「あしゅら男爵」を編集中
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− | + | == あしゅら男爵(Baron Ashura) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] | |
− | + | **[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | |
− | + | **[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]] | |
− | * | + | **[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]] |
− | * | + | **[[真マジンガー 衝撃! Z編]] |
− | * | + | *[[声優]] |
− | * | + | **柴田秀勝(男)、北浜晴子(女)[マジンガーZ・マジンカイザー] |
− | * | + | **石飛幸治(男)、山像かおり(女)[真マジンガー] |
− | + | *種族:[[人造人間]](元・古代ミケーネ人) | |
− | + | *性別:男 / 女 | |
− | + | *所属:[[Dr.ヘル一派]] | |
− | + | *役職:鉄仮面軍団・指揮官 | |
− | + | *称号:男爵 | |
− | + | <!-- *キャラクターデザイン: --> | |
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− | + | [[Dr.ヘル]]配下の[[鉄仮面]]軍団を率いる大幹部。Dr.ヘルが[[バードス島]]の遺跡から発掘したミケーネの貴族夫婦のミイラを縫合し、1体の[[人造人間]]として復活させたものであり、体の右半分は女性、左半分は男性となっている(但しこの設定は放送中に作られた後付けで、さらに漫画『マジンカイザー 新魔神伝説』ではDNAの段階で組み合わせているという設定になっていた)。<br />劇中では、基本的に体の右側が映っているときは女の声で、左側が映っているときは男の声で、両方が映っているときは男女両方の声で同時に話すという演出がなされた。変身能力を持ち、ヘルより授かったバードスの杖は[[機械獣]]を操るだけでなく、破壊光線を出せる。 | |
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− | + | 機械獣による[[光子力研究所]]の攻撃や[[兜甲児]]の[[暗殺]]を頻繁に実行するが、ことごとく失敗し、毎回Dr.ヘルの叱責を受けることになる。そのときの台詞'''「お許し下さい、Dr.ヘル」'''は定番であった。そればかりか中盤以降になると、同僚の[[ブロッケン伯爵]]からは無能扱いされ、協力者の[[ゴーゴン大公]]にはアゴで使われと、終生人間関係に苦しむこととなる。しかし、最後の戦いの際はその心意気を感じ取ったゴーゴンも加勢しており、結果として[[マジンガーZ]]に勝つことは遂に叶わなかったものの、その死には冷酷なヘルも涙を流し、あしゅらの像を作った。<br /> | |
− | [[ | + | その正体と顛末は、団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』で語られている。 |
− | + | なお、彼(または彼女)の'''下半身'''が一体どうなっているのかは、ファンの間で永遠の謎とされている。 | |
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=== OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』 === | === OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』 === | ||
− | Dr. | + | Dr.ヘルの部下、主たる幹部として登場している(ブロッケン他の幹部は出ていない)。マジンガーZを奪い[[あしゅらマジンガー]]に改造したり、[[弓弦之助|弓教授]]に化けて[[光子力研究所]]に潜入などするが、[[マジンカイザー]]にことごとく敗れる。最後には[[地獄王ゴードン]]と一体化して決戦に挑むも敗れ、その命を落とす。TV・OVAともに死ぬときは決死の覚悟で挑み敗れている。 |
− | + | なおOVA第1話では実質マジンガーZに乗るうえに技名を叫びまくる彼を見ることができる。 | |
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=== 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』 === | === 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』 === | ||
− | [[ミケーネ帝国 | + | [[ミケーネ帝国]]の巫女であり夫婦であるトリスタンとイゾルデの腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、もう一人の主役といっても過言ではない。生身でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない'''「かっこいいあしゅら男爵」'''の姿を視聴者に見せ付けた。 |
− | + | 終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をヘルが薬品で腐らせ、後からやって来たつばさに治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。最終的には記憶を取り戻したことでヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を断てない」という暗示を逃れて自害することであり、この結果、ゴードンという対応策がなくなった状態の所に[[暗黒大将軍]]をはじめとするミケーネの面々が姿を現し、世界は最悪の事態を迎えることとなった。 | |
=== 永井豪の漫画版 === | === 永井豪の漫画版 === | ||
− | 週刊少年ジャンプ連載時では、当初は「謎の軍団の首魁」として登場し、機械獣が敗れると総統Dr. | + | 週刊少年ジャンプ連載時では、当初は「謎の軍団の首魁」として登場し、機械獣が敗れると総統Dr.ヘルの指示を仰ぎ、マジンガーZ攻略を命じられる。<br /> |
+ | 最終決戦で[[海底要塞ブード]]に座乗するが、制御不能になったブロッケンの[[飛行要塞グール]]と激突し、共に海の藻屑となる。 | ||
− | + | テレビマガジン連載時では、当初は専用の機械獣を「プレゼント」として与えられたりと扱いが良かったが、[[ゴーゴン大公]]に親書を届けて以来、出番が無くなる。そして、ピグマン子爵初登場の回では、既に死亡したことになっていた。 | |
