「ミツコ・イスルギ」の版間の差分

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'''ミツコ・イスルギ'''は「[[OGシリーズ]]」の登場人物。
 
== 概要 ==
 
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[[イスルギ重工]]前[[社長]]である[[レンジ・イスルギ]]の娘。レンジの死後に若くして[[社長]]に就任した。常にチャイナドレスを着用し、外見はなおっとり系のようだが、その実、表情は「とぼける」「含み笑い」「(裏のある)満面の笑み」と腹黒さの漂う物がそろっている。
 
[[イスルギ重工]]前[[社長]]である[[レンジ・イスルギ]]の娘。レンジの死後に若くして[[社長]]に就任した。常にチャイナドレスを着用し、外見はなおっとり系のようだが、その実、表情は「とぼける」「含み笑い」「(裏のある)満面の笑み」と腹黒さの漂う物がそろっている。
  
 
経済的利益のみを価値判断の基準としており、その為には戦争を煽ることも辞さない、「死の商人」の見本のような人物。[[L5戦役]]後は[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]以外にも、[[ノイエDC]]、[[シャドウミラー]]、[[インスペクター]]と関係を構築していた。しかし、当の本人はあっけらかんとしており、悪びれる様子は一切無い。[[ハガネ]]や[[ヒリュウ改]]らの部隊を「正義の味方」と呼び、揶揄・軽蔑している。
 
経済的利益のみを価値判断の基準としており、その為には戦争を煽ることも辞さない、「死の商人」の見本のような人物。[[L5戦役]]後は[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]以外にも、[[ノイエDC]]、[[シャドウミラー]]、[[インスペクター]]と関係を構築していた。しかし、当の本人はあっけらかんとしており、悪びれる様子は一切無い。[[ハガネ]]や[[ヒリュウ改]]らの部隊を「正義の味方」と呼び、揶揄・軽蔑している。
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自己保身に関しては天才的な才覚を発揮しており、周囲の人間が次々と死亡・破滅・失脚しながら自身は生き残っている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[レンジ・イスルギ]]
 
;[[レンジ・イスルギ]]
:ミツコの父でDC戦争時の社長。勝ち目の薄い[[エアロゲイター]]との戦いに与するのを嫌い、[[地球]]を[[エアロゲイター]]へ売り渡そうとする[[EOT特別審議会]]に協力するが、[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]の攻撃を受けて死亡した。
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:ミツコの父でDC戦争時の社長。
 
;[[グライエン・グラスマン]]
 
;[[グライエン・グラスマン]]
:連邦大統領[[ブライアン・ミッドクリッド]]の「[[イージス計画]]」を生ぬるいと考え、軍事政権を樹立するためにクーデターを起こし、大統領に就任した人物。ミツコもクーデターには協力したが、決して互いに信用しているわけではない。
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:ミツコもクーデターには協力したが、決して互いに信用しているわけではない。
 
;[[ニブハル・ムブハル]]
 
;[[ニブハル・ムブハル]]
:[[ブライアン・ミッドクリッド|ブライアン]]の大統領補佐官で、後に[[グライエン・グラスマン|グライエン]]に乗り換えて彼の大統領補佐官となる。[[マオ・インダストリー|マオ社]]が絡む[[SRX計画]]や[[ATX計画]]を後押ししており、イスルギにとってはあまり都合の良くない人間だったが、ともにグライエンのクーデターに関わった。作中では異星人勢力と繋がりのある人物とまではわかるが、正体は不明。
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:[[マオ・インダストリー|マオ社]]が絡む[[SRX計画]]や[[ATX計画]]を後押ししており、イスルギにとってはあまり都合の良くない人間だったが、ともにグライエンのクーデターに関わった。
 
;[[アーチボルド・グリムズ]]
 
;[[アーチボルド・グリムズ]]
 
:ミツコの商売根性に呆れていた。
 
:ミツコの商売根性に呆れていた。
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:[[マオ・インダストリー]]の社長。信念や発想の違いから、お互い相容れない存在である。
 
:[[マオ・インダストリー]]の社長。信念や発想の違いから、お互い相容れない存在である。
 
;[[マウロ・ガット]]
 
