「トレイス・クオ・ハイネット」の版間の差分

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テロ組織「ラーブァナの継承者」の厨房でそれと知らずに働いたため、ラングラン近衛騎士団の爆撃に巻き込まれることになる。たまたま潜入捜査として居合わせた[[ギド・ゼーホーファー]]の応急処置で命を救われた事を契機に『[[アンティラス隊]]』に深く関与していく。ラングランルートを進めていく過程で、家を出た理由・出身・経歴などが明らかになっていく。バゴニアルートでは、参戦こそするがクローズアップされないので分かりづらい。
 
テロ組織「ラーブァナの継承者」の厨房でそれと知らずに働いたため、ラングラン近衛騎士団の爆撃に巻き込まれることになる。たまたま潜入捜査として居合わせた[[ギド・ゼーホーファー]]の応急処置で命を救われた事を契機に『[[アンティラス隊]]』に深く関与していく。ラングランルートを進めていく過程で、家を出た理由・出身・経歴などが明らかになっていく。バゴニアルートでは、参戦こそするがクローズアップされないので分かりづらい。
  
=== 関連機体 ===
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== 関連機体 ==
 
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:彼女の実家が経営する会社がラ・ギアスに送り出した高性能魔装機。トレイスもその開発に協力していたという。そのため、『[[シュテドニアス南北戦争]]』でテロ組織に運用された「スヴェンドシリーズ」が民間人を襲う姿を目撃したトレイスの心に大きなしこりを残してしまった。そのしこりは家を出奔するほどに大きかったらしく、彼女の人生に影響を与えることになった魔装機といえる。
 
:彼女の実家が経営する会社がラ・ギアスに送り出した高性能魔装機。トレイスもその開発に協力していたという。そのため、『[[シュテドニアス南北戦争]]』でテロ組織に運用された「スヴェンドシリーズ」が民間人を襲う姿を目撃したトレイスの心に大きなしこりを残してしまった。そのしこりは家を出奔するほどに大きかったらしく、彼女の人生に影響を与えることになった魔装機といえる。

2014年3月1日 (土) 16:05時点における版

トレイス・ハイネット

エリアルの魔装機開発会社『ベルロード社』のトップの娘。現在は男装の麗人として活動しており、トレイス・クオ・ハイネットも偽名である(本編では何らかの理由でミドルネームを省略している)。彼女の素性は『アンティラス隊』では機密事項として扱われており、ギド以外で性別と素性を把握しているのは治癒術士のレミアと情報部顧問のセニア王女のみ。以前はロングヘアだったようだが、現在はショートヘアとなっている。

所属する流派は『神祇無窮流』。愛用する得物は長柄の武器。記憶力が高く、見聞きした事柄を簡単に暗記してしまう。実戦経験こそ少ないが、その素質を生かしてベルロードお抱えのテストパイロットを上回るセンスを有していた。応用力も高いため諜報部員としても優秀なものの、トラウマの多さをギドは気にかけている。

非常に温和で人当たりも良く、女学校で大切に教育されたためか人を疑うことをあまり知らない。その「人当たりの良さ」と「世間知らず」が災いして誘拐に巻き込まれたり、詐欺にあって手持ちの財布をすられたり、知らずにテロ組織の裏方に参加……等々、ある意味、その気質と出自にふさわしい波乱万丈な人生を送りつつある。また、生真面目な所があるのでギドやベッキーの発言をずれて捉えることもある。

過去のトラウマで、自分が女性として見られることに強い忌避感を持っている。同性愛者でも男性恐怖症でもないが、後述するスヴェンドの件もあって父親に対してはかなり嫌悪感を示している(「父親」と発言することすらできないほど)。

ちなみに、ハイネット(Hi-net)は「かつら」を意味する。

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

テロ組織「ラーブァナの継承者」の厨房でそれと知らずに働いたため、ラングラン近衛騎士団の爆撃に巻き込まれることになる。たまたま潜入捜査として居合わせたギド・ゼーホーファーの応急処置で命を救われた事を契機に『アンティラス隊』に深く関与していく。ラングランルートを進めていく過程で、家を出た理由・出身・経歴などが明らかになっていく。バゴニアルートでは、参戦こそするがクローズアップされないので分かりづらい。

