ラッセル・バーグマン

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ラッセル・バーグマン
外国語表記 Russell Bergman
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 青木崇
デザイン 河野さち子
初登場SRW スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 20歳
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 オクトパス小隊
軍階級 曹長 → 少尉
コールサイン オクト2
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ラッセル・バーグマンは「OGシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍オクトパス小隊の一員。コールサインはオクト2。

多くのイロモノ揃いのメンバーの中で逆に異彩を放つ地味な顔つきに加えて、押しの弱い性格

上官であるカチーナ・タラスクとは付き合いが長く、毎度毎度彼女の粗暴な振る舞いに振り回されているものの、ある時にはカチーナを殴り倒して諫めるなど、しっかりした一面も持ち合わせている。

前述の通り、メンバーの中ではキャラ付けが地味で、ストーリー的に目立つこともなく、カットインも『OGS』でようやく追加され、専用BGMは未だに存在しない。逆にその地味さがキャラクター性でもあり、人気の一因にもなっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
初登場作品。キョウスケ編では序盤から登場。カチーナへの修正イベントがあるが、正直彼が目立つ所と言ったらそれくらいしかない。ヴァルシオン改などを手に入れられれば援護防御の鬼にもなれる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
ゼオラのパンツを見てしまったことで、カチーナにからかわれる場面も。前作同様、主な役割は援護防御と応援激励を活かしたサポート。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
ゲームにおける音声初収録。
ようやくカットインが入った。しかし専用BGMは追加されておらず、乗機のカラーリングが標準の青になったのも相まってさらに地味である。
スーパーロボット大戦OG外伝
出番が少ない。対抗馬が増えているので、援護防御役や補助精神コマンドですら活躍する局面に恵まれない。
第2次スーパーロボット大戦OG
量産型ゲシュペンストMk-II改に乗り換え。登場時は砲撃戦型のタイプCになっているが、成長は相変わらず格闘型。
ラ・ギアスの地味キャラであるゲンナジーと友人になったりする、相変らずの影薄な支援役…と思ったら、実は隠し武器「フリー・エレクトロン・キャノン」の入手条件に関わるというまさかの大役を持つ。「彼の撃墜数」と「48話で活躍できるかどうか(この話で撃墜数を稼ぐ上にウンブラを瞬殺する)」がカギとなる。しかしあまりに意外かつ困難な条件だったため、攻略本が出るまではスペシャルモード限定武器ではないかとまで言われていた。
また、「ラッセルが1ターンに4回援護防御する」という条件で取得できるトロフィーも存在する。その名も「その漢、鉄壁」。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
シナリオ上での出番に恵まれず、ゲーム上でもトロフィーや隠し条件に関わらなくなったため更に影が薄くなった。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
序盤からカチーナと共に出番があるが、中盤以降は全く出てこなくなる。
『OGs』の発売延期が重なったため、本作が初めて声がついた作品となった。なお、青木氏は実は兼ね役としてクスハ・ミズハを看取った医者役(イングラム・プリスケンの部下)を務めており、付き添いの看護婦はカチーナ・タラスク役の矢口アサミ氏である。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
カチーナの出番は多いが、ラッセルは目立たない。原作通りと言えばその通りだが。例の「クマさんパンツ」は拝むことができている。一方ドラマCDでは本編の地味なポジションをネタにした出番が多く優遇(?)されている。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

とにもかくにも防御が伸びやすく、ある程度レベルが上がればシュウに次ぐ数字にまで育つ。反面、それ以外は総じて今一つ……という、非常に尖った能力値の持ち主である。格闘射撃の初期値は概ね均等だが、デフォルト機体が射撃系の割に成長は格闘寄り。ツインユニットが組めるようになってからは同調を習得するようになったため、組ませる相方次第で互いの弱点をフォローしあえる。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

OG外伝まで
必中鉄壁信頼応援友情激励同調(ツイン)
ダメージアップ精神を一切覚えないところが彼らしい。鉄壁の消費が非常に軽いので、特機に乗せると相当な頑丈さを見せる。
同様に、応援の消費も軽い。自分に応援を使うことで、成長面での不安はほぼ無くせるのは嬉しい限り。
第2次OG
信頼、鉄壁、必中、応援、激励、同調(ツイン)
精神コマンドの習得数減少に伴い友情が無くなった。同調の仕様が変わりツインユニットを組んでいる間はずっと効果が続くので、プレイスタイルにもよるがラッセルの防御の有用性が上がった。
不足しがちな射撃と回避も同調で補完できるため、実戦で足手纏いになるような事態は起こり得なくなったと言えるであろう。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

