「ソフィア・ネート」の版間の差分

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== ソフィア・ネート(Sofia Nate) ==
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*役職:博士
 
*役職:博士

2015年8月11日 (火) 20:39時点における版

ソフィア・ネート(Sophia Nate)

ディバイン・クルセイダーズDC)に所属していた研究者であり、人類という種の保存計画の一つ「プロジェクト・アーク」の総責任者。元来の性格は穏やかで温和であるのだが、強い目的意識とその容姿から、冷酷でキツい性格と勘違いされやすい面もあるようである(メイガス化した彼女の場合、特にその性格が具現化されている)。また、他の科学者の大半が白衣なのに対して科学者らしくない服装であるのも特徴的なのだが、テスラ研に籍を移してもそのままである為彼女の趣味なのだろう。 過去に安西エリと共にサバイバル生活をした経験もある。 プロジェクト・アークの要となる人工冬眠施設「アースクレイドル」を建造し、またそれと並行して、アースクレイドルを管理する自立型コンピュータ「メイガス」や、アースクレイドルを半永久的に維持するために必要な自律金属細胞「マシンセル」の開発にも携わった。その後はアースクレイドル建造の協力者であったイーグレット・フェフ、アースクレイドル防衛の任を担ったゼンガー・ゾンボルトら多くの仲間と共にアースクレイドルの人工冬眠装置で眠りについた。

しかし、プロジェクト・アークはイーグレット・フェフの裏切りの前に本来の目的から脱線、またそれに地底帝国の侵攻が重なったことでアースクレイドルも大きなダメージを受け、多くの仲間も失う結果となる。その後は地球圏の防衛に少しでも尽力すべく、親友である安西エリと共にテスラ・ライヒ研究所超機人の研究を行っている。

その一方、OGシリーズでは眠りにつく以前の段階でイーグレット・フェフに利用される形となり、彼女はメイガス・ゲボのデバイスとして利用されるに止まるという憂き目を見ることに。アースクレイドルもまた、スクールメンバー及びマシンナリー・チルドレンの実験場、更にノイエDCの根拠地として利用されることとなり、本来の用途とはかけ離れたものとなってしまった。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
本作ではアンセスターの指導者「メイガス」として登場(ストーリー開始以前、ソフィアはフェフの裏切りによりアースクレイドル制御用の自立コンピュータ「メイガス」にリンクさせられており、そのため彼女の性格はメイガスの感情形成の基盤となっている)。
未来から過去へとタイムスリップして地球人類の抹殺を目論んだメイガスはプリベンターゼンガーにより倒されたが、その瞬間メイガスの中に潜んでいたソフィアの人格が覚醒。その行為の過ちをプリベンターの面々に詫び、アウルゲルミルブラックボックスを用いて未来世界の住人を元の時代へと戻した後、消滅した。ゲーム中で登場するのは、難ルートの最後だけで、その際の顔グラは悲しい表情が採用されているのだが、デフォルトの顔グラはメイガスの同様結構怖い。内部には没パイロットデータが存在し、現段階でソフィアのパイロットデータが存在するのはこの作品だけである。
第2次スーパーロボット大戦α
ゼンガー編冒頭、地下勢力であるミケーネ帝国邪魔大王国によりアースクレイドルが襲撃された際、先に目覚めたゼンガーの駆るグルンガスト参式に「参式斬艦刀」を渡し、彼女自身は力尽きたように描写された。
しかし実は邪魔大王国の一員であるククルに連れ去られており、邪魔大王国へ拉致・監禁されていた。地下勢力壊滅後は無事にその場を脱出、エンディングでゼンガーと再会することになるが、ゼンガーはククルイルイを救えなかったことへの後悔から彼女と共にいることを望まず、互いに別々の道を歩むことに。
第3次スーパーロボット大戦α
友人であり同期である安西エリらと共に「超機人」の研究者となった。その後はイカロス基地へと赴き、戦場へ赴く「銀河中心殴り込み艦隊」をビアン・ゾルダークと共に見送った。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
アースクレイドルの責任者として登場。ゼンガーに何故戦うのか、と問うイベントがある。OGシリーズではこの時がゼンガーと初対面だったようだが、この時のゼンガーとの会話がOG2への布石となる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
α外伝と同様、フェフの反乱によりノイエDCに拘束され、「メイガス」と一体化する。しかし、ゼンガーの懸命の行動によりソフィアは救われた。なお、α外伝と異なりマシンセル注入は未遂で終わった為にメイガス化は免れた(ゼンガー達がアースクレイドルに到達した際での出来事であった)。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
リメイクによる変更点はない。
スーパーロボット大戦 OG外伝
第3次αと同様に、友人である安西エリらと共に「超機人」の研究者となった。今回はゼンガーとの絡みが少ないが、次回に期待。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
アニメ化に伴い、ソフィア・ネートとして初めて声が入った。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
役所はOG2と同じ。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