+ | |||
+ | 大部分の単行本では、週刊少年ジャンプでの結末を採用している。 | ||
=== 桜多吾作版 === | === 桜多吾作版 === | ||
− | + | 前半はTV版では仕切った作戦をブロッケン伯爵に取って代わられたりと微妙に扱いが悪い。<br /> | |
+ | 後半でもまた、海底要塞ブードを用いてブロッケンをフォローするという地味な仕事をこなす。その一方、地球人食料化を目論む異次元魚人チップカモイをペテンにかける、といった活躍もあった。<br /> | ||
+ | 最終的には、超兵器を手中に収めDr.ヘルにも反旗を翻すが、あえなく死亡した。 | ||
− | == | + | === スパロボシリーズにおいて === |
− | + | スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのはあしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。TV版における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、[[α]]でようやくTV版の最期が再現された。 | |
− | + | OVA版設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]など搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。 | |
− | + | == 登場作品と役柄 == | |
+ | === [[旧シリーズ]] === | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] | ||
+ | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。2度登場するが戦えるのはシナリオ「ラストバタリオン再び」のみ。残りは[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を[[飛行要塞グール|グール]]でさらったりする他、CB版では[[アブドラU6]]に乗り込み[[ローレライ]]をホワイトベース隊と戦うようしむける。 | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | ||
+ | :[[第2次]]では[[ドズル・ザビ|ドズル]]と同格であり、彼を怒鳴りつけていたが、本作では格下であり「ドズル閣下」と呼んでいる。 | ||
+ | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] | ||
+ | :[[マジンガー]]系の敵役では一番出番が多い。<br />序盤の宇宙ステージでシャアの[[ジオング]]と共に機械獣[[アブドラU6]]を駆って[[DC]]前線基地の防衛をしているのが印象深い。本作から[[海底要塞ブード|ブード]]も登場。[[デューク・フリード]]が弟の仇と[[ナイーダ]]を騙し、彼女をけしかけたりもしてくる。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦EX]] | ||
+ | :1シナリオのみ、マサキの章で戦う事になる。今回もグールに乗艦している。カークス軍所属の[[ラテル・アクロス]]達の援軍に現れたので、カークス軍に拾われたのだろうか? そこら辺は言及されてないが、[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章でリューネと共闘していたりすれば面白かったのに。 | ||
+ | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
+ | :DC残党に所属。「あしゅら男爵の最期」で基地と共に[[ロンド・ベル]]を道連れにしようとして死亡する。しかし、そのステージ冒頭では'''[[ジェリド・メサ|「汚名を挽回するのだ!」]]'''と発言して[[破嵐万丈|万丈]]に突っ込まれるという、なんとも格好のつかないやり取りも。なお[[キャラクター事典]]で「海の底に眠る」と表記されているが、おそらく漫画版の方とごっちゃになったと思われる。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦F]] | ||
+ | :なんとスーパー系第1話で[[ゲッタードラゴン]]に乗って登場する。以降はずっとグールに乗り、[[デビルガンダム]]再生のために雑用もとい暗躍する。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ||
+ | :[[ブロッケン伯爵]]よりも長生きするが、散り際は至って普通。出番が少なく、中盤のルート選択で地上を選ばないと最期も拝めない上に、スーパー系でないと会わない可能性がある。 | ||
− | === | + | === COMPACTシリーズ === |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] | |
− | ; | + | :シーン2で何度か戦う。シーン1開始前、ジャブローを襲撃するが標的の[[ロンド・ベル]]隊は[[バイストン・ウェル]]に行ってしまう。彼ら不在の間、連邦軍やジオン軍を相手に地上で暴れていた。[[ミケーネ帝国]]や[[妖魔帝国]]と共闘していたのかは不明。乗機は[[飛行要塞グール|グール]]。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] | |
− | : | + | :シーン1で一度だけ戦う。特に目立った活躍もなく、気の利いた能力でもないが、何故か敵パイロットの中で獲得EXPが一番高くなっている。乗機は[[飛行要塞グール|グール]]。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] | |
− | + | :シーン3で一度だけ戦う。タイトル「爵位を持つ者たち」と、彼と同僚の[[ブロッケン伯爵]]主役ステージである。本人はそこまで悪くないがグールが弱いため攻略本に『現金輸送車の運転手』とまで書かれてしまっている。 | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | + | :第1部と第3部にそれぞれ1度ずつ登場する。第1部で撃墜を狙う場合、[[飛行要塞グール|グール]]の装甲が厚くHPも高いため苦戦必至。 | |
