ガッツ
特殊技能のひとつ。採用作品は多くないが、作品によって効果が大きく異なる。αシリーズや『OE』では底力の上位スキルとなっており、非常に強力。
採用作品[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦F完結編[編集 | ソースを編集]
精神コマンド「努力」「根性」の消費SPが15、「ド根性」の消費SPが30になる。「招かれざる訪問者」でのイベントをこなすと「スーパーガッツ」となり、先の効果に加えて、味方の数が敵の数より少ない状況下においてのみ、ガンバスターのHPが20%以下になると、一度だけHPとSPが全回復する[1]。
スーパーロボット大戦α、スーパーロボット大戦α外伝[編集 | ソースを編集]
底力の上位種。
HPの減少に応じて命中率、回避率、装甲、クリティカル率が上昇する。底力より上昇率が高く、リアル系で発動すると脅威の回避力になる。また、クリティカル率が大幅上昇することによる与ダメージの増加も見逃せない。能力の低いパイロットでも、この技能を所持しているか、いないかでかなり評価が変わる。
『第2次α』・『第3次α』では底力のレベル制化に伴い廃止。ガッツを所持していたパイロットも底力に変更されてしまったため、高レベルでないとガッツに比べ安定性に欠けるようになった。
ユニットのHP残量(以下) | |||
---|---|---|---|
12.5% | 25% | 50% | |
最終命中率 | 100% | 50% | -- |
回避率 | 100% | 50% | -- |
クリティカル率 | 100% | 50% | -- |
装甲値 | 70% | 20% | 10% |
ユニットのHP残量(以下) | |||
---|---|---|---|
12.5% | 25% | 50% | |
最終命中率 | 50% | 50% | -- |
回避率 | 50% | 50% | -- |
クリティカル率 | 50% | 50% | -- |
装甲値 | 50% | 25% | 12.5% |
スーパーロボット大戦COMPACT3[編集 | ソースを編集]
HPが11以上の時、撃墜されてもHPが10だけの状態で生き残る。必要PP:65。
集中攻撃を浴びている場合、被撃墜を一回だけ先送りにする程度であるが、高レベルの底力を持っていると、回避率が劇的に向上した結果、ほぼ無敵となる。
スーパーロボット大戦Operation Extend[編集 | ソースを編集]
『α外伝』以来の久々の復活。底力のレベル制に伴い、本スキルもレベル制となった。
『α』の時点でもかなり強力なスキルだったが、本作では攻撃・防御・命中・回避・クリティカル率とほぼ全ての能力値が大幅に上昇する凶悪なスキルへと変貌して帰ってきた。
その性能は従来の底力どころか本作の底力すらも追随を許さないものとなっている(ただし、その更なる上位版として底力:異能が存在する)。
一度、発動に成功すれば攻撃力とクリティカル率の上昇による相乗効果で与ダメージが大幅に増加し、雑魚敵は相手にならない。
強力なスキル故か、習得者は『α』の頃と比べると格段に少なくなっている。
ガッツLv | ユニットのHP残量(未満) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10% | 20% | 30% | 40% | 50% | 60% | 70% | 80% | 90% | 100% | |
1 | 10% | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- |
2 | 20% | 10% | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- |
3 | 25% | 20% | 10% | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- |
4 | 30% | 25% | 20% | 10% | -- | -- | -- | -- | -- | -- |
5 | 35% | 30% | 25% | 20% | 10% | -- | -- | -- | -- | -- |
6 | 40% | 35% | 30% | 25% | 20% | 10% | -- | -- | -- | -- |
7 | 45% | 40% | 35% | 30% | 25% | 20% | 10% | -- | -- | -- |
8 | 50% | 45% | 40% | 35% | 30% | 25% | 20% | 10% | -- | -- |
9 | 50% | 45% | 40% | 35% | 30% | 25% | 20% | 10% | -- |
また、ヴィラル専用スキルの「獣人」は回避とCT率に補正が入らないことを除けばガッツと同じ効果を持つ。
スーパーロボット大戦T[編集 | ソースを編集]
久々にノリコ専用スキルとして採用。
