「防御」の版間の差分

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(説明を編集、追記 インフレに関してはこの数値もですが、計算式の変更が一番大きいため記述を変更、また技能の防御はα外伝にはありません)
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== 防御(反撃コマンド) ==
 
== 防御(反撃コマンド) ==
反撃時に選択可能なコマンドの一つ。反撃は行えないが、攻撃を受けた際の最終被ダメージを1/2にする([[Z]]など例外もある。また、シールド所持機体は軽減率が10%位アップすることが多い)。<br />
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反撃時に選択可能なコマンドの一つ。反撃は行えないが、攻撃を受けた際の最終被ダメージを1/2にする([[Z]]など例外もある。また、シールド所持機体は軽減率が10%位アップすることが多い)。[[援護]]導入作品では[[援護防御]]時にはこの防御状態で敵の攻撃を受けることになる。<br />「確実に1/2を保障される」点は非常に優秀だが、中盤まではともかく、後半の敵の火力インフレには焼け石に水であることも多い。
「防御(パイロット能力)」が存在しなかった[[α]]までは、敵の火力インフレが激しく機体の[[装甲]]を改造しても焼け石に水だったり、精神コマンド[[鉄壁]]等により被ダメージを10にできたりする極端なケースが多く、あまり行われなかった。[[α外伝]]以降では「防御(パイロット能力)」が登場した事により、装甲の高いユニットであればこのコマンドと併用する事が可能となってきた。
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作品によって異なるが、[[バリア]]の軽減、無効化がこの防御判定の後のダメージで計算される場合には、バリアの効果が2倍になるため非常に強力。
  
 
最近の作品では機体が盾を装備している場合、防御コマンドを選択すると必ず[[シールド防御]]が発動する。
 
最近の作品では機体が盾を装備している場合、防御コマンドを選択すると必ず[[シールド防御]]が発動する。
  
基本的に多くのシリーズでは、敵は一部を除いて防御行動を取らないことが多い。だが[[D]]など一部の作品に限っては、反撃不能な時や、こちらの次の攻撃に反撃すると破壊される状況で防御する敵ユニットが多数いる。
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基本的に敵は防御行動を取らない。例外はイベントに関係するユニットのみだが、[[D]]など一部の作品に限っては、反撃不能な時や、こちらの次の攻撃に反撃すると破壊される状況で防御する敵ユニットが多数いる。
  
 
== 防御(パイロット能力) ==
 
== 防御(パイロット能力) ==
[[スーパーロボット大戦α外伝]]で[[反応]]に代わって登場したパラメータ。ユニットの装甲にかかる係数となり、高いほど受けるダメージが減少する。本能力により[[α外伝]]以降、火力のインフレに歯止めをかける事に成功した。
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[[スーパーロボット大戦α外伝]]で[[反応]]に代わって登場したパラメータ。ユニットの装甲にかかる係数となり、高いほど受けるダメージが減少する。本能力の登場する[[α外伝]]以降、能力値と気力による火力のインフレが止まったが、この能力のおかげ、というよりはダメージ計算式の変更(攻撃側の能力値と気力の単純な乗算から、合算後に200で割ってからの乗算に変更)によるところが大きい。
  
それまでスーパー系パイロットはリアル系パイロットに比べ勝る点が少なかった([[命中]]・[[回避]]・[[反応]])が、本能力はスーパー系パイロットの方が高い傾向にある。このため、終盤になると雑魚の攻撃一発でスーパー系主力ユニットが落とされる等と言うことは少なくなった。
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それまでスーパー系パイロットはリアル系パイロットに比べ勝る点が少なかった([[命中]]・[[回避]]・[[反応]])が、本能力はスーパー系パイロットの方が高い傾向にある。このため、同じ装甲を持つユニットでも、スーパー系パイロットの乗る機体の方が硬くなり、[[底力]]も強化されたため別の強みを持つようになった。
  
 
味方パイロット側では成長タイプや初期値の都合上、Lv99でも200程度までしか成長しない。だが、殆どの敵パイロット(リアル系、スーパー系問わず)はこの能力が初期値でも異常に高く、Lv1でも大抵130以上あるため、高レベルの敵エースパイロットは大抵Lv50程度でも170~200等非常に高い。
 
