ゾーラの死後、隊長となった彼女とはあまり反りが合わなかった。マーメイドフェスタのレースではクリスの圧倒的な速さにロザリーや他の面々と共に驚愕する。ダイヤモンドローズ騎士団でも関係はほとんど同じ。
- エルシャ
- 同僚。アンジュの物と間違えて彼女の下着を馬鹿にしたのでロザリーと共に制裁を受ける。ダイヤモンドローズ騎士団でも同僚。
- アンジュ
- 当初はゾーラを死なせた事と撃墜スコアを伸ばしていった事でヒルダ、ロザリーらと共に敵意を向けていたが、ビッグホーンドラゴンにより窮地に陥っていた所を救われた事により和解する。
- エンブリヲ
- 生死不明となっていた所を彼に助けられ「友達」となる。以降は彼だけを本当の友達として盲信してしまう事となるが、ターニャとイルマの二人が切り捨てられた上にドラゴンに特攻させられるのを目の当たりにして、その本性を気付くに至った。
- マリカ
- 後輩。戦場へと乱入してきた彼女を躊躇なく撃墜してしまう。また、この時の戦闘にて、エルシャが大切にしていた幼年部の子供達まで、図らずも殺害してしまった。
- 『V』『X』では登場しないため彼女を手にかけてしまう事はない。変則的な形だが、これもスパロボ補正と言えるだろう。
- 一方で『X-Ω』イベントでは既に撃墜してしまった事が語られている。
- メアリ、ノンナ
- マリカと同期の後輩。マリカを殺してしまったクリスの事をどう思っていたかは不明だが、最終話エンディングでは死んだ仲間達の墓の前で一同と共に涙するシーンが描かれている。
他作品との人間関係
- アスラン・ザラ
- 『V』において、ロザリー共々一目惚れし、「アスラン様」と呼び慕う。後にエンブリヲ側へと回った時には「アスラン」と呼び捨てで反発するが、友達同士で戦った過去を持つが故に、彼からも必死に説得される。戻った後は、自分を許してくれた彼の事を再び「アスラン様」と慕うようになった。
- ルルーシュ・ランペルージ
- 『X』にて彼の目的のためなら手段を選ばない魔王ぶりに、ロザリー共々畏怖し怯えていた。
- ミスルギ皇国での決戦で、彼とスザクからの説得により自分がエンブリヲに騙されていたことを知る。
- ロード・ジブリール
- 『V』にて、ジュリオ亡き後に彼女達の指揮官になる。迎撃の指示を飛ばすが「ウザい」と一蹴し、彼に顔芸を晒させた。
名(迷)台詞
第1~6話
ネガティブな言動が全体的に多く、ロザリーと同じく「ヒルダの腰巾着」という印象が強め。
- 「人殺し…人殺しっ!」
- 第3話。医務室のベッドに横たわるアンジュに対してロザリーと共に声高に非難する。それを聞いたアンジュが返したのは「ノーマは人ではありません」という心無い一言だった。だが、自分達もまた「人殺し」をしていたとは、この時は知る由もなかった…
- 「殺す…殺す…ブチコロス…!」
- 同話。ゾーラが死亡した後の戦闘にて、ヴィルキスに乗ったアンジュを見ながら。
- 「ブス雌豚の色ボケビッチパンツ。晒しものにしちゃお」
- 第4話。シャワー中のアンジュの下着を引っ張り出し、晒し物にしようとロザリーと共謀するが…。ちなみに放送時、語呂の良さが話題になった。
- 「邪魔って…!私の事邪魔って…!」
- 第6話。モモカを救うために、全てのドラゴンを狩り尽くしたアンジュの行動に憤りを見せる。
第7~13話
アンジュととりあえず和解して多少前向きになったのも束の間、脱走騒ぎによってヒルダを軽蔑するようになってしまう。
- 「私もいいよ。アンジュが来てくれなかったら、私死んでたもの」
- 第7話。ビッグホーンドラゴンとの戦いにて、アンジュの活躍により九死に一生を得てアンジュと和解。根は素直である事が伺える。
- 「ヒルダ、どうしちゃったんだろう…この間からずっと避けられてるみたい…」