OG1
底力L6、援護攻撃L3、援護防御L3、SPアップL6
高レベルの援護防御と、支援系精神コマンドの多用を支えるSPアップと、この頃から「縁の下の力持ち」の片鱗を見せている。
OG2OG外伝
底力L9、援護攻撃L3、援護防御L3
SPアップを失うも、なんと底力が最大レベルまで伸びるようになった。
OG2ndOGMD
底力L6、援護攻撃L2、援護防御L3
補正値の見直しにより、底力の伸びがOG1の頃に戻ってしまった。

固有エースボーナス[編集 | ソースを編集]

援護防御の最終ダメージ-20%(OG外伝まで)
援護防御の最終ダメージ-30%(OG2nd、OGMD)
彼のキャラクター性を如実に表している。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

先述の通り、現在彼の専用BGMは存在しないため汎用戦闘曲がデフォルトBGMになっている。OGs以後はキャラクターや機体別の専用BGMが大幅に増え、大抵のキャラが専用(あるいはそれに近い)BGMを持つようになったため、半ば汎用戦闘曲がラッセルのテーマになりつつある。

「BORN TO FIGHT」
OG1系列の汎用戦闘曲。
「RAIL TO THE DANGERZONE」
OG2以後追加された汎用戦闘曲。

人間関係[編集 | ソースを編集]

カチーナ・タラスク
上官。彼女にとことん振り回されつつも、しっかりとサポートする。
タスク・シングウジ
同僚。
レオナ・ガーシュタイン
同僚。
ゲンナジー・I・コズイレフ
地味仲間。彼と馬が合いOG2ndのEDではミオに彼によろしく伝えといてくださいと伝言を頼んでいた。ゲンナジーが水泳のオリンピック金メダリストだったからか見覚えがあったらしく、彼についてデータベースで調べていた。ただし、知り合ってからの期間が短いためかお互いの援護セリフは存在しない。次回作以降はラッセル側のみ期待したい。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「カチーナ中尉のカミナリに比べれば、これぐらい何ともない!」
ダメージを受けた際の台詞。例え相手がウェンドロだろうがヴィンデルだろうがアインストだろうが、ラッセルの中ではカチーナが最も怖い存在であり、彼女とそれ以外の存在の間には越えられない壁があるのだろう。
「…手を上げてすみません。しかし、今日だけは…今日だけは言わせてもらいます!」
「金輪際、自分勝手な真似はやめてください。この戦いは中尉一人でやってるわけじゃないんです」
「今は実績とか、テストパイロットにこだわっている時じゃありません」「みんなで、力を合わせて、DCや異星人と戦わなければならないんです」
「…自分はこれからも中尉の背中を守っていくつもりです」
「でも、あなたがまた同じことをするつもりなら…自分は何度でもあなたを殴ります!」
OG1の中盤でスタンドプレイを行ったカチーナに修正を食らわせた時の場面。流石のカチーナもこの時ばかりは反省しており、素直に謝罪していた。
「自分は一生……あなたの盾になる覚悟は出来ている!!」
OGクロニクルにて、半壊したゲシュペンストでカチーナを庇っての台詞。帰還後にカチーナは満更でもなさそうな反応を見せていたが、当人はこの発言が敬語を使っていなかったことに気付いて頭を下げるというオチがついた。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

F-28メッサー
『OG1』キョウスケ編初登場時に搭乗。防御型の彼と被弾に弱い戦闘機の相性は余り良いとは言い辛い。
量産型ゲシュペンストMk-II
カチーナと同時期に機種転換し、標準色のブルーの機体に搭乗。元々はエクセレンが使っていた機体で、GBA版では譲られた際にグリーンに塗り直していた。ゲームでは力不足であるが、修羅の乱終戦までこの機体で戦い抜いている。
量産型ゲシュペンストMk-II改
修羅の乱終戦後に受領した新型機。カラーリングは標準色となるブルー。ラッセルの戦闘スタイルと合致した、重装甲かつ砲撃戦仕様のタイプC装備を主に運用する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • また、非常に高い防御値と初期習得の援護防御スキルを併せ持つことから、ファンからは「ディフェンスに定評のあるラッセル」と呼ばれ、愛されている。
    • 大元のネタはバスケット漫画『SLAM DUNK』の登場人物「池上亮二」。
  • 実はカチーナを庇って戦死するという展開も予定されていた事を寺田貴信氏が明かしている。[1]

脚注[編集 | ソースを編集]