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− | + | === [[αシリーズ]] === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない[[兜甲児]]を殺そうとしたり、すぐ後の話では[[マ・クベ]]と何か取引していた(ルートによっては、ここで受け取った物が[[ドラゴノザウルス]]と判明する)。しかし、最後は原作通り脱走し[[ロンド・ベル]]に決戦を挑み戦死する。今作では1度[[無敵戦艦ダイ]]に搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。 |
− | + | :なお、彼のまぬけぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで[[光子力研究所]]に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ[[光子力研究所]]を破壊できていた可能性は充分にあった。 | |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
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− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | :中盤、[[熟練度]] | + | :中盤、[[熟練度]]が一定より低いとシナリオが分岐するが、熟練度の低いルートを通ると[[ジェットファイアーP1]]に怨念が憑依して登場する。 |
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+ | === [[Zシリーズ]] === | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]] | ||
+ | :『真マジンガー』設定で登場。原作再現とはいえ'''[[生身ユニット]]として登場、おまけに専用の[[カットイン]]まで用意されている。'''イベント戦闘ではあるものの、優遇されているといっても過言ではないだろう。この生身ユニットはイベント戦闘を前提としているためか、なんと撃墜モーションが存在しない。その後は[[機械獣]]の付き添いとしてのセリフで度々登場し、最後はルート別のボスとして[[海底要塞サルード]]に乗り込む。 | ||
+ | :ちなみに、[[ZEUTH]]のメンバーは[[兜甲児|自分達の知る甲児]]達から「Z」における彼を含めた機械獣軍団の存在を知らされていなかったらしく(同じ世界の出身である筈のカミーユも特に知っていたような反応は見せていないが、前作の冒頭が新兵時代なので無理もない)、初対面の時に男女が半分で1つになっているその異様な姿を見て驚愕している。様々な事象に詳しいようだが、何故か忘れている描写が目立つ。 | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] | ||
+ | :原作と違い、ミケーネの記憶を取り戻したのは[[ケドラ]]ではなく[[ガイオウ]]がきっかけに。終盤、[[地獄王ゴードン]]の次元発生装置を破壊するために戦闘デモ→[[援護攻撃]]で[[マジンガーZ]]が攻撃するという今までの[[スパロボ]]では考えられない組み合わせがあるが、この時の戦闘デモは頭身の都合上か'''生身のあしゅらが地獄王ゴードンの股間を執拗に攻撃する'''というある意味痛々しいもので、[[Dr.ヘル]]に対する積年の恨みを垣間見ることが出来る。なお、この戦闘デモは破界篇で使われたものではなく新規のもの。 | ||
+ | :なお、今回は他作品との兼ね合いか[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]の仲間を復活させず、どこかへ逃げ去ってしまう。本作では破界篇にはなかった撃墜モーション([[ピグマン子爵]]と同様のモーション)が追加されたが、今作もイベント戦闘でしか生身ユニットとしての登場はないため実質没データになっている。 | ||
+ | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
+ | :新たに誕生した多元世界で暗躍。ミケーネの神々を復活させるべく準備を行いながら、復元した機械獣軍団で甲児達に襲い掛かる。旧ZEUTH・ZEXISの面々がなくした記憶については完全に保持している模様。最期は原作同様に自害し、[[ミケーネ神]]を復活させた。 | ||
− | === | + | === 携帯機シリーズ === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | + | :OVA版設定。[[ガウルン]]と手を組み、甲児やさやか達ごと[[陣代高校]]の生徒を拉致する事になる。あまり有能とは言えず[[ガウルン]]からは頭の悪い化け物呼ばわりされた挙げ句自身の計画の踏み台にされ、しかもその後せっかく拉致した人質を陽動作戦に引っかかってあっさり奪還されるという失態を演じる。だが、Drヘルサイドにはあしゅら男爵しか指揮官が登場していないので何度も顔を合わせることになる。 | |
− | + | :最後は地獄王ゴードンと合体して現れて[[マジンカイザー]]と戦い、身を挺してかばった[[グレートマジンガー]]を撃破する成果を上げるも、カイザースクランダーを装備して完全版になったマジンカイザーのファイナルカイザーブレードを食らい爆発四散した。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] | |
− | : | + | :OVA版設定。さやかを人質に仲間と戦わせる、という原作よりもきちんとした策で[[マジンガーZ]]を破壊した。その後[[光子力研究所]]を攻めたが、正気に戻った甲児&鉄也のダブルマジンガーコンビに叩き落とされた(アリアの印象が強すぎてあまり触れられないが、この時甲児を正気に戻すイベントを発生させる(カイザーのHPを一定値以下にする)まで無限復活するため、稼ぎに使えたりする)。 |
− | + | :最後は原作通りと思いきや、最終話直前に[[ラウ・ル・クルーゼ]]や、[[シンクライン皇太子]]と共に出てくる。[[ガルラ大帝国|ガルラ]]との同盟は危険であると進言する(ただし却下された)など知的な部分も見ることができるが、皮肉にも最後は再び彼らと共闘した。弓教授に変装したが成り行きでミス一番星コンテストに参加させられたり、[[ボン太くん]]に叩きのめされるなど、普段通りの間抜けな演出も目立つ。 | |
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− | + | === Scramble Commanderシリーズ === | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
:[[暗黒大将軍]]の部下として登場。[[ソーディアン]]の破片より、[[フラグメント]]を作り出す。 | :[[暗黒大将軍]]の部下として登場。[[ソーディアン]]の破片より、[[フラグメント]]を作り出す。 | ||
