「ゲシュペンスト・タイプS」の版間の差分

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旧シリーズでは、PTにも関わらず白兵での肉弾戦に強く、ゲシュペンストパンチやゲシュペンストキックなどの武器が使える。しかし、これは汎用性を求めるPTのコンセプトには結局合わず、むしろ[[グルンガスト]]など[[スーパーロボット]]系のユニットに影響を与えた。
 
旧シリーズでは、PTにも関わらず白兵での肉弾戦に強く、ゲシュペンストパンチやゲシュペンストキックなどの武器が使える。しかし、これは汎用性を求めるPTのコンセプトには結局合わず、むしろ[[グルンガスト]]など[[スーパーロボット]]系のユニットに影響を与えた。
  
『[[OGシリーズ]]』では教導隊隊長[[カーウァイ・ラウ]]が受領し、部隊で運用していた機体。本編開始の数年前、宙間テスト中の爆発事故でロストしたとされており、実際は[[エアロゲイター]]によって捕獲、後に冗談と思いたいほど[[特殊能力]]を大量につけたボスとなってプレイヤーの前に立ちはだかっている。この時の機体を[[ラトゥーニ・スゥボータ]]は、機体の構成材質の約80%がエアロゲイターのもので構成されており、ゲシュペンストの形状をしているだけの別物と話している。[[ズフィルード・クリスタル]]が使われているため自己修復能力もある。
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『[[OGシリーズ]]』では教導隊隊長[[カーウァイ・ラウ]]が受領し、部隊で運用していた機体。本編開始の数年前、宙間テスト中の爆発事故でロストしたとされているが、実際は[[エアロゲイター]]によって捕獲、後にパイロット共々エアロゲイターの尖兵となってなってハガネクルーの前に立ちはだかっている。この時の機体を[[ラトゥーニ・スゥボータ|ラト]]は、機体の構成材質の約80%がエアロゲイターのもので構成されており、ゲシュペンストの形状をしているだけの別物と話している。また、試作型のジェネレーターがもたらす出力はPTからかけ離れており、本機を知る者から言わせると「特機」であると断言する程である。
なお、試作型のジェネレーターがもたらす出力はPTからかけ離れており、本機を知る者から言わせると「特機」であると断言する程である。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2017年8月15日 (火) 11:32時点における版

PTX-002 ゲシュペンスト・タイプS(Gespenst Type Strength)

スーパーロボット大戦シリーズ』では『第4次スーパーロボット大戦』で初登場した、史上初のパーソナルトルーパー(PT)。テスラ=ライヒ研究所の博士である主人公の父親が設計の一部を担当した。

スーパー系主人公時は連邦設立により中断された連邦設立前のアメリカ政府のグルンガスト開発計画の簡易試作機であり、量産PTのテスト機として光子力研究所でテストすることになっていた。

以降の作品では、マオ・インダストリーが開発した全てのパーソナルトルーパーの原点に位置する機体で、試作ラインAを使用して3機が同時にロールアウトした。

宙間戦闘重視仕様の汎用機としてロールアウト後に、装甲・火力を上げるための改修作業が行われ、さらにエネルギー不足を補うためにEOTI機関が新開発したプラズマ・ジェネレーターを取り付けた。 装甲不足は重装甲化で、制空能力の低さや手持ち式による遠距離射撃精度の低さという弊害は、胸部内蔵の固定砲台などによる火力の充実で補い、目標とする高い汎用性に近付けている。

旧シリーズでは、PTにも関わらず白兵での肉弾戦に強く、ゲシュペンストパンチやゲシュペンストキックなどの武器が使える。しかし、これは汎用性を求めるPTのコンセプトには結局合わず、むしろグルンガストなどスーパーロボット系のユニットに影響を与えた。

