ブラス・ルノイエは『スーパーロボット大戦NEO』の登場人物。
アースティア在住の考古学者で、シャルの兄。
元々は古代科学の研究機関であるエルンスト機関に所属しており、専門は考古学。しかし彼らの科学技術に対する姿勢に自身と相容れないものを感じたため、妹のシャルと共に組織を離脱、フリーランスの学者となった。
その知識は考古学に止まらず、機械工学や医学を始めとした万学に通じており、イオニアへの乗船後は豊富な知識とエルンスト機関に関する情報力を武器に、部隊の知恵袋として活躍。後にエルンスト機関の長・キャオスとも和解し、戦後は彼女の戦災復興活動に同行することになった。
尚、設定イラストではスラッとした長身に描かれているためにそうは見えないが、実は致命的に運動音痴という弱点があり、初登場シーンも「ギャロップ（リューナイト世界において馬的な役割を持つ生き物）を上手く乗りこなせず逃亡されてしまい、途方に暮れている」という冴えないものであった。戦闘や潜入工作などの荒事は、基本的に妹のシャルに任せきりとのことである。
また、一人称は基本的には「私」であるが、時々「僕」になることがある。
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。NPCとしての同行になるが、本作では勉や教授ぐらいしか目ぼしい頭脳労働者がいないため、部隊の頭脳労働係として活躍する。とはいえ、実地調査と称して部隊を抜けることも割と多い。
- 立ち位置や言動から「裏切りそう」と予想するプレイヤーが多かったが、結局最後まで味方のままであり、違う意味で裏切られたプレイヤーも多かったとか（そういう意味では『W』のホリス、『魔装機神II』のギドと同じか）。
- シャーリィ・ルノイエ
- 妹。イオニアへの乗船後、久々に再会した際には洗脳された状態であったが、彼の洗脳解除魔法と駆の説得で自我を取り戻す。
- 稲葉駆、稲葉天音
- エルンスト機関時代に培った知識を活かし、彼ら兄弟に協力。天音のイオニアとの同調状態を解除しようと尽力する。
- キャオス・レール
- 研究方針が合わず、かつて袂を分かった間柄。彼は人の手に余る古代文明の遺産の活用に否定的であったが、キャオスの方はアースティア防衛のため、使える手段は全て活用すべきと考えていた。
- パッフィー・パフリシアほか
- オニオン渓谷にて、ギャロップに逃げられ途方に暮れていたところをパフの一行に拾われる。