- 第8話。フェスタにも姿を見せないヒルダを案じて。さり気なく見捨てられる事への恐怖感が出ている。
- 「任せてッ!」
- 同話。フェスタの大運動会の種目「挟んで運べおっぱい卵」に悪戦苦闘するロザリーがこぼした卵を受け止めて。
- 直後、驚異的な速さでゴールへ向かっていった。その速さにロザリーやジャスミン、他の参加者達も唖然としていた。
- 「これで美味しいもの食べよう。ヒルダと私たち三人で」
- 同話。フェスタの大運動会で優勝し、賞金として100万キャッシュを手に入れる。この様子から潜在能力はかなり高いのかもしれない。一方で当のヒルダは…。
- 「友達と思ってなかったんでしょ」
「ねぇヒルダ…(唾を吐き捨てる)…死ねば良かったのに」
「ゾーラ隊長の遺品、全部買い取ったから。あんたには使って欲しくないもの」 - 第10話。反省房にてヒルダとの面会時にて唾を吐き捨てる。クリスからしてみればヒルダの行為は裏切り以外の何者でも無かった。
- ロザリー「お、おい、クリス…!」
「ロザリーは…ロザリーはあたしを捨てたりしないよね…!?」 - 同話。買い取ったゾーラの部屋のベッドの上でロザリーと行為に及びながら。「捨てられる」という行為を異常に恐れている事が伺える。
- 「うん…ありがと…ロザ…」
- 第13話。パラメイルで出撃しようとするも、隠れていた兵士からの銃撃を受けてしまう。直ぐに向かうと通信を入れてきたロザリーに向けて呟くが、直後にハウザーのエンジンが爆発、落下してしまう。
- 海には落ちなかったが、どちらにせよこのままでは死を待つだけだった。しかしそこにエンブリヲが現れ、額に手をかざすと傷は瞬く間に癒えていった。
- 九死に一生を得たクリスだが、この出来事がきっかけでヒルダとロザリーとの溝が広がってしまう…。
第17話以降
エンブリヲに心酔…というか依存しており、ロザリー達に「裏切られた」と思い込んでしまった故かサリア以上に苛烈な言動が多くなっている。
- 「怒ってるのはこっち。私の事助けに来るなんて言って、見捨てたんだよあいつら…! でも、エンブリヲ君は違う。命がけで私を助けてくれた。私と仲良くなりたいって言ってくれた、本物の友達…」
- 第19話。エンブリヲの私兵として再登場。捕虜となったアンジュからヒルダたちが怒っていたと言われての返し。
- 二人に見捨てられたという思い込みと、絶望的な状況から命を救われた事が合わさってエンブリヲに病的なまでに依存していることが伺える。
- 「どいて。アンジュは…連れて帰るから」
ヒルダ「アンジュはあたしが貰ってく、邪魔すんな!」
「へぇ…助けに来たんだ。私の事は…見捨てたくせに!」 - 第21話。墜落するヴィルキスを回収しようと急ぐヒルダたちの前に立ち塞がって。
- ヒルダ「アンタ、あたしに勝てると思ってんの?」
「変わらないね、そういうとこ…あたしの事なんて、弱くて使えないゴミ人形ぐらいにしか思ってないんでしょ!?」
ヒルダ「はぁ?」
「あたしはもう、昔のあたしじゃない!」
「邪魔すると…殺すよ」 - 同話。ヒルダのアーキバスと戦いながら自分の中のコンプレックスをぶちまけていく。最後の一言は殺意がこもっており、そのただならぬ気配にロザリーは絶句し、ヴィヴィアンは怯えていた。
- とはいえ言い回しを注意して聞いてみると、無理矢理強がっているようにも聞こえる。
- 「ねぇ、コレ。覚えてる? 7年前のフェスタでさ…」(中略)
「酷いよね。あの髪型、気に入ってたのに」
「それだけじゃない。ずっとずっと我慢してた。何でも受け入れようとしてた…あんたたちのワガママも…自分の立ち位置も…友達だと思ってたから…」