− | === | + | === 単独作品 === |
− | ; | + | ;[[新スーパーロボット大戦]] |
− | + | :初めて声付きになった。後のシリーズのように、エコーはない。[[月|月面]]で登場する。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]] | |
− | + | :初めてOVA版設定で登場。音声も久々の新規収録。[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]も登場した。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦XO]] | |
− | + | :OVA版設定。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | |
− | + | :OVA版と真マジンガー版のあしゅら男爵が登場する。OVA版は原作通り[[地獄王ゴードン]]と一体化するが、[[アークエンジェル隊]]に敗れて戦死。 | |
− | + | :真マジンガー版は原作通りの行動をしたあと、[[カイルス]]と同行するが、真の目的は3人の歌姫によるフォールドが極限に高まった時にミケーネの神々を呼び寄せることであった。 | |
− | + | <!-- == パイロットステータス設定の傾向 == --> | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[Dr.ヘル]] | ;[[Dr.ヘル]] | ||
− | :上司。 | + | :上司。[[W]]では、Dr.ヘルの正確な死の描写が無い事を逆手にとって決戦後も実は生きていたということになっており、あしゅらもヘルから直してもらっている。 |
− | + | :桜多吾作の漫画版では彼から離反し、独自勢力で世界征服を狙った。 | |
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;[[ブロッケン伯爵]] | ;[[ブロッケン伯爵]] | ||
− | : | + | :同僚。犬猿の仲。 |
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;[[ピグマン子爵]] | ;[[ピグマン子爵]] | ||
:同僚その2。原作ではあしゅらの死後に登場したため、対面するシーンは無い。ただしTV版、永井豪版、桜多吾作版にて、あしゅら男爵を題材にした幻覚を用いていた。 | :同僚その2。原作ではあしゅらの死後に登場したため、対面するシーンは無い。ただしTV版、永井豪版、桜多吾作版にて、あしゅら男爵を題材にした幻覚を用いていた。 | ||
:真マジンガー版では最初から登場しているため、あしゅらとも顔なじみ。 | :真マジンガー版では最初から登場しているため、あしゅらとも顔なじみ。 | ||
;[[ゴーゴン大公]] | ;[[ゴーゴン大公]] | ||
− | :最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、[[妖機械獣]]を「盗んでいけ」と言って与えている。 | + | :最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、[[妖機械獣]]を「盗んでいけ」と言って与えている。[[α]]では途中で援軍(数体の[[戦闘獣]])を送っている。 |
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;[[鉄仮面]] | ;[[鉄仮面]] | ||
− | : | + | :[[Dr.ヘル一派]]の[[サイボーグ]]兵士で、あしゅらの直属の部下。 |
;[[ローレライ]] | ;[[ローレライ]] | ||
− | : | + | :シュトロハイム博士の「娘」。「父の仇」として怨まれる。 |
− | : | + | :CB版『第2次』ではDCにおける部下。特に怨みは買っていない様子。 |
− | ;[[兜甲児]] | + | ;[[兜甲児]] |
:宿敵。彼によって毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられるハメになる。 | :宿敵。彼によって毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられるハメになる。 | ||
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;[[トリスタン (マジンガー)|トリスタン]]、[[イゾルデ]] | ;[[トリスタン (マジンガー)|トリスタン]]、[[イゾルデ]] | ||
− | : | + | :『真マジンガー』にて登場したミケーネの神官と巫女の夫婦にして自身の半身。 |
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− | == | + | == 他作品の人間関係 == |
=== ダイナミック系 === | === ダイナミック系 === | ||
;[[闇の帝王]] | ;[[闇の帝王]] | ||
− | :母国の元首。 | + | :母国の元首。<br />団龍彦の小説作品では部下だったが、後に反逆する事に。 |
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;[[地獄大元帥]] | ;[[地獄大元帥]] | ||
− | :『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』における[[Dr.ヘル]]本人。[[ | + | :『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』における[[Dr.ヘル]]本人。[[IMPACT]]では上司。<br />桜多吾作版では、反逆した事を根に持たれ、「無能な部下」呼ばわりされる。 |
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;[[暗黒大将軍]] | ;[[暗黒大将軍]] | ||
− | : | + | :[[SC]]では上司。 |
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;[[ナイーダ]] | ;[[ナイーダ]] | ||
− | : | + | :[[第3次]]では部下。弟を失った憎しみを利用して[[ロンド・ベル]]隊にぶつけようとし、過去にはあしゅら自身に反抗的であった彼女の弟を洗脳していたりしていた。 |
;[[ゲッターチーム]] | ;[[ゲッターチーム]] | ||
:スパロボでは甲児達マジンガー勢に次ぐ仇敵であり、度々激突している。 | :スパロボでは甲児達マジンガー勢に次ぐ仇敵であり、度々激突している。 | ||
