「コロス」の版間の差分
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*『[[無敵鋼人ダイターン3]]』では[[主人公]]をはじめとする味方サイドのキャラクターデザインを塩山紀生氏が、敵である[[メガノイド]]側を小国一和(湖川友謙氏のPN)氏が、それぞれ分担して手掛けるという特異なシステムを採っている。 | *『[[無敵鋼人ダイターン3]]』では[[主人公]]をはじめとする味方サイドのキャラクターデザインを塩山紀生氏が、敵である[[メガノイド]]側を小国一和(湖川友謙氏のPN)氏が、それぞれ分担して手掛けるという特異なシステムを採っている。 | ||
*後の『[[伝説巨神イデオン]]』に於ける[[バッフ・クラン]]女性陣の雛形とも言うべき容姿を具えるコロスだが、デザイン段階で小国氏が'''眉毛を描き忘れる'''という痛恨のミスを犯してしまったにも関わらず、'''そのまま決定稿として採用されてしまった'''という有名な逸話も残している。 | *後の『[[伝説巨神イデオン]]』に於ける[[バッフ・クラン]]女性陣の雛形とも言うべき容姿を具えるコロスだが、デザイン段階で小国氏が'''眉毛を描き忘れる'''という痛恨のミスを犯してしまったにも関わらず、'''そのまま決定稿として採用されてしまった'''という有名な逸話も残している。 |
2017年2月20日 (月) 20:12時点における版
コロス | |
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外国語表記 | Koros |
登場作品 | 無敵鋼人ダイターン3 |
声優 |
信沢三恵子 松井菜桜子(SRW代役) |
デザイン | 湖川友謙(「小国一和」名義) |
種族 | 地球人(メガノイド) |
性別 | 女 |
所属 | メガノイド |
役職 | 側近 |
概要
原作ではメガボーグ化することはないが、簾型のレーザー・エッジを自在に操って戦う。
ドンを愛しており、その意思を感じ取れる唯一の人物だが、それが本当にドンの意思なのか、コロスの独断なのかは不明。その為、彼女に叛意や嫉妬の感情を隠さないコマンダーもおり、メガノイドに疑問を抱いてしまったコマンダーには必ず裏切られている。人類はメガノイドによって管理され導かれるべきと信じて疑わないが、肝心のメガノイド自身に彼女の指導力が行き渡っているとは言い難い。
破嵐万丈とは互いに因縁の間柄であり、彼のメガノイドへの憎しみを理解できずメガノイド側へと引き入れようとする。
登場作品と役柄
作品によっては、原作で見せなかったメガボーグ形態をとる事も。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- DC軍を復活させて実権を掌握し、バーム軍を引き入れてゲストの支援を受ける等暗躍、古参のあしゅら男爵などは、彼女が気に入らないらしく不平を述べていた。火星での決戦時にはゲストの指揮官用メカのライグ=ゲイオスに乗って登場。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回は究極戦車ニーベルゲンやブッターギルンに乗って登場。メガノイドの宇宙進出のための力としてビムラーやオルファンを狙う。強力なレアパーツを落とす事が多い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最終ステージ手前で強化されたアイアイに乗って出てくる。正直それほど怖い相手ではない。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- メガボーグ形態が追加された。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第1部からザ・ブーム軍などと手を組み暗躍を重ね、第3部にて火星でプレイヤー部隊と戦う。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 何度か登場するが制限HPが非常に高い為、撤退させずに撃破するのは非常に困難。シナリオ的には『ナデシコ』の参戦により、地球侵攻時の戦略に活かすべくボソンジャンプ技術の掌握を狙う、という展開が追加された。
- 本作以降、代役として松井菜桜子氏がキャスティングされている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 最初はアイアイに登場し、撃墜するとメガボーグ形態になる。かなり能力が高く、アイアイの時ですらリアルロボットなら一撃で落としてくる。さらに問題なのはこれでドン・ザウサーの前座にすぎないということである。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- ドン・ザウサーの大幅強化にともない、彼女もパワーアップ。余力を十分残しておかないとドンにはまず勝てないが、彼女も高レベルのHPと底力を有しており消耗戦は避けられない。
- スーパーロボット大戦R
- 最初は『A』と同じくアイアイに乗る。決着シナリオである「銀河に消えた男」で撃墜するとメガボーグ形態で復活するのも『A』と同じ。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- 底力L8、援護攻撃L2、援護防御L3、連携攻撃、指揮官L4、気力+(ダメージ)