「なァんて…わかるわけないかぁ。人の気持ちもわからない女と…何も考えてない馬鹿に。でも、エンブリヲ君は違うよ」
「これが…永遠の友情の証! あんたたちは…友達なんかじゃなかったんだ!!」 - 同話。ヒルダとロザリーに向けて、プレゼントの髪飾りが一つだけしか無かったため髪型を二つ結びから一つへと渋々変えた事などを語る。些細な問題ではあるが、その性格と募りに募ったコンプレックスもあってか、最早エンブリヲに「依存」しているといっても良い状態となってしまっている。最後の台詞で髪飾りを捨て去り、決定的な決別の意思を示す。
- 「邪魔ァ!!」
- 同話。ヒルダ達を援護するために待機命令を無視してまで駆けつけたマリカのグレイブへと剣を投げつけ撃墜してしまう。サリアやエルシャらはここまでしておらず、最悪の形で一線を越えてしまった。
- ちなみに、同話ではエンブリヲ幼稚園の幼年部のノーマ達もクリスの流れ弾で死亡してしまっている。
- 「友達…? 誰が? 望むところだけど!」
- 第22話。エンブリヲの本性をいち早く知ったエルシャから友達を殺す事になってもいいのかと説得されるも、エンブリヲを盲信するクリスには届かなかった。ちなみに、この回から最終話まで髪型を昔の二つ結びへと戻している。
- 「ふっ、弱…。その程度で私を殺すとか…笑わせないでよ!」
ロザリー「マリカが浮かばれねぇんだよ…お前を殺さないとッ!」
「殺される方が悪いんでしょ!弱いから、虐げられて、利用されて…バカを見るんだよ!」
「だから、エンブリヲ君は私を強くしてくれたの!!」 - 第24話。ラスト・リベルタスにて、向かってくるロザリーとクリスに対して。必死に食い下がってくるロザリーのグレイブをあしらい、ヒルダのアーキバスとも互角に斬り合いながら、「自分はエンブリヲ君のおかげで強くなれた」と強弁する。
- 「ウソ…ウソだよね、エンブリヲ君…」
「また捨てられた…!また裏切られた…!うあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「もう…!もう何も信じない!みんな、死ねぇぇぇぇぇッ!!」 - 同話。タスクに挑発され激昂したエンブリヲは、アンジュの元に向かうためにダイヤモンドローズ騎士団のラグナメイルのコントロール権を剥奪。時間稼ぎとしてドラゴンに特攻させるという卑劣な策を取る。ターニャとイルマが死んでいく様を目の当たりにしたクリスは絶望。自暴自棄になりドラゴンを猛烈な勢いで撃ち落としていく。しかしそこにヒルダとロザリーのパラメイルが飛来し…
- 「あんた達が…あんた達があたしを見捨てたからでしょ!」
ロザリー「アタシはっ!見捨ててなんかないっ!」
「寄ってたかってあたしの事バカにして…あたしが、こんなにも辛くて、苦しんでるのに…!どうして分かってくれないのよッ!!」 - 同話。絶望のまま戦うクリスに対して、ヒルダは「自分から友達とか言う奴が本当の友達な訳ねえだろ!」と罵倒交じりの説得をぶつけ、ロザリーも必死に歩み寄ろうとする。しかし絶望に沈むクリスにその声は届かない。アルゼナルでの虐殺の際に起こった擦れ違いの傷は、ここに来て最悪の形で開いてしまう。業を煮やしたヒルダはテオドーラに組み付き、コックピットハッチを引き剝がす。そこにロザリーのグレイブが接近し…
- ロザリー「ごめん…ごめんな、クリス…」
「許さない…新しい髪留め、買ってくれるまで」
ロザリー「い、一番いいのを買ってやる!」
「ゲームするとき、ズルしない…?」
ロザリー「しない!」
「お風呂の一番、譲ってくれる…?」
ロザリー「ああ…!」
「でも私…取り返しのつかないことしちゃった…」
ロザリー「マリカのお墓買って、一生覚えていてやろうぜ、アタシ達でさ…!」