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[破嵐万丈]] | ;[[破嵐万丈]] | ||
− | : | + | :[[第4次]]で[[ジェリド・メサ|「汚名挽回」]]と言ってしまったが為、彼に突っ込まれてしまう。 |
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;[[プリンス・シャーキン]] | ;[[プリンス・シャーキン]] | ||
− | : | + | :旧シリーズでは同僚。[[α外伝]]ではルート次第で彼と共に敵として登場する。 |
;[[リヒテル]] | ;[[リヒテル]] | ||
− | : | + | :[[第4次]]では同じDC所属であるが波長は合わず、正々堂々と[[早乙女研究所]]に襲撃予告したリヒテルに呆れ、「愚劣な[[騎士道精神]]かぶれ」と批判した。<br />…リヒテルとあしゅら男爵を「軍の[[指揮官]]」として考えた場合、この一件ではあしゅら男爵の方に分がある。 |
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;[[耐爬]] | ;[[耐爬]] | ||
− | : | + | :[[J]]にて共闘。 |
;[[サダック]] | ;[[サダック]] | ||
− | : | + | :[[W]]ではあしゅらが失敗続きで一度投獄された際、彼に助け出される。しかし、彼が自分を捨て駒にしてDr.ヘルを利用しようとしている事を看破して、すぐに粛清した。 |
;[[ホネルバ]] | ;[[ホネルバ]] | ||
− | : | + | :[[W]]ではいち早く裏切りに気付き、あしゅらは彼女を撃退してDr.ヘルへの忠誠を見せ付けた。 |
;[[マーグ]]、[[ロゼ]] | ;[[マーグ]]、[[ロゼ]] | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]中盤で[[ギシン星人]]との協力関係に基づき、彼らの援護に[[ゴーストファイアーV9]]を送り込む。 |
;[[ギミー・アダイ]]、[[ダリー・アダイ]] | ;[[ギミー・アダイ]]、[[ダリー・アダイ]] | ||
− | : | + | :第2次Z破界篇では自身の姿がトラウマになっていた模様で、再世篇で成長した時でもそのトラウマは残っていた。 |
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[シャア・アズナブル]] | ;[[シャア・アズナブル]] | ||
− | :旧シリーズでは、同じ[[ | + | :旧シリーズでは、同じ[[DC]]所属の同僚だった。ちなみに彼も鉄仮面をつけている。<br />『新』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。[[スペースコロニー]]を占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。 |
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;[[ドズル・ザビ]] | ;[[ドズル・ザビ]] | ||
− | : | + | :旧シリーズでは同僚。FC版『第2次』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルのほうが格上になる。 |
;[[マ・クベ]] | ;[[マ・クベ]] | ||
− | : | + | :[[α]]では彼から[[ドラゴノザウルス]]を受け取った。 |
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
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:あしゅらは彼女のギャグに大笑いする。 | :あしゅらは彼女のギャグに大笑いする。 | ||
;[[ミスマル・ユリカ]] | ;[[ミスマル・ユリカ]] | ||
− | : | + | :あしゅらには彼女が非常に艦長らしくない女性に見えるらしく、[[W]]ではミス一番星コンテストにて彼女に票を入れた。 |
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;[[ガウルン]] | ;[[ガウルン]] | ||
− | : | + | :[[J]]にて共闘。影では彼に化け物呼ばわりされていた。 |
;[[ボン太くん]] | ;[[ボン太くん]] | ||
− | : | + | :[[W]]では彼にコテンパンにされ、本気で彼のことを恐れるように。更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の[[鉄仮面]]に突っ込みを受けている。律儀に「くん」付けしている。 |
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− | === | + | === バンプレストオリジナル === |
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;[[ミオ・サスガ]] | ;[[ミオ・サスガ]] | ||
− | : | + | :[[EX]]で「ギャフン」という言葉を使った際、彼女に突っ込まれるハメに。 |
;[[ガイオウ]] | ;[[ガイオウ]] | ||
− | : | + | :トリスタン、イゾルデだった時代に共に戦った。 |
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+ | == 名台詞 == | ||
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=== マジンガーZ === | === マジンガーZ === | ||
− | ;女「やっと着いたか」<br /> | + | ;女「やっと着いたか」<br />男「尾(つ)けられていないだろうな?」<br />男「よろしい」<br />男女「久しぶりにDr.ヘルにお目通りするとするか」:『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』全体で初のセリフ。配下の[[鉄仮面]]とのやり取りで、横からのアングルがふりむきざまに女と男が切り替わり、最後に全体を見せることで、あしゅらの特徴を一通り表現している。 |
− | :『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | + | ;「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ!こうしてくれる!」 |
− | + | :12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。 | |