メイガスの素体となった人物だけあって射撃・技量・命中・SPに秀でる。格闘・防御・回避は低め。地形適応は脅威のオールA。

精神コマンド

α外伝
ド根性(40) 必中(20) かく乱(70) 覚醒(60) (60) (90)
構成はメイガスとほぼ同じ。本当にただの科学者か疑いたくなる優秀なラインナップ。ド根性・必中・かく乱・覚醒・魂と使い勝手が非常に良いものばかりである。メイガスとの違いは最後の戦慄が愛になっている事。この愛は誰へのものだろうか。

特殊技能(特殊スキル)

α外伝
底力
メイガスの指揮官が無くなっているが、底力はそこそこ優秀。

人間関係

ゼンガー・ゾンボルト
第二次α以降では彼の「心の伴侶」(レーツェル曰く)。志を共にする仲間であり、また異性としてのソフィアに対する愛情も深い。人前では「ネート博士」と呼ぶが、二人きりの時は「ソフィア」と呼ぶ。ちなみにα外伝の資料ではゼンガーの片想いだったと記されているので、第二次α~第三次α間で頑張ったものと思われる。
イーグレット・フェフ
彼と共にアースクレイドルを建造したが、フェフの裏切りにより自律コンピュータ「メイガス」の一部となる。
メイガス
アースクレイドルの自律コンピュータ。フェフの手により、一体化。α外伝ではソフィアの影響で自我に目覚めた。
ククル
地下勢力の人間で、「邪魔大王国」の人間。ゼンガーと何度も戦ったのだが、自身の出生の秘密と、ソフィアからその心変わりを感じ取られる。最終的にはソフィアを保護し、ゼンガーとの最期の対決へと望むのだが…。
ウォーダン・ユミル
ゼンガーのクローン。メイガスを介して、ソフィアのゼンガーを想う気持ちが彼に「感情」を芽生えさせ、メイガス(ソフィア)の剣としてゼンガーと武人の誇りを賭けた対決を演じる。
安西エリ
大学時代の親友で同期。専門分野は異なるが、共に部活動でサバイバル活動を行っていた仲であり、研究その他全般に対するタフネスはその頃に培われたものである。
ビアン・ゾルダーク
ディバイン・クルセイダーズ総裁。彼と共にαナンバーズを見送った。

名台詞

「あの大災厄の後…生き残った人々が自分達の足で再び大地を踏みしめた時に…あなた達の…いえ、私達の本当の役目は終わったのです…」
「私達の使命は…ヒトという種の保存…あなたの目の前にいる者達を見てわかるように…その使命はすでに果たされているのです…」
「…さあ、もう行きましょう…この星の未来を…あなたの暴走を止めてくれた彼らに託して…」
α外伝「未来は誰のために」において。メイガスに既に人類は新たな未来を築いていることを伝える。そして最期は・・・
ゼンガー「我が剣は悪を断つ剣…。そして、あなたを守る剣でもあります」
ソフィア「その力を全ての人々に…。信じています。ゼンガー・ゾンボルト…」
ゼンガー「あなたの言葉…万の味方を得たようなものです」
第3次α「出航! 銀河殴り込み艦隊!」において。ソフィアとゼンガーの会話で、銀河中心部へと赴くゼンガーを見送り、彼自身もソフィアや皆のためのために尽くすことを誓う。レーツェルが「心の伴侶」と語ったのがこのシーンである。
ソフィア「ですが、時々思います…。人類に銀河系の一部を破壊してまで生き延びる権利があるのかと…それが運命ならばと…受け止めてしまいそうになります…」
ビアン「何もしないということは生きることを放棄することと同じだ。それは生命体の存在意義に反する」
ソフィア「はい…」
ビアン「人類に逃げ場なし…。だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」
ソフィア「ビアン総帥…」
ビアン「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄なあがきであろうと、そこには確かに生がある。最後まで人間として生きよう。それが我々の出した答えだ」
ソフィア「はい…」
ビアン(若者達よ…。その手で未来をつかみとれ…。そう…力尽くでだ…)
第3次α「出航! 銀河殴り込み艦隊!」において。逃避を選んだソフィアと、戦いを選んだビアン。図らずも方法論が違っていたが、お互い人類の未来を案じていた。