マークゼクス
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マークゼクス | |
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登場作品 | 蒼穹のファフナー |
デザイン | 鷲尾直広 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ファフナー・ノートゥング・モデル |
型式番号 | Mk.VI |
所属 | 竜宮島・アルヴィス |
パイロット | 羽佐間翔子 |
概要[編集 | ソースを編集]
竜宮島製のファフナーであるノートゥング・モデルの一機、ファフナー・Mk.VI(マークゼクス)。
飛行用スラスターを搭載した空戦仕様で、マークジーベンと同型機。自分が空を飛ぶイメージを受け入れられなければ乗れないため、空戦型はノートゥング・モデルの中で最も適合者が少ないとされる。
パイロットは羽佐間翔子だが、彼女がパイロット不適合とされた為、取引材料として新国連に引き渡される予定だった。カラーリングは白色。
真壁一騎とマークエルフが不在の中、フェストゥム・スフィンクス型の攻撃を受けた竜宮島を救う為に、整備や武装も整わないまま出撃。苦戦の末、フェストゥム諸共「フェンリル」で自爆する。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。ファフナー系では唯一の修理装置持ちで、サポート向きの性能。通常は第15話「悲しみの飛翔」前後編の1話限りで離脱してしまうが、フラグ次第で生還するので是非とも助けたいところである。ちなみに、フェンリルで自爆したのに、いつの間にか修復されていた。
- スーパーロボット大戦UX
- 『K』の「レールガン」と「ロングソード」はそれぞれ「ノルン攻撃」と「体当たり」に差し替えられたが、基本的な武器性能は変わっていない。だが、よく考えると他の機体の様に専用装備が無い(ノルンはゲーム的には専用だが、本来は共有)。一段落した後も「武装も整わないまま」なのはどういうことか? そのため攻撃力は不足気味だが、他が優秀なのであまり困らない。必殺技が「体当たり」なあたり、下手に慣れない武器を持つよりも徒手空拳の方が強いと判断されたのかも知れない。
- 相変わらず修理装置持ちなので、翔子に「修理スキル」を持たせればノルンシステムの防御力と合わせて優秀な支援役として立ち回ってくれ、翔子の精神コマンドも機体ボーナスも非常に優秀なので、想い人や先輩、妹とPUを組ませるのも悪くないだろう。復帰タイミングも全体の中頃と比較的早く、長期間の運用が見込めるのも嬉しいところ。しかし、一番大きいのはPUへの空適応付与。第37話「命あるもの」までなら「加速」が使えるため、鈍足ユニットのお供にも最適。
- 翔子のフラグを立てれば隠しユニットとして正式参入する。翔子復帰時の状況が状況なので「オーラファフナー・ゼクスバイン」と言われる事も。フェンリルで自爆している事(なお、フェンリルで自爆したにも関わらず、マークゼクスは爆散せずにバイストン・ウェルに転移した事がキキの口から語られている)や、専用の設備と知識が必要になるファフナーの整備をバイストン・ウェルで翔子が行えるはずがない事、さらにはオーラコンバーター抜きだと翔子の高いオーラ力が活用されない事から、バイストン・ウェルに生息し、オーラマシンの素材になる生物等(ちなみに強獣は『ダンバイン』の方であり、『リーンの翼』の方でオーラバトラーの素材となるのは特殊な昆虫)を使用して修復が行われた可能性もある。稀に見るクロスオーバーなので、プレイヤーの想像の余地が働く展開ではある。
- なお、殆どのファフナーは第3部に入るとノルンシステムを失う(ブリュンヒルデ・システムのサポートが受けられないため)が、本機のものはそのまま残る。マークアインも同様なので、単に劇場版仕様が存在しない機体に残されているだけだと思われるが、バイストン・ウェルでも平気で前述のサポートが必要になるノルンを使用していたことから、オーラ力で操っているのではとネタ的に推測される事も。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