「馬鹿みたい…世界が終ろうってときに、何してんの、私達…」
ヒルダ「仲直り、だろ?」
ロザリー「あぁっ!それアタシのセリフ!」
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」 - 同話。ロザリーの捨て身の説得とヒルダのサポートにより、三人の関係は修復された。クリスは改めてロザリーの想いに触れ、感極まって泣き出した。ロザリーはそんなクリスを優しく抱きしめるのだった…。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「エルシャ!結局、あんたはそっち側なんだ…!」
「エンブリヲ君を裏切ったあんたは許さない!」 - 『V』敵対時におけるエルシャ相手の特殊戦闘台詞。原作で対峙する事はなかったが、シチュエーション次第では対峙していた可能性がある組み合わせでもある。
- ちなみに、『X』では共に36話で味方に復帰するため、聞く事はできない。
- 「もう友達ごっこには騙されない!」
「エンブリヲ!あなたとは絶交よ!」
「二度と友達面するな、嘘つき男!」 - 『V』エンブリヲ相手の特殊戦闘台詞。原作では聞くことができないエンブリヲへの罵声である。かなり貴重。エンブリヲと完全に決別したことがはっきりわかる台詞でもある。
- 「…自己中、鈍感、朴念仁、オッサンゼリフのヤンキー女…ほんとだ。ロザリーの言う通りだね」
「でも、悪口を言い合えるのも友達ならではだね」 - 『V』中断メッセージ「ロザリーとクリスと悪口」より。アンジュの悪口が多く出るロザリーに続いて自分も悪口を考える。なお、「ほんとだ~」以降、表情が変わり、当のロザリーは若干引いていた。
- 「…単細胞…」
- 続けてこれを言う。なんというか、黒い。
- 「胸が…キュンキュンする…」
- 『V』シークレットシナリオ「想いの形」でボン太くんを見た際に。何気に本家本元を差し置いての発言だったりする(そちらは「何あれ!?」)
- (かっこよくて、優しそう…)
(ごめん、ロザリー、ヒルダ…。あたし…あたし…) - 『V』第14話のエンドデモにて、アスランに一目惚れした際の反応。
- 「も、もしかして、あたし達みたいなスーツを着てるのかな…」
- 『V』第30話西暦世界ルート「裏切りの故郷」より。タスクを指して。男でその恰好は勘弁してください。
- タスクも即座に「それはないから!」と突っ込んだ。
- 「いいじゃない。どうせあそこにはロクな思い出もないんだから」
- 『V』第32話西暦世界ルート「黒き神の歌」より。アルゼナルがミスルギに襲撃される事でうろたえるロザリーに対し冷めた口調で返す。とはいえ、この時点ではさすがにアルゼナルが砲撃された際はショックを隠せなかったが…。
- 「あそこにはロクな思い出がないからね。あんた達を片付けた後、徹底的に破壊してあげるよ」
- 『V』第37話西暦世界ルート「Necessary」に於けるヒルダ及びロザリーとの戦闘前会話より。31話の時と異なり、故郷とも言えるアルゼナルを自ら破壊し尽くす暴挙を行おうとする。『V』では新兵たちが未登場となったため、こうした形でエンブリヲに対する盲信が現れたと思われる。
- 「あんた、うざいよ」
- 『V』第38話西暦世界ルート「歪む世界」より。、自信満々に命令を下したジブリールをこの一言でバッサリ切り捨てた。
- 「ロザリー…。このハウザーは…」
ロザリー「お前が帰ってきた時のために用意しておいたんだ」
「だったら、もっと装備を買い足しておいてくれれば、よかったのに…」
ロザリー「何か言ったか!?」
「別に…」 - 同上。ロザリーと和解後にハウザーへと乗った際のやり取り。戻ってきた途端にコレである。一応、他のパラメイルと同様、機体と武器の強化は行われているのだが。