効果は大きく様変わりし「気力に応じて((現在の気力-100)÷5))、格闘・射撃・技量・防御・回避・命中に補正を受ける(最大+10)」となっている。
また、エースボーナス取得によって「スーパーガッツ」に強化されると、更に気力+ボーナスの効果が得られる。
スーパーロボット大戦DD[編集 | ソースを編集]
底力の亜種。HPが25%減少する毎に、攻撃力が増加する。増加量はガッツIが4%、ガッツIIが6%。底力と違って防御力が増加しない代わりに増加量が倍になっている。
敵の場合は増加量がより大きい場合がある。
主なパイロット[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦α、スーパーロボット大戦α外伝[編集 | ソースを編集]
- スレッガー・ロウ
- 鉄壁(DC版『α』では集中)も持つため、使い方次第ではかなりの実力を誇る。捨て身もあるのでトドメ役にもバッチリ。
- サウス・バニング
- 本技能と能力によりノーマルパイロット最強クラスと言えるが、PS版『α』では2回行動の遅さ、『α外伝』では援護を覚えないのがネック。また『第2次α』以降は一転して底力すら覚えていない謎の人。
- ガロード・ラン
- ガンダム系主役では唯一のガッツ持ち。発動に成功すれば無双が可能。クリティカル率上昇によるダメージ増加は大きい。特に第15話「あなたに力を」で熟練度を獲得するには、無改造のガンダムエックスで3EPまでに初期配置の敵を全滅させる必要があるため、ガッツによるクリティカル率の上昇が必要不可欠。
- ギャバン・グーニー
- 能力的には少々劣るが、指揮官と援護を併せ持つ意外な実力者。援護Lv3まで伸びるパイロットの中では強い方なので、クリティカル率の高い援護要員として役に立つ。
- ロイ・フォッカー
- 本人の能力自体も高いので異常に強い。『α』では2回行動も早く、『α外伝』では指揮官と援護も覚える。『第3次α』では底力に落ちるが、それでも十分強い。
- イサム・ダイソン
- 高い格闘値とYF-19の性能の高さで近距離戦においては無類の強さを誇る。集中を併用すればゴーストも恐れる必要は無い。射撃も低いわけではないので、通常のバルキリーでもその実力を遺憾なく発揮する。『第3次α』では底力に落ちるが、それでも十分強い。
- ジロン・アモス
- 回避面に若干の不安は残るが、高めの防御がさらに強化されるため安心して前線で暴れられる。フル装備のザブングルやウォーカー・ギャリアとの相性はバツグン。
- ファットマン・ビッグ
- 味方トップクラスの防御値に加え成長タイプもスーパー系なため、回避面は期待できないが耐久面は凄まじいものがある。援護Lv3があるので壁役としてだけでなく、ザブングル(フル装備)辺りに乗せればジロンにも劣らない雑魚キラーになれる。
- グレタ・カラス
- 戦艦には乗らないのが救いだが、甘く見ると高い防御によって生き残ってしまう点には注意。
- タカヤノリコ
- このスキルの元祖だけあって『α』でもやはり修得。スーパー系唯一のガッツ持ち。『第3次α』では底力にパワーダウン。
- リュウセイ・ダテ
- 念動力も兼ね備えているだけあって凄まじい命中、回避の補正を受けられる。『α外伝』では能力値や念動力Lvに下方修正が入るも、念動力の回避補正が引き上げられているためさらにとんでもないことに。『第3次α』で底力に落ちるが相変わらず強い。
- ミオ・サスガ
- 本人とザムジードの能力値的に若干の不安は残るが、マップ兵器使用時や援護参加時のCT補正値を上げるために発動させる価値は十分ある。ザムジードにHP回復があるため大抵は1ターンしか持たない。
- イーグレット・アンサズ、イーグレット・スリサズ、イーグレット・ウルズ
- 三人共通してガッツを所持している。元々命中回避は高いため、発動前に倒したい。特にウルズは分身で頻繁に回避される為、3人の中では最も手強い。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 敵として出るときは命中は元より、元々高い装甲が更に上昇することも脅威。味方になっても所持しているが、能動的に使うのは難しい。それでも生存率の上昇に役立つ。
スーパーロボット大戦COMPACT3[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児
- ボス
- 逆襲も同時に発動するため、必中をかけておけばエネミーフェイズに無双が出来る。
- 車弁慶
- OP曲で歌われる「ゲッターガッツ」の再現と思われる。SRW全体では流竜馬共々底力の方が習得率は高い。
スーパーロボット大戦Operation Extend[編集 | ソースを編集]
関連用語[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 講談社『スーパーロボット大戦F完結編 大攻略全書』107頁ではスーパーガッツの正しい発動条件が不明だったのか、このイベントだけの回復効果と記述されていた。