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− | ;「ふふふふふ、あはははは。やいDr. | ||
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;「お許しください、Dr.ヘル」 | ;「お許しください、Dr.ヘル」 | ||
− | :[[Dr.ヘル]] | + | :[[Dr.ヘル]]からお仕置きを受けた際によく言う。撃墜された時にもよく言う。あしゅら男爵を代表する有名な名(迷)台詞。 |
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;「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」 | ;「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」 | ||
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。 | :劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。 | ||
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;「…Dr.ヘルに伝えて下さい…あしゅらは、最期まで勇敢に戦ったと…!」 | ;「…Dr.ヘルに伝えて下さい…あしゅらは、最期まで勇敢に戦ったと…!」 | ||
− | : | + | :[[マジンガー]]に最後の勝負を挑み、[[ゴーゴン大公|ゴーゴン]]に託した遺言。 |
;「なぜだブロッケン!」 | ;「なぜだブロッケン!」 | ||
:漫画版のいまわの際の台詞。[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]を責めているが、この時グールはコントロール不能にされたため不可抗力ではあった。 | :漫画版のいまわの際の台詞。[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]を責めているが、この時グールはコントロール不能にされたため不可抗力ではあった。 | ||
− | ; | + | ;「いつもいつもばかにしくさる くそじじいに首なしやろうめ みているがいい! 世界征服くらい このわしひとりでもできることを とくとみせてやる!」<br />「ふん なにをぬかすか くそじじいめが オレは日本だけじゃない 世界を相手にするのだ」<br />「ははは くそじじいめいいざまだぜ このあしゅらさまが世界征服するのを指をくわえてみているがいい」 |
:桜多吾作版で独自の地球征服計画「RI計画」を遂行中の、さらにはマジンガーZを強奪しDr.ヘルに叛旗を翻した時の台詞。テレビ版での不遇な扱いの数々が嘘のような格好良さである。 | :桜多吾作版で独自の地球征服計画「RI計画」を遂行中の、さらにはマジンガーZを強奪しDr.ヘルに叛旗を翻した時の台詞。テレビ版での不遇な扱いの数々が嘘のような格好良さである。 | ||
− | ; | + | ;「悪事…だと きさま なんべん言ったらわかるんだ 良いとか悪いとかはなんできまる いや だれが決めたんだ 人間だ! 人間が決めたんだぞ!! 自分の身を守る事もできぬ 一部のよわ~いふぬけ共が唱えたセリフが 正義と平和だ!! だが本当はちがう!! 太古の昔から 生き物は強いものが生き残り弱いものを滅ぼし 子孫を残してきた そこには正義も悪も無い ただ強ければ生き 弱ければ死ぬって事なのさ 強くなければ生き残れない それがこの地球のおきてなんだよ ふふ…たしかに正義の味方…平和を守る…なんていうのは聞こえはいい だけど それで腹がふくれるかい…一円の得にだってなりゃしねーじゃねーか あげくのはてが 一生懸命やりすぎて学校らくだいだ! (ははははは)ざまあねーよ」 |
:上記のマジンガーZ強奪時に付いて来た兜甲児に、自身への協力を否定された際の台詞。これはこれで、この現実の確かな一面を示す名言であろう。 | :上記のマジンガーZ強奪時に付いて来た兜甲児に、自身への協力を否定された際の台詞。これはこれで、この現実の確かな一面を示す名言であろう。 | ||
− | ; | + | ;「く…兜め わしにさからうとは そんなに貧乏したいのか」<br />「か…兜よ 抵抗するのか わしに降伏するよりは死をえらぶというのか」<br />「や…やめろ おねがいだ やめてくれ」 |
− | : | + | :「最後の最後まで望みを捨てない」マジンガーZと兜甲児にRI計画の基地を破壊される際の台詞。悪役の宿命とは言え、これまでの苦労と本編でのハジけ振りを鑑みると一抹の物悲しさの漂う結末である。 |
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=== 真マジンガー 衝撃! Z編 === | === 真マジンガー 衝撃! Z編 === | ||
;女「あぁ…可笑しいな。不思議な事に笑いがこみ上げてくる…」<br />男「本当だ…笑いが止まらんよ…」<br />「何故なら、あれは確かに神であり、悪魔でもある…」<br />「そして同時に我等の仇…まさか…まさかこんな所で出会うとは!」<br />「数千年の時を超え、待ち望んでいた我等が仇との再会…!」<br />「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」<br />男「待っていろぉぉ!」<br />女「待っていろぉぉ!」<br />「ゼウスゥゥゥゥッ!!」 | ;女「あぁ…可笑しいな。不思議な事に笑いがこみ上げてくる…」<br />男「本当だ…笑いが止まらんよ…」<br />「何故なら、あれは確かに神であり、悪魔でもある…」<br />「そして同時に我等の仇…まさか…まさかこんな所で出会うとは!」<br />「数千年の時を超え、待ち望んでいた我等が仇との再会…!」<br />「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」<br />男「待っていろぉぉ!」<br />女「待っていろぉぉ!」<br />「ゼウスゥゥゥゥッ!!」 | ||
− | : | + | :「真」にて、[[マジンガーZ]]の起動を目の当たりにして。[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]と同じくその目には「神」の姿がオーバーラップしていた。この後、要塞のガラスを突き破り、一気に海上へ浮上。そのまま水上を[[十傑集]]よろしく疾走するという[[今川作品]]ではお馴染みの演出が炸裂する。 |
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:怒涛の人外っぷりを遺憾なく発揮したあしゅら男爵には、度肝を抜かされた視聴者もいただろう。 | :怒涛の人外っぷりを遺憾なく発揮したあしゅら男爵には、度肝を抜かされた視聴者もいただろう。 | ||