- 「元々はあたしの機体なのに…」
ロザリー「自分でヒルダに渡したんじゃねえかよ!」 - 続けて、サリアとの和解後に能力を解放させたテオドーラを見て。全く以ってロザリーの言うとおりである。
- 「それ…もしかして、最悪の選択じゃあ…」
- 『V』最終話にて、ネバンリンナがエンブリヲを人間のサンプルに選んだことを聞いて。
- 原作を見ているプレイヤーは勿論、未見でもここまでシナリオを進めてきたプレイヤーも大いに同意した事だろう。
- ロザリー「そうはさせないよ!アスラン様はパラメイル第一中隊の特別隊員になってもらうんだから!」
「アスラン様のライダースーツ姿…見たいかも…」 - 『V』DLC「男たちのジェラシー」のエンドデモより。二人揃って男のメイルライダーという事に割と引いているように見えたタスクの時とは大違いである(時期的にはタスク加入前)。しかしこんな発言が飛び出すあたり恋は盲目というべきか…。
- なおアスラン本人は「えっ!?」と当然ながら滅茶苦茶困惑していた。
- 「え…あ…ヒミコは…あたしのあげた髪飾りを喜んでくれたから…」
「さやかは…あたしの服を…選んでくれたから…」
「カレンは…あたしをからかった奴に怒ってくれたから…」
「アイーダは…ためになる話を色々してくれたから…」 - 『X』第36話「決戦、ミスルギ皇国」における敵対時の一コマ。ロザリーもヒルダも誰一人として友達じゃないという発言に対し、ヒミコ、さやか、カレン、アイーダから自分もそうなのかと次々に問い詰められての返しがこれ。
- セリフだけ見れば原作より遥かに人間関係が改善され救われていることがわかるシーンなのだが、この時のクリスは舞人とジョーの和解を見て逆ギレしていた直後な上、上記のようにロザリーとヒルダ以外のメンバーには素直に心を開いており、それを見たワタルからも「ちゃんとみんなのこと友達だと思ってるんじゃん」と本心を見抜かれ、尚もロザリーとヒルダだけ敵視する理由にアンジュの名前を挙げたことから、ベルリに「ようは(ロザリーとヒルダに対する)ヤキモチってこと?」と痛い部分を突かれてしまうわと、悲劇的な敵対シーンの筈が何だかしまらない空気になっている。
- 「何か文句があるの、男アンジュ!?」
- 同上、「エンブリヲはロザリーやヒルダと違って自分を信頼してテオドーラをくれた」と語った後「友達か…」と零したルルーシュに対して。
- 直後にルルーシュとスザクからの説得を受け、自分がエンブリヲに騙されていたことを悟る。
- こちらもシリアスなシーンのはずだが、「男アンジュ」という呼び方に吹いてしまったユーザーもいたのではないだろうか?
- 「ヒルダ! あたしの分までお願い!」
- 同上。テオドーラのミカエルモードを発動させたヒルダに対して。『V』の時とは正反対の反応である。
- ……のだが、Ν-ノーチラス号に収容されたはずなのに、何故か船外からヒルダに呼びかけている。
- なお、『V』の時とは違ってヒルダは強制出撃ではなく、この台詞を見られるのはヒルダを出撃させた場合のみ。
- 「サリアよりもアマリの方が似合うと思うけど…」
- 『X』DLC「プリティ・サリアンの冒険」女主人公ルートより。アマリが自分の趣味でサリアを魔法少女衣装にしたという誤魔化しを聞いて、「自分で着ればいいのに」と突っ込んだロザリーに続いて。
- これに対してサリアは無反応だったものの、その後アマリを魔法少女に勧誘したのはこの発言が原因だったのかもしれない。
搭乗機体
- ハウザー クリス・カスタム
- 専用機。金欠のため塗装以外はほとんどカスタマイズされていない。
- テオドーラ
- エンブリヲに与えられた専用機。遠距離戦用に調整されている。