;[[マウロ・ガット]]
:連邦軍准将。『[[OG外伝]]』に登場。イスルギの子会社・[[ウォン重工業]]と癒着していた。マウロは[[ミロンガ]]の秘密をミツコに隠し続けたために、結果としてミツコは飼い犬に手を噛まれる事態となり、報復として[[暗殺]]された。
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:イスルギの子会社・[[ウォン重工業]]と癒着していた。マウロは[[ミロンガ]]の秘密をミツコに隠し続けたために、結果としてミツコは飼い犬に手を噛まれる事態となり、報復として[[暗殺]]された。
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
:『OG外伝』で[[バルトール事件]]の際に接触。『第2次OG』でも接触しており、ミツコ自身は彼がいかにして再び姿を現したのか驚いた様子であった。
 
:『OG外伝』で[[バルトール事件]]の際に接触。『第2次OG』でも接触しており、ミツコ自身は彼がいかにして再び姿を現したのか驚いた様子であった。
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;ケネス「……我が軍の情報をDC残党に流していたのは貴様だったのか、ミツコ・イスルギ。量産型ヒュッケバインMk-IIやビルトファルケンの強奪は、貴様が裏で手を引いていた事だったのか……!」<br />ミツコ「あら、今頃お気づきになりましたの?」<br />ケネス「そして、ノイエDCを支援していたのもやはり貴様……!」<br />ミツコ「ええ。そうした方が我が社の売上が上がりますもの」<br />ケネス「この女狐めが!」<br />ミツコ「あらあら、真っ赤になって。私が狐なら、そちらはタコですわね」
 
;ケネス「……我が軍の情報をDC残党に流していたのは貴様だったのか、ミツコ・イスルギ。量産型ヒュッケバインMk-IIやビルトファルケンの強奪は、貴様が裏で手を引いていた事だったのか……!」<br />ミツコ「あら、今頃お気づきになりましたの?」<br />ケネス「そして、ノイエDCを支援していたのもやはり貴様……!」<br />ミツコ「ええ。そうした方が我が社の売上が上がりますもの」<br />ケネス「この女狐めが!」<br />ミツコ「あらあら、真っ赤になって。私が狐なら、そちらはタコですわね」
 
:[[ケネス・ギャレット]]とのやりとり。言ってみれば両者とも悪役だが、役者が違う。
 
:[[ケネス・ギャレット]]とのやりとり。言ってみれば両者とも悪役だが、役者が違う。
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;「次のビジネスチャンスの為に、火種を残しておきませんとね。うふふふ……」
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:「会者定離の理」にて、[[スカルヘッド]]の処遇について[[ニブハル・ムブハル|ニブハル]]との会談で。この時の顔グラフィックは悪人面全開であるが、その[[ウォン重工業|ビジネス]][[バルトール|チャンス]]はとんでもない大スキャンダルになってしまうのだった…。
 
;「私を裏切るような真似をなさったら……最上級のお仕置きを致しますわよ?」
 
;「私を裏切るような真似をなさったら……最上級のお仕置きを致しますわよ?」
 
:『[[OG外伝]]』にて、マウロ・ガットに威圧的な形で釘をさした際のもの。後に[[バルトール事件]]の際にはこの言葉を実行に移した(お仕置きと言うほど生温いものではなかったが…)。
 
:『[[OG外伝]]』にて、マウロ・ガットに威圧的な形で釘をさした際のもの。後に[[バルトール事件]]の際にはこの言葉を実行に移した(お仕置きと言うほど生温いものではなかったが…)。

2024年2月9日 (金) 11:10時点における最新版

ミツコ・イスルギ
漢字表記 石動 光子
外国語表記 Mitsuko Isurugi
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 高口幸子
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 20代?
髪色
所属 イスルギ重工
役職 社長
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ミツコ・イスルギは「OGシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

イスルギ重工社長であるレンジ・イスルギの娘。レンジの死後に若くして社長に就任した。常にチャイナドレスを着用し、外見はなおっとり系のようだが、その実、表情は「とぼける」「含み笑い」「(裏のある)満面の笑み」と腹黒さの漂う物がそろっている。

経済的利益のみを価値判断の基準としており、その為には戦争を煽ることも辞さない、「死の商人」の見本のような人物。L5戦役後は地球連邦軍以外にも、ノイエDCシャドウミラーインスペクターと関係を構築していた。しかし、当の本人はあっけらかんとしており、悪びれる様子は一切無い。ハガネヒリュウ改らの部隊を「正義の味方」と呼び、揶揄・軽蔑している。