;男「さて…いよいよアレを試してみるか…!」<br />女「よし…! 一度やってみたかったのよ!」<br />「パイルダァァ・オォーン!」 | ;男「さて…いよいよアレを試してみるか…!」<br />女「よし…! 一度やってみたかったのよ!」<br />「パイルダァァ・オォーン!」 | ||
− | :自身の策により甲児とさやかを捕らえ、マジンガーも鹵獲する事に成功。 | + | :自身の策により甲児とさやかを捕らえ、マジンガーも鹵獲する事に成功。<br />その後、パイルダーを操縦し、パイルダー・オンまでしようとするが『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』の時とは違い、見事失敗するのであった。<br />ちなみに、第2次Z破界篇ではパイルダーの事を'''「ちょっと可愛い」'''と発言している。 |
− | + | ;男「面白くない…!」<br />女「こんな物二度と乗ってやるもんか!」<br /> | |
− | ;男「面白くない…!」<br />女「こんな物二度と乗ってやるもんか!」 | ||
:上記の台詞の後、念願のパイルダー・オンを試みるも失敗し、憤慨して。清々しいまでの手のひら返しである。 | :上記の台詞の後、念願のパイルダー・オンを試みるも失敗し、憤慨して。清々しいまでの手のひら返しである。 | ||
:よほど腹に据えかねたのか、格納庫を後にする際'''「兜甲児の操縦するものにロクなものはない!」'''とぼやいていた。 | :よほど腹に据えかねたのか、格納庫を後にする際'''「兜甲児の操縦するものにロクなものはない!」'''とぼやいていた。 | ||
;「やあ諸君、とうとうここまでわたくしの話を見てしまいましたねえ」<br />男「わたくしことあしゅら男爵がDr.ヘルによって蘇らせられた時からこの『地獄』、いや! 新しい世界が待ち受けていたように『あなた』にも!」<br />女「そう、ここまであしゅら男爵の物語を今まで読んだり見たりした『あなた』にも、これから新しい『マジンガーZ』の世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…」<br />男「誰よりもわたくし自身が参加するのです」<br />「なぜなら、これから待ち受ける新しい『マジンガーZ』の世界こそ……」 | ;「やあ諸君、とうとうここまでわたくしの話を見てしまいましたねえ」<br />男「わたくしことあしゅら男爵がDr.ヘルによって蘇らせられた時からこの『地獄』、いや! 新しい世界が待ち受けていたように『あなた』にも!」<br />女「そう、ここまであしゅら男爵の物語を今まで読んだり見たりした『あなた』にも、これから新しい『マジンガーZ』の世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…」<br />男「誰よりもわたくし自身が参加するのです」<br />「なぜなら、これから待ち受ける新しい『マジンガーZ』の世界こそ……」 | ||
− | : | + | :第16話冒頭におけるモノローグ。元ネタは漫画『デビルマン』第3巻の不動明のモノローグから。この際、原作漫画の映像がフェードアウトする演出がとられるメタ的な手法がとられた。 |
− | + | ;トリスタン「感謝するぞ、錦織つばさ。我らを一人にしてくれたことを!」<br />イゾルデ「そのおかげで、儀式に必要な捧げ物はこの手に!」<br />あしゅら「それこそ、私達二人の自決の血! さぁ甦れ……ミケーネの神々よぉぉぉぉっ!!」 | |
− | + | :最終話においてスタッフロールが流れる中、[[ゴーゴン大公]]を立会人に血の儀式を決行した際の台詞。神官と巫女の血を受けて封印は解かれ、七大将軍が、[[7つの軍団|七つの軍団]]が地上に現れる。そして、最後に現れた[[暗黒大将軍]]が、抜き払う剣に倒れたマジンガーZを映しつつ富士山を横薙ぎに両断する……という場面で「衝撃!Z編」は幕を閉じる。 | |
− | ; | + | :なお、この時あしゅらが自決に使った方法は、'''素手で体を接合面から真っ二つにする'''というもの。時獄篇の顔グラでも再現されている。 |
− | : | + | |
− | + | == スパロボシリーズでの名台詞 == | |
− | :なお、この時あしゅらが自決に使った方法は、'''素手で体を接合面から真っ二つにする''' | ||
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=== マジンガーZ === | === マジンガーZ === | ||
− | ; | + | ;「今度こそギャフンと言わせてやるわ!」 |
− | : | + | :[[EX]]で甲児と対決した時の台詞であるが、[[ミオ・サスガ|ミオ]]には「いつの時代の言葉よ!」と突っ込まれる羽目になり、事実上の迷言となる。 |
+ | ;「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの[[ジェリド・メサ|汚名を挽回]]するのだ!」 | ||
+ | :[[第4次]]より。このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが、[[破嵐万丈|万丈]]に「汚名は返上するものだ」と突っ込まれ、EXのギャフンに続いて迷言となってしまう。 | ||
;「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」 | ;「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」 | ||
− | : | + | :[[α]]にて[[マ・クベ]]が撤退した直後に。 |
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;「おお、Dr.ヘル…お許し下さい! あしゅらは…あしゅらは!」 | ;「おお、Dr.ヘル…お許し下さい! あしゅらは…あしゅらは!」 | ||
− | : | + | :[[IMPACT]]でのバードス島決戦でブードを撃沈され、辞世の句も遺せぬまま爆死する。 |
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=== マジンカイザー === | === マジンカイザー === | ||
− | + | ;(この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)<br />(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ) | |
− | ; | + | :[[W]]にて弓教授に化けた状態でナデシコの艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、最も艦長として役に立たなそうな人物を見つけたときのセリフ。…彼の投票が決め手で[[ミスマル・ユリカ]]は引き続きナデシコの艦長となった。 |