本体装備[編集 | ソースを編集]
- ナックルガード
- 格闘時に展開される手甲装甲。
- SRWでは武装としては未採用。
- レージングカッター
- 腕部に内蔵された切断力を持つロケットワイヤー。
- SRW未採用。
- マインブレード
- 敵に突き刺した後に爆発する短刀。脛の関節を曲げたところに収納。翔子の変性意識が反映され、劇中通り滅多刺しにする。
- デュランダル
- 三点バースト式ハンドガン。小型で携行性に優れるが威力は低い。腕部にマウント。劇中で唯一搭載されていた銃火器。
選択装備[編集 | ソースを編集]
- レールガン
- ファフナーからエネルギーを供給されて発射する射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出し、充分な威力を持つ。原作では未使用。
- 『K』のみ。
- ロングソード
- マインブレードの強化型。敵に突き刺した後に爆発する長剣。原作では未使用。マインブレードのモーション同様逆手に持つ。
- 『K』のみ。
召喚攻撃[編集 | ソースを編集]
- ノルン攻撃
- 『UX』のみ。ノルンシステムのレーザーで敵を攻撃した後、ノルンのバリアで敵を拘束。そこへデュランダルを撃ち込む。射程が3~7とファフナー系では結構長いが命中補正が低い。ついでに唯一バリア貫通持ち。移動力低下の特殊効果を持つ。
必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- フェンリル
- 第6話「翔空~ぎせい」にて使用されたマークゼクスの気化爆弾による時限式の自爆装置。他のファフナー各機にも備え付けられている。名称の由来は、北欧神話で主神オーディンを噛み殺した狼「フェンリル」から。
- フェストゥムを殲滅できる程の威力を持つが、これを起動させる事=パイロットの死なので、最後の手段となる。
- フェンリルの起動から爆発に至るまでの4分の間に展開された翔子ら『蒼穹のファフナー』の登場人物達のドラマは、フェンリルの非情なカウントダウンとあいまって視聴者の胸を締め付けた。
- 体当たり
- 『UX』のみ。通常は体当たりするだけだが、トドメ演出では対象を掴んで天まで飛翔し、敵機を離した後ノルンの攻撃で敵機を破壊、ノルンのバリアに守られながら離脱する。
- トドメ演出は原作の自爆に至るまでの流れの再現(本当はこの技のようにするつもりだったのだが、機体が同化されて離れられなくなったので自爆を選んだ)なので、動作の途中で「自爆するのでは?」と不安がったプレイヤーは多い。
- 威力はそこそこだが、射程が1~3と大半のファフナーの最強武器と噛み合うため使いやすい。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備、銃装備
- 切り払い、撃ち落としを発動。『UX』ではロングソードを装備していないため、銃装備のみ。
- ノルンシステム
- バリア。レーザーでの攻撃やバリアを張ることができる無人のサポート兵器。『UX』では他のファフナーと異なり総士がいなくなった後も削除されずに残る。
- 修理装置
- スパロボ独自の要素。
- 小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。
- ジークフリード・システム
- 皆城総士をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。
- クロッシング・システム
- 蒼穹作戦以降に搭載。『UX』では(出撃している同能力持ちのファフナーの数-1)×3だけパイロットの格闘・射撃・技量・防御が上昇する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- UX
-
- 初期段階:資金+10% 運動性+5 地形適応:空A
- 第二段階:資金+15% 運動性+10 地形適応:空S
- 第三段階:資金+20% 運動性+20 地形適応:空S スペック低下無効
- 最終段階:資金+30% 運動性+30 地形適応:空S スペック低下無効