OGシリーズ』では教導隊隊長カーウァイ・ラウが受領し、部隊で運用していた機体。本編開始の数年前、宙間テスト中の爆発事故でロストしたとされているが、実際はエアロゲイターによって捕獲、後にパイロット共々エアロゲイターの尖兵となってなってハガネクルーの前に立ちはだかっている。この時の機体をラトは、機体の構成材質の約80%がエアロゲイターのもので構成されており、ゲシュペンストの形状をしているだけの別物と話している。また、試作型のジェネレーターがもたらす出力はPTからかけ離れており、本機を知る者から言わせると「特機」であると断言する程である。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
主人公が最初に乗っている機体。主人公と副主人公(主人公の恋人)の2人しか乗れない。
主人公がリアル系かスーパー系かで機体の仕様と武装が決定され、もう片方のタイプは登場しない。そのため、名称も「ゲシュペンスト」で統一されておりタイプR・Sの名前も無かった。
『F』と違ってMk-IIが手に入らないため、殆どのプレイヤーは専用機のグルンガストが登場するまで主人公をこれに乗せ、その後は他に乗れるパイロットがいないからという理由で副主人公に回す事になる。攻撃力が低い通常武器と強力だが燃費の悪い必殺技という極端な性能のグルンガストとは違い、スマッシュビームが威力の割に燃費が良く後半までこれ一本で戦っていける。扱いやすさに関してはゲシュペンストの方が上という人も。しかし、終盤でこの機体はスペック的に厳しいものがあり、副主人公を使っていくならば他のモビルスーツに乗せ替え方がいいので、この機体の出番は減ってしまいがちになる。
スーパーロボット大戦F
『第4次』とほぼ同じ。スーパー系で「真面目で優しい熱血漢」の主人公に限り、ゲッターチームの特訓に感銘を受け、ゲシュペンストキック(またはパンチ)を閃く。スーパー系は飛行可能だがビームコートはオミット。今回スーパー系では中盤で「恋人がいる」を選ぶと後継機が手に入るが、主人公と副主人公がMSに乗れるのはリアル系限定なのでスーパー系でゲシュペンストに乗ると後半きつくなる。
スーパーロボット大戦F完結編
リアル・スーパー問わず、1話で必ず後継機が手に入るので今回は早々に倉庫行き。相変わらずスーパー系ゲシュペンストに乗る方は辛いが、グルンガストが手に入るまでの辛抱である。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
ボス仕様のガルイン機が登場。前述通り味方ゲシュペンストとは桁違いの性能を誇る。味方機としては使用不可だが、後継機ならリュウセイ編に限り入手の可能性がある。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイク時とは変化なし。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
アニメとは違い、タイプSも登場。まさかの初代プラズマカッター改めプラズマスライサーを使い、往年のファンを驚かせた。

装備・機能

武装・必殺武器

スプリットミサイル
追加オプションとしてミサイルコンテナを装備。
プラズマカッター
本機の格闘専用のプラズマソード
スマッシュビーム/ブラスターキャノン
エネルギー消費方式。旧シリーズでは目から発射する。第4次では「スマッシュビーム」(射程1)。Fでは「ブラスターキャノン」(射程2)。
OGのブラスターキャノンは胸部から高出力ビームを放出する。射程6。
究極! ゲシュペンストキック/必殺! ゲシュペンストパンチ
初出はFで「まじめでやさしい熱血漢」のスーパー系主人公の場合、3話で習得する。前者は男性版、後者は女性版。威力や射程は標準装備のブラスターキャノンに劣るが、燃費など勝っている部分はある。
プラズマ・スライサー
『Record of ATX』にて使用したプラズマをまとった手刀。ヒーロー戦記のプラズマカッターの再現。

特殊能力

ビームコート
『第4次』で実装。『F』以降はオミットされた
G・ウォール
『OG1』でのバリアはこちら。
HP回復(小)
ボディの80%以上がズフィルード・クリスタルで構成されているが故の能力。
EN回復(小)
恐らくこちらもズフィルード・クリスタル由来の能力。
マインドブロック
ウェポンブロック

移動タイプ

第4次以外は飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「TIME TO CAME」
旧シリーズのオリジナルソング。
「BORN TO FIGHT」
汎用曲。ガルイン機のみこれ。「THE ARROW OF DESTINY」はパイロット曲。

関連機体

強化型・バリエーション機

ゲシュペンスト・タイプR
兄弟機。
ゲシュペンストMk-II・タイプS
後継機。正当発展型と言っていい機体。
ゲシュペンスト・ハーケン
シャドウミラーの存在した平行世界で、W00用に開発されていた専用機だが、日の目を見ることはなかった。この機体のデータを基に後述のファントムが開発されている。後に実機の製作の際にタイプSをベース機としている。
ファントム
無限のフロンティアに登場する、全長約3mの自律機動型パーソナルトルーパー。パーティーへの加入後は「ゲシュペンスト」と表記されるが、本項の機体群とは別物。詳細なスペックなどは未だ公表されていないが、ゲーム中では格闘兵装が充実しており、「究極! ゲシュペンストキック」やブラスターキャノンに相当する武装を使用していることから、タイプSに近い特性を持つ。その他、高度な電子戦装備やタイプR由来と思われる機能も見られるため、ゲシュペンストシリーズの集大成的側面もある。

関連機

グルンガスト
旧シリーズでは後継機。