− | : | + | ;「お、おのれえ! なぜ、学校にあのような爆発物が設置されている!? どうなっているんだ、日本の教育は!?」 |
− | + | :上記のコンテストの最中、機械獣軍団を出撃させ、会場である[[陣代高校]]を襲おうとしたが、校庭に仕掛けられていた地雷によって爆破されてしまった時のセリフ。悪役とは思えぬような正論ではあるが、かの戦争ボケ男たる[[相良宗介]]には通用するはずもなかった。 | |
− | ;「言われなくても、そうさせてもらう! | + | ;「もしそうだとしても学校にマジンガーを持ってくるとは非常識にもほどがある!!」 |
− | : | + | :同じく、コンテスト中のセリフ。これまた正論である。 |
+ | ;「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…」<br />「それは貴様らガルラだ!!」<br />「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」 | ||
+ | :[[W]]にて、自分達を利用しようとした[[サダック]]を粛正する際のセリフ。 | ||
;「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」 | ;「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」 | ||
− | : | + | :[[W]]において、敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとした[[ホネルバ]]に対しての台詞。その後[[地獄王ゴードン]]の攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。 |
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=== 真マジンガー 衝撃! Z編 === | === 真マジンガー 衝撃! Z編 === | ||
;「ひ、ひいっ!! 鬼ぃぃっ!!」 | ;「ひ、ひいっ!! 鬼ぃぃっ!!」 | ||
− | : | + | :第2次Z破界篇にて[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]との[[戦闘前会話]]…というより竜馬の威圧に押されての悲鳴。さすがのあしゅら男爵も竜馬の前では動揺するしかなかった。<br />……[[新ゲッターロボ|別世界の話]]ではあるが、竜馬はその[[鬼]]すらも凌駕するのだからタチが悪い。 |
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;「バアルの襲来が近い。今はその時ではないだろう」 | ;「バアルの襲来が近い。今はその時ではないだろう」 | ||
− | : | + | :「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」エンドデモにて、[[ガイオウ]]との会話にて。原作ではこの後自害することで[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]の面々を呼び出していたが、再世篇では[[バアル]]の存在から先延ばしにしている。 |
;「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ」<br />「願わくば、また再びともに銀河を駆ける日の来ることを」 | ;「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ」<br />「願わくば、また再びともに銀河を駆ける日の来ることを」 | ||
− | : | + | :去り際。トリスタンとイゾルデ達[[ミケーネ帝国]]も、はるか昔に[[ガイオウ]]ら次元将と共に[[バアル]]と戦ったらしい。 |
− | ; | + | ;イゾルデ「何もかも同じだ! そう、何もかも!」<BR/>トリスタン「だが、この後はどうなるか!? このまま同じ道を行くのか!?」<BR/>あしゅら「それは、この目で確かめよう!」 |
− | : | + | :「新世界の序章」より、[[第3使徒サキエル|第4の使徒]]を暴走状態で殲滅した[[EVA初号機]]を見ていわく。もしかするとこの二人はTV版の顛末を知っていたのだろうか? |
;トリスタン「愚かなり、兜甲児……!」<BR/>イゾルデ「愚かなり、人間……!」<BR/>あしゅら「いや……何も知らないということは幸福なのだろう。ならば、その幸福の中で朽ちていくがいい……」 | ;トリスタン「愚かなり、兜甲児……!」<BR/>イゾルデ「愚かなり、人間……!」<BR/>あしゅら「いや……何も知らないということは幸福なのだろう。ならば、その幸福の中で朽ちていくがいい……」 | ||
− | : | + | :時獄篇15話での去り際。ミケーネの神官と巫女は、何を知っているというのか……。 |
− | ; | + | ;「やあ、諸君。 ついにここまで来ましたね」<br/>「この先に待っているのは、これまでと違う、新しき世界」<br/>「ですが、この先を見るにはいささか覚悟が必要」<br/>「そこで皆さんには少しだけ猶予を与えましょう」<br/>「この先へ進むか…」<br/>「別の話を聞きながらその覚悟を決めるのです」<br/>「そう、それは少しだけ時間を遡る話…」 |
− | + | :CC「宇宙を守ってきた者達」にて。自身の命と引き換えにミケーネの神々を復活させたあしゅら男爵は語った。この先に待っている「新しき世界」とは? | |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *あしゅら男爵は、そのインパクトのある容姿のせいかパロディに用いられる事もある。例えば、ヤングマガジンで連載されていた古谷実氏の作品「行け!稲中卓球部」で銭湯の番台に座るあしゅら男爵のコスプレをしたオヤジというものがある。ただし、このキャラクターは何故かあしゅら男爵の女の顔の方が男湯だったりする。 |
− | * | + | *劇団R:MIXによる舞台劇「魔王降臨」の登場人物に、あしゅら男爵の容姿とキャラクターをそのままにしたような「アシュレイ=ダンケルク」なるものが登場しており、演ずる役者が一人で男声と女声を使い分けているという。ある意味、あしゅら男爵を生身の人間で再現したような形である。 |
− | + | *2014年放送の『ロボットガールズZ』(SRW未登場)にも、敵役として出演している。ただし、こちらの体はどちらも女性であり、男性の半身は「男性に見える」というだけのもの。担当声優も女性声優の久川綾女史単独である。 | |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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