味方パイロット側では成長タイプや初期値の都合上、Lv99でも200程度までしか成長しない。だが、殆どの敵パイロット(リアル系、スーパー系問わず)はこの能力が初期値でも異常に高く、Lv1でも大抵130以上あるため、高レベルの敵エースパイロットは大抵Lv50程度でも170~200等非常に高い。
  
他のパイロット能力のパラメータ同様、現在では多くの作品で[[パイロット養成]]による強化が可能。
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他のパイロット能力のパラメータ同様、現在では多くの作品で[[パイロット養成]]による強化が可能。しかし回避と違い、この数値が高くともボスや後半の敵の攻撃を無力にするレベルには至らないため、優先度は低い。無効化系バリアの発動を見込む場合には重要になりうる。
  
 
なおGBA版[[A]]では防御のパラメータが存在しないが、パイロットのレベルそのものがユニットの装甲に影響を及ぼすようになっている。
 
なおGBA版[[A]]では防御のパラメータが存在しないが、パイロットのレベルそのものがユニットの装甲に影響を及ぼすようになっている。
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== 防御(特殊技能) ==
 
== 防御(特殊技能) ==
[[COMPACT2]]、[[α外伝]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC|COMPACT for WSC]]、[[IMPACT]]、[[R]]、[[COMPACT3]]で採用。[[切り払い]]と[[シールド防御]]を統合した[[特殊技能]]。Rにおいては[[ニュータイプ]]([[強化人間]]や[[ニュータイプ (X)]]版含む)に限り[[撃ち落とし]]も含まれている。
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[[COMPACT2]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC|COMPACT for WSC]]、[[IMPACT]]、[[R]]、[[COMPACT3]]で採用。[[切り払い]]と[[シールド防御]]を統合した[[特殊技能]]。Rにおいては[[ニュータイプ]]([[強化人間]]や[[ニュータイプ (X)]]版含む)に限り[[撃ち落とし]]も含まれている。
  
 
採用作品では全て技能レベルがあり、COMPACT2・α外伝・Rは最大9。IMPACTとCOMPACT3は最大10だが、そこまで上げるには特殊技能の『[[特殊技能Lv+1]]』を追加することによる底上げが必要。
 
採用作品では全て技能レベルがあり、COMPACT2・α外伝・Rは最大9。IMPACTとCOMPACT3は最大10だが、そこまで上げるには特殊技能の『[[特殊技能Lv+1]]』を追加することによる底上げが必要。

2014年12月29日 (月) 00:30時点における版

防御(反撃コマンド)

反撃時に選択可能なコマンドの一つ。反撃は行えないが、攻撃を受けた際の最終被ダメージを1/2にする(Zなど例外もある。また、シールド所持機体は軽減率が10%位アップすることが多い)。援護導入作品では援護防御時にはこの防御状態で敵の攻撃を受けることになる。
「確実に1/2を保障される」点は非常に優秀だが、中盤まではともかく、後半の敵の火力インフレには焼け石に水であることも多い。

作品によって異なるが、バリアの軽減、無効化がこの防御判定の後のダメージで計算される場合には、バリアの効果が2倍になるため非常に強力。

最近の作品では機体が盾を装備している場合、防御コマンドを選択すると必ずシールド防御が発動する。

基本的に敵は防御行動を取らない。例外はイベントに関係するユニットのみだが、Dなど一部の作品に限っては、反撃不能な時や、こちらの次の攻撃に反撃すると破壊される状況で防御する敵ユニットが多数いる。

防御(パイロット能力)

スーパーロボット大戦α外伝反応に代わって登場したパラメータ。ユニットの装甲にかかる係数となり、高いほど受けるダメージが減少する。本能力の登場するα外伝以降、能力値と気力による火力のインフレが止まったが、この能力のおかげ、というよりはダメージ計算式の変更(攻撃側の能力値と気力の単純な乗算から、合算後に200で割ってからの乗算に変更)によるところが大きい。

それまでスーパー系パイロットはリアル系パイロットに比べ勝る点が少なかった(命中回避反応)が、本能力はスーパー系パイロットの方が高い傾向にある。このため、同じ装甲を持つユニットでも、スーパー系パイロットの乗る機体の方が硬くなり、底力も強化されたため別の強みを持つようになった。

味方パイロット側では成長タイプや初期値の都合上、Lv99でも200程度までしか成長しない。だが、殆どの敵パイロット(リアル系、スーパー系問わず)はこの能力が初期値でも異常に高く、Lv1でも大抵130以上あるため、高レベルの敵エースパイロットは大抵Lv50程度でも170~200等非常に高い。