- 前述の通り非常に優秀なボーナスがそろっており、運動性アップと空適正アップで地上では破格の回避率を持つ。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「ナイトヘーレ開門」
- ファフナー系汎用。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- vsフェストゥム・スフィンクス型戦
- 第6話「翔空~ぎせい」より。アルヴィスにおける唯一の戦力である一騎のマークエルフが出払っている際に、竜宮島へ別個体のフェストゥム・スフィンクス型が襲来。一騎の帰ってくる場所を守るべく、翔子はマークゼクスで出撃する。
- だが、折悪しくマークゼクスの整備は不完全かつ武装も不充分な状態であり、翔子もまた実戦闘慣れしていなかった為に、次第にスフィンクス型に追い詰められていく。そこで、翔子はスフィンクス型をマークゼクスごとワイヤーで固定し、竜宮島上空へと飛翔した。
- 竜宮島の遥か上空へ到達し、翔子は総士から「スフィンクス型を離せ」との指令を受けるが、生憎スフィンクス型はマークゼクスと同化して離れなくなっていた。意を決した翔子は、マークゼクスの時限式自爆装置「フェンリル」を起動。そして「フェンリル」起動から4分後、マークゼクスに閃光が迸り、翔子はスフィンクス型を道連れにして蒼穹の彼方に消えた…。
- 翔子の死は、一騎らアルヴィスの人々および視聴者に深い悲しみを与えたのであった。
スパロボシリーズでの名場面[編集 | ソースを編集]
- 帰還 -せんし-
- 『UX』第27話バイストン・ウェルルート「地上人のオーラ力」より。ネロの力によってUXの別動隊はバイストン・ウェルへと飛ばされて、反乱軍に力を貸す「凄腕の女聖戦士」の噂を聞く。
- その後、反乱軍の拠点アブタ・ブラスでの戦いで別動隊の母艦であるトレミーはホウジョウ軍の新型オーラバトラー・シンデンの前に窮地に陥る。だが、そのトレミーの危機を凄腕の女聖戦士が救う。一発の砲撃と共に現れた戦士の正体は、想い人の帰る場所を守る為にフェストゥムを道連れに散華したはずの白きファフナー・マークゼクスとそのパイロットである翔子であった。
- 聖戦士として覚醒したオーラ力を発動した彼女はシンデンを一撃の元に返り討ちにする。オーラ力を持ち、曲りなりにも聖戦士のロウリの力は自軍を圧倒するものだった。しかし翔子は彼を遥かに上回る清きオーラを持っていたのだった。正しい意思をもって発動する地上人のオーラ力を示した翔子はバイストンウェルを轟かす凄腕の聖戦士の噂に違わぬ実力をUXに、そしてホウジョウ軍に見せつけたのであった。
- 散ったはずの翔子が帰還した事にファフナーのパイロット達は喜び、総士も即座に戦いに集中するように命令しているものの嬉しさを隠せずにいた。戦いの後、再会した一騎は伝えられなかった感謝を彼女に伝えた。「おかえり、翔子…」。
- ちなみにこのイベントで使用した技は「体当たり」だが、明らかに総士が状況を把握し切れていない状況でノルンを使用していたため、前述の「オーラ力でノルンを操作」ネタが生まれることになった。
- 姉妹 -きずな-
- 『UX』第35話「選択-けつい-」より。咲良の同化現象発症とその看病に伴う剣司の戦線離脱、ラインバレルの封印にベイバロンの大破と新規加入戦力以上の戦力低下を強いられるUXの前に加藤機関とホウジョウ軍がラインバレル奪取のためにJUDA本社へ総攻撃をかける。
- その最中、ベイバロンを失ったカノンは自ら「ここにいる」事を選ぶためフェストゥム・ゲネの投与を決断。後を追ってきた翔子はカノンの決意を問い質し、「やりたいようにやりなさい」とかつての自分と同様に「ここにいる」事を望んだカノンの選択を「姉」として後押しする。
- 直後、JUDA本社へと迫りくる加藤のツクヨミを阻止したのはマークゼクスと、主を失ったはずのマークドライ。瞬く間に加藤に随伴する新型アルマ2体を撃破した白と橙のファフナーを操る血は繋がらずとも深い絆で結ばれた姉と妹は、愛にも似た異常な執念を抱く孤独な男に立ち向かう。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- マークジーベン
- 同型機。こちらは狙撃に特化した射撃戦仕様。
商品情報[編集 | ソースを編集]