自己保身に関しては天才的な才覚を発揮しており、周囲の人間が次々と死亡・破滅・失脚しながら自身は生き残っている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
主なプロフィールは下記参照。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイクの際に異星人ゾヴォーグ)の詳細を知っている。
スーパーロボット大戦OG外伝
シュウとの会話などで登場。堂々と「ゲスト」の名を出しているからして、「南極事件」の詳細を知っている模様。エンディングでは、「対抗馬」「兵隊のスカウト」など新たな手駒を匂わせる発言をしており、さらなる暗躍を目論んでいる[1]
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
声は高口幸子氏が担当。ゲーム作品と違って非戦闘キャラでもボイスが付くのはアニメならではである。
第2次スーパーロボット大戦OG
ガイアセイバーズにエア・クリスマスを建造したりサイリオンを売り込んだりしているが、あまり深くは関与していない。ベガリオンに関しても鋼龍戦隊に出向させている他、(売れる見込みやパイプがないのか)ゲストには売りこもうとはせず、シュウとアルテウルのパイプ役を担ったりなど、心情などはともかく鋼龍戦隊には比較的プラスに動いている。アラセリの判断で交戦しているものの、彼女の判断で鋼龍戦隊と戦闘は行うこともない。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
『第2次OG』でのシュウとの密談の内容が明らかになる。その結果、彼女がスレイを鋼龍戦隊に合流させたのはシュウ直々の指名があったからだと判明した。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
EDのみ登場。ガウ=ラ・フューリアダークブレイン軍団残党の居城であるダークアイアン・キャッスルの接収を目論んでいたが、ガウ=ラ・フューリアはハロルド大統領の地球圏退去命令によって接収はできなかった。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
後述のレンジの死亡直後のミツコの姿が少しだけ描かれた。父親の死に対しても悲しむそぶりをみせることはなかった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

レンジ・イスルギ
ミツコの父でDC戦争時の社長。
グライエン・グラスマン
ミツコもクーデターには協力したが、決して互いに信用しているわけではない。
ニブハル・ムブハル
マオ社が絡むSRX計画ATX計画を後押ししており、イスルギにとってはあまり都合の良くない人間だったが、ともにグライエンのクーデターに関わった。
アーチボルド・グリムズ
ミツコの商売根性に呆れていた。
リン・マオ
マオ・インダストリーの社長。信念や発想の違いから、お互い相容れない存在である。
マウロ・ガット
イスルギの子会社・ウォン重工業と癒着していた。マウロはミロンガの秘密をミツコに隠し続けたために、結果としてミツコは飼い犬に手を噛まれる事態となり、報復として暗殺された。
シュウ・シラカワ
『OG外伝』でバルトール事件の際に接触。『第2次OG』でも接触しており、ミツコ自身は彼がいかにして再び姿を現したのか驚いた様子であった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

ケネス「……我が軍の情報をDC残党に流していたのは貴様だったのか、ミツコ・イスルギ。量産型ヒュッケバインMk-IIやビルトファルケンの強奪は、貴様が裏で手を引いていた事だったのか……!」
ミツコ「あら、今頃お気づきになりましたの?」
ケネス「そして、ノイエDCを支援していたのもやはり貴様……!」
ミツコ「ええ。そうした方が我が社の売上が上がりますもの」
ケネス「この女狐めが!」
ミツコ「あらあら、真っ赤になって。私が狐なら、そちらはタコですわね」
ケネス・ギャレットとのやりとり。言ってみれば両者とも悪役だが、役者が違う。
「次のビジネスチャンスの為に、火種を残しておきませんとね。うふふふ……」
「会者定離の理」にて、スカルヘッドの処遇についてニブハルとの会談で。この時の顔グラフィックは悪人面全開であるが、そのビジネスチャンスはとんでもない大スキャンダルになってしまうのだった…。
「私を裏切るような真似をなさったら……最上級のお仕置きを致しますわよ?」
OG外伝』にて、マウロ・ガットに威圧的な形で釘をさした際のもの。後にバルトール事件の際にはこの言葉を実行に移した(お仕置きと言うほど生温いものではなかったが…)。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『第2次OG』で判明した限りでは、ベガリオンアラセリ・ガルシア率いるサイリオン部隊と思われる。