他のパイロット能力のパラメータ同様、現在では多くの作品でパイロット養成による強化が可能。しかし回避と違い、この数値が高くともボスや後半の敵の攻撃を無力にするレベルには至らないため、優先度は低い。無効化系バリアの発動を見込む場合には重要になりうる。

なおGBA版Aでは防御のパラメータが存在しないが、パイロットのレベルそのものがユニットの装甲に影響を及ぼすようになっている。

防御が高い主なパイロット

スーパー系パイロットが高い傾向にあり、中でもマジンガー系パイロット、ゲッター3系パイロットが特に高い傾向になる。
またリアル系とされる系統のパイロットでも例外的にザブングル系のパイロットは高めに取られている。

兜甲児
剣鉄也
デューク・フリード
車弁慶
大道剴
アルテア
ジロン・アモス
ロジャー・スミス
ラッセル・バーグマン

防御(特殊技能)

COMPACT2COMPACT for WSCIMPACTRCOMPACT3で採用。切り払いシールド防御を統合した特殊技能。Rにおいてはニュータイプ強化人間ニュータイプ (X)版含む)に限り撃ち落としも含まれている。

採用作品では全て技能レベルがあり、COMPACT2・α外伝・Rは最大9。IMPACTとCOMPACT3は最大10だが、そこまで上げるには特殊技能の『特殊技能Lv+1』を追加することによる底上げが必要。

Zではブロッキングに名称が変更された。こちらは発動率が共に自分と敵の技量差に依存するようになり、技能レベルも廃止されている。

スーパーロボット大戦IMPACT

技能レベルが高いほど、切り払いの発生確率とシールド防御のダメージ軽減値が上昇する。軽減値は固定。

同作ではシールドに耐久力ダメージ軽減値とは別)が設定されている。被ダメージ時に防御技能があり、かつシールド耐久力が残っていれば必ずシールド防御が発生する。耐久力はユニットごとに異なり、改造で増加させることもできる。装甲の改造より安上がりで効果も大きいが、フル改造ボーナスの改造対象項目からは除外されている。

切り払いの発生確率

計算式 備考
技能Lv/(14+α) α:味方0、中立2、敵10


シールド防御のダメージ軽減値

  • ダメージを受けると耐久力が1減少。被ダメージ0の場合は減少しない。
  • 耐久力が0になるとシールド防御が発動しなくなる。
技能Lv 軽減値
1 500
2 600
3 700
4 800
5 900
6 1000
7 1050
8 1100
9 1150
10 1200

スーパーロボット大戦R

技能レベルが高いほど、切り払いシールド防御撃ち落とし(撃ち落としはNT系か強化人間系のみ)の発生確率と、シールド防御のダメージ軽減率が上昇する。

発生確率

味方時の計算式。敵の場合は、表での算出値より確率が半減する。

防御技能 通常 ニュータイプ系 強化人間系
切り払い 技能Lv/14 技能Lv/14 技能Lv/16
撃ち落とし - 技能Lv/12 技能Lv/14
シールド防御 技能Lv/12 技能Lv/16 技能Lv/18


シールド防御のダメージ軽減率

パーセンテージ制。どのキャラや機体も軽減率は一定。

技能Lv 軽減率
1 53%
2 55%
3 58%
4 60%
5 63%
6 65%
7 68%
8 70%
9 75%

主なパイロット

バーナード・ワイズマン
いち早くLv9まで上昇。IMPACTMSが意外と避けないので、高Lvの防御と装甲を弄るほうが落ちない。
破嵐万丈
少し装甲を弄って気力を上げれば「ダイターン・ファン、出ろ!」で雑魚の攻撃はダメージ0。
アナベル・ガトー
ガンダム試作2号機搭乗時は、剣と盾持ちのため撃破に苦労する。

MXとIMPACTの防御系技能の関係

スーパーロボット大戦MXでは切り払いとシールド防御の技能が分かれているが、切り払いの発生確率やシールドの仕組みはIMPACTの防御(特殊技能)と同じ。

ただしMXでは、武器属性に『シールド貫通』が追加されている。この属性を持つ武器は盾のダメージ軽減値を半減して計算し、ダメージと無関係にシールド耐久力を-1する。シールド貫通武器でシールドの軽減値を超えたダメージを与えた場合、耐久力減少値も重複して-2される。

リンク