関連機体

スヴェンド / スヴェンド・オラン / スヴェンド・ゲハード
彼女の実家が経営する会社がラ・ギアスに送り出した高性能魔装機。トレイスもその開発に協力していたという。そのため、『シュテドニアス南北戦争』でテロ組織に運用された「スヴェンドシリーズ」が民間人を襲う姿を目撃したトレイスの心に大きなしこりを残してしまった。そのしこりは家を出奔するほどに大きかったらしく、彼女の人生に影響を与えることになった魔装機といえる。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
初登場。メインルートはバゴニアとラングランのふたつ。顔見知り(アドバーザリー部隊)が直接関わるシュテドニアスルートでは戦闘に参加しない他、シナリオデモにもその姿を見せなくなる。
戦場で目覚ましい活躍をさせるには隠しスキル「転舞絶影」の取得にLv 25で習得する精神コマンド「隠れ身」の併用が必須。あとは必殺技「フォーティアンミラージュ」の改造を積み重ねていき、強化パーツにも「SPリペア」をセットすれば反撃を受けることなく単機無双で敵陣を壊滅に導くことも可能。「隠れ身」で潜伏しながら必殺技で戦場を荒らし回る姿には必見の価値がある。隠れた最強操者候補の一人。機体の色こそ明るいが、武器が鎌なこともあって死神の如き有様である。パイロットによってスペックが上下しやすいジャオームにかなり適合していると言える。なおラングランルートではレベルが自軍上位に入っていれば必殺技のランクアップが可能になり、攻撃力も魔装機レベルでは自軍屈指となる。その場合は自由選択枠に「魂」を入れるのも悪くない。
「アンティラスショップ」のマーケティングによれば、男女双方の客層から高い評価を受けているらしい。ショップ恒例行事となった感のある隊員によるコスプレ営業では、執事の格好をしていた。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

魔装機神シリーズ
悪く言えば平均的、よく言えば格闘特化。ただし、「一撃離脱」などの射撃スキルも習得する。

精神コマンド

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
感応信頼閃き隠れ身激励、自由選択

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
転舞絶影(移動後攻撃時の回避率が30%アップする)
※「免許皆伝」と併用すれば、正面攻撃からでも一般兵相手の被弾率は30%を切る……が、こちらは習得が自軍では最も遅いのが難点。

パイロットBGM

「クロス・ドレス」
専用戦闘曲。

人間関係

エリアル王国

父親
エリアルで重きをなす魔装機開発会社ベルロード社のトップ。彼の家系はエリアルでも名門にあたるそうだ。自社製品(スヴェンドシリーズ)の扱いを巡って娘との間に深い溝が存在する。
マンジ・フィールドナウ
知人。IIIの各ルートで接触を避けている。
キガ・ゾージュ
ベルロード社の元社員。操者として開発部に勤務していた。行き過ぎた感情の発露の結果、トレイスに対して「誘拐婚」を仕掛けて失敗(何かされる前に救出されたとのこと)。この時の出来事がもとでトレイスは女性として見られることに抵抗感を覚えるようになり、長く伸ばした髪を切り捨てて男装するようになった。事件直後は恐怖のあまり、部屋に閉じこもってしまったらしい。
ラングランルートで対峙した際は敵意と嫌悪感を示し、吐き気を催している。

神聖ラングラン王国

セニア・グラニア・ビルセイア
令嬢的な立場と家のしがらみを背負っているという境遇面で覚えた親近感からか、トレイスが問題なく隊内で行動できるように取り計らっている。トレイスの母を取り成したのもセニアである。

アンティラス隊

ギド・ゼーホーファー
敬愛する男性。基本的に優しく時に厳しく接してもらっており、公私において頼りにしつつある。しかし、流石に口説き文句を言われることには抵抗がある模様(ギド本人は無意識にそうしてしまい、直後に省みるシーンがある)。
レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
治癒術士としての都合もあり、トレイスが女性であることを知っている。またトラウマ克服のためにとトレイスとキガを向き合わせたギドに詰め寄る場面もある。
ファング・ザン・ビシアス
情報部の同僚。ただし、部門が異なるためかあまり関わらない。
シモーヌ・キュリアンレベッカ・ターナー
二人からは(男の)同性愛好者と思われている。ラングランルートでは、ベッキーの質問の「いい人」を文字通りに捉えてしまい、さも深い関係かのようなことを言ってしまった。
ジノ・バレンシア
戦術を教わる師の一人。キャンペーンマップでは、シモーヌとベッキーに勘違いされる羽目になる。
ゲンナジー・I・コズイレフ
彼との対話により、新必殺技を習得するきっかけになった。が、一瞬気が逸れた間に消え去ってしまったため、「本当に話していたのだろうか」などと言われてしまう。

その他

サフィーネ・グレイス
彼女からは男装に気づかれているが、理由は追求されなかった。なおシュテドニアスルートでの出番はこれっきりである。
フォーラン・デイクセン
初陣では彼女の駆るボランゾルンをガディフォールで退ける活躍を見せた。

名台詞

戦闘台詞

魔装機神シリーズ

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

余談

  • トレイス役の小林愛氏は、UXにてサヤ・クルーガーを演じていた。
    • なお、トレイスは父親への嫌悪から「父親」という単語すら発言できないが、サヤは自分の出自から義父からの愛情に素直に応える事が出来ず、死別するまで「父さん」と呼べなかった。