- IMPACT
- 援護攻撃L4、援護防御L4、カウンターL9
- A(PORTABLE)
- 底力L8
- R
- 底力L8、援護攻撃L1、指揮L2
小隊長能力(隊長効果)
- 自軍フェイズでの攻撃力+20%
- 『第2次α』で採用。
人間関係
- ドン・ザウサー
- 主君ではあるが、人知れず「あなた」と愛しげに接する。コロスの行動原理の全て。
- 破嵐万丈
- 宿敵。互いに相容れない者同士である事を自覚しているのと同時に、その存在について奇妙な拘りをも抱いている。
他作品との人間関係
スーパー系
- リヒテル
- 『第4次』では彼に接触してバーム軍をDCに引き入れる。
- イルボラ・サロ
- 『IMPACT』ではガンドール隊殲滅の為にテレポートマシンを欲する彼の願いを了承するが、ジョウに対する私怨で計画を推し進めている事も見透かしていた模様。
- ハザード・パシャ
- 『IMPACT』では彼によって復活を遂げる。当初から彼の野心を見抜いており、メガノイドの戦力が整うまで協力体制を取っていたが、ロンド・ベル隊討伐に本腰を入れる気配の無い彼を最終的には見限った。
- パスダー
- 『第2次α』でルートによってはαナンバーズに敗北した彼と接触し、ゾンダーの力を手に入れる。
リアル系
- ミスマル・ユリカ
- 『A』で占拠した火星の極冠遺跡での総力戦で、搭乗していたアイアイを撃破された時に、メカボーグ化した際に無自覚ではあるがスタイルの良さから、スタイルの良さで自信があった筈の彼女に敗北感を覚えさせた。
- ハルカ・ミナト
- 『A』で占拠した火星の極冠遺跡での総力戦で、搭乗していたアイアイを撃破された時に、メカボーグ化した際にスタイルの良さから、同じくナデシコのクルーの中では一番スタイルが良い彼女からスリーサイズを聞かれていた。
バンプレストオリジナル
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 『第4次』では彼と会見して技術提供を受ける事になるが、ゼゼーナンの振る舞いを腹黒いと評した。
スパロボシリーズの名台詞
- 「貴方との関係はこれまで、と言いました。人間とはいえ、役に立つかと思っておりましたが…」
「メガノイドは人類の上に立つもの。人間の中でも無能な者とは関わりを持ちません」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン3C「ムーン」編開始時のシナリオデモより。ロンド・ベル殲滅に動く気配の無いハザードとの関係を打ち切り、彼を「無能」と蔑む。この台詞に、直前までメガノイドを復活させた恩義を強調していたハザードも本性を現し、激昂するが…。
- 「我らメガノイドの目的はひとつ。全人類のメガノイド化だということはご存じでしょう? ハザード=パシャ。以後は私腹を肥やすなり、地球に逃げるなり好きにしなさい」
「もっともすぐに地球もドンの支配のもとになるでしょうが…。では、ごきげんよう」 - 同上。ハザードの怒りを意に介さず、彼との通信を終える。
- 「…私はお芝居が下手なようですね…しかし万丈、あなたたちが私の罠にかかった事に変わりはないのですよ。せめて安らかに死になさい」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦編第15話「命持たぬ者たち」より。自ら囮となり、イミテーションのメガノイド基地にロンド・ベル隊を誘い込もうと画策するも、万丈にあっさりと看破された事で漏らした自嘲。
- 「ベンメルの持つコレクションの中でも、ひときわ高い攻撃力を持つロボットです。…人間が生んだ、呪われた兵器…核。我々の戦いにふさわしい余興と思いますが?」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第28話「マーズ・アタック」より。火星基地での最終決戦にて出現させたガンダム試作2号機を指して嘯く。「余興」扱いでGP-02を持ち出したコロスの戯れ事は、コウの怒りを招く事に。
搭乗機体
大半がSRWでの搭乗。
- メガボーグ・コロス
- 本人。原作ではメガボーグ化しなかったので、SRWオリジナルの設定。
- アイアイ
- 原作最終回で搭乗した戦闘機。
- 究極戦車ニーベルゲン
- ブッターギルン
余談
- 原作に「コロスは殺せない」というサブタイトルもある為に間違われ易いが、彼女の名前の由来は古代ギリシャ劇の合唱隊「コロス」(綴りはkoros。英語のchorus、いわゆるコーラスの語源)であって「殺す」ではない。
- 『無敵鋼人ダイターン3』では主人公をはじめとする味方サイドのキャラクターデザインを塩山紀生氏が、敵であるメガノイド側を小国一和(湖川友謙氏のPN)氏が、それぞれ分担して手掛けるという特異なシステムを採っている。
- 後の『伝説巨神イデオン』に於けるバッフ・クラン女性陣の雛形とも言うべき容姿を具えるコロスだが、デザイン段階で小国氏が眉毛を描き忘れるという痛恨のミスを犯してしまったにも関わらず、そのまま決定稿として採用されてしまったという有名な逸話も残している。
- 基本的にキャラクターへ愛着を抱く事の無い富野監督が、例外的に感情移入して(し過ぎて)演出を施した、極めて稀な存在でもある。